左手デバイス買いました (Pixiv Fanbox)
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今月作ってるゼットンは、
オリジナルデザインということもあり、
過程をあまり見せずにサプライズっぽくしたいので、
いつものようなメイキング記事は作らない予定なのですが、
(または、完成後にちょっとスクショを見せるくらい?)
それ以外の話をします。
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↑これを買いました。
ちょっとずつ自己投資です。
前に、このへんでちょっとだけ言及した、
左手デバイスですね。 (サイバーマンデーは関係なかった)
自分がSculptrisとマウスにこだわっている理由は、そこでも書いたとおりです。
ペンタブ持ってる人がスカルプトやろうとしてみたら分かると思いますが、
操作上の最大の問題は、
「右クリック」!と、
「マウスホイール」!
だと思うのですよ。 この2つ。
まぁ普通のモデリングソフトとかでも同じなのですが、
結局 一番使う操作は、「視点移動」だったりします。
いろんな視点から見ながら、拡大縮小しながら、 描いていく。
でも、いざペンタブでスカルプトしようとしたら、
マウスホイールのズームやクリックが出来ない!
右クリック操作が出来ない!
そういうことに気づくはずです。
(一応、「なにもないところ」を触ることで、視点変更はできますが、
まぁいちいちそこを触りに行くのも、時間ロスになります)
・・・
この辺のストレスフルな感じ、
却って時間が掛かりそうな感じがあるので、
自分はもう、右手だけで全部完結してしまうように、
マウスでスカルプトをやるようになってしまったのです。
(やってみたら、案外ソッチの方がいけることが分かると思います)
右手だけで、ボケーっとモデリング、スカルプティングをやるのは、まぁ時間はかかりますが、
なんか精神的に楽です。
(自分がメタセコイア大好きなのも、右手だけでほとんどの操作が完結しているからですね)
(blenderは、シフト、ctr、alt・・・そしてそれらの同時複合組み合わせの嵐すぎて、
やってられんのです)
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・・・
そういうのがありました。
が、まぁ、マウスでやる最大の問題として、
結局は「線がヘロヘロ」というのがあります。
何度もストロークをかさねないといけないので、
なんか、ボコボコになったりもする。
この辺のことは、まぁ、
こうやって引いてからでも、
「ピンチ」でなぞることで、 なんとなく、細くしつつなめらかっぽくするとか、
両端を「スムーズ」でなだらかにして消すとか、
薄い感じで何度も引いて重ねて行って、最終的にそれっぽくしあげていくとか、
ムーブで頑張って、ヘロヘロしたのを修正していくとか、
・・・
・・・みたいな感じで、なんとか誤魔化していたのです。
(↑でもこれを見ても分かるように、)
(「線がどうしようもないマウス絵」とちがって、スカルプトは、たとえマウスだけで引いた線でも、)
(後から割とそれなりに軌道修正できるんですよね)
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・・・
でもまぁ、どんだけ頑張っても、やっぱり、マウスの線は「ど こ か」 ヘロヘロでしょう。
というわけで、今までの自分のスカルプティングも、見る人が良く見たら、
「マウスっぽいとこ」があったかもしれません。
(まぁ、最終的にノイズっぽいのをかけたり、テクスチャかけたりで更に誤魔化したり・・・
・・・
そして自分には、「↓この必殺技」がありましたからね)
この必殺技とは、シン・ゴジラのときに思いついた技の、延長です。
UV展開した、テクスチャとノーマルマップを見ながら、 その上に、ペンタブで線を引いていく。
白と、黒で、線を引く。
(今ならこの作業を、iPad上で出来ます シン・ゴジラのときマウス絵だったのはめんどかったからです)
↑そうやって得られた絵を、 このサイトにかけて、ノーマルマップに変換してもらう。
(このサイト潰れたらどうするんだ?という感じですが、そのときはgimpのプラグインを使います)
(どのみち、そのサイトでは4Kテクスチャに対応してないっぽいので、そういうときもgimpです)
で、↑そうして得られたノーマルマップを、 オーバレイで元のノーマルマップに重ねれば、
↓そのペンタブで引いた線が、凹凸として、乗るわけです。
ゴジラ・アースなんか、一番それがわかりやすいかもしれません。
どうあがいても、Sculptrisとマウスだけで、あんなものは作ってられないでしょう。
でも、こうやって頑張ることで、 なんとかそういうディティールを出していたのでした。
(いままで全部 この馬鹿げた行為やってますからね)
(バトラとかでも)
(結局Forgerだけじゃディティール足りなかったので)
今まで自分はそういう、ありとあらゆることを駆使して、
マウスとかフリーソフトの中で、それなりのものを作ろうとしていたのですね。
・・・
が、まぁそれには、「時間がかかる」という問題がありました。
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そこんところで、今回手に入れた 左手デバイス!
これでようやく、
Sculptris + マウス
から
Sculptris + ペンタブ
のステージに、到達できるのではないでしょうか?
今のところ、こういうカスタマイズをしてみました。
(メール登録しないとカスタマイズも出来ないのにはむかつきましたが)
まぁとにかく、重要なのは 右クリックの割り当てですね。
ホイールのズームは最初から勝手に設定してくれてました。
これのため!
これの設定のだけにでも 買う価値あったかもしれません。 (自分的には)
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・・・ということでした。
これで、これから作るものは、ちょっとだけ「線の質」がよくなるかもしれません。?
そんで、まぁ、作るのも、早くなるかもしれません。?
(まぁ、1万円しないくらいのデバイスをずっと買い渋ってた自分は 今までどんだけ貧乏だったんだ
ということですが)
といいつつ、今回のオリジナルゼットンは、
もう既に「結構なところ」まで進めてしまっていたので、
実はこの恩恵は少ないかもしれません。
勿論、今からでも描きこんでいきますが。
(でももう気がついたら、12月も一週間経ってるんですね)
(本当月日が経つのヤバイ)
(一ヶ月に一個モデリングは我ながら頭がオカシイのではないか?という気がしてきました)