秘蔵ラフ(2021年12月~22年3月) (Pixiv Fanbox)
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・前回はこちら
・pixivで昨年12月~今年3月24日までに公開したイラストの中から、ラフが残っているものを、その完成版と一緒に掲載。投稿時のキャプションではあまり載せない、描いた当時のことを振り返ったり、絵に関する解説や雑記を添えました。
ヒカリちゃん(ポケモンBDSP)
ポケモンDPリメイク版のヒカリちゃん。以前に描いた馬姦絵で採用した魚眼パースに再び挑戦。シンジ湖の小島、ナナカマド博士が忘れていったトランクケースなど、冒険の最初の場面であることがひと目で分かる内容となっています。
1枚目のラフで構図に苦心してる様子が見えますが、こうしたラフをつくっているうちに「完璧な魚眼構図をつくろう」という気持ちに傾いてしまって、本来の命題である「ヒカリちゃんと青姦エッチする絵をつくる」という部分が、しばらくの間そっちのけになっていた記憶があります。
知ったばかりの機能や技術はどうしても全部、完全な形で使い切ろうとしがちなのですが、大事なことは「自分が何(誰)を描きたいか」「どうやったらそれが(エッチに)表現できるか」で、機能と技術はあくまでもそれらを実現するための方法……という考えを最近は念頭に置くようにしています。
なお、ゲームのポケモンBDSPについての感想ですが、DPと大体同じ操作感覚ながら、CPUトレーナーのAIがかなり手練れになっていて「なつかしいけど手強い」感じだったと思います。ギンガ団幹部とかリーグ戦は特に……。
またORASのようなアレンジがされずに直球なリメイク、かつ外注制作になったことについて。主なファンである子どもたちを待たせ過ぎてそっぽを向かれないためにも、新作ゲームがリリースされるペース(納期)はあまり変わらないままの一方で、年々作品に求められる質が上がっている中で、最新作基準の質でリメイクをつくることは今ではかなり難しくなっていそうな事情を感じさせる作品だったと思います。
リーリエちゃん(ポケモンマスターズEX)
ハーフアニバーサリー衣装のリーリエちゃん。大股開きにさせられた挙句、おま○この上にうっすら生えた毛を処理してもらう……という個人的なフェチの中でも、よりマニアックに走った作品です。どちらかというと、手マンやクンニなど、セ○クス(挿入)以外でおま○こを刺激したり、焦らしたり…エッチな気分にさせたり、恥ずかしい顔をしてもらうタイプのシチュエーションが好きで、剃毛もその中の一つなのかもしれない……と作品をつくりながら考えていました。
ノートさん&ダグさん(FEH)
昨年完結したFEH第5部に登場した巨人族の王女姉妹……の晴れ着姿。クリスタに「ゆがみツール」が実装されたので、それを活用して乳揺れ差分を制作。さらに久々に「うごイラ」としても作りました。
これも個人的な趣味ですが、女の子2人が仲良く、あるいは快楽に抗おうと互いに手をつなぎながら、正常位でハメられるシチュエーションも好きで、二次創作、オリジナルも含めて定期的に描いてます。
アシュちゃん(FEH)
こちらは昨年開幕のFEH第6部のヒロインで、プレイヤーの所属する国の、神が遣わした存在……それが人間の姿をして現れた=元は人間ではない、という設定。それでも人の姿はしているからと、主人公に求められてセックスをしているうちに、本当の人間のようにエッチな気持ちが芽生えてしまった…という内容です。過去のラフ記事でも触れましたが「人間じゃない存在が、人間の肉体を得たことで、人の持つ食欲や性欲(あるいは恋)が芽生えて、それに振り回される」ような展開が好きです。
ニケ、カアラ、アクア、リアーネ(FEH)
同時期に出た4人のヒロインを同じ画面内で描く…という試み。昨年、TIPSの一環で公開したメイキングでも触れましたが、「描きたい構図を描きだす」⇒「それにそって3Dモデルを調整し配置する」手順でラフをつくりました。
なおラフは残っていませんが、先月描いたポケモンSV主人公ちゃんの絵も同じような手法で作っています。よくある話題として「3Dを使うと時間短縮できるか」…というと、最近の個人的な感触としては、体型やポーズ、カメラのアングルなど準備段階で細かい調整が必要なため、実はゼロから描く時と変わらなかったりします。あるいはもっと早くすることはできますが、体型のプロポーションがあまりに綺麗すぎたり、ポーズはあっているけれど、どうもぎこちなくなったりなどなど…の絵になる可能性も高いです。
さきほどの話に戻りますが、大事なのは何を描きたいか、最初の段階で決めておくことだと思います。こちらの絵では、初報PVのロケーションの異国情緒や自然光が印象的だったので、軽装な主人公ちゃんと相性の良さそうな青姦絵を描こうと決めました。
カイちゃん(ポケモンLEGENDSアルセウス)
よりどりみどりなおにゃのこが多いレジェンズアルセウスの中でも、特にヒロイン度の高いおにゃのこ。テクニカルなアングルにせず、真横からへこへこ腰を振ってエッチしている、どちらかというと女の子よりも竿役の方が無様に見える構図も好きです。
ゲームとしてのレジェンズアルセウスは、本家系列ながらゲームシステムが大胆にアレンジされていたので遊ぶ前は(BDSPのこともあり)とても不安でしたけど、蓋を開けてみるとゼルダBotWのように「ポケモンのアタリマエ」が見直された良い作品だったと思います。ポケモンSVにどれくらいその要素が受け継がれているかも気になりますね。
ショウちゃん(ポケモンLEGENDSアルセウス)
先輩ではなく、主人公としてのショウちゃん。DP(BDSP)の過去を舞台としたレジェンズアルセウスは、主人公も同じ時代の人間かと思いきや、まさかのプレイヤー自身=現代っ子という展開は驚きましたね。デンボクさんが竿役になっちゃってますが、ゲームを実際に進めてみると……とある展開から、割とその素質があるのでは、という気がしました。
ラフ1枚目でさまざまなカットを描いているよう、縦横比をどうするか、どの描写を詰め込むかで苦心した記憶があります。
ショウちゃん(ポケモンLEGENDSアルセウス)
こちらの絵の前に一般向けにエイシンフラッシュさん絵を描いており、それを挟んで2連続でのショウちゃん。キャラの台詞は大体原作通り。先述のリーリエ絵でも触れましたが、おま○こを刺激して女の子にエッチな気分になってもらう感じの絵がどうも好きなようで……その性質上、構図は似たものが多いですが、サクッとラフはほぼ1、2カットで決まる場合が多いです。
カイちゃん(ポケモンLEGENDSアルセウス)
レジェンズアルセウスを遊んでいるうちに知った、カイちゃんの軽装&あつがりの設定が元ネタ。「男(竿役)のいるテントから出て来た瞬間」の、ちょうどいいアングルを目指しており、1枚目ラフ左下が完成形に近いものとなりました。あとは3Dモデルを使い、ラフを作成。
特に竿役はLT変換(3Dモデルなどから線画を抽出する機能)を、線画段階でも活用しています。この手の機能はそのまま使うと、出てくる線がガタガタになりがちなのですが、今回はベクターレイヤーとして出力した後、「線の描き直し」「線幅の描き直し」ツールをそれぞれ使って、自分で手描きした時に近い形に調整しなおしています。先述の通り、3Dが時短につながるとは限らないのですが、手前側のカイちゃんのような描き込みが求められない部分=背景で使う分には、ちょっとした時短になると思います。
デイジー姫(スーパーマリオランド)
こちらも3Dモデルを活用。特にLT変換は、前のカイちゃん絵からさらに進んで、キャラクターの顔や衣服(手袋と靴下)を除く大部分が、本番の線画にそのまま使われています。ただしこちらもかなりアングルに苦労しており、かかった時間はゼロから描いたのとさほど変わらないか、むしろ増えた方かも……。
竿役のタタンガさんは催眠術(宇宙催眠)を使う、マリオシリーズでも珍しい存在というか、催眠ものが人気ジャンルになっている昨今では、かなりの逸材なのでは……? と思い、描いてみました。あと指輪のマークはこっそりマリオランド2要素です。
ソニアさん&サーリャさん(FEH)
久々のWパイズリ絵ですが、新しい構図が欲しい…と考え、2枚目のラフで構造が示されてるよう、3Dモデルを使いながら模索した1枚です。なお最近は描き方といいますか、絵に使うペース配分を意図的に変えており、1枚の絵を一気に描き切るのではなく、複数の絵を同時並行しながら作っていくスタイルを取っています。それぞれの制作スピードがスローになる代わりに、個々の完成度を高める…というねらいがありますが、まだ移行期で狙い通りには行っていないのが正直なところの話で、その恩恵が感じられるようになるまで、あるいはそもそも目論見が当たるのか…まだ手さぐりな状態です。
おわりに
実生活の仕事で長らく続いていた案件が、昨年12月~今年1月にかけ、ようやく本当にひと区切りを迎えました。これで2、3月はちょっと楽できるかな? と思いましたが、安心するのもつかの間、別の案件が立ち上がり…今も多少忙しさは続いています。
前回のラフ記事も同じことを言いましたが、そんな中でもここまで乗り切れたのは、趣味からの癒し、pixivなどでのイラスト活動、FANBOXでの限定イラスト、コンテンツを定期的に発信していく取り組みと、それらの作品や記事に対する、皆さんからのご支援や、反応があったからこそだと思います。毎度似たような流れになってしまいますが、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。
今月の記事更新は残り2回程度を予定していますが、来月以降も含め、引き続き見ていていただけると幸いです。
その他告知
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・なお、全支援者さま向け限定イラストの次回更新は3月25日ごろを予定しています。そして「++」以上支援者さま向けの限定コンテンツは、限定イラスト公開のあと、追って更新する予定です。それぞれお楽しみに!