苦闘！川野辺さんＶＳ割田さん　【後編】 (Pixiv Fanbox)

※9/27　画像数点に加工を加えました。今後も少しずつ手を加えます

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あらすじ

他校の生徒、割田クミからのシングルマッチの挑戦を受けた川野辺菜穂子だったが、用意された舞台は割田と結託した悪徳レフェリーが待ち構える不公平な舞台だった。

レフェリーの不公平なジャッジと割田の非道なラフファイトで痛めつけられた川野辺は窮地に追い込まれていた・・・

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『場外乱闘で深傷を負ったか！？

リング内に戻ってからも割田の圧倒的な攻勢は止まりません！

じわじわと嬲るような攻めを繰り返す割田クミ！

息も上がり、足取りもふらつく有様の川野辺に・・』

バコォ！

ドカッ！

ガコォ！

『エルボー！エルボー！エルボー！』

『降り注ぐようなエルボーアタックの雨あられ！

　川野辺のキレイな横顔に硬い硬いひじうちが叩き込まれていく～！』

ギッシィ!!

「あはぁあっ！」

『さらにベアハッグだぁあああ！』

『川野辺の細身を締め上げる強烈な締め上げだぁ！』

『巻き込まれた川野辺の左腕は、先ほどの場外乱闘で痛めている！』

『悲鳴を上げる左腕ごとに締め付けられ、川野辺の表情も苦痛に歪んでいるっ！』

川野辺「あああぁっ！」

割田「ほらほら・・・がんばって、お客さんを盛り上げなさいよ・・・・」

「ねえ！？」　ギッシィ！

川野辺「あっ！ぁあぁあぁっ！」

ゴス！

割田「！・・・・っうあ？」

ぐっ

バッ！

ドッカァ!!

川野辺

「審判！フォール！」

『フランケンシュタイナーからの後方回転エビ固め！

　鮮やかすぎる逆転技が炸裂だぁ！』

審判

「・・・うーん

両肩・・・・ついてるかあ・・・」

川野辺「ちょ・・・ちょっと！

　なんでカウントしないんですか！？」

審判

「あ～・・・はいはい。」

「わ～ん・・・」

「・・・・つ～？」

川野辺「ぐっ・・・う～っ」

「・・・・・」

バッ！

川野辺「あぁっ！」

『ああ～っと！惜しい！スリーカウントならず～！』

ぜぇ・・・・はぁ・・・はぁ・・・

『そして起死回生のチャンスに全力を振り絞ったか川野辺！マットに倒れ伏したまま、もはや身動きすらままならに様子！』

『そんな朦朧とした川野辺を引きずり起こす割田クミ！

　ここでとどめの大技を狙うのか！？』

ウオォォォォ！

『もはや死に体の川野辺を逆さに高く抱え上げたぁ！』

『そしてぇ！』

ズッダアアン!!

『パワーボォム!!』

『高高度からの！投げっぱなしパワーボーム!!』

割田「ほらっ。フォールだよ？」

「よしっ。ワン！ツー！スリー！」

※カンカンカーン※

『ああーっとそしてここでカウントスリー！』

『最後は急ぎ足のスリーカウントに見えましたが、割田クミが川野辺菜穂子を下しました！』

※ぐりぃ※

割田「あれえ？実力派ベビーフェイスとか聞いてたんだけど。なっさけないわね～？」

『敗北した川野辺を踏みつけて、割田が勝利のアピールです！』

『試合の舞台も圧倒的アウェー感のあった川野辺が、割田の前に屈辱の惨敗を喫しました！』