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 Pドリンクの中に媚薬が紛れていたのが、あなたの想定外であった。


 アイドル活動の為に必須とも言える、Pドリンク。必要があらば青汁でも飲んでもらう必要があるが――必要がない限りは、担当アイドルへの負担を避けたいのも事実。新商品が出る度に、味を確認するのはあなたの仕事。普段は、効能を確かめてから飲んでいたのだが――


 その日は忙しかった――というのも、言い訳かもしれない。


 昨晩は一時間しか眠れていない。あなたの担当アイドルには、高いポテンシャルがあるのだが――それをプロデュースするあなたが、未だに若輩者であるのだ。初星学園を卒業したら、アイドルを辞めようとしていた彼女には――時間が残されていない。少なくとも、在学中に然るべき結果を残す必要がある。自分の体調管理の時間を削り、その穴埋めをPドリンクで図ろうとした罰が当たり――


「プロデューサーくん、大丈夫……?


 顔、凄く真っ赤で……熱あるんじゃないの?


 ……あっ、こら、逃げちゃダメ……風邪が移るとか気にしなくていいから……ん……っ」


”ぴとっ”


「あっつ……っ


 やっぱり、熱があるんじゃ……ダメ!休まないと絶対にダメ!


 ……私が、こんなに熱出してもレッスンしようとしたら……プロデューサーくん止めるでしょ?それと同じだよ?


 ……お姉ちゃんの眼が黒い内は、プロデューサーくんに無理は……えっ?


 ……媚薬?」


 あなたは――


 担当アイドルである姫崎莉波に、心配をされてしまっているのだ。



――――



 姫崎莉波は、あなたの幼馴染だ。

 幼少期、背が高かった彼女のことを、あなたは”お姉ちゃん”だと思っていた。

 プロデューサー科に進学し、彼女の名前を見つけたとき――あなたはそれを、間違いであると思ったほど。「えっ?この姫崎莉波って名前……いやいや、でも、年下だぞ?同姓同名だろ?」と疑っていたほど。


 彼女は、絶世の美少女であるのだ。


 淡い栗色の髪は、一本一本が絹糸のように細くてすべすべ。大きな瞳はサファイアを彷彿とさせるものであり――何よりも、彼女が醸し出すオーラというものは、そこらのアイドル候補の比ではない。ボーカルやダンス、ビジュアルというものはレッスンでどうにかなるが――「空気感」というそれは、付け焼き刃ではどうすることも出来ないもの。

 どんなキャラ設定や、特徴的な語尾を作るよりも――


 姫崎莉波が、姫崎莉波として存在すれば――


 それだけで、大勢の男達を虜にすることが出来るのだ。


 彼女が持っている無敵の”お姉ちゃん力”は、しかし、表面的には見えにくいもの。

「仲良くなって、そばにいればその偉大さがわかる」というものは、生き馬の目を抜くアイドル業界においては遅すぎるのだ。だからあなたは、彼女のお姉ちゃん力を十全に発揮させることをプロデュースの指針としていた。「姫崎莉波の魅力が伝われば、彼女を好きにならない人間なんていない」というそれは――プロデューサーが、アイドルの最大のファンでなくてはいけないという価値観ではない。幼い頃のあなたが、本能的に理解したそれを――大勢の男達にも教えてやりたいのだ。



 ともかく、あなたは姫崎莉波のプロデューサーとなり――



「……こ、これ、媚薬って……



 ――そ、そうだよね!効果を確かめるために、自分の身体で実験して……わ、私のことを考えてくれたんだよね!?



 う、うん……っ♡そ、それなら、別に……って、そうじゃなくて!


 

 大丈夫なの?身体、苦しいところない?あのドリンク……う、うん……ちょっと怪しいなとは思ってたよ?ウーロン茶を飲むだけで元気が出るなんて、おかしいな~って……でも、効果があるなら飲むしかないし……って、そうでもなくて!



 もぉ~……



 プロデューサーくんって、いっつもそうだよね……


 

 本当に辛いときとか、苦しいとき……私の前で絶対に弱いところを見せないの……」



 あなたは今、床に膝をついて、項垂れている。

 媚薬の効果は強く激しいものだが――肉体を苦しめるものではないのだ。

”大げさに”と言ってしまえば、それまでだろう。椅子に座りながらでも、媚薬の効能に苦しむことは出来たはずだ。姫崎莉波がプロデューサー室に来てから、わざわざ床に座るそれは、「わぁ~ん、お姉ちゃん、僕つらいよ~」と嘆くためではなく――



「…………あっ♡



 ……か、隠さなくてもいいってば!



 ……媚薬、なんだよね?


 

 飲んだら、その……えっと……♡


 

 あちらの元気が出るのも……仕方ないと言いますか……その……ごにょごにょ……」


 

”おちんちんの勃起”を、隠すためのものだ。

 健全な男子として、姫崎莉波の身体がどれだけ驚異であるかは理解している。

 プロデューサーという立場である以上、彼女達の身体状態は把握しておく必要がある。身体に沿って作られる衣装は、一センチ単位の誤差でも大きな影響を及ぼすのだ。他のプロデューサーの中には、担当アイドルの全ての食事管理をしている者もいるほど。莉波はしっかりとしているので、そちらの心配はしなくてもいいのだが――

 それでもやはり、把握はしておく必要がある。

 それはまるで、泌尿器科の医師が「女の子からしたら特別なものかもしれないけど――こちとら毎日何十人もおまんこは見ているんだよ」と言いたくなるようなもの――



 と、開き直れば、どれほど良かっただろうか。



 姫崎莉波は、90センチのGカップだ。

 プロデューサー科に入ると決めた以上、アイドルとの恋愛は御法度であると理解している。

 性欲は全て、自慰行為で発散させる必要がある。昨晩、二桁を超える回数の射精をしても――翌日は平然とした顔で「え?プロデューサーがアイドルに興奮するなんて、ありえませんが?」と、毅然とした態度を取る必要があるのだが――



 冷静に考えて欲しい。



 健全な19歳男子に――

 高校三年生のGカップボディは、あまりにも反則であるのだ。

 


 あなたが仮に、普通の男子大学生であり、姫崎莉波と良い雰囲気になれば――

 間違いなく”イっている”だろう。

 あなたは女性の意思を尊重しない性行為を、唾棄すべき代物であると思っているが――相手側が「押し倒してもいいですよ……?」のオーラを出してくれば話は別。姫崎莉波は、あなたに強めの好感度を持っている。今は、プロデューサーとアイドルの立場だから「いやそれは、アイドルを辞めようとしたあなたの前に俺が現れて、それを白馬の王子様と誤認しているだけであり――数年が経ちアイドルを引退して、彼氏が出来て、冷静になれば、『なんであの程度の男に好意を持っていたんだろう?』となりますよ」と説得出来るが――


 男子大学生が――


 現役JK90センチGカップを前にすれば、そんなもの、理性に勝つ方が馬鹿であるのだ。


 彼女のウエストは59センチ。不健康なほどに細いわけではないが、しっかりとくびれて、引き締まっているお腹だ。この細いお腹のどこに、内臓が詰まっているのかと心配になるもの。


 そして――


”ど……ったぷん……っ♡”


 そのくびれたウエストの下には、93センチのヒップが存在するのだ。

 姫崎莉波の名誉の為に言うが――彼女は決して、暴飲暴食を繰り返すタイプではない。

 好物のお寿司を食べるときでも、糖質や脂肪を考えて、控えようとするタイプなのだ。

 それでも――

 彼女の下半身には、破壊力抜群のデカケツが備わっている。

 あなたは姫崎莉波を”お姉ちゃんキャラ”として売り出すつもりであり、エロティックな水着グラビアには許可を出していないが――もしもその路線で行ったとしても、姫崎莉波は間違いなく成功したことであろう。

 通常の女の子とは遥かに違う、ミチミチに媚肉が詰まった大きな尻。

 それでいて、駄肉ではないために”キュッ”と引き締まりが存在するのだ。

 童貞のあなたが言う立場ではないが――多くの下衆な男達が、鼻の下を伸ばしながら「ちんぽ入れたら、絶対に気持ちいいだろう」と語るようなデカケツが――姫崎莉波のそれであるのだ。

 

 普段、あなたは鋼の理性で必死に耐えていた。


 無防備に、大型犬のようにあなたを信頼して、好意を露わにしてくれる莉波。彼女のそれが恋愛感情でないことを、あなたは知っている。押し倒したときに――蹴り飛ばされて、嫌悪されて「マジでありえないんだけど、死ね」と言ってもらえる関係性ならばどれだけ楽か。あなたのシミュレーションでは、莉波はあなたに押し倒されたことにショックを受けながらも――あなたを傷つけないために、その強姦を最後まで完遂させてくれそうな、良くない優しさを持っているのだ。

 毎晩毎晩、狂ったように自慰行為を繰り返して――翌朝、全ての匂いを消臭して、何食わぬ顔で莉波と会話をするのがあなたであり――

 今までは、それで上手くやってきた。



 それなのに――



「……ね、ねえ?


 

 これって……すごく、辛いんだよね……?



 ……うん、ちょっとなら知ってるよ?



 ……一度勃起したら、射精しないと……戻らないんだよね……?」



 姫崎莉波は、あなたの目の前で間違った言葉を口にしてくるのだ。

 彼女は下半身に黒タイツを着用している。あなたは自分に特別、脚フェチの素養があるとは思っていなかったが――莉波のそれによって、目覚めさせられてしまったのだ。 

 166センチの莉波は、あなたよりも身長が低いのに――

 あるいは、腰の位置はあなたと同じ程度かもしれない。

”脚が長すぎる”というそれは、40代を越えなければわからない性癖だと思っていたのに――莉波の長すぎる脚によって、あなたは、どうしようもなく脚コキや素股シチュのAVを漁ることになってしまう。

 床に蹲るあなたに、莉波はしゃがみこんで――視線を合わせてくれる。

 スカートを履いている美少女として、男子の視線には敏感なのだろう。彼女は、下着が見えないようにしゃがみ込んでいるのだ。それなのにあなたの視線は――どうしようもなく、彼女の股間の位置へと向いてしまう。普段は必死に誤魔化しているのだが――今のあなたは、媚薬を服用している状態。理性はグズグズに蕩けている。本来であれば、股間を見るほどの興奮ではないが――「媚薬のせい、という大義名分があれば、股間を見ても不可抗力で済ませられるだろう」という悪知恵が働く程度には、媚薬によっておかしくなっている。


 

”すみません、離れてください”



”ちょっと、我慢するの、限界なので”



 と、あなたはどうにか絞り出すのが精一杯だ。

 姫崎莉波は――ある程度は、そうした知識を持っているのだ。 

 箱入り娘のお嬢様というわけではなく、初星学園の生徒会にも所属する「真っ当な生徒」であるのだ。欲情した男に何をされるかは知らずとも、「二人きりでいたら危険だ」ということは理解しているに違いない。

 だから、あなたは莉波をこの部屋から追い出そうとしているのだ。

「欲情を鎮めるために、めちゃくちゃシコりまくった」というそれは、今後のプロデュースに悪影響かもしれないが――背に腹は代えられない。全てを媚薬のせいにする覚悟は出来ている。どうにか、「今後一生、莉波から少し幻滅された眼で見られる」という損失で済ませようとしたのだが――



”すりすり……っ♡なでなで……っ♡”



「ごめんね、プロデューサーくん……



 本当は、ね?プロデューサーくんの意思を尊重したいんだよ?


 

 プロデューサーくんが、私を巻き込まないために……



 苦しくても、辛くても、必死に耐えようとしてるの……


 

 アイドルとしては、認めてあげるべきなんだろうけど……っ♡



 ……やっぱり、無理だよ……っ♡


 

 弟が苦しそうにして……お姉ちゃんに出来ることがあるのに……っ♡



 何もしないなんて……無理、だから……っ♡」



 莉波は――


 あなたの股間を、ズボン越しに撫で回してくるのだ。


 先端からは我慢汁が、既にドバドバと溢れている。

”Pドリンクの試作品”と言えば、何をしても許されるわけではないぞてめえ――と、呪詛を吐きたくなるほどの媚薬効果。ズボンと下着の中で、勃起した肉棒が、窮屈さに痛みを訴えている。全身の感度が昂ぶり――股間部分はもう、下着と触れ合う感触だけでも射精してしまいそう。

 そんな中で――



”すりすり……っ♡なでなで……っ♡”



「……んっ♡硬くて……熱くて……っ♡ふぅ♡ふぅ♡



 勃起……って、言うんだよね、これ……っ♡



 すごいなぁ……っ♡男の子の、本物の勃起……っ♡ん……っ♡



 ……大丈夫だよ♡お姉ちゃんに任せて……?



 お姉ちゃんが……びゅるびゅる、させてあげるから……っ♡」



 姫崎莉波に股間を撫でられれば、どうなることか。

”年下のお姉ちゃん”という存在は、常に背徳と表裏一体。プロデューサーであるあなたなら耐えられても、「莉波より一つ年上というだけの平凡男子」ならば、その誘惑に耐えることは不可能だ。

 そうして――


”びくびくびく……っ♡”



「――っ♡だ、大丈夫?痛くない?



 ……うん……っ♡私に任せて……っ♡



 ……弟くんのお世話は……お姉ちゃんの役目なんだから……っ♡」


 

 今のあなたは、媚薬で理性が飛んでしまっている状態。

 例えば姫崎莉波がベッドの上で、エロ下着を着用して、大股を広げながら「来て……っ♡」と言ってくれば、普段のあなたですら据え膳を食ってしまうだろう。

 例えば姫崎莉波が隣に座って、頬を赤らめながら、上目遣いで「ねえ……っ♡」と囁いて眼を瞑れば――あなたはどうにか耐えることが出来るだろう。

 プロデューサーの理性として、あなたは、ある程度までは耐えなければいけないと思っている。少なくとも、彼女が「これは合意の上ではなかった」と一言主張したときに「いや……いやいや!それは流石に無理があるでしょ!」と言い返せる程度には絶対的な状況でなければ、あなたは手を出せない。普段のあなたであれば「勘違いをしながら、おちんちんを撫でてくる莉波」を撥ね除けることは用意だ。「ちんちんってそういうのじゃないんですよ」と、真面目な性教育をすることも出来る。この先、共演者に彼女がお持ち帰りされないように、必要な自衛策であるのだと考えれば、性的なことを語る恥じらいもなくなるのだが――



 今のあなたは――



「…………ズボン、脱いで?」



 媚薬によって、どうしようもなく発情している状態。

「媚薬のせいという言い訳があるから、仕方ないよね」と思考しながらズボンを脱ぐのは――まさしく、媚薬のせいであるのだろう。莉波の手付きは、下手くそで、おぼつかないもの。倒れてしまった女子生徒の呼吸を助けるために、衣服を緩める――とは意味合いが違うのだ。あなたのベルトをかちゃかちゃと、ぎこちなく外して、ズボンを降ろすと――



”びきびき……っ♡”



「…………っ♡」



 あなたの勃起チンポが――

 下着越しに、露わになるのだ。

 肌に密着するタイプの下着であり、陰茎が大きなテントを張っている。濃紺の下着に――濃いシミが大きく作られているのだ。亀頭が触れ合っている部分から、我慢汁がべっとりと溢れている。持ち主のあなたですら「うわきったねぇ……」と思うようなそれを――



”カリカリ♡カリカリ……っ♡しゅりしゅり♡なでなで……っ♡”



「ご、ごめんね、プロデューサーくん……っ♡



 あんまり、その、経験ないから……っ♡



 痛くしないようにするから……ねっ?」



 莉波は――カリカリと、指先で引っかいてくるのだ。

 少し乱暴で、本来なら痛みを感じるようなそれも――下着越しであるために、痛みは少しも存在しない。料理が得意な彼女の爪先は、短く切り揃えられている。薄い透明色のネイルは、色気をアピールするものではなく、爪を保護するためのもの。毎日指先にまで気を使い、ケアに時間を使っている彼女のそれを――

 今、あなたは自慰行為の際の利き手代わりに使っているのだ。



「……気持ちいい?



 ごめんね、プロデューサーくん……っ♡



 あんまり、そういうの、言いたくないかもしれないけど……っ♡ほらっ、お姉ちゃん、そういうの全然わからないし……っ♡おちんちんって、凄く敏感で……男の子にとって、大事な場所でしょ?だから……万が一があったら、嫌だから……っ♡



 痛かったら、痛いって言って欲しいし……っ♡



 気持ち良かったら……気持ちいいって言って欲しいな……♡」



 莉波の言葉が――どこまで挑発であるのか、あなたにはわからない。

「ちんぽをビキビキに勃起させる誘惑」が、意図してのものであるのか――それとも、天然が故の発言であるのか。あなたには全くわからないのだ。肝心なことは、あなたのおちんちんが莉波のそれに、激しく喜んでしまったということ。

 歯を食いしばり、必死に耐える理由は――自分にもわからない。

 一度、莉波に身体を許してしまった以上、最善策は「とっとと射精して、この場を収める」だ。

 幸いにあなたの肉棒は、限界寸前。

 普段の自慰行為のように、境目やメリハリのない――”だらしない射精”ならば一瞬で出来るような状態。それに身を任せて、とにかく一度射精して「もう大丈夫です、ありがとう」と莉波を部屋から追い出し――彼女の指の感触を思い出しながら、必死にシコるのが最善策だと――

 頭では、わかっているのだが――



「……こっちも、脱がせるね……っ♡」



 その最善策を実行できる理性がないから――



”ずるるるる……ぼろんっ♡”



「――――っ♡



 …………お、おっきい……っ♡」



 あなたは今、莉波の鼻先へと――勃起チンポを突きつけることになるのだ。

 彼女の「お、おっきい♡」の言葉で、あなたの肉棒は激しく上下に弾む。先端でぷっくらと珠のようになっていた我慢汁が――莉波の美少女顔へと、飛び散るのだ。頬を赤らめて、瞳を潤わせながら――あなたを見上げてくる美少女。本来であれば、自分が絶対に手を出してはいけない類の美少女。姫崎莉波は、世界中の全ての男の子供を産むことが出来るのだ。その相手がどれだけ人間不信でも、あるいは既婚者でも、もしくは反出生主義であっても――姫崎莉波の魅力をアピールしながら「私を孕ませてもいいですよ♡」「私の中に避妊具なしのおちんぽを突っ込んで腰を振っていいですよ?」「細くくびれたウエストと、そのくせ大きすぎるお尻を鷲掴みにしながら、最奥でびゅるびゅる~って特濃ザーメンを注ぎ込んでいいんですよ♡」と煽られれば、抵抗できる男は存在するはずもない。莉波の魅力を駆使すれば、女性相手でも惚れさせることは用意。同性愛者の根源をねじ曲げて、子種を搾り取ることくらい――彼女には朝飯前に違いない。



 絶対に、手を出してはいけない美少女が――



 あなたの勃起ちんぽに「おっきい♡」と言ってくれたそれに、もう、耐えきれず――



”びゅるるるるるる~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるびゅる♡ぶびゅるるる~っ♡”



「――――きゃあっ?!」



 あなたは――



 姫崎莉波へと、顔射をしてしまうのだ。

 媚薬によって、睾丸が痛みを訴えるほどにフル稼働をしていた。食べ過ぎによる腹痛で、夜中に目が覚める――というそれを彷彿とさせるような鈍痛。解放されるために、神様に祈らなければいけないそれと違い――

 今のあなたは、ただ、射精をすればいいだけであり――

 目の前に莉波の美少女顔があっても、耐えられるものではないのだ。

 少し垂れ目で、おっとりとした莉波の顔面へと――あなたの精液がぶちまけられていく。

 しっかりと睡眠時間を確保して、ピチピチで艶やかな肌へと――ぷりっぷりの、ゼリーのような白濁ザーメンがぶちまけられていくのだ。彼女が昼食の際、デザートにヨーグルトを食べているだけでも――男子というのは、邪な妄想をしてしまうのだ。姫崎莉波の顔面へと、精子をぶちまけるそれは、本来――市中引き回しの上で斬首と判決が下されてもおかしくない代物であり――



 それなのに――



「…………っ♡」



”ぺろぺろ……っ♡れろれろ……っ♡”



「……んっ♡



 変な味……だね……っ♡



 美味しくない……っ♡苦くて、んんっ♡喉に、つっかえそうな感じで♡ふぅ♡ふぅ♡ヨーグルトと、全然違う……っ♡」



”ぢゅるるる……っ♡んれぇ……っ♡れるれるれる♡んちゅ……っ♡”



「…………んぅ♡」



”ごきゅん……っ♡”



「ぷはぁ……っ♡


 

 ……すっきりした?」



 莉波は――

 あなたの精液を指先で拭い取り――それを、舐め取ってくれるのだ。

 過去の彼氏に開発されまくって、間違った淫乱を常識として植え付けられている――ではないとわかるのは「勃起ちんちんは射精しないと収まらないから」なぞと言い出したからだ。顔中にへばりついた精液は、つい数瞬前まで持ち主であったあなたですら、ティッシュ越しでないと触れたくない代物だ。それなのに――莉波は、白魚のような細指で一滴残らず拭い去り――それをテイスティングしてくれるのだ。


 

 じゃあ、逆に聞きたいが――



”むくむくむく……っ♡”



「あ……っ♪


 ……一回じゃ、収まらなかった……?


 ……大丈夫♡任せて……っ♡


 お姉ちゃんが……プロデューサーくんのこと、助けてあげるから……ねっ?」



 姫崎莉波のザーメンごっくんを見せ付けられて――


 再度、勃起をしない男などいるのだろうか。


 認知症の老人が、食事をしたことを忘れているかの如く――あなたの肉棒もまた「え?今日はまだ一回も射精してませんが?」とでも言いたげにフル勃起を見せ付けるのだ。頬を赤らめて、肩で息をしている莉波。媚薬がなくても、発情した莉波による誘惑なんて耐えられないのに――今のあなたは、媚薬を盛られている状態。莉波はあなたの肉棒に”ちゅ……っ♡”と優しくキスをする。彼女の歪んだ性知識の中に、お掃除フェラは存在しているのかも知れない。「あ……っ♡今の、ファーストキスかも……っ♡」と莉波に囁かれて、射精しなかった――というそれだけでも、あなたは自分を褒めてやりたいほど。担当アイドルである姫崎莉波に手を出してはいけない――という常識は、もう、遙か彼方だ。あなたは莉波にされるがままであり――そのまま、彼女に身を任せていった。




――――



 プロデューサー科で鉄則として教えられることは――

「担当アイドルとそういう関係になったとき、絶対に避妊しろ」というものだ。

 勿論、プロデューサーがアイドルに手を出してはいけないのは絶対的なこと。

 その根底が覆されることがあってはならない。

 だが――


 そこにいるのは、健全な19歳男子であるのだ。


 周囲の大学一年生達が、ヤリサーで彼女やセフレを作って、好き放題楽しんでいるときに――「自分に好意を示してくる相手を、アイドルだからという理由で抱いてはならない」という枷をはめられるのだ。

「やっちゃだめだよ」の言葉で止まるのならば、世の中に性犯罪は存在しないし――


 何より、アイドル側から襲われるのも――この業界では少なくないのだ。


 どんなことになっても、避妊具さえ装着すれば――最後の一線を踏み越えることはない。


 それが、プロデューサー科で真っ先に教えられることであり――



「……プロデューサーくん……っ♡



 ゴム……用意してたんだ……?」



 あなたは――



 避妊具の用意に、ショックを受けている莉波に弁明をするのだ。

「可愛い女の子が非処女でがっかりする」というのは、男の子ならば誰しもが持っている話。「俺は気にしないけど?」と言う時点で、気にしているのだ。それは人間の本能のような話。悔しいという感情が湧くこと自体は、さほど問題ではないのだが――



 莉波は――



「そう……だよね……



 プロデューサーくん、かっこいいから……経験もあるよね……」



 あなたが童貞でない――と思い、落胆をしていたのだ。

 自分の童貞に全く価値を見出すことはなく――むしろ、デバフまであると思っていたのだ。それなのに莉波は、悲しそうな顔で唇をキュッと噛みしめている。コンテストで思うような結果が出なかったときに、彼女のその顔を見たことがある。ツインテールのふりふりな妹キャラならば、簡単に泣いても愛嬌だが――お姉ちゃんというのは、よほどのことがない限りは泣いてはいけないキャラ。そうして彼女は、涙を必死に堪えながら、屈辱を噛み殺していたのだが――

 あなたが童貞でない、と思うだけで――

 莉波は、泣きそうな表情を浮かべてしまうのだ。

 なのであなたは、必死に説明をする。

「これはアイドル達には他言無用だぞ」とプロデューサー科では学んでいたのに――それを無視して、莉波が今、少しでも楽な気持ちになれるのならばと暴露をするのだ。



「……そう、なんだ……っ♡



 プロデューサーくん……童貞さんなんだ……っ♡」



 莉波は――

 そのまま、あなたの肉棒を優しく撫で回してくる。

 普段、あなたは莉波を指導する側であるのに――今は、莉波に主導権を握られているのだ。

 肉棒へと避妊具を被せられて、装着される。莉波はあなたの上に跨がり――それから、制服を脱ぐのだ。内側のカーディガンも脱いで、ブラウスだけになると――大きく豊満な乳房の形がくっきりと浮かび上がる。普段でも「ああ、だめだ、エロい眼で見てはいけない」と自制しながら視線を逸らすものが――



「……ふふっ♡



 お姉ちゃんのおっぱい……気になる……?」


 

 媚薬を盛られてしまえば、釘付けになるに決まっている。

 莉波はそのままブラウスを脱ぎ、ブラジャーも外して――



”ど…………ったゆんっ♡”



「ん……っ♡ちょっと、恥ずかしいけど……っ♡



 さっき、私がプロデューサーくんのおちんちん触っちゃったわけだし……っ♡



 お返しに……触っていいよ?」



 90センチのGカップを、あなたに見せ付けてくるのだ。

 莉波の肌は、とても白い。

 ハーフ的な白さではなく、病的な不健康の白さでもなく――健全な美白であるのだ。

 彼女が共学の学校に通っていれば――大勢の男子生徒が、告白をしたに違いない。

 莉波の美しさというのは、特殊性癖とは真逆にあるもの。「まっすぐな美少女」というその魅力は、好きにならない方が難しいもの。莉波に告白をしない男子生徒も「どうせ告白しても無理だから」という妥協に寄るもの。チャンスがあれば、姫崎莉波に告白をしない方がおかしいような――圧倒的美少女が莉波であり――



”たぷん……っ♡たゆんっ♡ふるふる……っ♡”



 そんな彼女の爆乳が――

 今、あなたの前でふるふると揺れているのだ。

 呼吸をする際に、肺が酸素を取り込み、膨らむ――というそれだけで、彼女の胸元の乳肉は揺れてしまうのだ。先端の桃色の乳首は小さく、お淑やかな代物。そこにいるのが、姫崎莉波であるのだ。「CDサイズのデカ乳輪」や「真っ黒で長い乳首」であったとしてもエロさは変わらず、それどころか興奮が増すというのに――

 

 彼女は、乳首までも正統派美少女であるのだ。


 揉んでいいと言われて「はい、わかりました」とは言えない。

 プロデューサーとアイドルならばともかく――、一匹の「オス猿」と「メス猿」になったとき、あなたは莉波に比べて遥かに格下であるのだ。「仕事だから」「業務だから」という建前をなくしたときに、あなたが莉波に相応しいとはどうしても思えない。

 だが――


 

 姫崎莉波という最上級の美少女は――



「……あ、あの……プロデューサーくん……っ♡



 もしかして……



 大きいおっぱい……キライだった……?」

 


”むっぎゅ~~~っ♡♡♡♡”



「んんんん……っ♡



 ……んっ♡ふぅ♡んん……っ♡あっ♡」



”もみゅもみゅっ♡むっにゅ~っ♡むにむに♡ぐにゅぐにゅ♡もみもみもみもみ……っ♡”



「んみゅ……っ♡あっ♡ふぅ♡んんっ♡



 大丈夫だよ、プロデューサーくん……っ♡痛くないし♡んっ♡どっちかって言うと♡ふぅ♡んん……っ♡



 プロデューサーくんの揉み方……すっごい、上手だから……っ♡



 気持ちよくて……感じちゃうよ……っ♪」



 雄を煽ろうと意識せずとも――雄を煽ってしまうのだ。

 彼女はただ、思ったことを口にしているだけ。

 男を誘惑するための挑発を口にしているわけではない。

 ただ――


 思ったことをそのまま言えば、男の子を悦ばせてしまうという、最上級の才能を持っているのだ。



「……プロデューサーくん?



 ……そろそろ、入れたい?」



 莉波は――

 スカートとショーツを脱ぎ――、一糸まとわぬ全裸となる。

 プロデューサー室は鍵がかかり、外から見えないようになっているが――逆に言えば、それだけ。扉の向こうで、生徒や教職員がいても気が付く余地はない。学校の施設であるのだ。合鍵はいくらでもある。ラブホテルのように、絶対的な安全が保証されているものではない。誰かが鍵を開けて入ってきてもおかしくはない状況であり――



”…………こくっ♡”



「……ふふっ♪


 それじゃ……


 お姉さんが……プロデューサーくんのはじめて、もらっちゃうね……?」


 姫崎莉波は――

 この状況が、幸せでたまらないらしい。

 コンテストに合格したご褒美として、特上寿司を頼んで、それを食べているときの幸せそうな彼女の顔――が、今の表情だ。姫崎莉波の全裸というのは、あなたも初めて見るもの。乳房は大きく膨らみ、ウエストは細く――、93センチのデカケツがずっしりと、あなたの上に乗っているのだ。

 どれほどにスレンダーな体型であっても、彼女の身体にはたっぷりと、雄を誘惑するための媚肉がついているのだ。

 ずっしりと重たくのし掛かってくるそれは、目の前にいるのが、空気人形ではないという証拠。姫崎莉波には内臓があり、骨があり、筋肉があり、脂肪があり、皮膚があり――そして、赤ちゃんを作れる機能があるということだ。



「ふぅ♡んん……っ♡プロデューサーくんは、動かなくていいからね……?


 ……全部、お姉さんに任せて?」


 莉波は腰を浮かせて――

 自らの膣口に、あなたの亀頭を触れさせるのだ。

 ギンギンのパンパンに張り詰めた、あなたの肉棒。鼻息を荒げて、あなたは莉波を見上げている。どれだけお姉さんぶっていても――彼女はあなたよりも年下だ。”お姉さん力”を発揮させるために、普段からあなたを弟扱いしろと言ったのはあなただが――言い出しっぺである分、いざというときは、莉波を年下扱い出来たはずなのに――



 今のあなたは――



”やった♡やった♡大好きなお姉ちゃんに、筆下ろししてもらえる……っ♡”という興奮しか存在しないのだ。



”媚薬のせいに出来る”という言い訳のせいで、あなたはもう、抵抗をすることが出来ない。莉波をリードするのは、年上のあなたの役割なのだ。彼女の膣へと、あなたはほとんど、前戯を施していない。童貞であっても――そこにあるのが、潤滑に長けたオナホールではなく、女性の膣であるとは理解しているのだ。少なくとも、あなた主導では絶対に挿入れることなど出来ないのに――



”ぬぷぷぷぷぷぷ~~~……っ♡♡♡”



「んぐ……っ♡



 ん……っ♡くぅ♡ふぎゅ……っ♡んん……っ♡くぅ♡ふぅ♡んん……っ♡



 ――――っはぁ♡


 

 はぁ♡はぁ……っ♡んん……っ♡



 入ったね……っ♡お姉ちゃんの中に……んん……っ♡」



 莉波は――

 一息で腰を下ろして、肉棒を挿入するのだ。



「大丈夫だよ……んんっ♡ちょっと、窮屈、だけど♡ふぅ♡ふぅ……っ♡んっ♡



 お姉ちゃんに、任せて……っ♡


 

 プロデューサーくんのおちんちんは……♡全部、お姉ちゃんが、スッキリさせてあげるから……んんん……っ♡」



 彼女はあなたの胸板に、両手を突いて――



”にゅぷ……っ♡ぬちゅっ♡どちゅっ♡にゅぷぷぷぷ~っ♡ぬちゅっ♡ぬちぬち♡にちゅ……っ♡”



「はぁ♡ふぅ♡んんん……っ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡


 すごいね、プロデューサーくんのおちんちん……っ♡


 大きくて、硬くて♡ふぅ♡ふぅ♡お姉ちゃんの中は、どう、かな……っ♡


 プロデューサーくんのこと……気持ち良く出来てるかな……?」


 莉波は、腰を動かしてくるのだ。


 あなたは今――脳味噌がぐちゃぐちゃになっている。


 姫崎莉波が――あなたの肉棒を挿入してくれるという興奮だ。 

 彼女は一息で、あなたの肉棒を根元まで挿入する。避妊具越しであっても――そこにあるのは、幼馴染のお姉さんの、アイドルおまんこであるのだ。レッスンによって引き締まった身体であり、彼女の締め付けは相当なもの。入れられた瞬間に歯を食いしばり、全身に力を込めて、射精を我慢する程度には――耐えなければいけない代物であるのだ。

 莉波はあなたの乳首を、くりくりと指先で撫で回してくる。

 彼女の腰使いもまた、非常に淫靡なもの。清楚なお姉さん系アイドルとして売っていく以上、ダンスに淫らな腰使いはないが――それはそうと、レッスンでは学ぶ必要がある。長い脚を丸出しにして、雄に媚びるような淫靡なそれを――莉波が練習している光景。男の子として産まれてきた以上、93センチのデカケツを突き出しながら腰を振っている光景に、欲情をするなという方が無理な話。「清楚」という言葉が、人格を持って歩いているような美少女が――妖艶なBGMにノリながらケツフリダンスをするそれに、男の子は勝てるように出来ていないのだ。

 円を描くような腰使いで、あなたの肉棒は快楽を貪るばかり。

 挿入前までは「騎乗位の体位であっても、自分も莉波に奉仕しなければならない」と考えていたのだが――実際に挿入されると、そんなことが不可能であると一発でわかる。莉波があなたの肉棒を抽送している間――あなたは涎を垂らしながら、ひたすら、快楽にあがくことしか出来ないのだ。ほんの一瞬でも気を抜けば、暴発射精をしてしまうに違いない。



 担当アイドルで童貞を捨てる――というそれは、さながら、都市伝説のようなものだ。



 彼女達のような極上美少女の隣で、プロデュースをしているのだ。性欲がムラムラと積もってしまうのは、当然の話。だが――彼女達は「オナホール」ではなく「一人の女の子」であるのだ。合意の上か、少なくとも通報はされないほどの好感度を稼ぐには時間がかかり――

 一方で風俗に通えば、その欲求は一瞬で発散できるのだ。

 あなたもまた、莉波と幼馴染であるというアドバンテージがあるのだ。だから莉波は、勃起しているあなたを放置出来なかっただけ。これが出会っても間もないプロデューサー相手であれば――流石の莉波も、精々、「……ま、待って!?……おてて……手でいいなら……」程度が限界であるに違いない。

 姫崎莉波というGカップ清楚美少女のおまんこで、筆下ろしをしてもらえるという贅沢と――



「ふぅ♡ふぅ……っ♡……えっ?



 大丈夫だよ、プロデューサーくん……っ♡


 

 痛くはないし……んんっ♡なんなら……ふっ♡ふきゅっ♡気持ちいい、くらいだから……っ♡」



 姫崎莉波が――



 経験を済ませていた、という事実に、あなたは脳味噌がぐちゃぐちゃになるのだ。



 バスト85センチの巨乳ちびっ子美少女ですら、王子様扱いを受けるのが初星学園高等部だ。圧倒的に男子不足の学園であるため、莉波には、悪い虫が寄ってこなかっただけ。

 彼女が、もしもアイドルを辞めていれば――

 普通の大学生に進学していれば、男達はそれを放っておかないだろう。

「高校まではアイドルを目指していた、Gカップで、デカケツで、清楚で――頭もいい美少女」というそれを放置しておく男がいるはずもない。あなたは「ヤリサーの飲み会で、何も知らない新入生を酔い潰して、お持ち帰りして、集団で強姦した姿を撮影して――脅迫する」というニュースに、嫌悪感を抱くタイプ。同じ人間であるとは思いたくもないのだが――

 それが、姫崎莉波であれば――

「まあ、ヤる奴もいるよな」とは思ってしまうのだ。

 目の前に高価な宝石や、大金が詰まった鞄が放置されていれば――出来心が働くのが人間だ。あなたが窃盗をしないのは、まともな両親に育てられて、ちゃんとした教育を受けて、生まれ持った最低限の自制心があるから。何か一つでも条件が違えば――

 男の子の性欲は、いとも容易く姫崎莉波を貪ってしまうのだ。 

 彼女がアイドルを辞める前に――プロデューサーとして間に合ったことを、あなたは誇りに思っていた。この先、いつかはアイドルを辞めた莉波が誰かと付き合うこともあるだろう。だが――少なくともそれは、性欲のままに彼女を貪る猿ではなく、まともな社会人であるべきだと思っていて――



 そんな、あなたの考えが――



「ふぅ♡ふぅ♡んん……っ♡


 ……こう、かな?


 ……あっ♪」


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡にゅぷぷぷぷ~っ♡ぬちぬちぬち……っ♡にっちゅ~っ♡”



「あはっ♡これ、好きなんだぁ……?


 うんっ♪いいよ♡きみの好きなやつ♡一杯、やってあげる、から……っ♡んんん……っ♡はぁ♡はぁ♡これ……私も、いいかも……っ♡奥の、気持ちいいとこ、当たって……んん……っ♡



 ――――ふぇっ?」



 既に――手遅れであるのだと、理解させられるのだ。

 姫崎莉波の腰使いも、挿入も――処女のそれではない。

 担当アイドルが過去に、誰と付き合っていようが、誰と性行為をしていようが――それは、あなたには関係のない話。

 勿論、過去のスキャンダルが顔を覗かせてはいけない。アイドルの過去の男性遍歴を聞く必要はあったが――「……え、えーっと……ない、かな?……う、うん……彼氏いたことない……です……あはは……っ」と莉波に言われて、あなたはそれをすっかりと信用していたのだ。

 それなのに――


 

 莉波に、しっかりと性経験があるとしたら。



 あなたではない男に抱かれて、あなたではない男に甘えて――

 あなたではない男に、処女を捧げてしまった彼女。

 幼い頃、あなたは莉波のことを年上のお姉ちゃんだと思っていた。

 包容力があり、優しくて、後にアイドルになるレベルの美少女お姉ちゃんを――好きにならない男子がいるはずはない。あなたの初恋は姫崎莉波であり――性癖も、彼女によって固定されてしまった。AVやエロ漫画では、お姉ちゃんに優しく筆下ろしされる作品じゃないとシコれなくなるほど。まあ――世の中にはそういうシチュが多いので、困ることはないが――閑話休題。

 とにかく、あなたにとっては――

 姫崎莉波の純愛というそれすらも、寝取られであるのだ。

 姫崎莉波が他の男の上で喘いでいる光景は――妄想するだけでも、心臓が半分にキュッと縮むようなもの。他の男と接吻をしながら、乳を揉まれている光景は――金玉が痛みを訴えるようなもの。姫崎莉波が、あなたではない男に抱きつきながら、破瓜の痛みに涙を流している光景は――最早、想像するだけでも発狂しそうなものであり――

 それが、現実にあったのだと考えると――



”ぼろぼろ……っ”



「――な、なんで!?なんでプロデューサーくんが泣くの……っ!?



 ……あっ、あのあの、不甲斐なくないからね……っ?プロデューサーくんのせいじゃ、ない、から……っ♡私のために、ドリンク、試し飲みしてくれたんだよね?……悪いのは、学園側だから♡プロデューサーくんのせいじゃないからぁ……っ♡



 だから、泣かないで……?



 プロデューサーくんに泣かれたら……♡お姉さんも、ね?悲しい気持ちに――えっ?違うの?」


 

 あなたは――

 どうしようもなく、大粒の涙を流してしまうのだ。

 目の前の男が唐突に落涙をして、莉波は動揺したのだろう。「ちくしょう、アイドルに迷惑をかけるなんて、不甲斐なさ過ぎる。プロデューサー失格だ」と泣いていると勘違いしたらしく――

 あなたにはそれすらも、屈辱になってしまう。

 弟が大泣きをすれば、それをあやすのはお姉ちゃんの仕事だ。 

 莉波はあなたを泣き止ませようと、”むぎゅっ♡”とあなたに覆い被さって、抱きしめてくる。

 その愛情が、自分ではない雄に向けられたことへの悔しさであるのだ――と――



「…………ふぇっ?」



 あなたは、それを莉波に告げてやるのだ。

 こうなった以上、もう、プロデューサーとアイドルとしての関係は継続出来ないだろう。

 それでも、莉波を前に、情けなく自分を偽りながらプロデュースを続けるよりも――全てを吐露して楽になりたい気持ちが勝ったのだ。幸いにと言うべきか、莉波はもう既に、アイドルとして軌道に乗り始めている。”お姉ちゃんキャラ”という武器を手に入れた彼女は、一人でもやっていけるのだ。だから、もう、あなたがいなくてもいいわけであり――



 そうして、情けない気持ちを吐露すると――



”かぁ~~~~……っ♡♡♡”



 莉波は――



 顔を真っ赤にして、あなたを見下ろしてくるのだ。



 それが「元彼がいて、ヤりまくっていたことがバレた恥ずかしさ」ではないと雰囲気でわかる。だが、そうなると彼女が何に照れているかわからない。莉波は、顔をぶんぶんと振ったり、唾を飲み込んだり、「ううう゛~……っ」と低い唸り声を上げながら――



 それでも――



 最低に恥ずかしい感情を明らかにした目の前の男に、嘘は吐けないと思ったのだろう。

”バッ”と勢いよく、彼女は自らのスマートフォンを手に取る。 

 ロックを解除して、動画フォルダを開き、それを再生する――という速度感は、普段の彼女には感じられないもの。普段の莉波は、緩慢というわけではないが――しかし機敏な動きではない。「丁寧」という表現が似合う所作の美しい少女であるのだが――

 彼女は、まるでがっついた獣のようにスマホを操作して――そして――



『プロデューサーくん……プロデューサーくん……っ♡んんん……っ♡



 あっ♡はぁ……っ♡ごめんなさい♡えっちな、お姉ちゃんで、ごめんなさい……っ♡んんん……っ♡あっ♡ふぅ♡ふぅ♡好き♡好き♡プロデューサーくん♡プロデューサーくん……っ♡お姉ちゃん、プロデューサーくんのことが、好き……んあああ゛……っ♡♡♡』



「……ごめんね、プロデューサーくん……っ♡



 私、ね?



 プロデューサーくんが思うような、ふぅ♡んん……っ♡清楚な、子じゃな、なくて……っ♡



 ずっと、ずっと……♡プロデューサーくんのことを考えながら……一人で、慰めて……っ♡



 処女膜破っちゃう……えっちな、子なの……っ♡」



 画面の中では――



 全裸の姫崎莉波が四つん這いになり――腰をヘコヘコと振っているのだ。

 壁からは――おちんちんが突き出されている。

 吸盤で固定されるタイプのディルドなのだろう。姫崎莉波はベッドの上で四つん這いになり――尻を前後に振りながら、そのおもちゃを抽送している。何度も何度もあなたの名前を呼び――激しく腰を振り――淫らなオナニーに耽っている姿であり――

「アイドルなんだから、データ流出のリスクを考えて、記録に残してはいけませんよ」と注意することすら出来ない。



「プロデューサーくんに、犯されるの妄想して♡一人でオナニーして……っ♡これも、たまに見ながら♡オナニーして♡ふぅ♡ふぐ……っ♡


 だ、だから……ねっ?


 私……プロデューサーくんに、好きになってもらえるような女の子じゃなくて……う、ううう゛~……っ♡


 ご、ごめんなさい……っ♡これも、ほんとなら♡プロデューサーくんに任せればいいのに……っ♡チャ、チャンスだと思っちゃって……っ♡妄想してたやつ、本当に、出来ちゃうと思って……っ♡



 う、うう……♡



 勃起が、時間経てば収まること……知ってましたぁ……っ♡



 ムラムラして……襲っちゃったの……うううう゛~……っ♡」



 莉波は――

 涙を流しながら、あなたへと謝罪をしてくるのだ。

 反省を口にしながらも――彼女が、腰振りを止めることはない。あなたのような矮小な雄と違い――姫崎莉波というのは完璧美少女であるのだ。性欲が溜まれば、簡単に自慰行為が出来る雄とは違う。ルールとしては良くないが――その気になれば、駅のトイレでもシコれる男と違い――

 アイドル・姫崎莉波にとっての性処理というのは大きな問題であるのだ。

 トイレに入る姿すら、基本的には見られたくないのがアイドルという生き物。あなたよりも遥かに性欲が強く、旺盛であるくせに――オナニーすらも簡単に出来ないのが莉波であるのだ。あなたの上に跨がりながら、ヘコヘコと腰を振り、肉棒を味わっているのは――

 童貞中学生男子が莉波を襲うそれと、全く同じ性欲であるのだろう。

 つい数分前までは、あなたが涙を流し、莉波がそれを優しく受け入れてくれたのに――「やだぁ……プロデューサーくんだって、ほんとは幻滅したでしょぉ……こ、こんな、えっちなお姉さん嫌いだって……」と、あなたが彼女を慰める状況になっているのだ。

 先ほどのあなたが、どんな言葉を弄されたところで、メンタルを回復出来なかったように――今の莉波も、同じ状況であるはず。

”それ”をやってはいけないと、思っていた。

 これは互いに愛を確かめるための性行為ではなく――媚薬を飲んでしまったあなたを、助けるための”性処理”であるのだ。事後にプロデューサーとアイドルとして、気まずさを湛えながらも「今日のことは犬に噛まれたと思って」と忘れる準備は出来ている。

 プロデューサーとして、それだけはやってはならないと思っていたのだが――



”ぐい……っ!”



「あ……っ♡」



”ちゅ……っ♡”



「んん……っ♡



 ……ふぅ♡ふぅ……っ♡


 

 プロデューサーくん……んん……っ♡」



 あなたは莉波の身体を抱き寄せて――

 彼女の唇を――奪ってやるのだ。

「キスをしなければ浮気じゃないから」と、同じレベルのどうしようもない言い訳。それでも、プロデューサーである限り、その一線は越えてはならないと思っていたのに――



”んじゅるるる……っ♡れろれろ♡ぶっちゅ~っ♡んじゅっ♡むちゅっ♡ちゅ~っ♡”



「じゅるるる♡あむっ♡ぶちゅっ♡ちゅぷ……っ♡



 プロデューサーくん……っ♡もっと、ベロだひて……っ♡よだれも……んっ♡飲まふぇれ……っ♡んじゅるるる……っ♡」



 今は、姫崎莉波の膣に肉棒を挿入しながら――

 舌と舌を、根元で絡め合わせる騎乗位交尾をしているのだ。

 

 週刊誌の記者に見つかってしまえば、一切、言い逃れが出来ないような――アイドルとプロデューサーの熱愛だ。莉波はもう、「あなたと濃密なキスをして、気持ち良くさせて、おちんちんから精液をびゅっびゅーと搾り取る」以外のことは考えていないのだろう。瞳にハートマークが浮かび上がりそうなほど、情熱的にあなたを見つめてくる。至近距離のキスで、彼女は眼を閉じることもないのだ。流石に気恥ずかしくなったのは、あなたの方だ。莉波から逃れるように上体を逸らすと――「らめ……♡逃げらいれ……っ♡」とあなたの両頬を掴み、更に濃密な接吻をしてくるのだ。

 166センチの細身な彼女。体格を活かした勝負では負けるはずもないが――それが、性行為であれば話は別だ。「これ以上は――ヤバい――莉波に溺れる――」と逃げようとしても、彼女はあなたを逃してはくれない。胸元をぐりぐりと、あなたの胸板に押しつけてくる。90センチのGカップ。童貞大学生が、街中ですれ違えば(うっほ……今の子、巨乳だったな~)と振り返りながら鼻の下を伸ばすような凶器が――”好き♡大好き♡”と押しつけられているのだ。

「乳を押しつけたり、股間を密着させれば、目の前のオスはちんちんを硬くする」と莉波は理解したのだろう。全身を激しく密着させながら、莉波は”ぐりぐりぐり~っ♡”とラストスパートの腰使いをしてくる。雄の肉棒から精液を搾り取るための動きは――利き手を使った自慰行為では絶対に味わえないもの。男の子の股間から生えた突起物は――女の子の股間の穴に挿入れるものであるのだと、本能的にわからされるものだ。


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぐぶっ♡ぶじゅっ♡じゅぶぶぶ……っ♡”


「出ひて……っ♡らひてくらふぁい……っ♡んんっ♡わたひの、中に……っ♡んんん~……っ♡あっ♡ふぅ♡んきゅ……っ♡私も、イ……っく……っ♡んんんん……っ♡」


 莉波は絶頂を迎えて――

 最後に、膣肉をぎゅ~っと締め付けてくる。

 舌と舌を絡め合わせる濃密な接吻をしながら――姫崎莉波という美少女を貪り、最後に絶頂を迎えるのだ。あなたの肉棒が、そんな快楽に耐えられるはずもない。最後にあなたは、莉波のデカケツを”むっぎゅ~~~っ♡♡♡”と鷲掴みにしてやる。93センチの豊満な尻肉。アイドルよりもグラビアの方が向いているだろうと揶揄されるそれを、乱暴に、鷲掴みにするのだ。あの日の「莉波お姉ちゃん」の姿は、あなたは未だに忘れていない。自分より年下の、アイドルの、お姉ちゃんの尻を力一杯に揉みしだき――そのまま――



”びゅるるるるる~っ♡ぶびゅるるるる♡びゅるびゅる♡どびゅどびゅ♡びゅるる~っ♡”



”びゅ~っ♡びゅぐびゅぐ♡どぷどぷ♡びゅるる~っ♡ぶびゅるるる~っ♡”



”びゅ~……っくんっ♡どびゅっ♡びゅぷっ♡ぶびゅるるるる……っ♡”



”…………っ♡♡♡”



 莉波の膣内へと――精液を吐き出していくのだ。

 勿論、避妊具が装着されているので、彼女の膣内を精液が汚すことはない。頭ではわかっているが――肉体は別だ。年下のお姉ちゃんを――絶対に手を出してはいけない担当アイドルを――

 本気で孕ませるつもりで、射精をしているのだ。

 普段の射精では、二回ほどビクビクと肉棒が弾めばそれで終わり。だが――姫崎莉波という憧れのお姉ちゃんを孕ませたいと、本能が訴えかけているのだ。命の一欠片を削り、それを炉に焼べて、熱を高めているような状態。十秒ほど射精は止まらず、莉波は「んんん……っ♡」と眼を瞑りながら、全身でその脈動を受け止めてくれている。この先、もしも莉波があなた以外の男と交尾をすることがあっても(あれ……?なんか、物足りない……♡弱っちい……♡こ、これが普通の男の子なの……?そう考えると、プロデューサーくんって凄かったんだ……っ♡)と思ってもらえるくらいの激しさであり――



「……ふぅ♡ふぅ……っ♡


 

 プロデューサーくん……ごめんね……っ♡



 お姉ちゃん……もう、止まれないかも……っ♡」


 

 莉波は――

 あなたに覆い被さり、首に両腕を回して――



”ぶっちゅ~っ♡じゅるるるっ♡れろれろれろ♡んじゅるるるるっ♡ぶじゅるるっ♡”



「ふぅ♡んじゅるる……っ♡んれぇ……っ♡



 プロデューサーくん、大丈夫だから……っ♡



 媚薬で、辛くて苦しいのなくなるまで……っ♡



 お姉ちゃんのこと……使ってね……?」



 濃密なキスを交わしながら、腰を動かしてくるのだ。

 一度射精した後で、避妊具はパンパンに膨らんでおり――それを意に介さず、莉波はあなたを貪ってくるのだ。ゴムを外した方がいいと、あなたが口に出そうとすると――彼女は舌を絡めて、あなたの自由を奪ってくる。その気になればいくらでも彼女を作れて、風俗にも行けるプロデューサーと違い――アイドルである姫崎莉波は、性欲が最も昂ぶる時期に、彼氏の一人も作ってはいけないと定められているのだ。「媚薬で苦しんでいるから仕方ないよね」という言い訳は、あなただけではなく、彼女にも適用される。呼吸が苦しくなるほどの濃密なキスをされながら、姫崎莉波の、甘ったるい涎を流し込まれるのだ。肉棒は一瞬でバキバキになる。「もし避妊具が、膣内で外れて事故が起きても――それはまあ、仕方ないよね」という理屈を、言葉にはせず、視線だけで理解し合うのだ。あなたはそのまま莉波に襲われて、貪られて、何度も何度も犯されて――やがて金玉が空っぽになった後でも、莉波の猛烈なキス責めで勃起を催促されて、すっからかんになるまで搾り取られた。




Comments

カツ

莉波お姉ちゃん〜(シコシコ、シコシコ、シコ)まさか先生の莉波お姉ちゃんが見れるとは内容は言わずもながら最高にエロかった

谷澤晴夫

年下のJKアイドル巨乳お姉ちゃんに甘々筆おろしをしてもらう最高の作品でした。 莉波お姉ちゃんとの甘い雰囲気が素晴らしかったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!勢いのままに書き上げたぜ

wws2jsh7

ありがとうございます!莉波お姉ちゃん、ほんと筆下ろしが美味すぎる