【無料】絵が描けなくなりました (Pixiv Fanbox)
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※はじめに言っておきますが今はもう大丈夫です!
「あれ?おかしいぞ?」と思い始めたのは昨年の春ごろ。
ボクはもともと手の早い方ではないのですが、それでもTwitterにあげる絵であれば2、3日もあれば十分描けていました。
しかし1年ほど前から描きあげるのに4日、5日とかかるようになり、ついには一週間、下手すると二週間近くかかるようになりました。
かける時間に比例してクオリティもあがっているのならそれはそれでいいのかもしれませんが、特にそういう事もなく時間を浪費する一方。
それでも仕事や同人誌の〆切に促されて昨年はなんとか乗り越えたのですが、先日サークルカット用にシンプルなバストアップ絵を描こうとしてラフに3日かかった(しかも描けてない)時点で「あ、これは駄目なやつだ」と悟り、いったん筆を休めることにしました。
いま思い返すとカーマちゃんを描いていたあたりから「下手すぎて〇にたい」とか「こんな絵じゃ誰にも見てもらえない」とか、とにかく暗い感情に支配されていた気がします。
さて、筆を休めている間に何をするか。
周囲を見渡せば買ったまま積んでいる本やアニメも沢山あるのですが、それらを崩すのもどこか業務感が。
適度にハマれるものはないか探したところ…ありました、ロマサガ2が。
ボクの家は比較的ゲームに厳しく、名作と言われているゲーム(特にSFCの時期)をあまり体験できませんでした。
で、数年前にロマサガ2に挑戦したのですが、まずシステム(とくに年代ジャンプ)が分からず挫折。
その後も気が向いたときに挑戦してなんとかラスボスまでたどり着けたものの手も足も出ず挫折。
そのまま放置していたのですが、最近関連動画を見た事で再燃。
攻略サイトをガン見して対策をガチガチに固めて挑戦し、ラスボスを討ち果たすことができました。
あまりにガチすぎたので次はもっと好みのキャラや技で攻略したい…。
ルドン高原に散るまさみちゃん
そんなこんなで一週間ほど絵から離れた事で色々と見えてきました。
まず、思ったよりもストレスが溜まっていたこと。
松竜先生が「ひきこもり絵描きがコロナのストレスでメンタルをやられる話」という漫画を公開されていますが、ここまで深刻ではないものの近い状態にあったと思います。
こんな状態で良い絵が描けるわけがない
ここ2年を鑑みると「新たにはじめたこと」よりも「やらなくなったこと」の方が圧倒的に多い気がします。
週に1、2回は近所のチェーン店で食事をしていたのも、あれはあれでストレスの発散になっていたのかもしれません。
旅行はもちろん実家にもしばらく帰っていませんし、食事会や飲み会もご無沙汰です。
先月、友人の引っ越しの手伝いを兼ねたささやかな飲み会が開催されたのですが、体調がすぐれず薬で口もまわらない感じで、いまひとつ発散できませんでした。
かわりにはじめたことといえば…日本酒と競馬?
う~ん不健全…というかオッs(略)
それともうひとつ。
絵を描く際に必要なエネルギーをMPに喩えられることがありますが(ここではEPとします)その1日の自然回復量はそこまで多くないということ。
例えしっかり睡眠をとって体力が回復したとしても、それだけではEPが最大値まで回復せず、ちょっと作業しただけでレッドゾーンに。
集中力が1、2時間しかもたないというのはこういう事だと思います。
1日なんとなく過ごして回復した程度のEPはすぐに枯渇してしまう
つまり必要なのはある程度まとまった期間の休息と良質な燃料。
ひとつめの話にも関係するのですが、かつては帰省や旅行で年に数回はまとまった休息を得ることができていたし、同人イベントやライブが創作に必要な燃料になっていたのだな、と今更ながらありがたみを感じます。
長々と語らせていただきましたが、十分な休息を挟んだことでまた絵を描きたいという気持ちが湧いてきたので、少しずつ活動を再開したいと思います。
あ、それと春のイベントはこのような事情で今回は参加しません。
夏コミに向けて力と原稿を溜めておきたいと思います。