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下のイラストでこだわりポイントや工夫した点を解説していきます。

▼イラストメイキング記事



〇人物の配置

▼視線の誘導(メイン)

キャラクターの顔に視線が集まりやすいので、上図のようにキャラクターを配置してイラストを上から下まで見てもらえるようにしました。


▼視線の誘導(サブ)

メインとなる目線集中ポイントの近くに目線が集まりそうな要素を配置します。

メインの視線誘導の過程でサブポイントに目移りさせて、イラストの隅まで見てもらえるようにしています。

イラストを長い時間見てもらえるようにすることで、見た人の印象に残りやすくなります。

〇色合い

▼使用した色について

今回は青色を基調として配色を行いました。

青をメイン使いながら、蛍の髪の毛やキャラクターの肌色、日差しの黄色を差し色として使っています。

青色を8割、黄色を2割くらいのバランスで配色しています。


▼色の相性

青色を使うときはカラーサークル上で反対位置にある黄色が相性が良いので、色の組み合わせを考えるときに覚えておくと便利です。


▼背景の色について

本来背景は白系統の配色でしたが、今回使用したキャラクターたちは色合いがあまり派手ではないので、青系統の色味を追加しました。

これによってイラストにキャッチーさを与えて、パッと見た時に目を

留めてもらいやすい絵を目指しました。

〇ライティング

▼キャラクターたちの大まかなライティング

基本的なライティングはキャラクター達全体に影を落として、背景を明るくします。

これによってキャラクターのシルエットが際立ち、イラストの内容をわかりやすくしています。


▼落ち影による目線の誘導

逆光の中で蛍の落とす影の先にパイモンを配置することによって、目線を集める工夫を加えています。

この工夫によってパイモンに「最後に目線を止めるポイント」という役割を担ってもらっています。


■まとめ

今回は目線の誘導や配色について工夫点をまとめてみました。

複数キャラクターを使うと要素が多くなりすぎて、イラストがうまくまとまらないことがあると思います。そんな時にこの記事を思い出して頭の中を整理してもらえると嬉しいです。

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Comments

qfeuille3

Thank you for the article!