僕のルーツと、憧れの絵描きさんたちの話(中) (Pixiv Fanbox)
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皆さん今晩は!にいちです。
いつも応援して戴きありがとうございます。
今日は、僕の過去の作品と、その時に憧れていた絵描きさんのお話、第二回目です。
第一回はこちら↓
fanbox post: creator/1035047/post/823923
それでは早速行ってみましょう!
④東方Project 2012年8月
この時期は、今でも自分のイラストの根っこを担っている、とても大事な時期でした。
髪が一番わかりやすいと思うのですが、
これまでと比べ、塗り込みの量が増えています。
厚塗りに近い形で髪や服のシワを塗り込むことで、
影の付け方、コントラストの出し方など、絵を描くうえで必要になる感覚的なものを多く学ぶことができました。
この時期憧れていたのは、とりのあくあさんです。
twitter post: 1222207608091627520
Pixivでは当時のイラストは削除されていますが、ご本人が改めてあげてくださっているツイートがあったので引用。
ちょうどこの左のフランちゃんの時期です。
今見ても、分厚い塗り込みにもかかわらず内から光が溢れてくるような色彩感覚は圧巻ですね。
目いっぱい加工してるのにキャラクターがボケないバランスも、すごいとしか言いようがありません。
⑤オリジナル×2枚 2013年2月~13年8月
この時期は、実は影響を受けている人がいません。
というよりは、憧れの人たちの絵と切り離して、自分の絵を見つめ始めた時期です。
多くの人に憧れて絵の練習をしてきましたが、
この辺りでようやく、自分の描きたいものは何か、という根本に立ち戻りました。
「目を閉じれば浮かんでくるような、郷愁を感じる風景と、
等身大の女の子」。
色々考えた末に行きついたテーマは、
その後イラストの枠を超えて漫画の創作においても一貫して、
今日までの僕の活動の道しるべになってくれています。
⑥オリジナル 2014年4月
ここから先は、「憧れて影響を受けた」というより、
「自分の作品の方向性と近い作家さんと自然と交流が深まり、好きになった」というのが正しいです。
ですので、「自分のイラスト振り返りついでに好きな作家さんを紹介するよ」くらいのテンションで見て戴ければと思います。
まずはこの絵。
実は、僕が一番思い入れが深いイラストでもあります。
未だにTwitterのアイコンこれですね。
というのも、
⑤で見つけた「自分の描きたいもの」を、初めて綺麗に表現できたと思う一枚だからです。
6年前なんですね。なんてことだ。
この時期よく見ていた…というより、
未だに僕の好きな作家さんの中で一二を争うのが、きりさきさん(きりしゃんさん)です。
https://www.pixiv.net/artworks/41769224
これまでの人たちのような圧巻される表現ではなく、
女の子の素朴で自然な仕草というか、「そこにいる感じ」がとても好きです。
https://www.pixiv.net/artworks/31018110
声や気持ちが絵から伝わってくる暖かさは、今でも僕が表現したい理想のとても近くにいるお一人だと思っています。
コミケでお話しできた時は嬉しかったなぁ。
…さて、いかがでしたでしょうか。
次回はいよいよ、このシリーズの締めくくりです。
近日中にアップしますので、楽しみにお待ちください!
にいち