自分から破滅に向かっちゃうツンロリ巨乳大魔法使いちゃん (Pixiv Fanbox)
Published:
2023-06-08 10:00:00
Edited:
2023-10-18 09:52:18
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前回(https://atsukake.fanbox.cc/posts/6087218)の続きです。
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以下SS
ツンと鼻をつく汗の臭い、無遠慮なボディタッチ。
振り向く前からあいつだと分かった。
これだけスラムでごろつき共を退治して、あいつらの鬱憤をためてきたのだ。いずれあの棟梁が出てくるだろうとは思っていた。だがまさかこんなに早く、こんなに軽率な接触をしてくるなんて。
あぁ、ローブ越しの体温が気持ち悪い、髪に当たる息が気持ち悪い。このリナ様の足元にも及ばないくせに自信に溢れた態度が気持ち悪い。何のためらいもなく女性の――それもこのリナ様の胸を鷲掴みにしてくるその神経が気持ち悪い。
あくまで平静を保っているように言い返す。
嫌悪と軽蔑、挑発をこめたいつもの自分らしいいい口で。
だが、棟梁に胸を揉まれるたび、甘い刺激が切なさを増していたし、高まりっぱなしの鼓動がこいつにバレるんじゃないかと気が気ではなかったのも事実だった。
口から言葉が滑り落ちる。ひとりでにこぼれていくみたいに、勝負を受けてあげると挑発する。
こんな考え、気がふれているといわれても仕方がない、我ながらそう思う。でも、止められない。
一度負けかけてもこの欲求は消えなかった。大きな胸を弄ばれ、なじられながら絶頂し、思い出すだけで屈辱で頭がおかしくなりそうだったと言うのに。
それどころか、より強く”そうなりたい”と思うようになってしまった。
大丈夫、直前で嫌になったら、ためらったら”勝てばいいだけ”だ。そんなことは魔法の研究よりよほど簡単だ。
自分に言い聞かせる。
だから……
もう妄想だけでは満足できない。
私は、本当の破滅が欲しくなってしまったのだ。
続き(https://atsukake.fanbox.cc/manage/posts/6304474)