禁断の闘い　その6 (Pixiv Fanbox)

「うわぁあああああああ」

パシッ

沙織の指先がロープに触れた。ロープブレイクだ。

さすがにまだこの程度じゃギブアップは奪えないか・・・

玲香は沙織の両脚を開放し、次の一手に備えて距離をとった。

その時

バシィ

振り返った玲香の目に飛び込んできたのは沙織の足だった。

ローリングソバット・・・！？

玲香は胸元に激しい一撃を喰らい、マットに激しく倒れ込む。

そして沙織は玲香の脚を取り、膝十字を極めた。

「あっちょっとああっ痛い痛い痛い」

「お返しだよ！れいちゃん」

「くっこの‥」

玲香は身をよじって痛みを和らげようとするが、沙織は玲香の左足を離してくれず、

さらにかかとを攻めてきた。アンクルロックだ。

「うあああああああいたああああい。痛い痛い痛いあああ」

「れいちゃん！ギブアップ？？」

沙織はお尻を何度も落としながら玲香のかかとを攻め続ける。

「あん」「ああ」「ひぁっ」

自分でも情けないと思いながらも耐え難い激痛にどうしても声が出てしまう玲香。

どうにかしないと…