【DOAプロレス】エレナ苦闘編【前編】 (Pixiv Fanbox)

どうもこんばんわ！たこやきです！

2022年も、いつの間にやらもう最終盤。師走・年末・お正月という時期にまでなってしまいましたね！

私はと言うと今月月初は絶好調かと思っていたものの、月中で調子を崩し制作が滞りまくってしまいました。

本来なら早々にこの作品を仕上げるつもりですがどうにも終わらず、作品完成は年明けに持ち越しということになっていまいました！

ひとまず出来ている部分のところまでで投稿させていただく感じで、今回は行かせていただこうと思います！

多少なりとも年末年始の暇つぶしにご覧いただければ幸いです！

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デッドオアアライブ格闘大会で優勝したザックはDOATEC総帥に就任した。

ザックはその権力を使ってDOA大会に参加した女性選手たちを拉致し、とある南の島に送った。

一見すると楽園のような南国リゾートだが、実際には彼女たちに熾烈な闘いを強いるための地下格闘の舞台である。

DOATECの力を私欲のために使うザックから、DOATEC総帥の地位を取り戻すために立ち上がったエレナ。

そんなエレナに情報を届けるために、ザック派の拠点を調査していたマリーローズは、ザックに雇われている暗殺者クリスティに見つかってしまう。

「こんなところまで入ってきて、悪い子だねぇ・・・・

・・・お仕置きだよ」

「マリーのこと・・・小さいからって舐めないでよねっ！」

～10分後～

「あ・・・・あぁ・・・」

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『ブーッブーッ・・ピッ』

「・・・マリー」

エレナのスマホにマリーの携帯からメッセージが入った。

メッセージの送り主はクリスティ

文面には、捕まえられたマリーローズを返してほしければ、一人で指定された場所に来るように書かれていた。

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クリスティに指定された場所は港湾地区にある地下リング施設であった。

助けに来たエレナの前に、ズタボロにされたマリーローズが引きずり出された。

「ホントに来るんだねえ・・・

やっぱり違うねお嬢様は・・・」

そしてその場でクリスティは、エレナに対して試合を要求する。

試合形式は２対２のタッグマッチ。

しかし、エレナの側にはボロボロのマリーローズが含まれている。

対してクリスティとティナのコンビは、万全の状態を整えて待ち構えていた。

実質２対１のハンディキャップマッチ。

エレナにとっては苦しすぎる試合が始まった。

カーン！

ガシィ！

試合開始のゴングが鳴り、相手側から出てきたのはティナ。

リング中央で組み合った二人が体をぶつけて押し合う。

力比べではやはりティナの軍配が上がった。

手4つの力比べに移行した後、ティナの怪力で膝をつかされたエレナ。

そこからティナに軽々と抱えあげられる。

「あっ！」

ダァン！

「っかは！！」

大人の身長ほどの高さから、真っ逆さまに叩きつけるようなボディスラム。

リングに強かに叩きつけられたエレナに対し、ティナがそのまま覆いかぶさるようにのしかかり脚を絡める。

ギッシィ！「んふぅ！」

ティナのSTFが極まり、エレナが苦痛で表情を歪めて苦痛の声を漏らす。

グラウンドでの関節技や絞め技でティナに責め立てられていたエレナだが、隙を見つけてティナをファイヤーマンズキャリーの体勢で担ぎ上げ、そこからエレナを跳ね上げて回転させるように投げつける。

ダァン！

巡ってきた攻勢の機会に畳み掛けるエレナ。

ティナの両足を抱え込みひっくり返す。

ギシィ！

「ぐっ・・・ああぁっ！」

エレナの逆エビ固めが極まる。背骨をへし折ろうとするような痛みにもがくしか出来ないティナ。

「はぁ・・はぁ・・ふんっ！」　ミシミシミシ！

ティナの両足を抱えた腕に力を込めて、さらに深く逆エビ固めを仕掛けるエレナ。

ズガッ！　「がはっ！」

背後から走り込んできたクリスティがフロントキックでエレナを蹴り飛ばして技をカットする。

四つん這いにうずくまるエレナの背後から、素早くティナが組み付く。

そしてエレナを一気に胸の高さまで担ぎ上げる。そして・・・

ズン！　メギィ！

「はあっ！！」

胸の高さから一気に落とし、立てた膝に打ち付けるバックブリーカー。

腰の急所を打ち付けられたか、エレナが腰を押さえてリングに倒れ込んでしまう。

まともに動けない状態ながらもロープブレイクをしようと手を伸ばす。

しかしそんな状態のエレナを逃がすようなティナではなく。

エレナは相手側の赤コーナーまで引きずられていく。

ここでティナはパートナーのクリスティにタッチ。

クリスティナ勢いよくリング内に入ると、対面のロープまで走り、勢いをつけてさらに加速。コーナーで拘束されているエレナに向けて猛然とダッシュする。

ズン！

「ごふぅ！」

エレナのがら空きの腹部にクリスティの必殺の手刀突きが突き刺さった。

鍛え抜かれたクリスティの手刀はエレナの皮膚を裂き、指先が第2関節までも突き刺さったかと見えるほどに深々とエレナの腹を抉っていた。

腹部を押さえて悲鳴を上げるエレナ。

試合はさらに凄惨な様相を呈してきていた。

【▼続く！】

【DOAプロレス】エレナ苦闘編【後編】

どうもこんにちは、たこやきです！ 今回はDOAプロレス、エレナさんVSクリスティとティナというハンディキャップマッチの続きでございます。 お楽しみいただければ幸いです！ ▼前回はこちら _____________ ～これまでのあらすじ～ 捕らえられたマリーローズを救出に来たエレナだったが、待ち構えていたクリスティとティナ...

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という事でデッドオアアライブプロレスのエレナ嬢が大変な目に遭う試合が続いております。

試合の続きは年が明けたらなるべく早めに作りたいと思っております！

お待たせしてしまいすいませんが、楽しみにしていただければ幸いです！

年明けからはペースを上げて制作していく所存です！

それでは皆様！良いお年を！！