【女子中学生ドリームファイト】かなvsきよね【試合編①】 (Pixiv Fanbox)
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皆様こんばんわ!たこやきでございます!
登場キャラクター同士を戦わせる為の都合の良い道具を考えていて思いついた今回のネタ。夢の中に好きな相手を呼び出せる御札。
最初は設定を軽く説明してから、数枚の技画像を用意してのダイジェストくらいにするつもりでしたが、作り始めるとけっこうなボリュームになってしまいました!
軽い気持ちで作り始めて、後で大変になるパターン。いつもこんな感じですが、そんな無計画だからこそ、今も作品作りをやってられるような気もしております!
そんな感じで作っている女子中学生ドリームファイト。
今回から試合編が始まります。
多少なりとも楽しんでいただけたら嬉しみでっす!
どうぞぜひご覧くださいませ!
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【あらすじ】
冴えない男子中学生である佐江中トオルは、謎の熊からもらった魔法の札を使い、自分好みのクラスメートの女子二人を夢の世界に呼び出した。
すべてが自分の思いのままになる夢の世界で、二人の女子にさせたかった事。それは・・・
リングの上での本気の闘いである
夢の世界に呼び出されたものの、いまだ覚醒していない二人の意識に、トオルはとある暗示を掛けていく。
▼河井佳奈(15歳)
二人がお互いに憎しみを掻き立てられるような記憶を、感情を、二人の心に直接吹き込んでいくのだ。
もともと二人の間には、お互いを疎ましく思う気持ちが有ったことを、トオルは以前から感じ取っていた。
その感情をほじくり出して、火に油を注ぐように燃え上がらせれば良い。
▼山里清音(15歳)
学校生活の中であった、相手に対する些細な苛立ち。もしくはちょっとした不審感を。そういったものを増幅させて膨らませる。
二人の知らない間に、お互いを憎しみ合う感情が醸成されていく。
同時に彼女たちから、お互いに闘うことを疑問に思うような心を消し去ったり、トオルにとって都合の良いように精神を改変していく。
しばらくの間、トオルは二人の記憶と感情をいじり回していた。
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パン!
パチ
「え?」 「は?」
周囲を見回す二人。
一瞬混乱するものの、すでにトオルによって偽の記憶を刷り込まれた彼女たちは、これからリングの上で闘う事を瞬時に理解した。
「わたし・・・山里なんかに負けないから」
「は?・・・河井さんみたいな運動音痴が、私に勝てるわけ無いでしょ?調子に乗らないで!」
リング中央で睨み合う二人
ぐっ
「あっ」 「えっ」
「はいはい。決着は試合でつけれるから落ち着いてね♫」
ぐいっ
「じゃあ、早速試合のルールを説明しようか。
といってもあんまりルールで縛りたくないから簡単にしてるよ」
「え・・・えぇ・・・」
もにゅ
「フォールして3カウントか、ギブアップ、もしくは失神とかして試合続行できないと判断したら決着。
それ以外はノールールだから、ふたりとも遠慮しないでなんでもやってOKだからね♪」
「あ・・うん」
チラッ
「あと、リング外には欲望にまみれた男子達がたくさんいるので、落ちたら大変なことになるから気をつけてね。
試合で負けても、負けた方は彼らにめちゃくちゃにされちゃうからね♪」
ぐっ 「・・・
トオル「それじゃ、準備はいいね・・・・
トオルの左手の上に、どこからともなくゴングが現れる。
そのゴングが、打ち鳴らされようとした・・・
バチーン!
「んぶっ!」
しかし、ゴングが鳴るより早く、清音のビンタが佳奈の左頬を張り飛ばした!
「な!いきなり何するのよ!」
バチィ!
「んぐっ!」
トオル「おおっ!」
トオル「これだ!こういうのが見たかったんだ!よ・・・よし!ゴングだ!スゴイぞ!」
カーン!
ぐぐぐっ
佳奈「んっ!んんっ!」
清音「はっ・・・はぁ!」
ビンタで怯んだ佳奈を押しやって、ロープ際まで追い詰める清音
ググッ!
清音「ふんっ!」
さらに喉輪で佳奈の首を締めながら、無理やりリング外へ落としにかかる。
その様子にリング外の男たちから、期待に満ちたようなざわめきが起こる。
佳奈「い・・いきなり落とそうとするなんて、ズルでしょ!こ・・この卑怯者!」
清音「うるさいっ!左江内くんがノールールだって言ってたんだからズルじゃないでしょ!この馬鹿っ!」
バシッ!
清音「うっ!」
しかしギリギリで清音をはねのける佳奈。
リング下に落とされるかというところを、なんとか回避する。
佳奈「はぁ・・はぁ」
ズン!
ミッシィ! 佳奈「っはぁ!」
リング転落を回避したのも束の間、左太ももに清音のジャンピングニードロップが突き刺さる。
清音の全体重を乗せた衝撃は、ふとももの肉を貫き、その下を通る神経を直接えぐる。
痛みに悶絶する佳奈を捕まえ、右手をふりかぶる清音
ガッ!ガッ!ドガ!
立ち上がれない佳奈を捕まえて、上から何発も、こじるように顔を狙ったパンチを繰り返していく。
抵抗が弱まっていく佳奈に対し、一気に畳み掛ける清音。
かなを抱えて持ち上げる。
ガシッ!
「あぁああっ!」
ドォン!
「がはぁっ!」
試合開始から追い込まれていた佳奈が,
清音を持ち上げてスパインバスターを決める。
このチャンスが佳奈にとって、反撃の転機となるのか?
次回へ続く!
【女子中学生ドリームファイト】かなvsきよね【試合編②】
どうもこんにちは!たこ焼きです!! 先月中に完成させるつもりとか言っていた女子中学生対決ですが、なんのかんのと手が進まず時間がかかってしまいました。お待たせしてしまいましたが、女子中学生ドリームファイト、試合編のその②です。お楽しみくださいませ! _____________ 試合開始から清音に優勢で試合が進んでい...
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こんな感じで中学生のわりにハード目な闘いになってきてしまいました!
試合の続きも月内決着を目指して鋭意制作中ですので、是非お楽しみに!