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コいけです。

今回の創作ブログでは、レオくんの設定紹介に引き続き、シロくんとアルくんについての設定もまとめて紹介していきます。


描き下ろしの設定画は既にTwitterに投稿しており、たくさんの評価いただけて本当にうれしいです。投稿した時間帯の割にシロくんへの反応が多かったのが意外でした。

前置きはこれくらいにして、さっそくいってみましょう!


★ レオくんの設定については↓コチラ↓

fanbox post: creator/6376706/post/1206031


■ シロくんのキャラクター設定

 ● 資料1

2020年7月時点でのシロくんの設定資料です。


白狼の獣人であり、種族名が「ループス」、名前が「シロ」です。

一人称は「俺」。物覚えはよくないですが、向上心が人一倍あります。


シロという名前には、白い狼だからという安直な理由と、もうひとつ、孔門十哲の「子路」が名前とともに設定と少しかかわっています。

儒教の始祖と知られている孔子には約3000人の弟子たちが居ました。その中でも優れた才能を持つ十人の弟子を孔門十哲といいます。子路はそのひとりで、武勇を好み、そのためか性格はいささか軽率なところがある反面、質実剛健たる人物であったと語られています。(Wikipedia参照)

名前を考える段階で「子路」をモデルにしていたわけではありませんが、キャラクター設定を考えるうえで参考にしたので紹介させていただきました。


シロくんの設定に話を戻します。

幼少期、孤児だったシロくんは山賊に拾われ、家族同然のように迎えられ育ちます。

ところがある時、山賊狩りに襲撃され旅団は崩壊。逃げる途中濁流に飛び込み死にかけましたが、レオくんに拾われ運よく一命をとりとめ、レオくんとの物語は動きだします。

山賊であった証が左手の甲に残り、その傷をレオくんから与えられたグローブをして隠しながら生きることになります。


赤い瞳も特徴的で、彼が孤児だったことと関係しているかもしれませんね。


脳内再生用の仮キャラクターボイスは、冨永みーなさん、最近ではなんでも鑑定団のナレーションもしているみたいですが、アニメるろうに剣心の弥彦の声を想像していただければシロくんにピッタリな声だと思っています。元気溌剌な武の道を進む男の子って感じがいいですね。


 ● 資料2

こちらは最古の設定資料です。2015年の前半のものですね。


キャラデザの話をしますと、バイト先生のまめ日記や、井口病院先生のストーキングドッグあたりが刺さっていた時代なので、とても影響を受けていることが分かるかと思います。


当時はツンデレキャラという設定でした。普段は弱音とか甘えたり一切しないキャラで、森の暴れん坊とも呼ばれていたそうです。レオくんとふたりで無敵のコンビって感じで森の平和を守る的な活動をしていたみたいです。

あくまで漫画「フクサヨウ」の世界でのお話です。


 ● 資料3

そしてこちらは2015年8月にデザイン変更された後のシロくんです。


レオくんのイメージチェンジに伴って、羽織?とズボンを履かせました。

今と変わっている点といえば、スカーフの結び方くらいだと思います。

あと年齢ですね。まあ、物語を進めていけば1年くらい経つので誤差みたいなものですよね?


音楽全般下手という設定は、先ほど述べた子路を参考にしています。今後物語として生きてくるかわかりませんが、設定なんてそんなもんです。


当時思い描いていたレオくんとの出会いの物語は、唐獅子の懸想の物語とは違って、「盗賊のシロくんが旅人のレオくんを襲うが返り討ちにあい、一緒に旅をするようになる」というものでした。どちらも、「強くなりたい」という思いからレオくんについて行くシロくんの動機は一致していますが、唐獅子の懸想では、シロくんが周りの人物の意志の力によって生かされるという点で、より愛のあるお話になっています。



■ アルくんのキャラクター設定

 ● 資料4

2020年7月時点でのアルくんの設定資料です。


狐の獣人で、イタズラが大好きな男の子です。種族名が「ヴルペクラ」、名前が「アルヴェール」で、通称アルくんです。

一人称は「僕」。「ししっ…」と不気味な笑い方をします。


この度服装をアップデートしました。ちょっとした違いですが、前のデザインより下着が見えにくくなっていると思います(笑)

アルくんはレオくんたちと比べてちょっと背が低く、小顔で脚が長くてすらっとしていますね。


うちの子のイケメン枠を飾るアルくんですが、彼はもともと自分の容姿に興味がなく、髪は寝ぐせだらけのホコリだらけ、目は完全に隠れるくらい前髪が伸び切っており、服はシミや食べかすがついていて今とはまったく別人のようでした。

レオくんがアルくんの罠づくりの腕を聞きつけ、アルくんの屋敷に訪れたのが転機でした。みすぼらしい容姿など気にせず、仕事の腕を称賛してくれたレオくんと何度か仕事をするうちに、アルくんはレオくんを「お師匠」と呼んで慕うようになります。そして、お師匠によく思われたいという一途な気持ちから、容姿を整えようと踏み切ったのです。

その一途な思いが恋愛感情だと気づくのは、シロくんが村にやってきた後だと、本人は語っています。(漫画「Alvert」・漫画「或の想ひはたぶん」参照)


なので、勝手に恋敵だと思っているシロくんとは馬が合わず、度々口喧嘩になってしまうみたいです。


解説にある「化け学」とは、我々のいう「化学:Chemistry」とは少し違って、「魔法・呪い・まじないなどの基礎である自然現象を起こす力の源を解明し、生活を豊かにする学問」としています。大雑把にいうと、アルくんは魔法使いってことですね。

ファンタジーの世界なので、一応魔法や呪いと呼ばれるものが存在しています。

まあ、これはキャラクターではなく世界観の設定なので、続きはまた今度にしましょう。


アルくんはたまに樵(きこり)の仕事もやっていて、依頼があれば山に入って森林の整備に行くこともあります。アルくんは運動が苦手なので、こういう仕事は魔法を使っているなんてことも考えられますね。


唐獅子の懸想では未登場。次の次くらいのお話で登場予定です。←早く描け!


仮キャラクターボイスは、某名探偵で御馴染みの高山みなみさん。鋼の錬金術師に出てくるホムンクルスのエンヴィーの声がアルくんにピッタリだと個人的に思っています。


 ● 資料5

こちらは最も古いのアルくん設定資料です。この頃から魔法使いでした。


大きな帽子を被っているのが特徴的ですが、描きにくいという理由で撤廃しました。

この姿で登場する漫画は、残念ながらありません。

登場する前にレオくんとシロくんのデザインが見直されたので、その流れでアルくんも股間を隠すことになりました。


正直、アルヴェールという名前の由来は覚えていません。金色のガッシュ!に出てくるレイラのパートナーの名前かな?きっと適当です。語感がよかったからとか、そういう理由ですきっと。その実、レオくんは他人につけてもらった名前ですし、シロくんも先ほど語ったとおり安直な理由がいちばんです。夢を壊してしまったら申し訳ないですが、キャラの名前なんてそんなもんです(笑)


 ● 資料6

そしてこちらがお馴染みスタイルのアルくん。設定資料は無かったので漫画「Alvert」の表紙絵です。


見えそうで見えない(重要)際どい服を着ていますね。


この姿になって初めて登場した漫画は「ボクらは知っている」。2015年10月に描かれたお話です。大学時代、漫画研究部の課題として描いたもので、この漫画のメッセージとして、「明日がある事を知っているから、ボクらは今日鍛え、勉強し、料理したものを食べるのだ」とレオくんが教えてくれたのだ…というシロくんの語りが入ります。ケモノの野生動物との決定的な違いについてコいけの考えを描きました。が、そんなことよりうちの子がわいわいしているところが描きたかっただけの漫画です。

この漫画を描いたことで、レオくんを罠に嵌めて楽しむヤバイ奴という設定が定着しました。その後、好きな子にはイタズラをしたくなる男心が付加され、今の歪んだ(?)恋心に行き着きました。


いまやアルくん無しでは唐獅子の懸想は成立しないくらい大事な人物です。今後の活躍にご期待ください。



■ あとがき

いかがでしたでしょうか?

長々と、時々脱線しながら書き進めてしまいましたが、うちの子への愛着が少しでも沸いてくれたら幸いです。コいけの漫画を読んだことがある人を対象に書いたので、このシーンはこういう設定が活きていたのか!という楽しみかたが出来ればいいと思っています。


今後の創作ブログでは、今まで出したうちの子本の制作秘話や、解説をしたいと思っています。ネタバレを避けるために有料記事にするか、コいけのブログを読むようなマニアは全員コいけの漫画読んでいるという前提で全体公開で書くか、まだ検討中ですが、懐かしい作品を振り返りながら今の創作の火種になればいいなという思いで書くつもりです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。次回のブログ更新は8月1日です。お楽しみに!

(Fanbox)


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