正月特別企画 人生を変えた同人誌公開&思い出語り(2016年夏発行) (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-01-01 02:54:26
Edited:
2021-06-30 16:25:34
Imported:
Content
まず最初にこれ95%しか完全データ入っておりません。
何故かラスト2p仕上げ前のデータしか残っていませんでした。
さて、この本について語る前に2015年夏に出した
同人誌について語らねばなりません。
結論から言いますと艦これの利根本を出したのですが
滅茶苦茶売れませんでした。
当時合体サークルで申し込んだのですが相方よりも全然売れず
本当にショックを受けました。
それまで自分は絵は趣味で描いていたのですが
趣味の領域を出ず、普通に絵とは関係のない大学を出ていて
普通に絵と関係ない仕事をして生きていくものだと思っていました。
絵で食べていくなんて考えたこともありませんでした。
勿論趣味ならば売れる売れない等全然問題ありません。
しかしある程度絵が上手いというプライドを持っていた所に
「自分の絵が人から求められていない」
「相棒にもダブルスコアで負ける」
という自尊心が粉砕される出来事が起き
とても苦しみ枕を涙で湿らせた結果
[人生で初めて絵を描く努力をしました]
デッサン本等そういった類の本は読んだりしていましたが
本気で上手くなりたいと時間を割いて反復練習する
そんな事はしていません。
大学時代はスポーツをしていたので月に
一枚ぐらいしか描かないなんてことはザラでした。
そんな練習嫌いの自分でしたが
ちょうど次の2015年冬コミは落選したので三か月間
合宿と称して毎日模写を複数枚とポーズマニアックス
を描きました。一日も休まず。
これは凄い事で、人生で初めて他人の絵を模写したのです。
今まで模写した事はありませんでした。
自分の好きなように描いて人から認められるのが天才なら
自分は天才じゃないって認めたのですね。
馬鹿みたいですがそこで初めて流行の描き方や体型等
自己流を捨てて学ぶことを覚えました…
そして2016年の夏コミ
一年間練習して出した同人誌は前回の本の三倍の人に
手に取っていただけました。
努力して結果につながるという成功体験を
初めて絵で得ることができました。
それ以降絵で努力して結果につなげるという
一種のスポーツみたいな喜びを見出し
絵を描く事が本当の意味で好きになったのですね。
絵自体は18歳の頃から描いていたのですが
B-銀河というイラストレーターは2016年に産まれたのだと思います。
この同人誌がなければ転職して絵の道に進んでいません。
ありがとうグラーフ・ツェッペリン。