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 どういう風に絵を描いてるかを自分でまとめて見直すための備忘録として、メイキングを不定期に更新することにしました。

twitter post: 1316687762909782016

 今回はtwitterにあげたこのイラストのざっくりとしたイラスト作業工程メモです。


1. ラフ / Rough

 勢いでおおまかにざっくり描く。ベタ塗りシルエットで描くこともある。

(右上に文字配置しようとしてたらしいのが見て取れるけど最終的に文字は中央に……)


2. 下書き / Draft

 キャラが複数いる場合はラフの線色を各々で変える。埋もれてしまいそうな細部・注意したい部分の下書きは濃い色使うと線画やるときに箇所がわかりやすいかも(指先とかベルトとかアクセサリー等)。


3. カゲラフ / Rough-Shadow

 先に陰影を決めておいたほうが完成した絵を想像しやすいので先にカゲ付け。前と後ろでコントラスト出したかったので、後ろのカゲになってる方は先にベタ塗りしてから光の当たってるところをちょっとずつ削った。


4. 色ラフ / Rough-color

 カラーリング決まってない+背景込の場合時間がかかるけど、既に色が決まってるキャラなら色拾ってくだけなので楽。

 固有色の上にカゲラフで描いたカゲ乗算レイヤーを乗せる+スクリーンレイヤーで光・反射光等を全体の色味を見て、色調補正とかでいい感じにしていく(ざっくり)。ここで作品全体の色を徹底的に決めておくと後々いろいろと楽。



5. 線画 / Line art

 個人的に一番苦手な作業……。色塗るときのための最低限の範囲分け作業的感覚で描く。アクセサリー等細かいところは手直しが大変なので、ここで線画は描かずにおおまかに塗りが終わった後で線画の上からがりがり描いていく。

 線画は長い間色んなブラシをとっかえひっかえで使っていたけど、最近はアナログっぽい質感の出せる鉛筆ブラシで落ち着いた気がする。

 

6. 色塗り / Coloring

 一番楽しい作業。線画の下だけでなく線画の上からもガシガシ塗り進める。楽しい。

塗り(線画の上から) … 左上

 細かい部分(ボタン・アクセほか)は線と塗りで分けると面倒くさいのでこのレイヤーで線画色まとめて描き込む。ジャケットの胸あたりはボリューム気に入らなくて上からガシガシ塗った。

線画 … 左下

 塗りになじませるために色トレスで線画の色変え。


7. 仕上げ(背景) / Finishing(Background)

 あらかじめ用意していた背景レイアウトラフから背景を決める。ここで結構悩んでいろいろ試行錯誤して時間がすぎることがよくある。今回は右下の背景で決定。

 エフェクトやキャラのアウトライン等細かなところちょくちょくいじって、手書きでロゴを描いて完成✨


 


 今回のレポートは以上です。わりと自分でこういう風に整理すると問題点とかいろいろ見つかって楽しかったりします。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

(Twitter)


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