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皆さんこんにちは!にいちです。


ゴゴゴ…プラン(¥555/月)の特典の一つに、

・販売終了となった過去のオリジナル同人誌(C89~C93新刊)閲覧可能

があります。


プラン作成時は、該当する同人誌がC89-C93のみだったのですが、

おかげさまで2年経ち、新たに頒布終了となる同人誌が出てきました。


これらについては、

「頒布終了から半年経過したタイミングで順次上記特典に追加する」ことにしました。

(頒布終了後すぐに追加すると、最後に買ってくださった方が不利益を感じるためです。)



というわけで、本日はC98新刊「それは恋ではないけれど -目つきの悪い子-」を公開します!



■それは恋ではないけれど -目つきの悪い子-
























いつだったかインタビューで答えたことがあるのですが、

僕が絵を描き始めたのは、小学生の頃に遊んだゲームがきっかけでした。


画面の向こうに広がる世界がどこまでも広く、そして自分がその片隅で暮らしているような体験。

それが、「ものをつくる」ということの素晴らしさ、楽しさを教えてくれたように思います。


仕事になるとは思っていませんでした。

僕は親にのびのびと育ててもらったので、恩返しのためにもしっかり勉強して、安定した職業につくつもりでした。


でも心の隅であのゲームを起動したときの輝きがずっと消えなくて、

仕事をこなしながら、空いた時間を全部創作に充てて、地道に活動を続ければ

いつか親も自分も納得する形で創作で生きていける日が来るかもしれないと、半ば夢物語のように考えていました。


だから今こうして皆さんと一緒に楽しみながら、創作を仕事として生きられているのは、僕にとっては本当に夢みたいなことです。

でも同時に、そこまでの自分の道のりは、ちゃんとあの最初のゲーム体験から今日まで地続きに続いていて、

たぶん、この先自分の活動がどこまで広がって遠くに行ったとしても、その感覚は消えずに残るんだろうなと思います。



なんだかあまりうまく言えませんが、

「それは恋ではないけれど -目つきの悪い子-」で描きたかったのは、そういう連続性のお話です。





今回初めて「それは恋ではないけれど」を読まれた方は、

ぜひ以下のゆるゆるを読み返していただければ嬉しいです!

立花さん(淡髪フォトグラフィー)とミーナちゃんに挟まれる守屋さんが見れます。

ゆるゆるアラカルト14「いっぱい書いて」

※本日のゆるゆるアラカルトは、同人誌「淡髪フォトグラフィー」の二人のその後のお話です。短い1ページ漫画ですが、一応本編のネタバレを含みます。※ ■無料公開「太陽に髪が透けるたび」(同人誌本文24ページ中の冒頭8ページ) https://www.pixiv.net/artworks/65633292 ■同人誌 ■ゆるゆるアラカルト14 人気のモデルさん...


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Comments

Anonymous

本当にいちさんの作品は最高です! 最後の「確かに私の青春でした」 のフレーズも好きですし! 守屋さんが同じポーズを三回やって特に2回目のセリフと一緒にするシーンの大地の目元の見える描写がとてもえも言われぬところでした! あとは「画面の向こうに広がる世界がどこまでも広く、そして自分がその片隅で暮らしているような体験。」 すごくわかります! 僕はゲームではなく小説でしたが、物語を読んで想像の中でキャラクターを浮かべ場面を浮かべ声や表情などを想像してまるで自分がまるで自分がその場に立っているような感覚だったりキャラクター目線で物語を見たりするのが読んでいてとてもワクワクして見ています! それを漫画という形で表現しているにいちさんをすごく尊敬します! にいちさんの描く物語は言葉選びもうまく感じてとても引き込まれます。 何度読んでも心が動かされます これからもにいちさんの作品を楽しみにしています!

こぎつね

「不幸な境遇も不運も愛せ」とまで言うことはできないけど、過去の経験や環境の全てが今の自分を作っているのは確かなんですよね。 あの時心に残るあの作品に出会えていなかったら。 そう思う場面は自分ですら幾つもあります。 にいち先生の作品も、先生自身の過去の経験があったから生まれて、読んだ人に「あーこんな青春過ごしたかった」とか「もう少し世界の解像度上げてみたいな」とか影響を与えているのでしょう。 素敵な作品をありがとうございます。

ジェイジェイ

このお話好きです。 何気ないことがきっかけでその後の自分が大きく変わるって、後になって思い返すといろいろあったり。 普通に会社員やってる自分ですが、もし自分が違う道にすすんでいたらとif展開を考えることもあったりします。モチロン今の状況にも満足していますけどなんかドキドキしますよね。

Anonymous

安定した伏線回収の良さを感じますね・・・(好き) これはまだ何かを感じますね・・・

Anonymous

初めて読んだんですけどめっちゃいい話ですね! 学生時代を思い出しちゃいました!! 最後のミーナちゃんの「ブタイアイサツと〜ブタノテキカツは似てる〜」は笑いました(笑)

かなづきしんじ

あとがき読んで慌てて読み直したんですよねーやられましたわ…

Anonymous

もう そんなに時間経ってたんですね、この本が家にあることを嬉しく思う… にいちさんの同人誌で「現実もたまには嘘をつく」以外のを初めて買った本がこれだったはずだから、めっちゃワクワクしながら読んだ記憶が…最後に巡り巡って二人が繋がるところ本当に好きです(*´ω`)

Anonymous

小さい頃に読んだ本や、遊んだゲームって、一生の宝物になりますよね。将来にいちさんの作品がそれになる人がたくさんいることでしょう。

niichi021

輝月さんありがとうございます! 直とか真白とか、メインエピソードの後に大人として色んなお話に絡む子たちもいますので、また守屋さんもどこかで描きたいですねー😊

niichi021

蒼さんありがとうございます! >将来にいちさんの作品がそれになる人がたくさんいることでしょう。 そう言っていただけると嬉しいです!多くの作品に憧れたり惹かれながらこの道に入ったので、僕もまた誰かにとってそういう存在になれるよう頑張りたいですね!

niichi021

オリエンタル玉子丼さんこんにちは!こちらこそ、お読みいただきありがとうございます! 同人誌だとSNS漫画と比べて少し長尺で話を掘り下げられるのが良いですね…✨

niichi021

リューズさんありがとうございます! >最後の「確かに私の青春でした」 のフレーズも好きですし! これ、予定に無かったけど最後に必要な気がして書き足したページなんですよねー。描いてみたら、なんか最初からこれで〆るつもりだったくらいピッタリはまって「おぉ…」ってなった覚えがあります。 >自分がまるで自分がその場に立っているような感覚だったりキャラクター目線で物語を見たりするのが読んでいてとてもワクワクして見ています! 小説は文字の情報が主になる分、自分の中の想像力が膨らみますよね!それぞれの創作ごとに読者に作品の世界を伝えるための良さがあって、僕も漫画の良さを活かしながら作品作りを楽しんでいければなと思います!✨

niichi021

かなづきしんじさんありがとうございます! こういう伏線というほどでもない小さな変化を仕込んでる時が一番楽しいかもしれません笑

niichi021

がっくんさんありがとうございます!ぱっと見似てるんですけど、口に出してみるとそこまで似てないという…笑🐖 ミーナちゃんが楽しそうなので良しとしましょう✨

niichi021

ヨモギさんありがとうございます! >最後に巡り巡って二人が繋がるところ本当に好きです この展開、僕も好きなんですよねー。自分が読者側で、最後でこういう展開来ると「うぉー!」ってなります笑 読切の同人誌は、一冊分使ってお話を展開できるので自分の好きなこと詰め込めていいですね😆

niichi021

ジェイジェイさんありがとうございます!人生ってその時その時で自然な選択肢を選んでいるつもりでも、あとから振り返ると不思議な紆余曲折になっていたりしますよねー。 僕も今の道を選んだことに後悔はしていませんが、違う道を選んだらその先に何があったんだろうと思うことはありますね…。

niichi021

こぎつねさんありがとうございます! >にいち先生の作品も、先生自身の過去の経験があったから生まれて、読んだ人に「あーこんな青春過ごしたかった」とか「もう少し世界の解像度上げてみたいな」とか影響を与えているのでしょう。 創作って、離れていたり違う時間の人にも影響を与えられるという意味では本当に不思議だし、すごいツールだなーと思います。 皆さんから良い影響を受けて、良い影響を渡していけるようなクリエイターを目指してこれからも描いていきます💪✨