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どうも皆さんおはこんばんにちは。リヘでございます。


以前に鉱物について語ろうかとしてましたが中々書けずで,さほど皆さまには興味が無いやも知れませんが、Twitterはもう活動は辞めたのでこっちでも鉱物について語りたいなぁ…と思いましてね。

小ちゃな豆知識を振り絞って書いてみました。間違えてるやも知れませんが語らせていただきます…



水晶とガラスの違い

水晶はガラスと同じケイ素と酸素,SIO2(通称シリカ)で出来てますが,ガラスには不純物や結晶の組み合わさりが違う(sio4など)。

ある意味全く別物。

水晶とガラスの違いや見分け方は超簡単で『触ってずっと冷たいか』である。

昔のギリシャ人がクォーツ(石英)をクリスタル(氷の原石,溶けない氷)と言うくらい触って冷たいのが維持されたのでそう判別出来るらしい。実際冷たい…ガラスはすぐぬるくなる…



実はシトリンは人工的に作れる

シトリン(黄水晶)は実際ほとんどがアメジストから加熱処理(電子炉を使用した超高温熱処理)して出したのがほとんどで天然は中々少ない。


アメジスト→シトリン→無色…


加熱時間でだいぶ変わるし水晶自体表面が焼けてガサガサになるので専門家に任せるが吉ですね。



アメジストは紫外線(太陽光)で色が燻む…

結構有名な話,太陽光でホントに色褪せします。まず太陽光が当たるところは避けよう。紫外線で中の成分(鉄イオンなど)が化学反応を起こして分解してしまうとか…


それ以外にもアクアマリン,ローズクォーツ,アパタイト,スモーキークォーツなど別鉱物の結晶タイプのモノも色褪せが発生するみたいです。

実際は一日二日で変わるでは無く年単位の事ではありますが,飾る際窓辺に置く時はそこに何年も飾るわけですから絶対やめた方が良いですね。

形状で有名所なアメジスト名


セプター・頭でっかち松茸アメジスト



カクタス・サボテンアメジスト

デカイ結晶に小粒の結晶が付着している。


スーパーセブン・7種ほど他鉱物があるやつ。ザンビア産がそれ。



オーラライト23・アメジスト他に22個もの成分が入った珍しいモノ。



フラワー・横に切ったら360℃アメジスト

カクタスを切ったらそれになる。



ラベンダー・紫外線等で薄くなったのがこの名前


ファントム・水晶の結晶の中に山が入っている。




カコクセナイト・針状の結晶入ったやつでブラジル産などに黒や黄色いコケみたいなのが入ったヤツがそれ。(ゲーサイト)




かぐや姫アメジスト・福島県の球果流紋岩の中(アゲート)に出て来るアメジスト。

国産で,チョロっと小さな結晶が顔を出す中々珍しい代物。

今じゃ取る事が出来ないからとんでもない値段で取引されている…



ピンクアメジスト

アルゼンチン産で2017年に最近発見されたピンク色のアメジストで,アルゼンチンと言えばインカローズ「菱マンガン鉱」として有名な場所で見た目も透明度高いインカローズに似ている。

赤寄りの紫といった色で何故紫では無くピンク色なのか未だ不明で,アメジストの成分(鉄イオン)以外に何かあるのでは?と言われてまだ研究中らしい。


カテドラルアメジスト・まるで花束の様にいくつもの結晶が重なった面白いアメジスト。

トラピッチェアメジスト・パラソルの様な放射状になっている珍しいもの。

上手くカットして宝石で流通している。

シェブロンアメジスト・マーブル上に白い部分(成長根)と交差しているモノ。

ブラシオライト(グリーンアメジスト)・ブラジル(パイヤ州)で発見(?)

されたという一応アメジスト。400~500°で加熱することによって変色するらしい。

(…言っちゃえば人口着色と言っても良いね)


『よくある産地のアメジスト』

ブラジル産

ブラジル産は最もポピュラーなアメジストの産地。多様な形や濃さのアメジストが産出されるが,基本色薄で大量生産されているためシトリンへの加工やドーム状で売られている事が多く安価で手に入りやすい。

特徴としては母岩が緑色のセメントの様な岩が多いため見分けやすい。

たまに白いのもあるが,プツプツと泡状の穴があるのもブラジル産。


ウルグアイ産

ウルグアイ産はまず濃い。透明度も高く、宝石にするならと選ばれる事が多いかも知れないが結晶内の色が濃い場所と薄い場所がハッキリしており,カットする際に濃過ぎるせいで光を透かし辛いのでジュエリーには不向きとかなんとか…。

原石のクラスター状で映えるひとつのアメジスト 。ブラジル産より少々お高め。

母岩が黒く灰色の岩石状なので見分けやすい。





ザンビア産

ザンビア産は宝石にするに適しているらしい。最近鉱山が発見されたらしく結構危険な場所(紛争やら人件費がやばいらしい…)で産出量もかなり少ないため超高価な値段が付けられている。

不純物など多い為,宝石用を探し当てるのが難しい。原石では中々良い形状で,スーパーセブンとか多く産出される。

値段はなんと何gmだけで安くてウン千円からなので超高級アメジストである。

『因みに豆知識…ジンバブエ産もあるが隣国なため,鉱脈が丁度面しており高級なザンビア産より危険が少ないため少々お安く手に入るとのこと…見た目はまんまザンビア産アメジスト』




ボリビア産

ボリビア産はブラジル産よりデケェ結晶がまぁ多い。とにかくデカイ。中々市場の出回りが少ない希少なアメジスト。縦に長くボリューミーな見た目なので巨大主義には持ってこいなアメジスト。

芯の部分がどの産地のアメジストよりも長く、エリンギやマツタケのような水晶のような長方形が基本として非常に多い。

ちなみにお値段もビッグ。

(拾い画像)



コンゴ産

コンゴ産は不透明だが…

「それは,アメジストと呼ぶにはあまりにも濃過ぎた。太く,分厚く,重く,美しさを兼ね揃えたきのこだった。」

結晶から母岩までが短く,母岩は砂の様なポロポロ落ちるくらい弱いが,結晶は原石こそ最強のボリビア産に衰えないほど濃いしデカイ。

日本ではまず取引されてない高級アメジスト。


ベラクルス産

透明度やべぇメキシコのベラクルス産。

淡い紫の細く,長いのが特徴のアメジスト。

ホントにガラスで出来てるのでは?と疑うほど透明度が極限まで高く,もう産出されていないため現状あるだけの超高級アメジスト。


マダガスカル産

中々珍しいアメジストの産地。

経験上マダガスカル産はマーブル模様のメノウから結晶が生えてるイメージが多く,またどこの産地とは違う形をしている事が特徴的。

スーパーセブンなどザンビア産の様な良質なアメジストも産出されているのでコレクターにとっては魅力はかなりある。

結晶自体不完全的でガラスと言うより石英にアメジストの成分(鉄)が入っている感じで中々個性的なアメジスト。

値段は結構お高め。

(拾い画像)



ケニア産

ケニア産はシリウスアメジストで有名。

小粒で両方に結晶があるものが多く出回っている。

一つで見応えありッ!よりいっぱい置いてさざれの様に飾る人が多い印象。中々女性に人気の可愛らしいアメジスト。

値段はやっッッッッッッッッす☆

(拾い画像)






中国や韓国産などアジア圏での採取はあるが,日本同様中々良質なものは出ない。

しかし国産では栃木県,石川県が有名で

透明度が高い小さな結晶が出たりクラスターも出たりと中々良い物が出るがかなり少なく,原石でたしなむほどのモノがメイン。

少ないからこそ価値はとんでもないけどね…(万は普通だね…)


アメジストが欲しいなぁ…と思ったらブラジル産を買うのがオススメである。

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