今年もありがとうございました (Pixiv Fanbox)
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皆さんこんばんは!にいちです。
今年も残すところあと数時間となりましたので、
今年の活動を簡単に振り返りたいと思います。
■今年の活動振り返り
まずは同人誌4冊。
個人的には、この冬の新刊「女の子ですので。」を「現実もたまには嘘をつく」と同じ28ページ(本文24ページ)の仕様にできたのが嬉しいです。
合計48ページ+表紙絵2枚、それに週更新諸々を合わせると商業の週刊連載に近いペース。
かなり厳しかったですが、おかげさまでしっかりやり切ることができました。
続いて商業1冊。
商業とのコネも持たず、日々描きたいものを描いている僕がこうして作品をまとめる機会をいただけるのは、本当にありがたいことです。
僕は編集さんに毎回、「その時々の読者さんの反応をちゃんと見て、本にしたいなって思った時だけ声をかけてください」とお伝えしています。
そして、こうしてちゃんとお話を戴くことができる。
それは、皆さんが楽しんで、そして応援してくださっていることの証左に思えて、毎回とても嬉しくなります。
ちなみに現実シリーズはこの春くらいに2巻が出る予定です!
発刊に向けて年明けからがんばりますので、楽しみにお待ちくださいませー!
また、今年自分の中で大きかったのはやはりゲーム製作。
10月に無事にリリースをすることができ、概ね良い反響を戴くことができました。
イラストレーターと漫画家でも必要とされるスキルがそれぞれ異なりますが、ゲームとなると、シナリオ・プログラム・SE加工(素材の音を切ったり繋げたり)・アプリ登録の審査や手続きや、背景さんへの依頼の管理とか、広告のあれこれとか、
それこそ今まで全く関わってこなかった分野の経験をたくさんすることができました。
個人的には、一番楽しかったのはプログラミングで、一番つらかったのもプログラミングです。
こちらはつい先日発売されたコミックマーケット45周年記念イラスト集『COMIC MARKET 45th Anniversary Book』への寄稿(先方からの要望で、一部トリミングしています)。
https://www.comiket.co.jp/info-a/AC2/Cmk45thBook.html
個人的に交流のある絵描きさんから大御所の先生まで、色んな人が参加された重みのある一冊。コミケということで、コスプレをテーマにして、普段使わないような色をたくさん使ってみました。
最後に、あまりに毛色が違うので全く紹介していませんでしたが、
AMED(日本医療研究開発機構)の終末医療における医療倫理関連の研究で、
複雑な内容を患者さんにかみ砕いて伝えるためのお手伝いとして4ページほど漫画を描きました。
あまり描かないようなキャラを描く練習にもなり、普段とは違う形で世の中と関われるので良い機会だったなと思います。
■今年の目標について
さて、年始に定めた僕の目標は「新しいことを取り入れる」でした。
実際今年は苦しいことも何度かあり、
それを乗り越えるために新しい可能性を色々模索した一年でした。
新しい絵の技法だけでも、細かく分けると50個くらいを試して、
その中の5個くらいを自分の絵柄に取り込むことができました。
決して効率は良くありませんが、そういう試行錯誤の経験は自分の中にしっかり残ったので、それを新しい土台にして、来年は絵描きとしてもう一段レベルアップする年にしたいなと思っています!
■ゆるゆるアラカルト11「幸せにせんとな」
最後に、有料プランの方向けの「ゆるゆるアラカルト」ですが、今回は特別に無料公開。
「少女アラカルト」のキャラたちの、ちょっとした日常やその後を描いています。
コミケ原稿が終わって満身創痍でしたが、なんとか今月中に一話描きたかったので滑り込ませました。これにてめでたく仕事納めです。
それでは、今年一年本当にありがとうございました。
皆さんに支えられ、楽しく忙しく、充実した毎日を過ごすことができました。
来年も皆さんの毎日に楽しみを添えられるよう、頑張っていきます!
それでは皆さま良いお年を。
にいち