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「見せつけてやろう……♡ 私たちの、本気の交尾を……♡」  その言葉に、提督は最初呆気に取られた。  この秘書艦は、何を言っているのだ。  今までとは、訳が違う。  蚊帳越しにシルエットを見られるのではない。もっと純粋で、単純で、強烈な交尾を、がっつり見られるのだ。  グラーフは、すでに乳房をまろび出している。  その乳肉の躍動に合わせて、草むらで物音がするのを聞いた。  あの四人が達したのだと、本能で理解した。 「アドミラールも、興味あるだろう?♡」  グラーフが、囁く。  興味? と尋ねれば、彼女は頷いた。  笑みを浮かべたまま、言う。 「この女は、自分のものだと……所有権を主張したいだろう……?♡」  涎を這わせるような、ねっとりと熱い口調で、グラーフが囁く。 「想像してみろ♡ やつらの前で……他人の雌に欲情するどうしようもない雄共の前で、私に『マーキング』する光景を……♡」  さわ……。  グラーフの手のひらが、太腿を撫でる。  血液を股間に送り込むように、内側へ内側へと、撫でていく。 「この立派なペニスで……私の子宮を食い荒らし、卵子を独占する様を見せつけるんだ……♡ ……たまらないだろう?♡」  その、彼女の言葉に。  提督は。  馬鹿正直に、妄想して。  びゅるっっ……!!  ひどく濃ゆいカウパーを、白濁混じりで吐き出す。  むわりと、雄の匂いが立ち込める。  今、草むらでこちらを覗いている青年たちとは、比べ物にならない濃密さ。   「本当に、素敵な精力だな♡ アドミラール♡」  グラーフが、囁く。  囁きながら。  それまで、太ももを撫でていた、彼女の掌が。    さわ……。  竿に這い。  そのまま、  ちゅこ。  一回。  ちゅこ。  二回。  それだけ、擦って。  そらだけで、ペニスは更に硬くなって。  その頂上、鈴口に、彼女の手が移動し。  人差し指で、  かり……。  かりかり……。  優しく、穴を穿られる。  爪は使わず、指の腹で、指紋の僅かな凹凸を擦り付けるように、刺激される。  たまらない。  たまらなかった。  提督の中で、むくむくと、いやらしいエネルギーが膨張していく。    ぬちゅ……。  ぐちゅ……。  グラーフの指が鈴口をいじる音も、粘ついたものにものに変質する。  溢れ出したカウパーが、そこに混ざる白い筋が、指紋にへばりつく。  イカ臭い、筋。  それをヌルヌル、クチュクチュと、指先で捏ねる。  五秒。  十秒。  グラーフは、指を離した。    つぅ……。  指先から、粘液の糸が伸びる。  月光を浴びて、ぬらりと光る。 「……ちゅぷ♡」  グラーフが、そうやって汚れた指を、口に含む。  カウパーを舌の上で転がす。 「こくん……♡」  飲む。  瞳に宿す淫欲の輝きが、更に増す。 「さあ、アドミラール……♡」  耳元で、囁く。  その唇が、先走りと唾液で、濡れている。 「交尾をしよう♡」  交尾。  その言葉に含まれている熱が、あまりにも高い。  彼女は、『セックス』という表現を使わなかった。  おそらく、わざとだ。  その単語には、どこか人間的なものがある。  文化的で、理性的な響き。  例えば、ポリネシアンセックスのような。  違うのだ。  今から自分が彼女とするのは、そういうものではなく、『交尾』なのだ。 「さあしようアドミラール♡ 交尾をしよう♡ 種付けをしよう♡」  グラーフが、ニヤニヤと笑いながら、耳元で囁く。  呼気が熱い。  昂っているのだ。  昂りのまま、彼女は紡ぐ。  こちらを煽る言葉を。  雄を、煽る言葉。 「この立派なペニス……『チンポ』を、私の『マンコ』に入れよう♡ それで、思いっきり腰を振るんだ♡ 気持ちいいぞ♡ きっと、すごく気持ちいい♡」  囁く。  秘書艦が囁く。  雌が囁く。 「もう、私の穴はヌルヌルだ♡ 膣襞がうねっているのが、自分で分かる♡ そんな穴ボコにハメたら、どうなる?♡ それも、他のオスに見せびらかしながら、優越感たっぷりに耕したらどうなる?♡ 確かめてみよう♡ な♡ な♡」  その言葉に。  提督は。  想像して。  妄想して。  そして。  ふしゅっ……!!  ふしゅっっ……!!  呼吸音。  まるで、蒸気機関車。  あるいは、猪。  とにもかくにも、荒々しい。  猛々しい。  加速していく。  加熱していく。  ふしっっ!! ぶしゅっっ!! ふっしゅううぅぅ……!!!  べちっ!! べちっっ!!  音が響く。  ペニスが震えて、提督の腹を叩く音。  鈴口から、粘液が垂れている。  その粘液が、竿のスイングに合わせて庭に飛び散る。  その飛び散り方も、半端ではない。  あまり、前に飛ばない。  粘っているから。  だから、鈴口から伸びる糸が、鞭のようにしなり、減速し、そして切れる。  カウパーの綱が、蛇のように空中でたわみ、前方に舞う。  何もかもが、規格外。  その規格外のペニスを猛らせて。  獣のような眼光を迸らせて。  それで。  提督は。  ムンニュウウウゥゥウウッッッ……!!!♡ 「ン゛ッッグオォォォォオォォオオォ!!!??♡♡♡」  グラーフが喘ぐ。  雌牛の喘ぎ。  舌がピンと伸びる。  唾液がだらりと垂れる。  その、淫らな表情。  その唇に。  彼は。  ヂュルルルルルッッッ!!!♡♡♡ 「ン゛ムッッ!!?♡」  吸い付いた。  貪るように。  獣のように。 「ンブッッ!!♡♡ ヂュブッッ!!♡ ヂュロロッッ!!♡♡♡ ズズズズゥッッ!!!♡♡♡」  グラーフが、応じた。  理性の欠片もない、捕食の如きキス。  涎に浮いた泡の一つも残すことなく、胃袋に収めようとするが如き吸引。  舌と舌を絡ませる。  唾液と唾液を啜り合う。  男と女のキスではない。  雄と雌のキス。  そんな、互いで互いの口内にマーキングするかのようなキスを、たっぷり数十秒ほど続けて。 「ふっ♡ ふっ♡ ふっ♡」  グラーフは、縁側から降りた。  庭に降り立つ。  裸足だ。  その状態で、彼女は裾をはだけさせた。  太ももがあらわになる。  太ももの間にある女陰があらわになる。  その状態で、グラーフはガニ股になった。  提督の方に、尻を突き出す。  あまりにも大きな臀部。  下半身だけではない。  ガニ股になった彼女の、脚と脚の間から、  ドッッッ……シリ♡♡  と、乳房が垂れ下がっていた。  前屈みになったことで、フルに重力の影響を受ける大質量。  根元の辺りから、ドッッッ……プン♡ と音の聞こえてきそうな、丸々とした雫の如き輪郭で、乳肉がぶら下がっている。  そんな状態で、グラーフは提督の方を見つめながら、  ふりっ♡  ふりっ♡  と、安産型のデカ尻を左右に揺らす。  あまりにも原始的で、野生的で、下品なお誘い。  求愛行動。  雄ならば、誰でも応えずにはいられない、圧巻のいやらしさ。  そこにきて、提督の雄は、そのペニスと睾丸の大きさが示す通り、並外れていて。  次の瞬間には。  まふうっ……♡  グンニュウウゥゥゥ……!!♡♡ 「ン゛ギッッ……!!♡」  グラーフの尻肉を、鷲掴み。  そのマシュマロのような、モチモチとしている弾力を堪能し。    ぬたあ……♡  その、ねっとりと蜜を溢れさせる女陰を見つめて。  ビグンッ!!♡ ビグンッ!!♡♡  ビュッッ……!!♡ ビュルルッッ……!!♡  ノーハントで、精子含有量の高すぎるカウパーを、秘書艦の背中に山なりに引っ掛けて。  そして。  猛り狂ったペニスの先端。  やりたくてやりたくて、パンパンに張った亀頭を。  にゅぐ……♡ 「オ゛ッッ……♡」  ニュグググ……♡♡ 「オ゛ッッ……オ゛ホッッ……ウ゛ゥゥ……♡♡」  グラーフの尻、  蜜壺。  女の花園に。  ゆっくり、  ゆっくりと、くぐらせて。  すぐに、我慢が出来なくなって。  ジュパァンッッッ!!!!!♡♡♡♡ 「ハオ゛ォォォォオォォオオォッッッ!!!!??♡♡♡♡」  思いっきり、奥まで打ち込んだ。  子宮の辺りにまで届く、極長極太極悪ペニス。  その一突きで、グラーフは。 「ッッ……!!!♡♡」  ぷりゅっ…………♡♡  排卵だった。  彼女の卵巣から、子宮へと、赤ん坊の素が転がり出た。  本能だった。  桁外れのペニス。  その、雄として優秀すぎる輪郭に、彼女の雌が反応したのだ。  この雄の子供を孕んで、産みたい。  そんな純粋な繁殖衝動。  生殖欲求が卵巣に火を焚べ、卵子を打ち出した。  このペニスの主である提督の種を、受け入れるために。  その瞬間、  キュウウウゥウウゥゥウウゥゥ…………!!!♡  締め付けられる。  グラーフの名器、その膣圧。  凄まじい快楽。  並の雄ならば、この搾精運動の前に、あっけなく果ててしまうだろう。  例えば、今草むらに隠れている青年たちならば、これで睾丸を空にしたはずだ。  しかし、提督は違う。  ドグンッッ……!!♡ ドグンッッ……!!!♡♡  濃密な熱量を、睾丸に宿す。  今までの倍ぐらいの密度で蠢く精巣。  唸る射精欲求、体積を増すペニス。  そんな、尋常ではない雄欲を、華奢な肉体に燃え上がらせたまま。  彼は。  ズロロロロォォ…………!!!♡ 「オ゛ッッ……オ゛ウッッ…………オ゛ホォ…………♡♡」  ゆっくり、ゆっくりと引き抜き。  そして。  加速を付けて。  ドチュンッッッッ!!!!!♡♡♡♡ 「ア゛エッッ!!!!???♡♡♡♡」  ドッチュドッチュドッチュドッチュッッッ!!!!!♡♡♡♡♡♡ 「ア゛オ゛オ゛オ゛ォォオオォォッッッ!!!!???♡♡♡」  雄々しい雌殺しピストンの、開始。  提督は、縁側に膝立ちになって、一心不乱に腰を振った。  庭にガニ股になっているグラーフ、その膣に差し込むのに、それがちょうどいい体勢だった。  モチモチの臀部を鷲掴みにして、鼻息荒く強烈なストロークを重ねる。  ペニスが長すぎるので、冗談みたいに腰を引かねば、ピストンにならない。  ガクンッッ!!♡ ガクンッッ!!♡ ガクンッッ!!♡  ヘッコヘッコヘッコヘッコ♡♡♡  ズッパン!!♡♡ ズッパン!!♡ ズッパン!!♡♡ 「オ゛ッッ!!!♡ ア゛ンッッ!!♡ ア゛ヒッッ!!♡ ヌ゛グォッッ!!!♡♡」  腰を目一杯に動かしての全力ストロークで、膣の隅々まで引っ掻かれ、グラーフははしたないヨガリ声をあげていた。  加速を付けて、全体重ごとぶつけるような腰のインパクトに、  ブルンッッ!!!♡  ブルルンッッ!!!♡♡  と、豊かな尻肉が波打つ。  重たい臀部。  提督が竿や睾丸ごと、その安産フォルムに叩きつけるのと同期して、もったりとハリのある脂肪が段を作り、前へと伝う。    バプッッ!!!♡  バプッッ!!!♡  バプッッ!!!♡  秘書艦の豊かな尻肉が、空気を巻き込み、滑稽な音を立てる。  その間抜けな響きすら、提督の官能を刺激する。  だがそれ以上に素晴らしいのは、このコリコリとした膣感である。  ペニスに絡みつき、ゾリュリュッッ!!♡ と刺激してくる、ミッッヂリ♡ とした肉ヒダの群れ。  名器。  どこを取っても、極上だ。  誰にもやらない。  提督は、強くそう思った。  この雌は、自分だけのものだ。  草むらの向こうでこちらを覗く雄どもには、指一本触れさせない。  激烈な感情の動きが、肉の内側に立ち込める。  それが更に荒い腰振りとなり、グラーフの臀部を強かに打つ。  ガニ股が震え、ぶら下がった乳肉が、  バルンッッ!!♡  バルルンッッ!!!♡♡  と、躍動している。  草むらが、また、かさりと鳴る。  小さな声。  高い声だ。  少年のものだった。  また、達したのだろう。  それに合わせて、カサカサと、小刻みな音が聞こえてきた。  提督は理解した。  オナニーだ。  彼らは、自分たちの交尾を見て、オナニーしているのだ。  良いだろう。  提督は思う。  存分に見せてやる。  自分が、この秘書艦を味わい尽くしている様を見ながら、そこで自らを慰めていろ。  凶悪な感情。  それは優越感であり、加虐心でもあった。  恐らくは、不安の反動だ。  グラーフを、彼らに視姦されていたことに対する、不安。  グラーフを、彼らに奪われるかもしれないという、重い不安。  その不安を跳ね除けて、勢いあまって凶暴に転じている。  そんな具合だった。    ドスっっ!!!♡ バスッッ!!!♡♡ ドスンドスンドスンバスンッッッ!!!♡♡♡  ピストンが速くなる。  腰遣いが更に荒々しくなる。 「オ゛ォォォォオォォオオォッッッ!!!!♡♡♡」    グラーフが啼く。  ひどくいやらしい声で、けたたましくよがる。  表情が、とろけていた。  普段の冷静で、端正な容姿が、いまや媚びる娼婦もかくやの下品な顔になっていた。  目は上を向き、口はオの字型に開き、舌はだらりと垂れる。  そんな顔でよがり叫びながら、彼女は提督のピストンに身を任せている。  乳房が、ドプンドプンと揺れている。  もっとだ。  もっと弾ませてやる。  そして、見せつけてやるのだ。  グラーフの乳房の豊かさを、あの覗き魔たちに。  そんなたまらぬ女体の持ち主が自分のものであると、知らしめてやるのだ。  だが、そのためには。    提督は、そこにきてグラーフの背中に、覆い被さった。  ガニ股になってる彼女の尻に、まるで発情しきった犬のように体を預け、更に腰を振った。  カクカクカクカクカクッッ!!!♡  ヘコヘコヘコヘコヘコッッ!!!♡♡  それは、ピストンというよりバイブだった。  跨っていることで、腰をさっきのように後ろに引けず、小刻みな前後を繰り返すしかないのだ。  だが、その動作のもたらす快楽は凄まじかった。  なんたって、グラーフの膣構造が微振動して、提督の竿をゾリュゾリュ磨いているようなものだからだ。    ニヂュニヂュニヂュニヂュ!!!♡♡  ニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュ!!!!♡♡♡ 「オ゛・オ゛・オ゛・オ゛・オ゛ッッッ!!!!???♡♡♡♡」  凶悪なカリ首で、膣奥を重点的に責められる感触。  グラーフの声がいよいよ獣じみてきた。  そんな秘書艦に対し。  提督は。  被さった状態のまま。  上から。  腕を、伸ばして。  ブンニュウウウウゥウウゥウウゥゥゥッッッ!!!!!♡♡♡♡ 「ホォォォォオォォオオォォオォオォォオオォォオォォォッッッッ!!!!!???」  力任せの、パイ捏ね。  雑に、野生的に、本能的に、乳肉を揉みしだかれる。  掴まれ、指を沈められ、解放されて、また掴まれ。  まるで、乳搾り。 「ッッッオ゛ゥッッ!!!!!??♡♡♡♡」  ブシュッッ!!!  ガニ股の状態で、秘書艦は潮を吹いた。  ムチムチの太ももが、ガクガクと震える。  しかし、体勢は崩さない。  流石に鍛え抜かれた下半身だ。  固定型オナホのように、提督のペニスを離さないよう、がっちりと踏ん張っている。  そんなグラーフを、提督は強烈に攻める。攻めながら、乳房を捏ね回す。捏ね回しながら、思う。  羨ましいだろう。  自分は、この極上の乳房を、手に余るようなどっしりした双丘を堪能しながら、腰を振ることができる。  この地球上で、唯一だ。  グラーフという絶世の美女と交尾できる、唯一の雄。  また、がさりと草むらが揺れる。  覗き魔の誰かが達したのだ。  自分と異なり、グラーフの女体に触る日など永遠に来ない、哀れな雄たち。  彼らはこの雌の肉の質感を妄想しながら、自らを慰めることしかできない。  それを思うと。  ぞくぞくぞくぅ……!!♡  甘い、電流。  来る。  分かる。  睾丸から、ドクンドクンと迫り上がる感触。  熱い。  気持ちいい。  出る。  出す。  この雌の中に――。  ブビュルルルルルルルルルッッッ!!!♡♡♡  ボビュッッ!!!♡♡♡ ドブビュッッッッ!!!!!♡♡♡♡  ブグリュリュリュリュリュッッッッ!!!!!!♡♡♡♡ 「オ゛ッッッホオオオオォォオオオォッッッ!!!!!???♡♡♡♡」  提督は、がくがくと腰を震わせた。  睾丸の中身がグズグズのマグマになり、尿道を駆け上り、鈴口を刺激しながら、ドグンドグンと吐き出されていく。  彼は、爪先をピンっと伸ばした。  そうすることで、残尿感もなく、玉奥にへばりついた残り汁まで、すっきりと吐き出せるような気がした。  いきむために、彼はグラーフの乳房を握りしめる。  掌の中で、ふわふわとした極上の双丘が、グンミュウウゥウウゥゥ……!!♡♡♡ と形を変えるのがわかった。   「オ゛ッッ…………オ゛ッッ……オ゛ホォ…………♡♡♡」  絞り出すように、グラーフが嬌声を漏らす。  膣が、強く締まる。  ペニスが震える。  尿道にへばりついたザーメンのぬめりまで、丸ごとズッポリと吐き出す。 「ふーっ……♡ ふーっ……♡ ふーっ……♡」  吐息。  雄と雌の吐息。  交尾のための性欲を燃焼し、その副産物として生じた熱気が、二人の間に蟠っている。  草むらの中から、青年たちがそれを見ている。  その淫気に、呆気に取られている。  そんな四人分の視線を浴びながら。  提督は。  ゆっくり。    ニュロ……♡  ニュズロロロロロロ…………♡♡♡  ペニスを、引き抜いていき。  ニュ………………ポンッッ♡  ベチッッッ!!!♡♡♡  草むらが、またがさりと揺れた。  腰を抜かしたような音だった。  それも、仕方ない。  提督のペニスは、まだ、雄々しく上を向いたままだったのだ。  萎えるどころか、むしろ、この交尾で弾みがついてしまったようだ。  むんむんと、イカ臭い熱気が、ペニスから解けている。  ぶらりと垂れ下がった睾丸は、今もなお重そうだった。  その状態で、彼は。  ペチンッッ♡ 「おふっっ……♡♡」  グラーフの大きな尻を、軽く叩き。  それから、縁側に立ち上がり。  庭で、まだ膣内射精の余韻に浸って、ガニ股で蕩けているグラーフに。  その顎のあたりを、優しく掴んで。  耳元で。  寝ろ、と。 「…………♡」  グラーフは、こくりと、頷いた。  それから、彼女はいそいそと縁側に上がった。  その床に、股を広げて寝転ぶ。  どっしりとした巨尻と、濃密な種汁を垂らす花園が、丸見えだ。  そこで、提督はちらりと、草むらの方を見た。  わずかの間だ。  その視線には、意志が込められていた。  よく見ておけ、とでも言うように。  提督は草むらから視線を切り、グラーフの開脚を見下ろす。  ゆっくりと、しゃがむ。  ぴとり……。  ぶら下がった巨玉が、縁側の床に触れる。  それから、彼は自らの竿の根本を掴んだ。  ペニスを、ゆっくりと、前に向ける。  その状態で、彼はもう片方の手で、グラーフの脚を掴む。  ムチムチとした太ももが、手のひらからはみ出る。  そのまま、彼女の巨尻を上向かせる。  秘部を上向かせる。  その女陰に。  ぬち……♡  ペニスの先端を、擦り付ける。  長く太い竿を前後させ、  ぬりゅん……♡  にゅるん……♡  と、割れ目を刺激する。 「んぅ……♡」  グラーフが、甘い声を漏らす。  秘部から、蜜が溢れる。  頃合いだろう。  提督は、わずかに腰を上げる。  体を前に倒す。  それに合わせて、ペニスも下を向く。  勃起した状態の巨根、その先端が、真っ直ぐに割れ目を捉える。  照準を、合わせる。  そのまま、彼は。  ニュブ……♡  竿を。  自分のぶっとい竿を。  グラーフの割れ目が、ゆっくりと、ねっとりと。  その、くっきり浮き出た尿道ごと、  ニュブブブプププ……♡♡♡  と、飲み込んでいく様を。  草むらの向こうにいる覗き魔どもに、見せびらかすように。  ゆっくり、ゆっくりと、挿入していく。  ヂュ………………プン♡♡♡ 「ほおぉおぉ〜〜〜………………♡♡♡」  奥の奥まで、差し込んだ。  提督は、ガニ股だった。  開脚することで、グラーフの巨尻を、ギリギリで跨ぐ。  でっっ……ぷりとした玉袋が、ずしりと、実った尻たぶにのしかかる。  袋の中の、ごろりと大きな双球の輪郭が、浮き出ている。  うねうねと、蠢いている。  グラーフの名器に、反応しているのだ。  そのあまりの気持ちよさに、億を上回る精子を、ドプンドプンと増産しているのだ。  その様子までもを、草むらの向こうの雄どもに、見せびらかしながら。  提督は。  ズッッ……♡ 「ン゛ギッッ……♡」  ブリッッ……ブリッッ……ブリッッ……♡♡ 「オ゛ッッ……♡♡ グオ゛ッッ……♡ ン゛ギヒッッ……♡♡」  ペニスを、ゆっくりと引き抜いていく。  それだけで、とんでもない快楽が竿に走る。  カリ首が、ひっかかる。  グラーフの、ヌルヌルとしたイソギンチャクの如き膣ヒダ。  みっっ……ちり♡ とした、膣応え。  足腰が、ぶるるっ……♡ と震えた。  提督は両脚を踏ん張った。  尻奥に、力を込める。  PC筋だ。  射精を堪えるための器官。  ドグンッッ……♡  ドグンッッ……♡♡  引き抜いていきながら、竿が脈打つ。  睾丸が蠢く。  片玉だけで、握り拳よりも大きい、ずっしりとした子種袋。  丸々と膨らんだ輪郭が、重く垂れている。  陰嚢の付け根が、だらりと細くなる。  袋越しに、二本の管が見えた。  輸精管。  普通のオスの輸精管と比べて、その時点で太い。  その太さが、物語っている。  提督の睾丸に澱む、ザーメンの濃密さ。  足りないのだ。  並の男の輸精管では、詰まるのだ。  精子が、あまりにも濃密すぎるせいだ。  十把一絡げの雄とは、量も質も違う。  我慢汁に混ざった一粒だけで、ばっちりと雌を孕ませられるほどの、繁殖力に溢れた種。  そんなエネルギッシュな精虫が、十億近く寄り集まって、睾丸から尿道へと吐き出される。  ほとんど、ボンドのような粘り気だ。  そんな粘り気が、輸精管内部にへばりつかないよう、規格外の吐精圧で送り出す。  そんな強烈な射精に耐えうるためには、ぶっとい強靭な輸精管が不可欠だ。  提督の輸精管は、だから、そういう輸精管だった。  そういう射精が透けて見える、輸精管。  それが、睾丸の付け根、玉袋の向こうに伸びている。  そんな立派な輸精管が、吊り下げている睾丸の、重そうなことと言ったらない。  竿と玉袋の結合部に、無数の縦皺が生じ、ずしっっ……!♡ としている。  睾丸に合わせて、陰嚢そのものの面積も増しているのか、だらりと伸びている。  ぐぐ……♡  ぐぐぐ……♡♡  そんな玉袋が、ゆっくりと縮んでいく。  提督が竿を引き抜き、グラーフの膣肉をブリリッッ♡ と掻きむしるほどに、彼の陰嚢が、ギュウウゥゥ……♡♡ と縮んでいく。  睾丸が、迫り上がっていく。  ペニスの根元へと、迫り上がる。  それによって余った玉袋の皮が、双球の輪郭の下に、ぶらりと垂れている。  もう、出そうなのだ。  グラーフの膣は、中でたった一往復しただけで、たまらぬ官能に貫かれてしまうほどの、名器なのだ。  その機微が、提督の睾丸の蠢動だけで、窺い知れる。  むしろ、その機微を覗き魔共に伝えるために、彼はこの体勢になったと言えた。  彼らに、グラーフの巨尻と、自分の睾丸と肉棒を、晒すような体勢。  種付けプレスの体勢。  バチュンッッッ!!!!!♡♡♡♡♡ 「ア゛ギッッ!!!??♡♡♡」  グラーフが、叫ぶ。  彼女の足のつま先が、ピンっと強張る。  快楽ゆえだ。  提督が、腰を上げて目一杯に取った助走をフルに生かし、子宮までド突くような深いプレスをお見舞いしたのだ。  ベチッッッ!!!♡  ペニスが膣奥を穿り一拍置いて、彼の睾丸がグラーフの尻肉を叩いた。  まるで、モーニングスターだ。    ズロロロロォォ…………♡♡♡ 「オ゛ッッ……オ゛ォォ……♡♡♡」  また、引き抜いていく。  ペニスを、ゆっくりと、彼女の膣奥から引き抜いていく。  膣襞を掻き分けて、腰を上げていく。  提督の、少女のように丸い尻と、細い腰。  ガニ股にした華奢な脚、その膝部分を伸ばしていき、下半身全体で肉棒を引っ張り上げる。  そんなペニスに、グラーフの膣が、吸い付いている。  ヂュッッ……♡  ヂュウウゥゥゥ…………♡♡  離さない。  離すものか。  そんな声が聞こえてきそうだ。  グラーフの膣がキツく、とてもキツく提督のペニスを食いしばり、すがりつく。    ブリッッ……♡  しかし。  ブリリッッ…………♡  提督の竿は、それでもゆっくりと引き抜かれていき。  そに合わせて、  ブシュッッ……♡  ブシュシュッッ……♡♡  グラーフは、潮を吹きながら。 「ン゛ヒフッッ……♡♡ ン゛フゥゥゥ……♡♡ ン゛フゥゥゥゥウゥ……♡♡♡」  食いしばった口から、獣のような呻き声を漏らし。  そんな彼女に向かって。  提督は。  バスン!!!♡♡♡ 「ヒギッッ!!!??♡♡♡」  二回目。  バスンッッ!!!!♡♡♡ 「オ゛ヒョッッ!!!!??♡♡♡」  三回目。  バスンッッッ!!!!!♡♡♡  バスンバスンバスンバスンバスンバスンバスンバスンッッッ!!!!!!!!♡♡♡ 「ア゛ッッオ゛ォォォォオォォオオォォォォォオォォオオォッッッッ!!!!!???♡♡♡♡」  何度も何度も、叩き込む。  本気のピストンの開始。  提督の重たい睾丸が、  ビタンッッ!!!♡ ビタンッッ!!!♡♡ ビタンッッ!!!♡♡♡  と、グラーフの巨尻に叩きつけられる。  彼女の白くスベスベとした肌が、赤らむ。  何という重さか。  並の睾丸の質量では、何回ぶつかろうと、こうはならない。  恐るべきは、提督の玉袋の重さ。  無尽蔵に湧き出し、みっちりとせめぎ合う、精子の重さ。  それすなわち、彼の精力の強さでもある。  提督は激しく腰を振りながら、両腕をガバッと広げる。  そして、  モミュンッッッッ!!!!♡♡♡ 「ほぉんっっっ!!!!??♡♡♡」  鷲掴み。  グラーフの爆乳を、手すり代わりに握り締める。  どれだけ指を頑張って開いても、溢れてしまう豊かな乳肉。  その柔らかさを堪能しながら、一心不乱に腰を振る。  ピストンスピードすら、尋常ではない。  普段の華奢な彼からは、想像もできないような、猛獣の如きハイテンポ。  しかも、一撃一撃が重い。  深い。  バフバフと腰を沈ませ、グラーフの巨尻を波打たせながら、ジャブジャブと膣奥を撹拌している。 「グッッ……へッッ!!!♡♡♡ ン゛ヌヒッッ!!!♡♡♡ 孕むっ♡ 孕む孕む孕むッッ♡♡♡ アドミラールッッ♡♡ 孕ませてくれぇええぇっっっ!!!!♡♡♡♡」  グラーフの嬌声が、凄まじい。  縁側で吐き出していいレベルのものではない。  子宮が揺れ、その揺れが、彼女の人間性を揺さぶっている。  揺さぶって、一匹のいやらしい雌へと変えている。    ギュウウゥゥゥウゥゥゥゥ…………!!!♡♡♡  締まる。  膣が締まる。  その締め付けに呼応するように、睾丸が縮む。  もう、限界だ。  ミッッヂリと重たい玉袋。  そこから伸びる、太い輸精管。    繋がる。  グビュルッッ……!!!♡♡♡  渦巻いた。  睾丸から輸精管に、何かとても熱くて粘いものが、雪崩れ込んだ。  二本の管の中で、  ゾルルルルゥゥ…………!!♡  と、団子のように丸まっていく。  丸まりながら、体積を増していく。  しかし、丸々と言っても、溶け合っている訳ではない。  毛糸玉のようなものだ。  しっかりとした輪郭をもった糸が、うねうねと互いを巻き込みながら、新しく像を結んでいくみたいに。  ドグリュッッ…………!!♡♡  凄まじい熱が、二本の輸精管から吐き出され、尿道に凝る。    ドグンッッ……!!♡  ドッッグン……!!!♡♡  太くなっていく。  ただでさえ、ボコッッ……!!♡ と竿裏に浮き出た尿道が、ムリムリと太くなっていく。  ザーメン。  輸精管から吐き出され、ニヂュリニヂュリと結び合い、押し出されていく子種塊。  そのゼリー状の快楽が、尿道をこじ開け、太らせ、進んでいく。  奥。  グラーフの、膣奥。 バスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!♡♡♡♡♡ 「ア゛・ア゛・ア゛・ア゛・ア゛・ア゛・ア゛・ア゛ァアァアァアアアァァァァァッッッ!!!!!!????♡♡♡♡♡」  提督のピストンが、さらに早くなる。  脚の筋肉が、わずかに膨らんでいる。  力んでいる。  いきんでいる。  彼の頭の中には、もう、射精のことしかない。  グラーフの膣中に出す。  それ以外はどうでもいい。  夜も、月も、草も、池も、覗き魔たちすら、頭から抜けている。  ただ、雄と雌だけの世界。  提督は。  ムンギュウウウゥウウゥゥウウゥゥゥッッ!!!!♡♡♡  思いきり。  グラーフの乳房を思いきり、掴んで。  掌を、沈めて。  バッッスンッッッッ!!!!!♡♡♡♡  一際強く、腰を打ちつけ。  グググググゥゥ…………!!!♡♡♡  グラーフの膣奥に、自らのペニスを擦り付けるように、ぐりぐりと股ぐらを動かして。  尿道が膨らむ。  膨らんで、膨らんで。  遂に。  一番前に、到達して。  む り ゅ 。  鈴口から、熱いものが溢れた。  頭の中と、睾丸の中を、丸めて一塊にしたような、マグマ溜まり。  その、先端だった。  む り ゅ り ゅ 。  伸びる。  白い先端が伸びる。  ひと連なり。  鈴口からでろりと溢れる、ザーメンの塊。  ふん詰まっている。  尿道の途中で、ネバギトの粘液が滞り、膨らんでいる。  だが、それもここまで。  先端が、吐き出されたことで。  ペニスの奥。  その粘液の行進に、勢いがつき。  あとはもう、爆発であった。  ドボッッッブリュリュリュリュリュリュリュリュッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡  ボブギュブッッッッ!!!♡♡♡ ムブリュリュリュッッ!!!!♡♡♡♡  ビュグルルルルルルルルルルウゥウウゥゥウウゥゥウゥゥッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡     「ヌ゛ッッッッホオ゛ォオオォオオ゛ォオォオオオッッッッ!!!!!!????♡♡♡♡」      まるで、爆発。  頭の中に虹がかかり、存在全部が快楽に変換され、ペニスから吐き出されているみたいだった。  腰が、ガクガク震える。  脊椎を抜かれているような、衝撃。  睾丸が、ギュウウゥゥ……!!♡ と、ペニスに迫り上がる。  出ろ。  全部出ろ。  提督はそう念じながら、小便を振り絞るかのように、力む。  ビュッッ……!!!♡♡♡  ビュウウゥウゥゥゥ…………!!!♡♡♡♡  さきほど、バックで注ぎ込んだ時とは明らかに射精時間が違う。  提督は、鼻の下が伸びる思いだった。  気持ち良すぎて、脳髄が蕩けてしまいそうだ。  自分がどんどん馬鹿になっていくのが分かる。  口端から、涎が垂れていく。  ちょろ……♡  射精すること、一分近く。  ようやく、提督は全てを絞り出した。  背中の、尾てい骨のあたりが、ブルルッッ……♡ と震えた。  長い小便を終えた後のような、品のない爽快感が、体を吹き抜けた。   「オ゛……オ゛ホォ…………♡♡♡」    睾丸の中身を全部注ぎ込まれて、グラーフがうっとりと漏らした。  彼女は、自分の子宮がずっっ……しり♡ と重くなっているのを、ひしひしと感じていた。  そして。  その、鉛のような重みを孕んでいる、子袋で。  ぞわり……♡ 「あ……♡♡」    気配。  無数の気配だった。  グラーフは艦娘特有の優れた感知能力により、自らの子宮に漂う気配の群れを読み取った。  グラデーションなどない、密集した気配の群れ。  億を超える、精虫の群れ。 「ふーっ……!!♡ ふーっ……!!♡ ふっしゅううぅぅ……!!♡♡」  荒い息。  スチームのような熱気が、口から鼻から溢れ出る。  視線が、自らの下腹部に向いている。  喜びに満ちた顔だ。  ごくり……♡  グラーフは、生唾を飲み込んだ。  その状態で、彼女は、太くて長い脚を、提督の腰に絡めた。  そのまま、ゆるく揺する。  提督の体が、グラーフの脚の動きに合わせて、動く。  前後に、揺れる。  ペニスが、子宮の深くを小突くように、揺れる。  その動きに合わせて、  ぞわっ……♡  ぞわわっ……♡♡  動く。  深海の魚群のように、膣内で精虫が動く。  攪拌。  グラーフは、提督のペニス越しに自分の子宮を震わせることで、かき混ぜていた。  精虫の群れ。  それは、何故か。  つん……♡ 「クッ……♡♡ ほぉ……♡♡」  触れた。  確かに、触れた。  精虫の頭が、軽くタッチした。  卵子。  グラーフが、乳房を捏ねられた際に落とした、卵子だ。  先ほどのバックの大量射精で、奇跡的に捕まらなかった卵子だった。  グラーフが、意識的にそうしたのだ。  それは、何故か。    焦らす方が、気持ちいいからだ。  うぞうぞ。  うぞうぞと、子種が漂う。  そこには、バックの時に放たれたものも含まれている。  元気に、泳ぎ回っている。  しかし、そのうちの数匹は、もう気づいてしまってるようだった。  つんっ……♡  つんっ……♡ つんっ……♡ 「あっ……♡ うっ……♡ …………ッッア゛♡♡♡」  グラーフが、呻く。  卵子を、何度も小突かれていた。  先ほど、偶然触れた精子の一匹。  それが、卵子を発見した瞬間から、しつこく小突いてきた。  その動きに釣られるようにして、一匹、また一匹と、追加の精虫たちが集まってくる。  集まって、ぶつかってくる。    中に、潜り込むために。  つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ つんっ♡ 「オ゛ッッ……♡ オフッッ……♡ クッ……ヒ♡♡ フウウゥゥウゥゥ……!!♡♡ フシュウウゥゥウゥゥ……!!!♡♡♡」  グラーフが、歯を食いしばる。  食いしばった奥から、喘ぎ声を漏らす。  腰が、ビグンッ……!♡ ビグンッ……!!♡ と震えている。  卵子に精子のぶつかる衝撃が、子宮内で増幅し、その実った女体に滲み出ているようだった。  四方を取り囲んだ精虫に小突かれるたび、グラーフの腰は左右上下に微かに震え、その巨尻を波打たせた。  そんな彼女を見て。  提督は。  今の秘書艦が、どういう状況にあるのか、把握したようで。  彼は。  彼女の耳元に。  そっと、唇を近づけて。  孕め、と。 「っ……♡」  ゾクッ……。  ゾクゾクゾクゾクゥウゥゥウゥゥゥ〜〜〜ッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡ 「オ゛ッッ……オ゛オオォオオォオォォォ〜〜〜ッッッッ!!!!♡♡♡♡ アドミラールッ!♡ 耳元で♡♡ そんな、素敵なプロポーズッ……♡♡♡ ………………イグッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡♡」  ガクンッッッ!!!!!♡♡♡♡♡  グラーフの腰が、一際大きく震えた。  それに合わせて、彼女の股ぐらから、  ブシュッッ!!!♡♡♡  と、潮が溢れた。  それと同時に。  彼女の子宮内の卵子が。  今まで、かろうじて精虫たちの猛攻に、自らを守っていた卵子が。  ついに。  むにゅ……♡  その輪郭に。  丸い輪郭に。  一匹の精子の頭を。  沈ませて。  沈ませて。  そして。  ぷちゅんっっ…………♡ 「オ゛ホォッッッッッ!!!!!!????♡♡♡♡」    グラーフが、一際大きい声で吠えた。  艦娘としての彼女の肉体に備わった、あらゆる雌としての器官が丸ごと発熱し、声量に変わってしまったような、夜気を弾くアクメ絶叫。    受精。  ギュウウゥゥ…………!!!♡♡♡ 「オ゛ォオオォォォ〜〜〜………………♡♡♡」  だんだん、細くなっていく嬌声。  その中で、彼女は提督の腰に巻き付いたホールドを、グググ……!! と強めた。  逃がさないという意思表示。  自分を孕ませたのはお前なのだと、ペニスにしつこく訴えかけるような、だいしゅきホールド。  提督は、そんな秘書艦の太ももの感触を楽しんで。  ペニスを沈み込ませた膣の感触を楽しんで。  いまだに掌を埋めさせている圧巻の乳肉の感触を楽しんで。  ゴヴォ…………♡♡  そして、感じた。  掌だ。  五指を飲み込む豊かなやわっこさ。  その中心で。  ぐむむむ……♡  ぐむむむむむむむ……♡♡  膨らんでいる。  まったりと柔らかな乳肉が、奥の方で生じる質量により、膨張している。  何が、生じているのか。  提督は、理解した。  グラーフは。  こちらの子種を仕込まれて、準備を始めたのだ。  母親になる準備。  つまり。  これから生まれてくる我が子が、お腹を満たすためのあれを――。  ゴヴォヴォヴォッッ……!!!♡♡  音がする。  粘い音だ。  排水管の詰まるような音。  濃ゆい。  とても濃ゆいものが、乳房の奥に生じている。  グムムムムムムムゥゥゥ……!!!♡♡  双丘が、パンパンに膨らんでいる。  もはや、130センチではきかない。  130センチ後半。  否、ことによったら、140センチ台。  ひくっ……♡  ひくひくひくっ……♡♡  グラーフの乳首が、勃起していた。  ヴァージンピンクの表面が、張り詰めて、ツヤツヤしていた。  提督は。  そんな、ホルスタインを思わせる巨乳首を。  指と指の間。  親指と人差し指の腹で、つまみ。  そのまま。  ギュチイッッ…………!!!♡♡  思いっきり、圧して。 「あ♡♡♡」  グラーフが。  目を、丸くして。  身体の動きを、止めて。  次の瞬間。 「あ♡ あ♡ あ♡」    カクカクカクカク♡♡  へこへこへこへこへこ♡♡♡  腰が揺れる。  小刻みに揺れる。  グラーフの肉体が振動する。  腰に生じた震えが、どんどん大きくなり、早くなり。 「あ♡ あ♡ ああ♡♡ あああああ♡♡♡ あ゛あぁぁあぁあああああぁいぐいぐいぐいぐイグイグイグイグイグイグ!!!♡♡」  ブルブルブルブルブルブルッッッッ!!!!♡♡♡  グラーフの身体が、激しく痙攣し。  その痙攣に合わせて、提督に揉み潰された乳房が波打ち。  指に摘まれた乳首が、ぐむむむむ……!!♡ と張り。  やがて。 「射乳るッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡」    ブッッビュウウゥウウゥゥウゥゥゥッッ!!!!♡♡♡  ビュグッッ!!!♡♡♡  ビュグググッッッ!!!!!♡♡♡♡♡  ボビュビュビュブブブブブブッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡  尋常ではない、勢いだった。  薄桃色から、白が弾けた。  ツヤツヤとしたヴァージンピンクの巨乳首から、ドロドロと熱い真っ白い粘液が、音を立てて迸っていた。    もわぁあぁぁ〜〜……ん♡♡  夜の気配が、変わっていた。  草や土の、渾然一体となった春の匂い。  それが、歯髄の疼きそうな甘ったるい香りで、塗り潰されていた。  甘ったるい香り。  濃密な、ミルクの香り。  グラーフの、母乳だった。  ぴゅるるる……。    草むらの向こうから、水音がした。  射精音だ。  青年たちが、グラーフの乳の香りに当てられて、達していたのだ。  雌フェロモンの塊のような、匂い。  受精した雌のみが漂わせる、蠱惑的な嗅覚情報。  それに脳みそを掻き乱され、彼らはまた精を放った。  水みたいなザーメンであった。  既に、彼らは十発近く射精していた。  もう白い筋など混ざらないのに、それでも構わず、熱に浮かされたように扱き続けたのだ。  射精音は、提督のピストン音に掻き消されていた。  距離が離れていても重く響く、彼の雄々しい吐精音と比べ、彼らのムダ撃ちはたとえ至近距離であっても、草の揺らめきに合わせて掻き消されてていただろう。  オスとして、役者が違うのだ。 「んふーっ……♡ んふーっ……♡ ……アドミラール♡♡」  そこで、グラーフは提督を呼んだ。  彼は、ゆっくりと竿を抜き、彼女の女体を這うように移動し、唇にキスを落とした。  睦み合うようなキス。 「ちゅっ……♡ はちゅっ……♡ ちゅむ……♡」  愛おしそうなリップ音が響く。  幸せそうな空気が、蕩けるように立ち昇る。  がさり……。  その時、青年が立ち上がった。  少年たちも立ち上がった。  立ち去るのか。  否、そうではない。  彼らは、提督たちの方に、歩を進めていた。  その瞳に、理性はなかった。  まるで、火に誘われる蛾だ。  グラーフの放つ桁外れの雌香りに、魅了されてしまったのだ。  ふらふらと、歩く死体のように、近づいていく。  辿り着いたら、どうするのだろう。  そんな萎え切ったペニスで、どうするのだろう。  そんな当然の疑問すら、彼らの頭にはないようだった。  ただ、あのメスに触れたい。  溺れたい。  それだけだ。  それだけが、頭蓋骨の中心で、瞬いている。  ただそれだけのために、覗き行為のため隠れていた草むらから、顔を出したのだ。  縁側まで、あと数メートル。 「止まれ」  そんな彼らに、声が飛ぶ。  グラーフだった。  彼女は、提督から唇を離して、言った。  庭から近づく男たちの方など、見ることなく。 「そこまでだ。それ以上近づくのは許さない」  冷たい声で、言葉を紡ぐ。  気配で、彼らの位置を感じ取っているのだ。  提督とは異なる、雄の気配。  彼女の心が、欠片も靡くことのない、雄の気配。   「私の身体は、隅々まで余すところなく、アドミラールのものだ。貴様らには指一本触れさせん。……覗く程度で満足しておけ」  グラーフは、ゆっくりと立ち上がる。  彼女は、男どもに背を向けていた。  既に浴衣は脱げて、裸だった。  裸の背中。  見事な背中だった。  白くて、確かな筋肉の存在も感じさせ、それでいて女性的な丸みをしっかりと帯びている。  たっぷりと溢れた裏乳も、ずっしりと実った巨尻も、たまらない。  だが、その全ては彼らではなく、提督のものだった。 「どうだった、今日の交尾は♡ ……悦かっただろう♡」  グラーフは、隣に立ち上がった提督の腰を抱くようにして、囁いた。   「これからも、彼らには私たちのムード作りのために、尽力してもらおう♡ 指を咥えて、羨ましそうに見ていてもらおう♡ ……そんな極上の雌を独占する喜びで、ペニスを昂らせるんだ、アドミラール♡ そうすれば……私たちのまぐわいは、より悦いものになるだろうよ♡」  そう囁くグラーフの尻を、提督が揉む。  そのペニスは、もう硬さを取り戻していた。  ポタポタと、縁側の床に、精子混じりのカウパーが垂れる。  そこに混じった白色の濃さを見るに、既に再装填は終えてしまったらしい。 「……本当に、素敵な雄だな♡」  うっとりと囁きながら、グラーフは提督の睾丸を、優しく揉んだ。  提督は、さらに強く彼女の尻を揉んだ。  秘書艦は、甘い声を漏らす。  秘部から、ねっとりと蜜を漏らす。  乳首から、ミルクが垂れていた。  いやらしいメスの匂い。  すさまじいオスの匂い。  提督とグラーフが、縁側から奥の部屋へと消えていく。  覗き魔たちを振り返ることはない。  躊躇いなく、まどろっこしそうに、蚊帳の向こうに消える。  そのシルエットが、再びいやらしく交わり始める。  その様を見ながら、青年たちは、何を言うこともなく。  しゅに……。  しゅに……。  硬さを失って久しいペニスを、ゆるく擦り始めるのであった。  美しい、春の月夜のことであった。  

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