地下展示室06「天使の笑顔」 (Pixiv Fanbox)

　こちらの作品は繋ぎ目のないフレームバインダーに拘束されています。この作品は表情をセンサーによって24時間監視されており、作品が「笑顔」を崩すと、その度合いに応じた電流が流れるようになっています。体を舐め回すように鑑賞されても、ディルドにおまんこ犯されていても、決して笑顔を崩す事は許されません。

　その上、来館者様は作品を触ったり、道具を使っていたずらをすることが可能です。おっぱいを揉まれ、おまんこを触られ、様々な道具で弄ばれても笑顔を保つのは、かなり辛いのではないでしょうか。

　さらに、もし作品が完全に笑顔でなくなったと判断されると、特殊な電流を流して表情を固定する、強制笑顔モードに移行します。

かなり強い電流を全身に流す必要があるので、首から下は体液撒き散らしながらのたうち回りますが、顔は笑顔で固定され決して崩すことはできなくなります。

　作品が人間だった頃はトップアイドルを目指す純粋な少女でした。新人アイドルグループ「スプライト」に所属し、誰よりも笑顔を振りまき、てんしちゃんとファンからは呼ばれていました。自分には得意なこともないし、グループの中ではファンは少ないほうだけど、それでもみんなに笑顔を届けたいと人一倍歌やダンスを頑張っていたようです。

　しかし、あるとき彼女たちの会社に不正が発覚。会社は多額の負債を抱え、彼女たちは解散に追い込まれます。しかしそれだけでは終わりません。多額の負債の埋め合わせとして、彼女たちスプライトのメンバーは各地の大金持ち達に売られたのです。

　そんな中、唯一買い手がつかずに売れ残ったのがこの作品でした。とはいえ、容姿が優れていることに間違いはなく、さらに処女ということも相まって展示館に連れてこられました。要は、彼女は「売れ残り」なのです。

　しかし、芸術作品の価値は時代によって移り変わります。来館者樣に笑顔を振りまく彼女はきっと、メンバーの中で最も価値のある存在になれることでしょう。

学生証

まとめファイル

天使の笑顔

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次回更新

来週の土曜日にこの作品のストーリーを投稿予定です。

先週、今週と忙しめなので異世界ファンタジーはお休みです。