Daz studioの作業データを新PCに移行した際にぐだった点 (Pixiv Fanbox)
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※今回の内容はDaz studioの使用者向けです
新PCに移行する際に色々と手こずった点などの備忘録です
新PCにDaz studioをDaz Center経由でインストール、そしてpluginやアセットも無事ダウンロードでき起動も完了。
ただ過去のシーンを読み込むと”オブジェクトファイルが見つからない”とエラーが出て衣服などが読み込めなかった。
これは単純にDaz asset storeによらない手動でフォルダにインストールしたファイルを前のPCから持ってくるのを忘れていただけだったので、移そうとしたら色々と問題が...。
先に言っておくと C:\Users\ユーザー名\Documents ←これのユーザー名を旧PCと新PCで統一しなくても大丈夫です。
Win 11だとマイクロソフトアカウントの登録メールアドレスから先端5文字を取って、自動的にPCのユーザー名が決まります。旧PCと同じローカルユーザーを新PCで作ってログインしようかなとしたら何故かアカウント作成不可。仕様がよくわからないですが旧PCと同じアカウント名の ”WDAGUtilityAccount”が勝手に作成されていたのが原因だったようです。なんかこの種類のアカウントは削除&変更するのが手間らしい...。これで色々と困りましたが結局のところ別にユーザー名を統一しなくても大丈夫でした。時間返して...^o^
以下手順と参考サイト
参考サイト
作業手順
1. Smart contentのMeta dataの抽出
Metadataは各アセットのダウンロード情報らしい?
後々新PCにインストールするので、Smart content左上のの”All products”をクリック、Ctrl + Aで全アセットを選択→タブを右クリックでExport product~でおk
2. レイアウトやキーバインドの出力
Window→Workspace→save layouts as~で保存
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\DAZ 3D\Studio4\user layoutsに保存される
3. 以下のフォルダーをコピー、パスも覚えておく
C:\Daz 3D\Applications\Data\DAZ 3D
C:\Users\PCユーザー名\Documents\DAZ 3D
C:\Users\PCユーザー名\AppData\Roaming\DAZ 3D
4. 新PCに移行するため上記全てのファイルを外付けHDDなどに保存する
5. Daz center経由でDaz studioをインストール
6. 保存した旧PCのデータを新PCの同階層にコピーする
7. Smart ContentのMetadataをインストール
Smart contentを右クリック→Content DB maintenant→Re-import metadata
8.CMSなどの参照データフォルダーの変更
おそらくMetadataをインストールしてから再起動すると、以下のような警告ウィンドウが出る(画像はDeepl翻訳
旧PCのユーザー名がついてドキュメントフォルダを参照しようとしているのが原因なのでEdit→Preferences→Content→Content Directory managerを開く
CMS cluster DirectoryやDAZ studio Formatsなどを確認し、正しいフォルダーを選択する
9. Layoutをインストール
Paneの配置だけでなくキーバインドも一緒にインストールされる
完了!