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「ふぅ♡ふぅ♡マスター、大丈夫?疲れたら無理しないで休んでいい……って言えたらいいんだけどね……っ♡


 鍛錬ってのは、限界を超えてからが本番なのよ?ほらっ♡姿勢キープして……っ♡辛くて苦しくてもぉ……それを乗り越えたら、脳内麻薬がドバドバ~って溢れてきて♡気持ちよくなるから♡


 ほ~らっ♡マスター、がんばれ♡がんばれ♡」


 あなたは今――


 極上美女トレーナーと共に、トレーニングに励んでいるのだ。


 カルデア最後のマスターとして、それは日常のようなものだ。 

 平和な世界に生きていた頃のあなたならば、指を咥えて羨ましがるようなものだが――それは生半可な話ではない。彼女達の多くは、人の生き死にが当然の時代を過ごしてきたのだ。「この特訓は失敗したら死ぬけど、でもまあ、この特訓をこなせないならどのみちどこかで死ぬし――じゃあ、ちょっとくらいはいいよね」というブレーキを取っ払った暴走機関車の集まりであるのだ。理性のあるサーヴァント達が周囲にいるので、99%は何事もないが――残りの1%は、自らの選択で生き延びる他にないわけであり――

 それに比べると、今日のトレーニングは平和もいいところだ。 

 あなたは今、空気椅子の体勢を延々と取らされている。

 先ほどから全身に激しく負担をかけて、肉体はボロボロになっているのだ。「適度に運動して汗を流すと気持ちいいよね」というラインは、遥か後方に置き去りにしている。筋繊維がブチブチと千切れて、肉体の細胞の一つ一つが粉微塵にすり潰されるような負荷。「空気椅子」が果たして、どのような効果をもたらすのかあなたは知らない。現代の肉体科学を最先端まで追究したトレーニング理論からすれば、鼻で笑われるものかもしれない。それでも――現代の技術では決して到達できない強さを秘めた、歴戦の英霊である彼女が「でも、私はそうやって強くなったわよ?」と言い出してくれば、誰も否定することなど出来ないわけで――


「ほらほら、もう限界?あと五秒、あと五秒だけ我慢して?


 ご~、よ~ん、さ~ん……


 ……に~い……っ♡


 ん?どうしたの?ちゃ~んと数えてるわよ♡……ほらほら♡


 い~ち……っ♡


 ……い~ちっ♡


 いち♡いち♡い~ちっ♡まだゼロじゃないわよ♡我慢♡我慢して♡崩れちゃだめ♡頑張って立って♡いち♡いち……っ♡


 ……ぜろっ♡」


”どさっ”


「ふふっ♡頑張ったわねマスター♡えらいえらい♡


 肉体ってね、普段は数割のパワーしか出せないからぁ……そうやって、火事場の馬鹿力を出せるようにならないと、戦場の中で生き延びられないし……ちょっと脳筋かもしれないけど、私が教えられるのはこれくらいだもの♡


 ……なにしろ、刀がないんだし……」


 あなたは、彼女の許可を得てその場に座り込む。

 ここがカルデアのトレーニングルームであれば、あなたは、”ギリギリ、どうにか、首の皮一枚で耐えられる”というところだ。彼女達はトレーニングウェアというものに、無頓着であるのだ。乳房の谷間を露出したり、下半身にピッタリと張り付く――AVでしか見ない格好も平然と行ってくる。「インストラクター役」をあてがわれた、駄肉がだらしないAV女優とは違い――彼女達の身体には、天然の引き締まった筋肉がしっかりと付いているのだ。腹筋は割れて引き締まっているのに、胸元と臀部には、雄に媚びるような媚肉をたっぷりと携えて――それを”どたぷんっ♡””ぶるんぶるんっ♡”と揺らしているのだ。あなたの理性を簡単に崩してしまうが――

 流石に、トレーニングルームで彼女達を襲うほどに馬鹿ではないのだ。

 マイルームに戻り”くそ、くそ、あの女ども……俺のこと誘ってんだろ……!”と憤りながら手淫に励むのが、あなたという雄の精一杯だ。人理を救うために命を懸けることは出来ても、トレーニングウェアで、汗だくで、フェロモンむわむわ漂わせた極上の美女をレイプするために命を懸けることは――あなたには出来ないのだ。

 だから、ここがトレーニングルームであれば――

 あなたも、帰室してからシコるだけなのだが――


「それにしても……本当になんなのよ……


 ……セ、セックスしてもしなくてもいいけど、一週間は絶対に出られない部屋……って」


 あなたは――


 今、「セックスしてもしなくてもいいけど、一週間は絶対に出られない部屋」に――


「あ、あはは……っ♡


 そりゃ、カルデアには可愛い女の子も一杯いるから……人によっては……ね?マスターも男の子だし……そ、そういうの、否定するわけじゃないけど……


 私だと……話が違うわよね~……っ♡」


 宮本武蔵という極上美女と、閉じ込められているのだ。



――――



「あっ、起きた?


 マスター、おはよう……♪


 ……うんっ、私もまあ、詳しいことは全然わからないんだけど……


 詳しくは、そこの紙を見て欲しいな……あはは……」


 あなたは目覚めると――

 四畳半の部屋に、宮本武蔵と二人きりであった。

 昔の映画で見るようなボロアパートの一室を想起させるそこは、畳が敷かれている。小さめのシンクとガスコンロが付いているだけであり、薄い布団が一枚敷かれていて――


 それだけだ。

 

 玄関はあるのだが、扉が開くことはない。窓も同様だ。鍵を開錠にしても、全く動かないのだ。あなた一人であれば、建て付けが悪い部屋ということで済んでも――「んぐぐぐ……っ!」と、宮本武蔵が全力の力で扉を開けようとしても、全く無理なので”そういうもの”であるのだろう。

 武蔵から渡された、A4用紙の紙には――


「……セックスしないと出られない部屋……ってのは知ってるのよ?


 うん……おっきーの部屋に遊びに行ったとき、そういう文化があるのは読んだから……


 ……で、でも……


 してもしなくても……出られない部屋って、どういうこと?」


 この部屋のルールが、書かれているのだ。

 正式名称、”セックスしてもしなくても、出られない特異点”は――

 一週間、絶対に出ることが出来ない部屋だ。

 食事は最低限のものが用意されるし、トイレもシャワールームも簡素だが付いている。だが――それだけだ。一切の娯楽というものは存在せず、ただ、一週間の時間が経過するまでは扉が開かないというだけのもの。

 基本的にはトイレとシャワールームは自由に使えるが――、一人の時間を作ろうとして、わざと長時間居座り続けるならロックをかけることもある――という一文は、どこか管理者の存在を匂わせるもの。黒幕の最有力候補は、当然のように例のAI美少女であるのだが――シチュエーション的には、ジャンヌ・オルタや刑部姫の可能性も存分に考えられる。いや――堕落を尊ぶ女神の可能性も十分にあるわけで――

 結局のところ、誰がやったのか、はどうでもいいのだ。


「う~ん……ルール無視して出られればいいんだけど……


 この縛りが難題よね……


 何かをすれば出られる部屋、なら知恵と工夫でどうにか出来そうだけど……


 何もしなければ出られる部屋、なら……余計なことをする方が、状況は悪化しそうだし……


 ……う、うん……そうね……


 セックスしないと出られない部屋、なら……さ、流石に?私としましても、許せないというか……黒幕にお説教の一つでもしてやらないと気が済まないけど……


 しなくても出られる部屋って……どうやって怒ればいいのかしら……?」


 あなたも武蔵も――

 この状況で、何をするのが正しいのかわからないのだ。

 セックスしないと出られない部屋であれば、揚げ足を取ってやればいい。提供された食事を使って、ネズミをおびき出して、そいつらに交尾をさせる――といった抜け道を探せばいい。

 だが――


 何もしなくても、勝手に出られる部屋――であるのだ。


 当然だが、セックスしないと出られない部屋の最適解は「セックスをすること」だ。

 だが勿論、あなたと武蔵は交際関係ではない。武蔵があなたを見つめる視線は、たまに熱っぽくもあり「え?武蔵ちゃんってもしかして、俺のこと好きなんじゃ……」と思う日もあるが――それが、童貞男子の勘違いであることは知っている。あなたの感情が正しければ、あなたは「カルデアの美少女サーヴァント二桁に惚れられていて、その貞操を狙われている、とんでもないモテ男」ということになってしまう。流石にそれはあり得ないので、今の状況が都合がいいのだ。「え?武蔵ちゃんってもしかして――」と思っている状況が、一番気持ちのいいオナニーが出来るわけで、あなたはそれで満足なのだ。

 セックスしないと出られない部屋ならば、あなたは武蔵にアプローチをかけたりはしない。

 それで「い、いやごめん……マスター、本当に無理……そういうのじゃないでしょ?私達の関係って……」とドン引きをされたら、男の子は生涯おちんちんが勃起しないトラウマを抱えることになるのだ。手札がロイヤルストレートフラッシュならばオールインは出来るかもしれないが――ブタの手札で、人生を捨てる賭けに出られるほど、脳味噌は焼かれていないわけであり――

 ここがセックスしないと出られない部屋であれば、あなたは、正攻法での脱出は諦めるのだが――


「えっと……じゃあ……


 何もしない……をする?」


 武蔵に言われるがままに――


 あなた達は、締め切られた四畳半――


 セックスしてもしなくても一週間後には出られる部屋で、時間を潰すだけだった。



――――



 その考えが甘かったと思い知らされたのは、最初の一時間だった。

 あなたと武蔵は最初、歓談に花を咲かせていた。

 だが――「久々に会った親友と、近況報告を兼ねた長話」であっても、精々数時間が限界であるのだ。あなたも武蔵も、同じカルデア内に所属しているし――何より、そこに到るまでに幾度となく、あなたも武蔵も「昔話」は語っているのだ。今更、新規のエピソードが出るわけでもない。むしろ「一時間もよくおしゃべり出来たな」と褒めてほしいものであり――


「……ど、どうする?


 トレーニングでも、する?」


 武蔵の提案に、あなたは頷く他にないのだ。

 一切の娯楽も何もない部屋だが、そこには「自らの肉体」というトレーニング器具があるのだ。自重で負荷を掛けるトレーニングで、あなたは汗を流していくが――

 宮本武蔵とは、肉体の構造からして違うのだ。

 普段、どれだけ文明の利器に頼っていたのかと、あなたは本能的に感じてしまう。

 何もない――繰り返すが、何もない部屋であるのだ。

 武蔵がインストラクターになって、あなたのトレーニングを指導しても――結局のところ、限界は即座に訪れるのだ。ゆっくりとインターバルを入れればいいのだが――彼女もこの状況において、緊張をしているのだろう。「五分間の休憩にスマホを見る」や「十分間、テレビを見ながら給水をする」と言った間は、この場には存在しない。むしろ「三時間もよくぶっ続けでトレーニングできたな」と褒めてほしいものであり――


「はぁ……はぁ……っ♡


 マスター、大丈夫?ちゃんと水分補給はしなきゃだめよ?そこの蛇口、水は出るみたいだから……」


 その場にへたりこんだあなたは――


「残り164時間、どうするの?」と考えざるを得ないのだ。


 まだ――まだ、一人であれば良かったのかもしれない。

 奇声を上げたり、ドタドタと暴れたり、人間としての理性と知性を投げ捨てて一匹の猿になれば、一週間寝続けることで時間から逃れることが出来たのかもしれないが――

 今、あなたの目の前には宮本武蔵という美女がいるのだ。

 あなたのトレーニングに付き合い、彼女も今は汗だくだ。

 勿論、まだまだ体力の限界には程遠いのだろう。あなたが精根尽き果てるまで身体を酷使したそれも、武蔵にとっては「準備運動」程度であるのだろう。だが――肌が紅潮して、汗腺が開いて、熱気をムワムワと漂わせる程度には身体を動かしたわけであり――

 今、この部屋の中には濃密なフェロモンが溢れているのだ。

 窓を開けられないことに気が付いたのは、途中からだ。宮本武蔵の身体が熱を帯びて、汗ばんで、その身体からは極上のフェロモンが放出される。カルデアの広いトレーニングルームでは、天井に埋め込まれた業務用エアコンがしっかりと換気をしていて――それでもなお、股間が反応してしまう極上の雌の香りを――

 あなたは今、希釈せずに吸引してしまっているのだ。

 当然ではあるが、宮本武蔵というのは極上の美女だ。

 大きな紫色の瞳はバシバシにまつ毛が長く、さらさらの髪の毛は一切のケアを行わずとっも、自然に絹糸のような触り心地を実現させてしまう。口紅を引かずとも、血色の良い唇は赤みがかっていて――顎には一切、余分な脂肪は付かず――乳と尻がでかくて、ウエストがくびれているせいで、その小顔がさらに対比的に小さく見えてしまうのだ。

 そして――

 何よりも、その肢体はあまりにも極上が過ぎる。

 今は袴姿であるが、あなたは、彼女の水着霊基を見てしまっているのだ。胸元には圧倒的に実った、たわわな果実が二対。豊満な臀部は、雄の子供を幾らでもポンポンとひり出してくれそうな安産型。内臓が詰まっているのか心配になるほどくびれたウエストというのは――

「おちんぽを入れたときに、さいっこ~に気持ちいい身体♡」ということだ。

 正常位で彼女を押し倒して、乳房を揉みしだきながら腰を振るのもいい。くびれたウエストは、掌の中にすっぽりと収まりそうなので――後背位でデカケツに肉棒を叩きつけるのもいいだろう。彼女達の優れた体幹と、ヨガの行者のような柔軟性は、I字開脚を1時間続けることが出来るようなものだ。そんな彼女がスパイダー騎乗位で腰を振りながら、乳首を責めてくれば――男の子は、きゅうきゅうと締め付けるまん肉の締まりに、いとも容易く精液を搾り取られるに違いない。

 彼女の身体は、その全てが極上の搾精ボディだ。汗ばんでじっとりと湿った腋の窪みや、膝の裏や、髪が生えている頭皮の付け根部分でも雄を射精させられるわけであり――

 そんな極上美女が、あなたの目の前でトレーニングを行っているのだ。

 普段のトレーニングルームでは、しっかりと距離は取っている。彼女達が「違う違う!そこのトレーニングは、もっとしっかり下半身を意識して……」と密着してくることはあるが――即座に離れてくれるから、勃起がバレなくて済むのだ。


 今――


 あなたの肉棒は、痛いくらいに勃起をしている。


「…………っ♡」


 武蔵も、それに気が付いた当初に冗談めかして「ちょっとマスター?人が真面目にトレーニングしているのに、な~にえっちなこと考えてるの~?」と茶化せれば良かったのだ。童貞男子のあなたをからかう、余裕綽々なお姉さんという立場であれば、彼女は一方的に上に立てたのだが――


「…………ねっ、マスター……?


 それ……もしかして、私のせい……?」


 宮本武蔵は――

 あなたの勃起に、頬を赤らめて”羞恥”を浮かべるのだ。

 嫌悪であれば、あなたの勃起は鎮まっただろうが――武蔵は恥ずかしそうに、あなたの下半身を横目で見つめるばかり。汗でムレムレの美女が、この状況であなたのペニスの隆起を眺めているのだ。”びくんっ♡”と肉棒が弾んだのは生理的現象だが――武蔵は「正解」という意味として捉えたらしく――


「だ、だめ、だからね……?


 セックスしないと出られない部屋なら!それなら!百歩譲って……ま、マスターと、してあげても……ごにょごにょ……


 だけど!ここはセックスしなくても出られる部屋なんだから……っ!


 しないからね!マスター!……私達の絆は、こんな卑劣な部屋なんかに絶対負けないんだからね……っ!」


 彼女の言葉に――


 あなたはこの先の展開が、予想できてしまうのだ。



――――



”にちゅにちゅ……っ♡ぬちっ♡ぬちゅり……っ♡ぐちゅぐちゅ……っ♡ぬちゅ……っ♡”


「ん……っ♡マスター、痛くない?大丈夫……?


 ……うんっ♡私は平気だけど……ん……っ♡身体、すっごいビクビクさせて……っ♡


 ねえ?本当に痛くないの?んん……っ♡もっと激しく?……結構、強めにやってるんだけど……っ♡


 ……あ……っ♡さっきから、すっごく喘いじゃって……っ♡


 あっ!違うの!嫌とか、恥ずかしいってわけじゃなくて……っ♡


 ……男の人ってさ?女の子を喘がせるの好きでしょ?……い、一般論よ!一般論だけど……


 ……女の子も……男の子が気持ち良くて喘いじゃうの……好きなのよ?


 ……これも、一般論だけど……っ♡」


 今――


 あなたは、宮本武蔵の掌で、肉棒をシゴかれているのだ。


 あなたは当然、勃起を処理するつもりはなかった。

 どれだけおちんちんが硬く興奮をしても――時間が経過すれば、それは萎えるように出来ているのだ。まあ、現状は武蔵の濃密雌フェロモンがたっぷり充満しているので、不可能だったかもしれないが――少なくとも、武蔵が見ている前でオナニーをすることは出来ない。部屋の条件では、トイレでこそこそオナニーをすることも禁じられていた。死ぬほどの苦痛ではあるが――「射精を我慢しすぎて死んだ」という話は、英霊の逸話でも聞いたことがないのだ。あなたが我慢すれば、それで済む話ならば――

 下腹部の苦痛を一週間堪えて、耐え続ければいいだけなのだが――


『マスター……?


 その、ね?……私のせいで、大きくさせちゃったんなら……


 私にも……責任があるわよね……?』


 宮本武蔵は――

 あなたの勃起を、処理したがってきたのだ。

 勿論、あなたはそれを必死になって拒んだ。これは男の子が勝手に勃起をしただけの話。「お前のせいで勃起したから、お前が責任を取れ」というのは性犯罪者のみが用いる理屈であり、あなたはそんなことを言う気はなかったが――

 拒めば拒むほど、武蔵は――


『わ、わかってるってば……マスターがそうやって言うの……


 ……でも……私だって、この部屋に一週間いなくちゃいけないのよ?


 ……その間、ずっと……マスターが悶々して、勃起してるの見せつけられるの……た、多分、耐えられないから……


 だから……手でシゴくだけ……


 お手手でするだけなら……ね?他の子達にも……義理は果たせるでしょ?』


 あなたの勃起を、自分の責任であると背負いたがってくるのだ。

 宮本武蔵が、「おちんぽを手コキさせて欲しい」と提案をしてきて――それを拒める男がいるはずはない。普段のあなたならば拒めても――トレーニング後の汗だく武蔵の、濃密フェロモンむわむわボディのせいで、肉棒がギンギンに隆起しているのだ。「おちんぽがフル勃起している雄」というのは、世界で一番頭の悪い生き物であり――


”にちゅにちゅ……っ♡ぐちゅりっ♡にゅぷぷぷ……っ♡ぶちゅっ♡ぐぷ……っ♡”


「ふぅ♡ふぅ♡……ねっ♡気持ちいいの、マスター……?


 ……ふぅ~ん……っ♡こうやってシゴかれるだけで……っ♡……涎まで垂らしちゃって……へぇ~……っ♡


 ……ううん、馬鹿にしているわけじゃなくて……♡


 ……ふふっ♡


 なんだか……可愛いなって思っちゃって……っ♡


 私、美少年と美少女が好きなんだけど……っ♡……こういう、情けないお顔も嫌いじゃないかも……っ♡おちんちん勃起させて、シゴかれて……っ♡気持ち良くなってるだらしないお顔……っ♡


 夢中になっちゃうかも……っ♡」


 だからあなたは――


 宮本武蔵による手コキを、味わっているのだ。


 彼女の掌は、すべすべのつるつるであるのだ。

 サーヴァントはカルデアから魔力が供給されており、多少の傷は即日治ってしまう。砲弾が直撃して、腹にどでかい風穴が空いて、人間ならば即座に絶命する傷でも――、数日かければ治療することが出来るのだ。

 そんな彼女達にとって、肌荒れや血豆というのは――無縁のものであるのだ。

 本来ならば剣豪の掌は、度重なる鍛錬によって傷だらけのゴツゴツであるはずだが――彼女達の身体は、それを「怪我」と判断して治療をしてしまうのだ。剣を握るサーヴァント達は「鍛錬をした証であるマメが残らないのは、寂しいことだ」と語っていたが――とにかく今、武蔵の掌はすべすべのつるつるであるのだ。元々、彼女は肌つやが良い。透き通るように真っ白な肌をしている彼女は――掌までも、雄を搾精するための武器として使えるようで――


「……んっ♡ここ……気持ちいいんだ……?


 うんっ♡裏筋って言うのよね♡ここに指を這わせて……力を込めて……ふふ……っ♡おちんちんビクビク弾ませて……そんなに気持ちいいんだ……っ♡


 ……亀頭はこうやって、包むようにすればいいのよね?……ん……っ♡マスター?おちんちん敏感すぎない?……もうっ♡いっつも一人でオナニーしてるくせに……っ♡


 ……ん~?鎌を掛けただけなんだけど……っ♡


 ふふっ♡その反応的に……いっつもシコシコしてるのね……っ♡ねえ?ねえ?オカズは誰なの?……大丈夫だって♡みんなには秘密にしてあげるから♡……やっぱりマシュちゃん?……そうよねぇ♡可愛くてお淑やかで……守ってあげたくなるのに、実際は守ってくれる女の子……っ♡私が男の子だったらぁ、あんなに可愛い子、絶対放っておかないわよ♡


 マスター、我慢しなくていいからね……?……健全な男の子なんだから、性欲、溜まっちゃうんでしょ……?……流石に、マシュちゃん達にも悪いし、えっちはしてあげられないけど……っ♡


 手でするだけなら……いくらでもしてあげるから……ねっ?」


 武蔵は、その綺麗なお手手を我慢汁でドロドロに汚しながら――

 あなたに、愛情たっぷりの手コキを行ってくれるのだ。


 四畳半には、椅子も何もない。あなたは壁にもたれかかって、脚を放り出しており――武蔵は密着しながら、自らの手を肉棒に差し出しているのだ。袴姿の彼女は、汗でとっても蒸れている。熱を帯びた身体からは、雄を誘惑するフェロモンがたっぷりと放出されており――それが鼻腔をくすぐってくるのだ。経験豊富な娼婦であれば、それは計算の上なのだろうが――武蔵は、あなたの肉棒を手コキすることで精一杯なのだ。そこまでは考えていないのだろう。

 袴の隙間から、彼女のたわわな谷間が露わになる。

 特異点では大勢の男達が、武蔵のそれをジロジロと視姦しているのだ。カルデア職員も、表立ってそれを態度に示すことはないが――宮本武蔵の極上ドスケベごっくんボディに、生唾を飲み込んでいるに違いない。彼女が弱っちい、非戦闘型のサーヴァントであれば、欲情のままに押し倒されるかもしれないが――

 宮本武蔵は、カルデアで一二を争うレベルの武闘派であるのだ。

 武蔵を押し倒せるとすれば、同じ技量の剣技を持ったサーヴァントだけであり――だから、それは絶対にあり得ないわけだ。あなたは妄想の中ですら、そのおっぱいを揉むことは難しい。自慰行為のオカズというのは、あまり都合が良すぎても意味はないのだ。武蔵が自らのデカパイをあなたに捧げてくれるに足る”理由”が必要であり、その解像度が高ければ高いほど、濃ゆい精液が出てくるわけだが――


「……マスター?


 視線……気が付いてるからね?」


 武蔵は――


 あなたに密着しながら、上目遣いで指摘をしてくるのだ。


 心臓がバクっと弾んだのは、激しい羞恥によるものだ。武蔵にそのまま、言葉を紡がれて、あなたの視姦を糾弾されれば――舌を噛み千切って自害を図ったに違いない。

 だが――


”にちゅにちゅ……っ♡ぐちゅぐちゅ♡にゅりりり……っ♡じゅぷっ♡ぶちゅっ♡”


「…………っ♡♡♡」


 武蔵は何も言わずに――


 上目遣いのジト目で、あなたを見つめるばかりだ。


 谷間を隠そうとすることなく――視姦オッケーの合図を出してくる武蔵。男の子のハレンチな視線を追究してきても、それを糾弾することはなく――ただ、気が付いていると指摘するだけの態度は、耐えきれるものではない。あなたは最後、武蔵の肩を掴んでしまう。あなたよりも遥かに膂力があり、真剣勝負になれば、コンマ一秒であなたを絶命させることが出来る彼女も――肩幅の狭い、華奢な女の子であるのだと理解してしまえば話は別だ。「ああ、武蔵ちゃんは肩肉ですら柔らかい女の子なんだな」と意識すると同時に――


”びゅるるるるる~っ♡びゅるるる♡ぶびゅるるるるる~っ♡”


「――きゃあっ!?」


 あなたの肉棒は、激しく射精をしてしまうのだ。


「ん♡ちょ、ちょっと……んん……っ♡


 ……ふぅ♡ふぅ……っ♡


 ……すっご……っ♡精液って……こんなに一杯出るものなの……?」


 武蔵の掌は、あなたの白濁精液でべっとりと汚れてしまっている。

 自分で言うのもなんだが――あなたという雄は、今、元の世界に戻れば「世界で最も優秀な雄」と呼べる存在だろう。平和な世界において戦火は少なく――しかも現代において、自らの肉体を徹底的に鍛える傭兵というのは殆どいない。格闘家だって、命のやりとりを毎日のように行う人間はいないだろう。鋳造技術と火薬の質が発達した現代においては、「どんなに筋肉を鍛えても、どんなに素早く動けても――結局、銃には勝てないのだ」となってしまうのだ。地道な筋トレやクンフーをするくらいならば、射撃の腕を磨いた方が良い現代においては――

 英霊達によって徹底的に鍛えられたあなたという雄は、一対一の、素手の勝負ならば負けるはずもないのだ。

 勿論、それは人間同士の話。スカサハや鬼一法眼からすれば「小型犬同士がじゃれついてる」というレベルなのだろうが――とにかく、あなたという雄は今、とても強く鍛え上げられており――


「……ふぅ♡……ん……っ♡


 手ぇ……洗わないと……♡」


 宮本武蔵にとっては、あまりにも想定外であったのだろう。

 あなたという無害な童貞男子が――実はしっかりと鍛えており、その精力も凄まじいものがあるという事実。勿論、あなたは武蔵をレイプすることはしないし――物理的にも出来ない。仮に彼女の寝込みを襲っても、それを完遂する前に、あなたは華麗な三角絞めで意識を刈り取られるのだろうが――

 合法の上で、武蔵が抱かれることがあれば――

 武蔵はきっと「でもまあ、マスターくらいの男の子なら、もしエッチするとしても私がリードできるわよね」と計算していたのだろうが――たった一回の射精で、それが皮算用であると理解させられたらしい。あなたにとっては、朗報であるのか悲報であるのかわからない。だが――武蔵が水道の蛇口で手を洗いながら、下半身をモジモジとさせているのは見てわかる通りであり――だから、残り162時間をどうやって耐えればいいのかをあなたは考える。

 物理的に考えて、その間に勃起をしないのは不可能だ。

 一人ぼっちでも無理な話をしているのに――宮本武蔵と、この狭い四畳半で二人きりであるのだ。ゲームや漫画などの娯楽があれば話は別だが――、何もない四畳半では、彼女を意識する以外の全てが不可能となるのだ。だから、とにかく――これ以上の一線を越えないことだけを、あなたは胸に決意する。宮本武蔵による手コキだけでも、あなたはもう、十分すぎるほどに幸福であるのだ。それ以上をがっついて、武蔵に拒否られた場合、あなたの命の保証はないので――

 だから、それ以上を欲張ることだけは絶対にしないと――あなたはそれを強く決意した。



――――



”じゅるるるるる……っ♡ぶじゅじゅじゅっ♡ぐぶぶぶっ♡ぶじゅるるるる……っ♡”


「んぶ……っ♡ぶはぁ……っ♡はぁ♡はぁ……んん……っ♡


 ごめんね、マスター……っ♡こんなのするの初めてだから……っ♡


 マスターの……大きいから、咥えるのが精一杯で……っ♡」


 あなたは今――


 宮本武蔵に、フェラチオをしてもらっているのだ。


 最初は手コキだけで、十分に満足出来ていたのだが――

 宮本武蔵の極上雌フェロモンを吸引してしまえば、肉棒は萎えるところを知らないのだ。

 何度も何度もシゴいても、あなたの肉棒は隆起し続けたまま。武蔵も最初は、『うわぁ~……っ♡マ、マスター?気にしなくていいからね?……性欲が強いの……一般的には、多分、その……いいことなんだから……っ♡』と余裕綽々で受け入れていたのだが――

 あまりにも、あなたの肉棒は萎えないのだ。

 武蔵はそこで、「なるほど、マスターは性欲異常者なのね」と納得をすれば良かったのだが――

 どうやら「なるほど、興奮が足りないからおちんちんが萎えないのね」と判断をしたらしい。


 そこで提案してきたのが――


「ねえ、マスター?……嫌なら、全然いいんだけど……♡


 ……私の口で、その……


 おちんちん……しゃぶってみる?」


 宮本武蔵による”フェラチオ”であるのだ。

 それを――拒める雄は、果たして存在するのだろうか。

 理性では「い、いや、流石にそれは……」と思っているのに――あなたの本能は”ぶんぶん――っ!”と、首を千切れんばかりに縦に振らせるのだ。元々それは、武蔵が提案してきたもの。あなたが嫌がれば、彼女は「そ、そうだよね♡あはは……っ♡さ、流石に♡それは一線を越えてるよね……」といつもの”たははヅラ”で誤魔化せたのだろうが――


「――え、っと……っ♡


 じゃあ……する、ね?」


 あなたのあまりにも勢いの良い首肯に、武蔵も前言を撤回するタイミングはなかったのだろう。

 あなたは今、壁にもたれかかって座っている。

 手コキをされているので、肉棒は露わになっているのだ。この部屋にはどうやら、ティッシュの一枚も存在しない。先ほどから、あなたの肉棒から吐き出される精液は――全て、武蔵が掌で受け止めてくれているのだ。水で洗うだけだが、石鹸などもないわけであり――彼女の手には、精子がすっかりと染みこんでしまっているに違いない。この部屋を出た後で、武蔵のすべすべでつるつるで、白魚のように細い指を見る度に――”あのすべすべのお手手が、俺の勃起チンポを掴んで、シゴいて、精液を受け止めてくれたんだよな”という感慨に浸ってしまうのだ。


「…………んっ♡」


”ちゅ……っ♡”


 武蔵は――


 あなたの亀頭に、小さな口付けをする。

 距離感を見誤ったのか――それとも”おちんちんにキスをしてからご奉仕をするべき”だと教え込まれているのか、が一瞬、判断が出来ずに、あなたの肉棒は激しくはずむ。宮本武蔵という天真爛漫な美女が、実は旅路の最中で、路銀を浮かせるために宿の男と一晩限りの関係を幾度も築いている清楚風ビッチであれば、あなたの脳細胞は粉々になるのだが――


「ひゃっ!?」


 武蔵は――


 あなたの肉棒が弾むと同時に、大きく身体を浮かせるのだ。

 

 驚いた猫が一瞬で、自身の身長すら遥かに超える高さまで飛び跳ねることがあるが――武蔵のそれも、似たようなものだ。彼女のしなやかな筋肉は、バネのように弾むのだろう。人間というよりは、肉食獣に近い筋肉なのだが――

 それでも、あなたはその一瞬の反応で――


”あっ、こいつ絶対処女だ”と理解してしまうのだ。


 童貞がどれだけヤリチンを気取ったところで、経験のなさを隠しきることは出来ない。宮本武蔵もそれと同じだ。どれほどに余裕綽々を気取って、ブーディカやゼノビアのように「はぁ~……マスター?人妻で出産経験まであるんだから、えっちの仕方を知らないわけがないでしょ……?」という姿をアピールしたところで――


「…………だ、大丈夫よ……


 その……おちんちんって、そんな簡単に弾んだりするんだ~って……ちょっと、驚いただけで……


 ……だ、だからぁ……仕方ないでしょ、初めてなんだから……」


 顔を真っ赤に赤らめながら――


「いやいや、今のは急に脅かされたから、身体が敏感に反応しない方がおかしいでしょ?防衛反応なんだから仕方ないでしょ?」とでも言いたげに、早口に言い訳をまくし立てる宮本武蔵に――


「……ちょ、ちょっと……


 なんで大きくなってんのよ……っ♡」

 

 あなたの肉棒は、ギンギンに隆起してしまうのだ。

 先ほどの手コキでも十分すぎるほどの快楽だと思っていたのだが――どうやら、その上が存在するらしい。「事務的手コキ」というのは興奮をするものだが、飽くまでそれは、「お腹がいっぱいになったから、たまには簡素なのもいいよね」という”裏”の興奮。宮本武蔵に、今からフェラチオをしてもらえるのは”表”の興奮であり――


「…………じゃ、じゃあ、改めて咥えるけど……っ♡


 ううう~……っ♡なんかビクビクしてる……熱いし、臭いし……っ♡ふぅ♡ふぅ♡……すぅ~……っ♡


 すんすん……っ♡ん……っ♡ふぅ♡んぎゅ……っ♡くっさ……っ♡……マスターのせいじゃ、ないけどさぁ……っ♡……んっ♡……シャワー?いいって、別に浴びなくて……っ♡


 どうせ、マスターのことだから……っ♡我慢できなくて、何回もヤらせちゃうんだろうし……っ♡その度にシャワー浴びたら、この部屋の規則に抵触するかもでしょ?そしたら……私が浴びれなくなっちゃうし……


 ……それなら


 マスターのこの……くっさいおちんちんに慣れちゃった方が得だし……すんすん……っ♡」


 武蔵はあなたの肉棒に鼻を寄せて、すんすんと匂いを嗅いでくる。

 仮性包茎の肉棒は、当然のことながら匂いがこもっている。

 普段のあなたですら「この後、いつ美少女サーヴァントに夜這いされて逆レイプされてもいいように」と意識をしながら、綺麗に磨き上げることはないのだ。レイシフト先では、綺麗なお湯にありつけることは滅多にない。自分よりも遥かに価値があるマシュ・キリエライトですら、その状況に文句を言っていない以上――あなたが不衛生に愚痴をこぼせる道理などないのだ。

 少しずつ毒を飲むことによって、身体の中に強い耐性が出来るのと同じ理屈で――あなたは匂いや汚れに鈍感になっている。例えば今、あなたと同様に汗だくの武蔵の膣をクンニしろと言われれば――あなたは迷うことなく、そこにむしゃぶりつくことが出来るだろう。彼女の尻穴を舐めしゃぶることも、容易い話であり――


”すぅ~……っ♡すはすは♡すんすんっ♡ふがふがふが……っ♡すふぅ~……っ♡”


 それは――


「ほんと……くっさいおちんちん……っ♡


 これ、私に舐めさせる気なのね?……マスターの変態……っ♡ふぅ♡ふぅ♡私、大剣豪なのよ……っ?一山幾らの娼婦じゃないのよ?それなのに……ん……っ♡


 …………っ♡」


”れろぉ……っ♡”


 宮本武蔵という旅人も、同様であるらしい。

 彼女は”ちろっ♡”と、あなたの亀頭を舐めてくる。

 アイスクリームでもなめるかのような、下手くそな舌使いは――彼女の未経験を理解させられるもの。あなたよりも遥かに強く、レイシフト先の異聞帯ではあなたを守護り――時には、あなたをお姫様抱っこしながら、敵から逃げるような”優秀で強いメス”が――


”んれぇ……っ♡れるれるれる♡ちゅっ♡ちゅぷ……っ♡はむはむはむ……っ♡”


「…………っ♡


 こう、かしら……っ♡ん……っ♡……こう?


 ……なるほど、こうやって……っ♡ん……っ♡溝になってるところ、好きなんだ……っ♡ふぅん……ふふ……っ♡


 マスター……単純なんだから……っ♡」


 あなたを上目遣いで見つめながら――

 股間から突き出た、汗だくの肉棒にむしゃぶりついてくれるのだ。

 彼女はあなたの表情を、じいっと見つめながら肉棒を舐めしゃぶっている。繰り返すことになるが――宮本武蔵というのは極上の雌であり――

 それは、雌としての天性の才能があるということだ。

 毎日毎日、馬鹿みたいに素振りをして――手の皮がずる剥けになり、それでも木剣を握りしめて、最後は倒れて気絶して――目を覚ませば、また剣を振ることで強くなれる人間もいるだろう。だが――歴史に名を残す大剣豪というのは、初めて剣を握ったときから、周囲とは別格の存在感を示しているのだ。凡人の百倍の速度で成長をする天才というのは、決して追い抜くことが出来ない存在。ウサギとカメのエピソードは、ウサギが居眠りをして初めて成立するものであり――


”んちゅ……っ♡ちゅっ♡ちゅ~……っ♡れるれるれる……っ♡”


「あはっ♡……ここ、亀頭のところ……舐められるの好きなの……?


 ……んふふ……っ♡気持ち良すぎて、おかしくなっちゃう……ってお顔ね♡


 マスター?これはぁ、私がえっちなことしたいんじゃなくて……っ♡マスターの性欲処理のために、仕方なくやってあげてるんだから……っ♡


 我慢なんてしなくていいから……ね?」


 天性の極上雌ウサギが――

 あなたの肉棒を気持ち良くさせようと、全力を尽くしてくれば、あなたには抗がう術がないのだ。

 武蔵は先ほど、肉棒の脈動に激しく動揺をして、醜態を見せつけた。あなたにとっては「うっわ……♡処女丸出しの武蔵ちゃん、可愛すぎる……っ♡」でしかないのだが、彼女にとっては別問題なのだろう。

 童貞であった男が、美女に舐められた場合――その挽回をしなくてはならないと、鼻息を荒くするだろう。「自分は彼女を気持ち良く出来るんだ」「さっきのは何かの間違いだったんだ」と、ちっぽけなプライドを大事にして、熱心なご奉仕を行うだろう。宮本武蔵が今行っているフェラチオというのは――つまりそういうもの。「ねっ?私の方がお姉さんなんだから、私に身を任せればいいのよ」と言いたげな代物であり――


「…………ふぅ♡ふぅ♡


 マスター……本気で言ってるの?」


 あなたもまた、そこで限界を迎えるのだ。

 細かい屁理屈を積み重ねたり、あるいはキザな口説き文句を考えている余裕もなく――


”武蔵ちゃんのも、舐めたい”とあなたは口にするのだ。


 一つの大きな賭けであり、裏目に出る可能性も十分にあった。武蔵の好感度がそこまで至っていなければ、あなたは彼女の蹴りで顎を揺らされて、気絶をしたに違いない。

 だが――


「だ……だめ、よ……っ♡


 ……だ、だって!そりゃ!……性欲、ないとは言わないけど……ふぅ♡ふぅ……っ♡


 ……私だって、汗、かいてるし……っ♡」


 宮本武蔵は――


「汗をかいて汚れているから、舐められたくない」という乙女アピールをしてくるのだ。


”がばっ♡”


「きゃっ♡あっ♡だ、だめっ!マスター、ほんとに……だ、だめ……だからぁ……っ♡んんんん~……っ♡」


 彼女が本気で抵抗をすれば、あなたが勝てるはずはない。

 青竹で素振りをするだけで、それがバラバラになる――という逸話を持っている彼女であるのだ。あなたが武蔵ちゃんを重りにして腕立て伏せをしようとすれば、一回一回、筋繊維がブチブチと千切れるような力を込めなければならないが――あなたが武蔵ちゃんの上に跨がっても、彼女は”指立て伏せ”すら容易く出来る存在なのだ。

 彼女の言葉だけを聞けば、あなたは極悪卑劣の強姦魔であるのだが――武蔵の抵抗は弱く、あなた程度でも簡単に組み伏せることが出来るもの。武蔵にとっても「本当はいやだったけど、マスターに襲われて仕方なく」という状況が必要であったのだろう。本来のあなたであれば、そうした小賢しい目論見を叩き伏せてやりたいのだが――


 宮本武蔵のまん肉を舐めしゃぶれる状況で、そんな余裕があるはずもないのだ。


 最終的には「せ、せめて!私が上になるから!」と言われるがままに――


「ふぅ♡ふぅ……っ♡あ~もう……なんでこうなるかなぁ……っ♡


 ……んっ♡マスターのおちんちん♡すっごいビクビクして……我慢汁もやっば……っ♡


 ……興奮してるんだ……私のあそこ見て……変態……っ♡」


 あなたと武蔵は、シックスナインの体位を取るのだ。

 あなたが調子に乗れたのも、実際はそこまでだ。


”ぬる……っ♡”


「マスター……っ♡んんっ♡ちょっと、鼻息荒すぎ……っ♡……んぐぐぐ……っ♡やっぱり、飲まなきゃよかったかも……っ♡ふぅ♡ふぅ♡童貞マスターが、おまんこ見たいとか言い出したから……っ♡お姉さんぶっちゃった……っ♡」


 あなたの目の前には――

 

 今、宮本武蔵の生膣が存在しているのだ。


 この部屋に入ってから、まだ、十二時間しか経過していないのだ。

「セックスをしないと出られない部屋」であれば、犬に噛まれたと思ってそうすることも容易だろう。不平不満を言ったところで、現実的には互いに童貞と処女を捨てないと、脱出することは出来ないのだ。黒幕をボコボコにするのは、部屋を出た後に考えればいい話。互いに快楽を感じないように、目隠しをして、濡れていない膣に半勃起の肉棒を挿入して――快楽よりも苦痛が勝るそれを”はい、セックスしたよ、部屋から出して”と言い張ればいいだけなのだが――


”ふぅ……っ♡ふぅ……っ♡”


「ん……っ♡……ちょ、ちょっと……っ♡ほんと、見過ぎだから……っ♡


 ……んひゃ♡……マスター、ちょっと♡舐めちゃだめって……んんんん~っ♡」


 あなたの目の前の、宮本武蔵の生膣は――

 今、淫らに雄を咥え込む準備が出来ているのだ。

 ぬるぬるでテカテカの膣肉は、普段の彼女の雰囲気とはまるで違う代物だ。カルデアの中には「性のエピソード」を持った女性サーヴァントが多数いる。生前は娼婦や、あるいは娼婦まがいのことをしていた者も大勢居るのだ。あなたは特別な処女厨というわけではなく「むしろ経験豊富な娼婦や人妻による筆下ろしも、それはそれでえっちだよな」と思える立場であるので、普段は大した意識をしたこともなかったのだが――

 宮本武蔵というのは、その中でも特別に”処女性”が際立っている美女であるのだ。

 雄に媚びるようなことはせず、かといって雄に寝込みを襲われても、返り討ちにするような圧倒的強さを秘めた大剣豪。胸元はデカパイをぶるんぶるんと揺らして、下半身は大きな臀部が袴越しに目立っていたが――それでもあなたは、実際にそれを目視するまでは”武蔵ちゃんって、本当におまんこが付いているのかな?”と疑問に思う程度には――

 彼女からは、生々しい性の匂いが感じ取れなかったわけであり――

 それなのに――


 今は、”武蔵ちゃんのおまんこ”があなたを見下ろしているのだ。


 男性経験がないとは思えないほどに、淫らに濡れながら、肉棒を欲している膣肉。彼女は柔軟性に長けていて、I字バランスですら容易く行うことが出来る。現代のスポーツクラブに所属している女子ですら、激しいプレーの中で処女膜が破れることもあるのだ。あの時代――戦場の中で命のやりとりをしていた武蔵に、まさか、処女膜が残っているはずもない。

 だが――

 処女というのは「処女膜の有無」ではなく「男性経験があるか否か」が優先されるのだ。

「オナニーするときに、バイブで膜を破った女の子」と「挿入だけはしていないが、フェラもパイズリもアナルセックスもしてきた女の子」では、当然ながら前者は”処女”で後者は”非処女”であるのだ。あなたは自分が処女厨であると思ったことはないのに――武蔵の膣が、他の雄に汚されたことのない一面の新雪であると思うと――そこに足を踏み入れて、ぐちゃぐちゃに汚せるのが自分であると思うと――


”じゅるるるるる~っ♡ぶじゅるるるっ♡れろれろれろ♡むっちゅ~っ♡”


「ひゃんっ!?


 あっ♡んきゅっ♡だめ♡だめ、マスター……っ♡んんん……っ♡あっ♡ふぅ♡ふぎゅ……っ♡んんん……っ♡そんな、乱暴な……っ♡犬みたいな舐め方……だめ、だってばぁ……っ♡」


 あなたはもう、我慢の限界を迎えるのだ。

 武蔵の膣肉に舌を這わせて、乱暴にそこを舐めしゃぶる。健全な童貞の男の子として、お布団の中で、セックスのやり方をスマホで調べたことはあるが――「クンニリングスのテクニック」というのは、網膜に映っても、脳には届いていないのだ。実際に彼女が出来て、三回目のデートで童貞卒業セックスをして、それから調べても遅くはない代物。時間は有限であるのだ。彼女すらいないあなたにとって、クンニのやり方というのは最も後回しにすべきものであり――


”ぶじゅるるるるっ♡んれんれんれ♡れるれるれるれる……ぶっちゅ~っ♡”


 だから、あなたはそれを後悔せざるを得ないのだ。

 武蔵の膣を舐め回すクンニは、勢いだけで行われるものだ。

 舌を激しく動かして、彼女の膣肉を乱暴に舐めしゃぶる。頭の悪い犬が、大好きな飼い主の顔面をベロベロと舐めるそれを彷彿とさせるものだ。「丁寧で、ねっとりした舌使いで、女性の性感を徐々に昂ぶらせるもの」とはまるで異なり――「自分、やる気だけはあるっす!」という意思表示の激しい舌使い。本来ならば処女雌にとっては、快楽よりも羞恥が昂ぶるものなのだろうが――


「ふぅ♡ふぅ……んんん……っ♡


 マスター……激しすぎだってば……っ♡ふぅ♡ふぅ♡……んんん~……っ♡だ、だめ……っ♡そこ……んんっ♡中まで、舌が……っ♡んんん……っ♡あっ♡はぁ♡はぁ……っ♡んきゅ……っ♡」


 宮本武蔵というのは、極上の雌であるのだ。

 雄の肉棒を嗅いでいるだけで、彼女の膣肉はいとも容易く濡れてしまう。「極上の雌」が特別な容姿をしているのは、結局のところ、子孫繁栄の子作りのためだ。宮本武蔵の膣は、普通の女よりも遥かに感度が良く、濡れやすいらしい。「どんな雄の精子でも、注ぎ込まれれば簡単に赤ちゃんが出来ちゃう、ちょろ雑魚おまんこ♡」が、あの大剣豪の武蔵ちゃんの下半身についていると思うと、あなたの興奮は膨らむばかりだ。

 舌が痙りそうなほどに、激しく舐めしゃぶっていく。膣肉を保護するための分泌液を「ラブジュース」と表現することは知っていた。あなたは最初、それを聞いたときに「ちょっとおじさんっぽいな」と思っていたのだが――

 宮本武蔵の愛液は、まさしくジュースのような飲み心地であるのだ。

 スポーツドリンクを彷彿とさせる、身体に染み渡っていく極上のマン汁。宮本武蔵の身体は常に動かされていて、全身が汗だくであるのだ。彼女の汗腺に老廃物が詰まる隙間はない。どんな食事をしても、結局は身体の中で魔力に昇華されてしまう、サーヴァントにしか許されていない――言葉通りの「美味しいマン汁」が、膣からドバドバと溢れて、あなたの喉を潤してくるのだ。「セックスに慣れすぎたヤリチンが、本来は不味いはずの愛液を美味しく感じる」とはまるで違う――そもそも、肉体の構造からして意味合いが違う武蔵ちゃんのラブジュース。ああ、これを味わってしまえば、あなたは二度と普通の女とセックスが出来なくなるのだ――と、本能的に理解してしまうものであり――


「はぁ……はぁ……っ♡


 マスター……生意気すぎ……っ♡」


 武蔵は、あなたの亀頭に一度小さく”ちゅっ♡”とキスをしてから――


”んあ……っ♡”


”じゅるるるる~……っ♡ぐぶぶぶ……っ♡ぶじゅっ♡じゅぷっ♡ぶびゅびゅ……っ♡”


「ほうはひら……っ♡まふはぁ……っ♡」


 あなたの肉棒を、喉一杯に咥え込んでくるのだ。

 唇肉で硬い歯を覆い、肉棒を傷つけないようにして――、一気に、喉奥までをぶち込んでくるのだ。彼女がまさか、口淫のテクニックを理解しているはずもない。本能的に「目の前のおちんぽ様を気持ち良くするには、どうすればいいか」と考えて――あなたの肉棒をしゃぶってくれるのだろう。


”じゅぶぶぶ……っ♡ぐぶっ♡ぶじゅるるるる……っ♡ぐぼぐぼっ♡ぶぼぼ……っ♡”


 彼女のフェラテクというのは、大したことはないのだろうが――

”宮本武蔵が、喉奥でおちんぽを咥えてくれる”というそれに、耐えられるはずがないのだ。

 あなたは両手を武蔵の尻に回して、激しく”ぎゅ~っ♡”と力を込める。彼女の膣を舐めしゃぶりながら、激しく呼吸をして、必死に意識を逸らそうとするのだ。「ついこの前まで、絶対に手を出せないと思っていた武蔵ちゃんが――今はシックスナインで、あなたの肉棒にセルフイラマチオをしている」という事実を思い出してしまえば、もう、我慢することなど出来ないのだ。

 だが、あなたが我慢をして、一秒でも長くこの瞬間を味わいたいのと同様に――


”もにゅもにゅ……っ♡


 宮本武蔵もまた、一秒でも早くあなたの肉棒をイかせたいのだ。

 彼女は両手で、あなたの睾丸を優しくマッサージしてくる。

 本来、武蔵ちゃんにとっての”睾丸”は「潰すもの」であるのだ。女性と違って筋力がある代わりに、男は、股間に最大の弱点をぶら下げている。ルールが定められた格闘技ならば金的は大体禁止であるし、街中の喧嘩であっても「暗黙の了解」でそこを蹴ることはないだろう。打撲や骨折とは違い、後遺症が残る怪我を与えれば、収監を余儀なくされるのだ。「殺意を持った、凶器持ちの十数人に囲まれて、そこから生き延びるため」までハードルを上げて、ようやく許されるのが金的であり――

 宮本武蔵は、そうした時代で生き残った剣豪であるのだ。

 日本刀を持った百人を相手に勝利した、という逸話が残っているのは、洒落やハッタリではない。「男の股間に弱点がぶら下がってるんだから、それを責めない方が失礼だろう」という時代の話であり――だから、武蔵ちゃんはきっと、金玉を愛でた回数よりもそれを潰した回数の方が多いのだろうが――


”ふにゅふにゅ……っ♡ぐに~っ♡もみもみもみ♡かりかり♡くにゅくにゅっ♡”


「んふふぅ……っ♡まふたぁ……っ♡きんたま、敏感ふひ……っ♡」


 だからこそ、彼女は金玉ご奉仕が上手なのだろう。

 睾丸を愛でる多くの雌は、それを実際に潰した経験はない。限界を深く理解しているからこそ、武蔵は限界ギリギリを攻めることが出来るようだ。痛みを感じる寸前の激しさで、あなたの陰嚢は揉みしだかれていく。

 宮本武蔵の睾丸攻め&イラマチオで、耐え続けることが出来るはずはない。やがてあなたは限界を迎えるのだが――それでも射精をしたくないと思って、身体に力を込めてしまう。気が付いたのは全てが終わってからの話だが――


「んぶぶぶ……っ!?」


 あなたは両足を、武蔵の頭部へと回してしまうのだ。

 シックスナインの体位で、彼女の頭を両足で抱え込んで、喉奥まで肉棒をぶち込むのだ。柔道の技のようなそれは、女性の身体のことを少しも考えてはいない代物。武蔵もそれが果たし合いの中で行われたならば、肉棒を噛み千切って脱出をするのだろうが――”ごぼぼぼぼ……っ♡ぐぶぶぶっ♡”と、詰まりの悪い排水溝のような水音を響かせるだけであり、一切の抵抗はしない。あなたの亀頭は、彼女の喉奥で”ぷくぅ♡”と膨らむ。ブタが射精をする際に、子宮口を亀頭で押し潰して、全ての精子を無駄なく注ぎ込むそれのように――


”びゅるるるるる~っ♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるびゅる♡ぶびゅる~っ♡”


”びゅぐびゅぐっ♡びゅっくんっ♡どぴゅどぴゅ♡びゅるびゅる♡びゅっくんっ♡”


”びゅ~……っくんっ♡どぴゅどぴゅ♡びゅるるっ♡ぶびゅるるる……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「んごご……っ♡んぼぉ……っ♡お……っぼふ……っ♡」


 あなたは、武蔵の喉奥へと精子を吐き出していくのだ。

 金玉の中が空っぽになるような、宮本武蔵による搾精イラマチオ。セックスをしてもしなくても、一週間出られない部屋であるのだが――これでもう、一週間は射精しなくてもいいのだと、本気で感じてしまうような激しい射精だ。

 勿論、あなたは容易く勃起をしてしまうのだろうが――

 食べ放題のバイキングで、腹が破裂しそうになれば「もう何も食べる気が起きない」と思ってしまうのと同様だ。

 あなたが今「武蔵ちゃんのこのイラマチオで、もう思い残すことはない」と思っている実感は事実であるのだが――「どうせまあ、すぐに勃起して武蔵ちゃんに迷惑を掛けるのだろうな」という理性も存在するのだ。だが、難しいことを考えている余裕はない。あなたが両足を頭部から離すと、武蔵は勢いよく肉棒を引き抜いて、激しく咳き込んでくる。普段の彼女ならば、あなたに怒りの視線を送るのだろうが――


「げほげほっ♡ぜほ……っ♡ふぅ♡ぶふぅ……っ♡


 マスターのおちんちん……っ♡汚れちゃった……っ♡」


 彼女は今、「自分からあなたを誘惑して、お射精をさせようとしている淫売娼婦」であるのだ。

 半勃起したあなたの肉棒に鼻先を寄せて、頬を擦りつけて――そのまま、”お掃除フェラ”を行ってくるのだ。背筋がゾクゾクと痺れるような快楽であり、あなたはそのまま武蔵に身を任せて――肉棒が再勃起してしまい――

 もう一度、彼女に射精させられることとなった。



Comments

カツ

おぼこいけど積極的な武蔵ちゃんが69イマラチオしてくれるのして最高です

wws2jsh7

ありがとうございます!武蔵ちゃんにちんちんで勝つの、興奮するね

谷澤晴夫

武蔵ちゃんのウブな癖にリードしようとする所が可愛くて良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!返信遅れました!武蔵ちゃんはそういう背伸びエラがとても似合う女