捕食者レポート　捕食者が生まれるまでの話その３ (Pixiv Fanbox)

生きた動物の丸呑みに成功し自信をつけた少女。次は人間がターゲットに！？ For translation p１　「あ、あのぉ～・・・釣れた魚譲ってもらえませんか？」 「は？俺らに言ってるの？」 （ダメもとで聞いてみたけど変な子だと思われたかな・・・） 人間を丸呑みにするのはまだ早い。スイカと違って失敗は許されない。 もう少し練習が必要だと考えた私はちょっと離れた防波堤にやってきた。 （魚ならよく食べるし失敗しても事件になったりしないから 練習には丁度いいと思ったんだけどそう簡単にはいかないかぁ） 「譲ってって言われてもなぁ。お嬢ちゃん、一人で来たの？」 「いいんじゃね？俺ら釣るのが目的で食うのは二の次だから」 「そうだな、お嬢ちゃんかわいいから特別譲ってやるよ」 「あ、ありがとうございます！」 （うわ、一発成功！かわいいは正義ってやつ） 「このブリ結構デカいけど大丈夫？」 「大丈夫です！私腕力には自信があるので」 p２　急いで漁師小屋に身を隠すと貰ったぶりを丸呑みにする。 （人間を丸呑みにする予行練習も兼ねてるから生きのいいうちに丸呑みにしないと） 大きさは１メートル近く重さは１０キロ程度ありそうなブリを無理やり口に押し込んでいく。 （理由はわからないけど口と胃袋だけじゃなくて腕力も強くなってきてる気がする・・・） p５　「思ったより簡単に入っちゃった・・・ でも人間を丸呑みにするためにはこれくらい余裕でできないとね」 もちろんこれで終わるつもりはなかった・・・ブリはあと１尾ある。 「もう一尾いけそうだよね」 私はボックスからブリを持ち上げると暴れるブリをゆっくりと 口へと運んだ・・・ p９　ブリ２尾を丸呑みにしたお腹は妊婦なんて比較にならないほど 大きく膨らみ、中でブリが動いているのが確認できた。 「は、はいった！」 消化されまいと中で激しくブリが暴れるが私の胃袋には全く効果がない。 「これだけ膨らんでも破れないってことは人間もいけるんじゃない？」 人間を丸呑みにする。その願いが現実味を帯びてくる。 p１０　「え、え、な、なにこれ？」 そして、ブリを生きたまま丸呑みにしたことでこの時判明したことを思い出す。 それは・・・・・・・ p１１　生きた動物を吸収するときの快感は桁違いに凄いということ・・・