【女子中学生ドリームファイト】かなvsきよね【試合編②】 (Pixiv Fanbox)
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どうもこんにちは!たこ焼きです!!
先月中に完成させるつもりとか言っていた女子中学生対決ですが、なんのかんのと手が進まず時間がかかってしまいました。お待たせしてしまいましたが、女子中学生ドリームファイト、試合編のその②です。お楽しみくださいませ!
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試合開始から清音に優勢で試合が進んでいたが、佳奈が必死のスパインバスターで逆襲に出た。
後頭部からマットに叩きつけられて立ち上がれない清音に対し、佳奈が上からストンピングで踏みつける。
ガッ!ガッ!ガッ!
「うっ!んっ!うっ!」
頭を狙って何度も何度も踏みつけていく佳奈。清音は立とうとしても上から何度も蹴り潰されて立ち上がることができない。
グッ
ズドォッ!
佳奈のエルボードロップが清音の右太ももに突き刺さる。
全体重を乗せた衝撃は、太ももの肉を貫通し、内部の神経を直撃する。
「ああっ!んぁあっ!」
太ももの中からの、重い痛みと足のしびれに声を上げて悶絶する清音。
「うるさいな!アンタも私に同じことしたでしょ!?」
ギシィ!「んぐっ!」
ギリギリギリギリィ!
強烈なスリーパーホールドで清音をしめあげていく佳奈。
試合序盤から攻め込まれていた分の鬱憤をぶつけるような、怒りの籠もった締め上げで清音を苦しめていく。
グッ
「え?」
ガリッ!
「ああっ!ぅああ〜っ!」
佳奈が清音の顔面を引っ掻いて、目潰し攻撃を仕掛ける。
試合前の暗示による憎しみと、この異空間の、闘争心を湧き上がらせる作用によって、相手への攻撃がエスカレートしていく。
目潰しによって周りが見えなくなっている清音に対し、容赦なく追い打ちをかける佳奈。
ギッシィ!
「ふぐぅ!」
髪をつかんで清音を引き起こすと、ドラゴンスリーパーを仕掛ける。
ギッシ!ギッシ!
清音「ふっ!ふぅ!」
佐江内「おっ!おおっ!これは・・・すごい」
闘争心をむき出しにして闘う二人の姿に、興奮が隠せない佐江内。
「・・・さ・・佐江内君・・」
「え?」
「は・・反則。目潰しは反則・・でしょ?」
「あっ。うーん・・・・」
「まっ、そうだね!」
必死で相手を締め上げる佳奈の背後に佐江内が歩み寄る。
佐江内「それじゃ、よいしょっと」
佳奈「えっ!なに!?放して!」
佐江内「じゃあ山里さん。
目には目を歯には歯をって言うし、一発好きな攻撃していいよ。」
佳奈「え?やだ!なんで?」
清音「はぁ・・・はぁ・・」
ふらふらしながら立ち上がる清音。
息を荒げて朦朧としながらも、目には強い怒りの色が浮かんでいる。
清音「このぉっ!」
ドコォ!
「!」
「ああっ!んああぁっ!」
拘束されて身動きできないところへ、強烈な股間蹴り。
両足神経の接合点である股下への打撃は、痛みとともに両足へのコントロールも失わせる。
膝に力が入らなくなり、リングに崩れ倒れる佳奈。
「なに寝てるのよ!!」
ドカッ!「ふぐぅっ!」
倒れたところにトーキックで腹を蹴られる。
「うあ・・・うぅ・・」
清音「だらしないわね」
立ち上がれない佳奈の髪を掴んで引きずり起こす清音。
そのままコーナーに佳奈を引っ張っていく。
ダァン!
「あぐっ!」
そしてコーナーに佳奈を叩きつける。
顔からコーナーポストに叩きつけられた佳奈。崩れ落ちそうになるところを、さらに清音が捕まえてコーナーポストに押し付ける。そして・・・
バチィ!
バチン!バチィッ!バチン!バチィッ!
「んぐっ!ふぐ!ぅぐっ!んぐぅ!」
コーナー磔の状態で、足にも力が入らない佳奈。清音のビンタというよりも、力のこもった掌底の連打を受け続ける。
「・・あぅぅ」
「はぁっ!」
ズダァン!
「ごはっ!」
ダン!
もはや意識も定かでない状態だった佳奈に対し、エースクラッシャー(ダイヤモンドカッター)を決める清音。
顔面からリングに叩きつけられた佳奈が、衝撃で弾んだあとに横たわる。
「んんっ!」ガバッ
そしてフォールに入る清音。
『ワン!』
『ツー!』
『スリー!』
カンカンカンカーン!
どこからとも鳴り響くゴングの音が試合終了を告げる。
クラスメートである可憐な美少女同士の闘いは、山里清音の勝利で決着がついた。
【中学生ドリームファイト】
無制限一本勝負
河井佳奈✕ ◯山里清音
20分15秒
エースクラッシャー→フォール
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「え?なに?うそ?」
佳奈「ああっ!やめて!ああ~っ!」
清音「ふふ♪」
「あ~あ・・・かわいそー♪」
完
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いままで中学生設定というのはあまりやってこなかったですが、いかがでしたでしょうか。
中学生と言いつつも、体型的にはあんまりいつもと変わらない気もしますが、設定は言い切ればそうなるので、今後も思いついたことは迷わずやっていきたいところでございます。
皆様ご覧いただきありがとうございました!次回も何をやるのか、お楽しみに!
それでは!また!