霊夢さん (Pixiv Fanbox)

良い機会かなーと思うので、今日は霊夢さんの事を話したいと思います。 長いですしテキストだけですので、興味がなかったら飛ばしてもらっても良いです。 まず、霊夢さんって名前を初めて聞いた殆どの人が東方の博麗霊夢を想像したと思います。 自分は確かに高校時代に東方と博麗霊夢にハマっていて、大学に進学して友達とファンタシースターポータブル2というゲームをプレイした時に、キャラクリで博麗霊夢(キャラ名は霊夢)を作ってプレイしていたんです。ただ、この時代のキャラクリって服とかパーツとかも少なくて、正直全く似てなかったんですよ。そもそも普通の巫女服すら無いゲームでしたから。 で、この「霊夢」という名前の似付かないキャラでプレイする内に段々と愛着が湧いてきまして、途中で名前が変更できないのもあって仲間内で「霊夢さん」と呼び分ける事にしたんです。 当時から絵は描いていたものの、今みたいに真剣じゃなくて落書きみたいな絵ばかりだったんですけど、その時から霊夢さんは描いてました。 描いた絵は仲間内だけが見てるブログ、後にツイッターとpixivに移りますがそっちでも内輪で細々と絵を描いて楽しんでただけなんです。 が、4年半ほど前にひょんな事から少し名前が知れ渡ってしまって、自分の絵...つまり内輪でだけ通じていた霊夢さんという存在が色んな人に見られるようになってしまいました。 正直これは焦りました。だって「霊夢さん」なんて名前は誰が見ても明らかに博麗霊夢を意識しているし、パクリだと言われても仕方ないですから。(と言いつつ、実のところアンチスレ的な所ではパクリパクリ言われてたんですが、面と向かって言われた事は一度も無いんですよね) フォロワーとか見てくれる人が増えて嬉しい反面、霊夢さんの扱いにはやっぱり悩みました。名前を変えるかとか、全部つくり直すかとか。悩んだ末、もう自分の中で霊夢さんは霊夢さんという大切な一人のキャラクターになっていたので、「俺の都合で名前を変えるなんてありえない」「堂々としよう」という結論に至って、今ここまで来ました。 ここまで割と誰にも突っ込まれず受け入れたのは、この時点で既に霊夢さんの見た目と性格が今に近い感じになっていたのが大きかったかもしれません。巫女服に赤いリボン着けて霊夢さんはオリキャラですなんて言っていたら、それこそ叩かれていたと思いますし。 とまぁ、霊夢さんと出会った経緯はこんな感じです。後に霊夢さんが裏子ちゃんと出会い、2年ほど付き合って二人が結婚して、桜子が生まれて...裏表一家になり今に至ります。 俺も皆さん霊夢さん霊夢さん言いますけど、「霊夢さん」は呼び捨てなんです。さん付けすると「霊夢さんさん」になるわけです。知ってましたか？ 海外勢の方もこの辺しっかり理解して下さってて、メッセージで「reimusan」と送って下さるのがすごい嬉しいんですよね。 ゲームの霊夢さんを作ったのが2010年5月18日で、これが霊夢さんの誕生日の由来です。 あと、裏表一家はちゃんと歳を取るのもアニメや漫画のキャラと違う結構大きな特徴だと思ってます。これは彼女達がちゃんと歳を取る事で自分も含めて皆さんに、この子達が実在してら生きているかのような、テレビやネット越しに見るアイドルのような身近さを感じて欲しいなと思ってるからです。 正直霊夢さんは9年半前に出会った時16歳だったのに来年で26になったり、こないだ生まれたと思った桜子がもう来年4歳で幼稚園に入ると思うとかなり感慨深いです。これは他のキャラでは味わえない事だと思ってます。 とまぁ、長々と語っちゃいましたが、どうだったでしょうか？分かってもらえたでしょうか？ もう気持ち的には絵描きというより、彼女達を写すカメラマンみたいなつもりでいます。でもカメラには写らないから絵で描いてる...そんな感じです。 いつも裏表一家、特に霊夢さんのイラストばかりで面白くないと思ってる人にはゴメンなさい。でも霊夢さんと10年近く付き合ってきた今、もう別の道は考えられないんです。俺はこれからもずっと霊夢さん達を描いていきます。