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皆さんこんばんは!

にいちです。


今日は、「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」(以下「マル秘展」)という展示に行ってきたので、そのお話をしようと思います!


(※勿論、誰かに紹介を頼まれたわけではなくて、

クリエイターとしていい刺激を貰えてわくわくしたので、それを皆さんにお話ししたくなっただけです!)

(公式サイト:"http://designcommittee.jp/maruhi/index.html"より引用)




(※注意:以下、展示作品の写真がいくつかありますので、前情報なしで見に行きたい方はご注意ください。)























■どういう展示?

マル秘展は、プロのデザイナーさんのデザイン原画、すなわち

「商品になる前のもの」や、「商品にならなかったもの」のスケッチなどを集めて、展示したものです。


BANDAIが、BANDAIになるまで。



遠藤周作『沈黙』の表紙デザイン案。





■スケッチっていいね

中でも僕が好きだったのは、デザイナーたちの習作・スケッチの数々でした。


メモ帳にスケッチを書き溜め、並べ、そこから新しいデザインを見つけていく。

机の上に広げて一覧して、それらを結び付けることができるのは、アナログならではだなぁと思いました。



とあるイベント会場のデザインを考える際、各スペースをパンフレットのような見開きページの画面構成に見立ててスケッチしたもの。

会場を巡ったときに、一つの物語を読んだようなストーリー性を感じられそう。



他にも、calbeeやベネッセなど、皆が知っているあのロゴが、どのような過程を経てあの形になったのかが順を追って見られて、とても面白かったです。




■形を得るということ

会場では、デザイナーのスケッチに合わせて、

そのスケッチを元に完成した「商品」も展示されています。


時計のスケッチと、完成した時計。⌚



布材の組み合わせのスケッチ(左)と、それを基にしたテキスタイル(右上)。

デザイナーが思い描いたものが形になって生まれている、その実感にわくわくします。




■全体を通しての感想

スケッチ帳にアイデアを書き溜め、

色々なインプット・アウトプットを試行錯誤し、

その時代、その作品に最適なものを見つけ出していく。


デザインが作られていくその過程は、どことなく漫画家の作品作りにも通ずるものがあるような気がします。


時代を代表するデザイナーが迷い、苦しみ、

手探りの中から作品を生み出している過程をかいま見て、

自分も色々試行錯誤していい作品を生み出していこうと、気が引き締まった一日でした!



楽しかったー!



にいち

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Comments

Anonymous

マル秘な原画展、行かれたのですね! これ、ポスターをみて行ってみたいと思ったものの、地方に住んでいるので ^-^;; 対象が何であれ、モノが作られていく過程を見るのは、とても楽しいですよね。デザイン制作過程に限らず、職人さんの手技を見るのなんかも大好きです。 にいちさんが FANBOX で制作過程を見せてくださっているのも、楽しく拝見させていただいてます。 ありがとうございます :-)

Anonymous

にいちさんの知識に貪欲な所とても尊敬するし好感が持てます! きっとそんなにいちさんだから、日常からお話のネタを見つける事ができるのかなと思います! あとは「恋が夫婦になる前に」の「本日の一押しポイント(申告制)」のお話みたいに普段あげる作品の頑張った所や前回のキャラの描き分けのお話みたいにいつもと違う表現をされたところなどコメントに書いたりするともっとたくさん見てくれるんじゃないかなと思いました あの「ゲーム好きの友達と色々するお話」の「ゲーム好きの友達に女装させられる話」のホットパンツ のように! 追記 あのコメントのおかげで読み返すたびにホットパンツ から目が離せないです

zaehar

ああ、これ私も行きたいと思ってる奴! 楽しい1日、良かったですね^_^

ジェイジェイ

存じ上げない方が多かったですが、作品見て「あー知ってる」なのが多いのにはビックリ。こういうの面白いですね。行ってみようかな。

Anonymous

こういう展示系って自分は全くいかないのですが、これ見てると展示も少し面白そうだなって思いますね…BANDAI(現ロゴ)の上にあるBANDAIのデザインがオシャレすぎる…('ω')

Anonymous

今日 出張で東京に行く機会があったので行ってきました。 印象的だったのは、アイデアスケッチや図面の中にたくさんの「言葉」があったことです。。。隈圭吾さんの高輪ゲートウエイ駅の形にはこんなに多くの言葉があるんだと感動しました。 建築やグラフィックデザインなどでも思いを伝える為には言語化する過程も必要なんだなと思いました。 素敵なイベントを紹介していただきありがとうございました(^^)

niichi021

なさん、ありがとうございます! そう、モノが作られている行程そのものがわくわくするんですよね。 FANBOXでも、そういうわくわくを感じてもらえるように色々公開していきます!

niichi021

リューズさん、ありがとうございます! 元は出不精なんですが、最近は専業になったこともあり、幅広く色んなものを目にしていきたいなと思っています。 表にあまり出ないこだわりとかも、せっかくFANBOXという場があるのでどんどんお話していきたいですね!

niichi021

zaeharさん、ありがとうございます! デザイナーのお名前を存じ上げてなくても、『えっこのロゴ作った人なの!?』ってびっくりされるほど有名なロゴの製作過程とかが載っていますので、ふらっと行っても楽しめると思います!(隣会場で無料入場できた、木とチョコ?の展示も素敵でした)

niichi021

ジェイジェイさん、ありがとうございます! そうなんですよね、お名前を存じ上げずにふらっと入っても大丈夫なほど、有名なお仕事を手掛けてらっしゃる方々なので見てて楽しかったです!

niichi021

ヨモギさん、ありがとうございます! BANDAIの原案、いいですよね笑 他にも、全国野球大会(甲子園)のロゴだったり、誰でも知っているようなロゴができる過程は見てて楽しかったです!

niichi021

Katsutoshiさん、ありがとうございます! イベント行かれたんですね!言葉、良かったですよね。ふと頭をよぎったんだろうなーって感じの、素の言葉の羅列に感じるものがありました。("WOW!"とか、テンション上がったんだろうなって…笑) 圭吾先生の展示は一列全て高輪ゲートウェイのデザインでしたね。これまでの年月を振り返ったり、一つのプロジェクトを重点的に見せたり、あの一列のスペースをどのように使うかも作家性が出ていたように思います。