捕食者レポート 捕食者が生まれるまでの話その5 (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-03-31 14:31:03
Edited:
2024-03-31 14:32:09
Imported:
2024-04
Content
愛花のお腹はどうなってしまうのか?
For translation
p1 「せっかく良い夢見てたのに・・・で、どうしたの沙代里?」
「愛花・・・私やっちゃった・・・」
どうにも沙代里の様子がおかしい。
「やっちゃったって・・・何を?」
「愛花、とにかくすぐ体育館裏に来て」
「わ、わかった。5分くらいで着くからちょっと待ってて」
「うん・・・できるだけ早く来てね」
p2 体育館裏に着くとクラスメートの加奈子が倒れていた。
「沙代里がやったの?」
「うん、お金持って来いって言われて・・・もうないって言ったら親の財布から盗めって
言われて・・・それで・・・頭が真っ白になって・・・」
耳を近づけると僅かだが呼吸の音が聞こえる。
「よかった。気絶してるだけみたい。救急車を・・・」
「ダメだよそんなことしたら私・・・。この学校にいられなくなっちゃう。愛花とも一緒に
いられなくなっちゃうよ」
加奈子はスクールカーストのトップだ。先生からの信頼も厚い。対して沙代里は底辺の生徒
あまりに不利だ。
「じゃぁどうすれば・・・」
「ごめんね。ごめんね・・・」
倒れた加奈子を見ていると胃袋が疼き始めるのを感じた、もしかしてこれはチャンスなのでは?
よく見るとさっき見た夢と雰囲気がそっくりだ。あの夢はこの時のためのイメージトレーニングなのでは?
ムクムクと丸呑み衝動が呼び覚まされる。
「沙代里がいじめられることもなくなって、このことも秘密にできる方法、思いついたかも」
「え?す、凄い!やっぱり愛花に相談してよかった」
「でも2つ条件があるの。一つはこれから見ることを誰にも言わない。もう一つは私のことを嫌いにならないこと。いい?」
「う、うん、大丈夫。私が愛花のこと嫌いになるなんてあり得ないから」
p3 「え・・・愛花?何やってるの?」
当然だが私の突然の行動に沙代里は驚いているようだった。
「もしかして・・・呑みこんでるの?」
今までトレーニングしてきたし、イメージとレーニンも完璧だ。
私は足首を加えるとズルズルと加奈子を呑み込んでいく・・・。
(胃の中に加奈子が入ってくる
私本当に人間を食べてるんだ)
自分でも以上に興奮してるのがわかる。
アソコからだらだらと汁が流れ出てきている
のを感じる。
(よし、足を呑み込んだ次は上半身・・・)
そう思い体制を変えた時だった。
「う・・・いたぁ・・・何があったの・・・?」
(うそ・・・加奈子が目を覚ました?)
p4 「う、噓でしょ?さ、沙代里!なにやってるの!早く、早く助けなさいよ!」
沙代里は驚いたまま加奈子を見つめている・・・。
(うぇ、ちょっと苦しくなってきた。でも沙代里は私の味方でいてくれてる。
頑張らないと・・・)
「沙代里、早く!食べられちゃう!やだ、食べられたくない!
た、助けてぇぇぇ」
p7 「あ、愛花そのお腹・・・」
「食べちゃった・・・私、人間を・・・食べちゃったぁ」
異常に膨らんだお腹のせいでほとんど見えないが
初めて人間を丸呑みにした興奮で私の下には愛液で水たまりが出来ていた。
「ブリの時でもとんでもなく気持ちよかったのに人間なんて吸収したら
私・・・どうなっちゃうの?」
期待に胸を膨らませ吸収を開始しようとしたその瞬間だった・・・。
「加奈子ぉ~?あれ体育館裏にこいって言われたんだけど・・・どこいったの?」
p8 (た、助かった!この声は佳乃!)
「佳乃!助けて!」
加奈子が私のお腹の中から大声で叫ぶ。
「あれ?今、加奈子の声が聞こえたような・・・」
「や、やばいよ愛花・・・。こ、こんな姿見られたら・・・」
分かってる。分かってるけどこのお腹のまま外には出られない。
佳乃も丸呑みにする。もうお腹はパンパンだけどやるしかない。
「沙代里、佳乃を・・・上手くここに誘導して・・・」