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 その日も、あなたは仕事でヘトヘトになっていた。

 特別にブラック企業というわけではないが――まあ、少なくともホワイト企業とは呼べない程度の職場。激務の労働に愚痴をこぼせば、より太くて硬い鎖をした奴隷に「いや、残業代がもらえるだけいいじゃんw」と言われるような立場であり――

 あなたも、つい数日前まではそれで良いと思っていた。

 残業代を多くもらったところで、何かやりたいことがあるわけではないが――しかし、かと言って仕事を辞めてまでやりたい何かがあるわけではない。家にいる時間が減れば、必然的に娯楽などで供出される金額も減る。結果的には貯金が貯まるし、生涯一人暮らしであろうことを考えると、老後の生活の余裕があって困るものではないしな――

 と、自分を慰めていたのだが――


”がちゃっ”


「あっ♪お帰りなさいご主人様~っ♡


 今日もお仕事お疲れ様でした♡鞄、受け取っちゃいますね♡はいっ♪お風呂にしますか?ご飯にしますか?それとも……わ・た・し?きゃーっ♪言っちゃいました~っ♡」


 あなたの家には――


 今、超絶美少女が居候をしているのだ。


 陽の光を浴びると輝くような、眩い金髪の美少女。燃ゆる焔を彷彿とさせる灼眼であり、かわいらしい八重歯が口から除いている。ともすれば、奇跡的に可愛いだけの北欧産超絶美少女で済まされるかもしれないが――

 彼女の頭部からは、四本の角が生えているのだ。

 爬虫類のような尻尾は大きく、彼女の体躯の半分ほどの太さと長さだ。そこに存在する質感は――コスプレイヤーが夜なべして手作りした”衣装”とはまるで違う。AIが作り出した人間の画像が「ん?なんかおかしいなこれ」と本能的にわかってしまうそれと――逆の話だ。目の前の美少女の角も尻尾も、作り物ではなく「あっ、これは本物だ」と――あなたの背骨が理解をしてしまうのだ。こちらもまた、ともすれば異常な状況に思えるのだが――

 やはり、結局のところ”美少女”が強すぎて、そうした違和は無視出来る範疇になってしまうのだ。

 メイド服越しにもわかる、豊満な乳房とくびれたウエスト。彼女の大きな瞳に見つめられれば、多くの男はガチ恋をしてしまうに違いない。文字通りの「捕食者」である彼女は――


 はっきり言って、あなたには不釣り合いな美少女だ。

 メイド服姿の彼女は、心底、幸せそうな笑みを浮かべている。街中ですれ違うだけでも、そこまで表情で幸福を露わにした美少女がいれば、それだけで「よし、今日も頑張るか」と元気をもらえるような代物であり――

 それを、あなたは独り占めしているのだ。

 これが仮に「あなたは今、死にかけていて、今際の際に脳味噌が見ているだけの幻想だ」と言われても――驚きよりも「あ~、なんだ、やっぱりか」と納得の方が勝る状況であり――

 彼女の美しさに圧倒されて、何も出来なくなったあなたが疑問だったのだろう。


「んっ?どうしたんですかご主人様?


 ……う~ん、止まっちゃいました?人間って電池やバッテリーで動いているわけじゃないんですよね?


 ……ふふっ♡」


”ぎゅ~~~~っ♡♡♡”


「んふふぅ~っ♡ご主人様の匂い~……っ♡」


 彼女は――

 あなたを、力強く抱きしめてくるのだ。

 激しい運動をしたわけではないが、一日、普通の仕事を終えて通勤電車に揺られているのだ。身体は若干汗ばんでおり、持ち主の自分ですら、シャワーを浴びてさっぱりとしたいほど。健全に汗を流せば、健全に汗臭くなるのは当然のことであり、自分自身を擁護することは幾らでも出来るが――


「……あれ~?


 ご主人様……硬くなってますよ~?」


 彼女は――

 繰り返すが、超絶美少女であるのだ。

 金髪灼眼の爆乳美少女は、アダルトビデオでも眺めることが出来ない代物。

 それほどに極上の美少女はきっと、借金に困っていても、AVに出演する必要はないのだろう。大勢の男に裸体を晒して、性行為を見せつけるリスクなど踏まなくても――そうした美少女を独占したい、地位と名誉と金を持った男は大勢いるのだ。金に飽かせて、様々な女を抱き、普通のセックスには飽きてしまった男であっても――目の前の金髪巨乳美少女とのラブラブセックスは、体験をしたことがないに違いない。文字どおり、人間とはまるで格の違う存在であり――


”すんすん……っ♡すぅ~……っ♡すはすは……っ♡”


「……んっ♡


 ご主人様……っ♡興奮しちゃいました……?」


 彼女は上目遣いで、あなたを見つめてくるのだ。

 理性は、いとも容易く崩されていく。

「超絶美少女に匂いを嗅がれる」だけでも、あなたの精神は耐えられないのに――彼女は、あなたという雄が発情しているフェロモンまで、容易く嗅ぎ分けてしまうのだ。肉棒は既に、ズボンの中で痛いくらいに勃起している。しっかりと縫製されているメイド服は、セックス用の安物コスプレ衣装とはまるで違うのだ。それなのに――彼女の身体から感じられる、男の子には絶対にない柔らかさに、あなたはどうしようもなくなり――


「ご主人様……?


 いきなり……ベッドに行っちゃいますか?


 私はそれでもいいですよ♡ご主人様のことをたっぷり癒やすのが、メイドの仕事ですから……ふふっ♪」


 彼女は――


 トールは、捕食者の表情で、ペロリと舌舐めずりをするのだ。

”だめだ””せめて汗を流さなくては”と、男の子が常識的に考えるそれを――トールは、いとも容易く乗り越えてくるのだ。彼女に手を引かれて、まさか抵抗を出来るはずもない。金髪灼眼爆乳美少女メイドに誘導されるがままに、あなたは寝室へと向かっていった。



――――



 その日、あなたは酔っ払っていた。

 山奥を訪れた理由は「そういえば、自分は山奥を実際に見たことがないな」というもの。

 シラフの人間からすれば、それは山奥へ行く理由にはならないだろう。今のあなたも、同じことを考える。「山奥を見たことがないから、山奥に行く」というのは、動機の時点から論理が破綻しているものだが――泥酔しているときはそんなものだ。タクシーを使って金を払うにしても「でも山奥にタクシーを呼んだとき、そこに来てもらうまでの料金はかからないから、実質的に半額みたいなものでは?」となるのが――酔っ払った人間の、全くおかしな思考であり――

 そこであなたは、一匹のドラゴンと遭遇した。

 それがなろうファンタジー物であれば、そこから物語が始まるのだろうが――

 繰り返すが、そのときのあなたは酔っ払っていた。

「酔いが覚めるほどの衝撃」を味わえるのは、まだ酔いが浅い内だ。脳味噌が壊れてしまっている以上、どんなに非現実的なことが起きても――「ああ、夢かこれは」と納得に至ってしまうわけであり――


 だから――


”じゃあ、うちに来る?”と、あなたはドラゴンに提案してしまったのだ。


 そこには深い考えが、あるわけもない。

 泥酔状態の人間の発言は、裁判上では根拠にはなり得ないのだ。

 だが、ドラゴンは――彼女は、それを本気で受け取ったようで――


『はいっ!お言葉に甘えて来ちゃいました~♪』


 あなたは――


 トールというメイドラゴンと、同棲生活をすることになったのだ。



――――



「ふふっ♪いきなり興奮しちゃってますね~っ♡


 繁殖欲求に支配されてぇ、頭の中はえっちなことしか考えられないの……っ♡人間って本当に愚かですよねぇ……っ♡性欲がムラムラしたらぁ、女の子のことか~んたんにレイプしちゃうんですから……ふふっ♡


 ああっ、いえいえ♡ご主人様は別ですよ?


 ……別、ですけどぉ……っ♡

 

 おちんちん勃起させて、私にしがみついて♡腰をヘコヘコしているご主人様は……


 ちょ~っとだけ……お猿さんかも……♡」


 あなたは今――

 トールという超絶美少女に抱きつきながら、腰を振っている。 

 仕事終わりで着替えてもいないので、汗臭いスーツ姿であり――それが、華奢なメイド美少女に抱きついているのだ。一見すれば、性犯罪の香りしかしないそれも――トールの蠱惑的な表情を眺めれば、一瞬で「ああ、これは合意の上だな」「というか、この男が手玉に取られているパパ活だな」とわかってしまうものだ。

 トールは、あなたのことを小馬鹿にする言葉を吐いてくる。

 寝室に入るが否や、トールに背後から抱きつき、あなたは腰をヘコヘコと振っているのだ。

 挿入のために、ズボンと下着を脱いで、トールのメイド服を脱がせて膣に肉棒をあてがい――と言うわけではない。メイド服の上から、腰をカクカクヘコヘコと振っている、無様すぎるそれに――


「…………さ~るっ♡猿♡猿♡かとーせいぶつ……っ♡」


 トールは嬉しそうに、あなたを嘲笑してくるのだ。

「嫌いだから馬鹿にする」というのは、あなたのような弱っちい雄にとってはダメージが入るもの。だが――「大好きだから、わざと馬鹿にしてあげる♡」「私の前ではぁ、男の子としてかっこつけなくていいんですよ♪」「弱っちくて、どれだけ惨めでも♡たっぷり愛してあげますからね~っ♡」という――全ての性癖の肯定である”甘マゾいじめ”というのは、あなたが絶対に勝てないものだ。ボンテージとロングブーツを履いて、鞭を手にした女王様であっても――、それがトールというドラゴン美少女であれば、あなたは新たな性癖を開拓するほかにないのだ。

 彼女の髪とうなじの匂いをふがふがと嗅ぎながら、あなたは腰をヘコヘコと振り続けるのだが――


「それで満足ですか?ご主人様……っ♡


 ……なんでもしていいんですよ~……っ♡私は、ご主人様のメイドなんですから……っ♡」


 トールは、それでは物足りないらしい。

「美少女に後ろから抱きついて、髪とうなじの匂いを嗅いで、合法セクハラをしながらヘコヘコ暴発射精」というのは凄まじい破壊力のある響きだが――、トールに誘惑をされてはひとたまりもない。あなたが腕を放すと、トールは正面からあなたを見つめ直してくる。

 ああ――


 絶対に勝てないな、と思い知らされる容姿だ。


 あなたが今までに出会ってきた、あるいは画面越しに見てきた美女とは比較にならないほどの――上位存在、とも呼べる彼女。男の子のが好きそうなかわいらしい容姿も、艶やかな金髪も、そして鼻腔をくすぐるフェロモンも――全てが、超一級品であるのだ。どれか一つだけでも最強になれる武器を、全身にフル装備をしている。胸元にどたぷんと膨らんだその膨らみを、自分が揉みしだいても、彼女は微笑みながら、からかってくれるのだと思うと――もう、止まることなどできるはずもなく――


 そして――


”むい……っ♡”


「…………っ♡」


 そんな彼女が、目を瞑りながらあなたに唇を差し出しているのだ。

 極上美少女のキス待ち顔の破壊力は、画面や紙面越しですら圧倒的なものがあるのだ。それなのに――目の前にいるのは、本物の美少女。”キス待ち”の言葉通り、彼女はあなたのキスを待っているのだ。経験豊富なヤリチンくんであれば、少しも萎縮しないのだろうが――あなたは、トールに筆下ろしをされるまでは童貞であった身であり――

 トールは――


「ほらほら~っ♡どうしたんですか、お猿さん……っ♡


 私と……ちゅーしたくてたまらないくせに……っ♡」


 あなたのために、わざと挑発の言葉を口にしてくれるのだ。

「臆病でヘタレですね~wだっさw」と馬鹿にされれば「馬鹿にされて、カッとなったから」という言い訳が出来る。仮にトールがその後で怒ったとしても、あなたにも「いや、だって挑発したトールも悪いじゃん」と言い逃れをすることが出来るのだ。彼女はドラゴンであり、人間の感情を中々理解出来ない部分もあるのだが――

 その、極上の雌としての才能が、童貞男子を容易く籠絡させるのだろう。

 あなたは、震えた手でトールの肩を掴む。

 彼女はその姿のままでも、あなたを遥かに超えた膂力を持っている。その上で、彼女はちょこざいな人間の雄に恐怖を抱くこともないだろう。仮に男達がトールを襲おうとしても、容易く返り討ちにされるに違いない。えっちな肢体をした、極上の美少女メイドを遠巻きに眺めて、シコることが限界であるのに――

 あなたは――


”むちゅ……っ♡”


”ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅぷ……っ♡んちゅっ♡ちゅっ♡ちゅ……っ♡”


「…………ふふっ♡


 ご主人様の下手くそ……っ♡」


 トールの唇へと、キスをしていくのだ。

 無抵抗な美少女に、自分からキスをしていくそれに――激しい罪悪感が沸き上がる。目の前にいる美少女は、本来、あなたのような矮小な雄が好きにしていい存在ではないのだ。

 女性を口説き落として、好き放題に出来る優秀な雄ならばそれでもいいのだろうが――あなたはただ、偶然、トールと出会って声をかけただけの人間だ。本来ならば、あなたは臆病に身を委ねて、泣き叫びながら逃げるべきなのだろうが――


”ちゅ~……っ♡むちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡んちゅっ♡ちゅ~……っ♡”


「…………っ♡」


 トールは、あなたの下手くそなキスを全て受け止めてくれるのだ。

 舌と舌を絡めるような、濃厚交尾用の接吻を、あなたのような童貞に望むのは不可能だ。唇と唇が触れ合うだけの、バードキスを繰り返すのがやっと。トールは唇をタコのように窄めている。雌として極上の才能を持つ彼女にとっては、退屈に他ならないキスなのだろうが――


「……ふふっ♡


 いいですよ~……っ♡ご主人様のキス……っ♡


 ぜ~んぶ、私が受け止めてあげますから……っ♡」


 彼女は、あなたの両頬に腕を伸ばして――

 にやっと、小さな笑みを浮かべてくれるのだ。

「男として最低に無様なそれ」を、受け入れてもらっているのだ。童貞男子根性を嘲笑してもらう、先ほどまでのトールもたまらないが――今は、それを遥かに凌駕した代物がある。女の子の前では格好を付けて、魅力的なアピールをして、それでようやく口説けるというそれを投げ捨てて――情けなくて無様なあなたのままでいい、と、彼女は表情だけで見せつけてくれるのだ。

 それは勿論、交際関係を築く上ではデメリットもある。彼女に相応しい男になろう、という向上心を失えば、そこから先の成長はないのだ。だから、決して手放しで褒められたものではないのだが――

 寝室で濃厚な接吻を交わしている間、そこには一切のデメリットは存在しないのだ。

 あなたはそのまま、トールの胸元に手を伸ばす。メイド服越しの彼女の乳房は、ブラジャーと衣服で、本来ならば硬いのだが――あなたは「巨乳美少女のおっぱい」を揉んでいるのだ。あなたの脳味噌に伝わるのは「極上の柔らかさ」であり、それを乱暴に揉みしだいていく。トールは「あんっ♡あっ♡」とわざと、媚びるように甲高い嬌声を響かせていく。あなたは手玉に取られる一方だ。


「ご主人様……ちょっと待ってくださいね……っ♪


 メイド服越しだとぉ……ちょっと、硬いかもしれないので……っ♡」


 トールはあなたに囁いて――

 それから、メイド服の内側に手を突っ込んでいく。

 本来であれば、メイド服にはそんな機能は付いていないが――、メイドラゴンのトールに、人間の常識を適用させようとするのが無理な話だ。彼女は胸元でごそごそと腕を動かして――


「…………ほ~らっ♡


 ご主人様の大好きな布っきれですよ~っ♡


 全く、人間って変ですよね~っ♡こんな布に興奮してぇ、発情して……っ♡射精まで出来ちゃうなんて……あはっ♡


 すっごい顔……っ♡


 ほんっと……下等生物なんだから……っ♡」


 トールは、首元から自らのブラジャーを取り出してくるのだ。 

 黒のブラジャーは――あまりにも、デカすぎるものだ。

 大玉のスイカを容易く、しかも二つ放り込めるような巨大な代物。彼女は自らの乳房を「ドラゴンだからDカップですよ♪」と言っていたが――それが嘘なのは、一目見ればわかってしまう。Lカップか、Mカップか――あなたには判断が付かない。ただ――、AVの、豊胸手術を受けた女優でも拝むことが出来ないサイズ感という、それだけが答えだ。


「ほ~ら……っ♡


 これ、アイマスクにしていいですよ~っ♡」


 トールは、あなたの顔面にブラジャーを押し当ててくる。

 彼女のデカパイを覆っていたそれは――官能的な香りを漂わせている。

 例える言葉が見つからないのは――きっと、あなたがそれを知らないからだ。人外である彼女は、あなたとは全く違う理の中で存在をしている。彼女の胸元から放たれるフェロモンは、人間とは全く違う物であり――

 人間よりも、遥かに格上であるのだ。

 言わば、それ自体が天然媚薬の効果を示すのだろう。ただでさえ勃起していたあなたの肉棒は、更に大きくなってしまう。心の底から「あっ、ヤバい、マジでちんちんが破裂する」と思えるほどの膨張具合であり――、トールは、それが嬉しくてたまらないのだろう。「今日一日、自分の胸元を覆っていた布きれ」だけで、目の前の愛しい雄が、もう、トールに夢中で歯止めが利かなくなってしまうのだ。


「それじゃあ……


 そろそろ……スッキリしますか?ご主人様……っ♡」


 彼女は、そのままメイド服を脱いでいこうとするが――


「……えっ?


 ……ぬ、脱がない方がいいんですか?……でも、脱がないとやりにくいですけど……


 は、はぁ……そこは大事なんですか……やっぱり難しいですね、男の子の性癖って……」


 あなたは「それはだめだ……」とどうにか、声を絞り出すのだ。

 トールに主導権を握らせて、リードしてもらい、騎乗位セックスで気持ち良くなれば――それが至福であると理解はしている。だが――

 やはり、メイド服だけは脱がせてはならない。

 お風呂でセックスをしたり『今日はメイドじゃなくて、一人の女だからな」のプレイで敢えて脱がせるのならば趣だが――これはメイドとしてのご奉仕であり――


「は、はいはいっ♪わかりましたから♡


 ……もうっ、ほんっと変態なんだから……っ♡


 え?何も言ってませんよ?……メイド服着たまま、ですね……っ♪ご主人様……っ♡」


 あなたの言葉を遮り、トールはその場で膝立ちになる。

 見下ろすと、彼女の身体はとても小さいものだと理解させられる。

 普段のトールは、どこか大きく見えることが多い。それは勿論、彼女の本体が巨大なドラゴンであると知っているからだが――彼女は、そのドラゴンの身体をギュッと小さく縮めて、人間の女の子の肢体に変身しているのだ。

 内側に秘められた肉の密度というのは――きっと、あなたには想像も出来ないほどであるのだろう。仮に、寝転がっている彼女の頭部にサッカーボールキックをしても、傷付くのはトールではなくあなたの足首だ。開放骨折を余儀なくされる力強さを前に、普段のあなたは乱暴狼藉を働けるわけもないのだが――


 あなたの前で、屈服を示しながら跪くトールは――


 どこまでも華奢な、か細い美少女となってしまうのだ。


 大きな尻尾を、上機嫌にゆっくりと振りながら――


「ご主人様……っ♡


 まずは……こっちで出しちゃいますか……?」


 彼女は、メイド服の胸元のボタンを開けて――


”どたぷん……っ♡”


 豊満な爆乳の谷間を、見せつけてくるのだ。


「ふふっ♪ほんっと、これ好きですよね……っ♡


 ええ♡商店街でもみんなジロジロ見てくるんですよ?とても優しい人々ですから、直接、何かをしてくるとかはないんですけどぉ……っ♡


 お猿さんの……本能、なんでしょうね……っ♡


 年中繁殖期で、いつでもどこでも♡おちんぽがムラムラしたら雌猿を襲っちゃう……っ♡そういう生き物だからぁ、地球上にたっぷりと繁殖したんですよね♡かとーせいぶつさん……っ♡」


 トールは尻尾を股の下に通して、そこに座る。

 華奢で小さな彼女であれば、膝立ちをしても目的のプレイは果たせないのだが――自らの尻尾を椅子の代わりにすれば、話は別だ。

 あなたのズボン越しに勃起した肉棒が、今、トールの乳房の谷間に”むにゅっ♡”と触れるのだ。

 あなたは慌てて、ズボンを脱いでいく。手が震えて、ベルトがカチャカチャと鳴るばかり。第三者がそこにいれば、それはとてつもなく無様な姿に見えるのだろう。目の前の雌に本気で欲情して、パイズリをしたくてたまらない光景。それでも、あなたはその瞬間に、周囲の目など気にしていられる余裕はないし――肝心のトールも、上目遣いでニヤニヤしながら、あなたを受け入れてくれるのだ。

 やがて、あなたはズボンとパンツを一息で脱ぎ捨てる。


「……っ♡


 おちんちん、ギンギンですねぇ~っ♡


 メイドのおっぱいにおちんちん入れてぇ♡腰をヘコヘコ~って振りたくて♡こんなに勃起したんですかぁ?


 ……すんすんっ♡けほ……っ♡すっごい匂い……っ♡


 ふぅ♡ふぅ゛~……っ♡すぅ~っ♡ふがふが……っ♡


 すはすはぁ♡ああ゛~……っ♡この、匂い……っ♡


 フェロモンいっぱい詰まって……っ♡おしっこと、汗と、精液混ざった……っ♡人間の雄の、一番臭い匂い……っ♡ふはぁ……っ♡これ、すっごぉ……っ♡こんな……んんっ♡下等生物の匂いで……っ♡ああ……っ♡お腹の中、キュンキュンしちゃうなんて……っ♡誇り高きドラゴンとして、恥もいいところですね……っ♡」


 トールは、あなたの肉棒の先端に鼻を寄せて――

 その匂いを、肺に深く吸い込んでいくのだ。

 先端が包皮で包まれた仮性包茎の肉棒であり、あなたはそれを、トールの前に突きだしているのだ。本来であれば恥じらいを覚えるところであっても――目の前の優秀な雌が、あなたの肉棒を夢中で嗅いでいれば、それだけで雄としての自尊心が強く満たされるのだ。


「ほら、ご主人様……っ♡


 ココに入れるんですよ……こ~こっ♡」


 トールは――

 メイド服に開けた穴越しに、谷間を”くぱぁ♡”と割り広げるのだ。

 上乳でも下乳でもなく――敢えて言うならば”中乳”に開いた穴は、「縦パイズリ用のズリ穴」だ。普通の女の子であれば、それを実現させることは出来ない。女性の乳房というものは、赤子に母乳を与えるために存在するもの。雄を興奮させて、精液を搾り取るのは副次的なものであり――肉棒を挟んでシゴくならばともかく、乳肉自体をオナホール代わりにするのは到底不可能であるのだが――


 推定Mカップのトールであれば、話は別だ。


 自らの乳肉で”おまんこクパァ♡”をされて、雄に勝てる道理はない。あなたは亀頭の先端を押しつけて、そのまま、腰を前に突きだしていく。普段の性行為では、シャワーを浴びて、汗を流して、身体中から血が出るほどの力強さでゴシゴシと磨かねばならないのに――今のあなたは、仕事終わりのままであるのだ。当然、肉棒にもたっぷりと汚れが溜まっているのだが――あなたは、敢えて包皮を被せたままの肉棒を――


”にゅぷぷぷぷぷ~~~っ♡”


「…………っ♡


 は~いっ♡全部挿入りましたね、ご主人様……っ♡」


 トールの乳内へと、挿入していくのだ。

 途端に、あなたは腰が抜けそうなほどの快楽に襲われる。

 Mカップの乳肉で、包皮を剥かれることにより――そこには敏感すぎる快楽が沸き上がるのだ。入れた瞬間に射精してはならない、とは理解している。トールはあなたがどれだけ無様な態度を見せても、受け入れてくれるのだろう。射精して肉棒が小さくなれば、尻穴を舐めながら、あなたの勃起を促進させるに違いない。母親が、腹を痛めて産んだ幼子の鼻水を吸えるように――、トールにとって、あなたというのはそれ以上に庇護欲を煽る下等生物であるのだ。「自分が放っておいたら、簡単に死んじゃうかもしれない」と思ってしまえば――その強大な母性本能は、アナル舐めパイズリ程度容易く行うのだろう。

 だが、あなたは我慢をしなければならない。


「ふふっ♪わかってますよ、ご主人様……っ♡


 メイドの前でぇ、情けない姿を見せたくないんですよねぇ♡


 おっぱいにおちんちん入れただけでぇ♡簡単にお漏らししちゃう、情けない姿……んっ♡はぁ♡はぁ♡すっごいぬるぬるですねぇ♡ご主人様のおちんちん……っ♡我慢汁ドロドロに溢れさせて……っ♡


 ……私のおっぱい、赤ちゃん孕めないですよ~っ♡


 びゅるびゅる~♡びゅっくんっ♡さいっこうに気持ちいい乳内射精でぇ♡ザーメンマーキングしたってぇ♡おっぱいじゃ孕めないんですよ~っ♡おーいっ♡」


 あなたは、トールの角を両手で掴む。

 乱暴にしたいわけではないが――今は、もう、何かに掴まっていないと耐えられないのだ。トールは甘い声で、あなたを小馬鹿にしながら上目遣いを浮かべてくる。極上の身体も、美少女過ぎる容姿も、上位存在が放つフェロモンも――全てが強力な武器ではあるが――

 最も強いのは「そんな超絶美少女が、あなたのことを大好きになってくれている」という部分であるのだ。

 歯を食いしばっても、尻穴に力を込めても、沸き上がってくる熱は鎮まらない。

 トールはそのまま、自らの両乳に横からたっぷりと乳圧をかけてきて――あなたは――


”びゅるるるる~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるる♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅくっ♡びゅっくんっ♡どぴゅっ♡びゅる♡びゅるるる~っ♡”


”ぶびゅるるるる……っ♡びゅくっ♡どぴゅっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡”


”…………っ♡♡♡”


「んきゃっ♡……んっ……ふぅ……ふぅ……っ♡


 おっぱいの中で、すっごいビクビクして……っ♡


 本気で、孕ませようとしてるんですね……っ♡


 おっぱいにどれだけ乳内射精してもぉ……孕めないのに……っ♡」


 トールの谷間へと、精液を解き放っていくのだ。

 それは、自慰行為の際の適当な射精とはまるで違う。

 自らの利き手で肉棒をシゴいて、日課の性欲処理をするときの薄い精液とは違い――目の前の爆乳に、本気で種付けをする気で、あなたは精液を吐き出してしまったのだ。「おまんこと遜色ない気持ちよさをしている爆乳」に肉棒を挿入して、腰を振れば、きっと誰でもそうなるのだろう。あなたは最後、”孕め、孕めぇ……っ♡”と言いながら、彼女の爆乳の最奥へと肉棒をグリグリ押しつけたのだ。トールの胸板の肋骨の硬さでようやく、それが子宮口ではないと気が付く。


「ふふっ♪ご主人様……っ♡


 満足、しちゃいましたか?」


 トールはあなたに、上目遣いで尋ねてくるのだ。

 先ほどまでの意地悪小悪魔美少女とは違い――あなたのことが大好きでたまらない従順メイド美少女としての言葉。縦に頷けば、それでいいとはわかっているのだが――


「……え?


 ……もう、ほんっと変態ですね……」


 あなたは――


 まだ、これで終わりたくはないのだ。


 トールはあなたの提案に、少し困惑している様子。

 当然だ。先ほどまでは『メイド服を脱ぐなんてありえない!」と言っていたのに――今、あなたの発言は全く真逆のものであるのだ。それでもトールは、男の子の性欲は、男の子に任せておくべきだと察したのだろう。

 いそいそとメイド服を脱いで――


「……かとーせいぶつ……っ♡」


 一糸まとわぬ、ナマ乳を露わにして――


 谷間に架かったザーメンブリッジを見せつけて、あなたを睨んでくるのだ。


「本気の本気で、嫌そうな顔をして欲しい」というあなたの歪んだリクエストを――彼女は、完璧にこなしてくれる。

 ドラゴン美少女という、本来は絶対に手に入らない格上の美少女。勿論、そんな彼女に好き好きアピールをされながら、イチャラブえっちをするのも最高の優越感があるが――


”じと~っ”と睨んでくる視線こそが、あなたに相応しいものであるのだ。


 催眠アプリでも使ったか、それとも大切な人を人質に取ったか。あるいは、トールの恋人が寝取らせ性癖持ちで「凡庸な雄に、恋人のトールがぐちゃぐちゃに犯されないと気が済まない!」と言ったか――過程は何でもいい。肝心なのは「あなたみたいな雄が、トールと身体を重ね合わせるならば――そこには、脅迫がないといけない」という部分なのだ。

 ジト目であなたを睨んできながらも、トールは一切の抵抗をしてこない。あなたがトールにどんな命令をしても、彼女はそれに従う他にないという立場の差。ああ、その顔をしたトールが、あなたの肛門に鼻先を埋めながら、アナルをベロベロと舐めしゃぶればどれほど興奮するのだろうか――と考えてると――


「……ふふっ♪


 人間って、ほんと凄いですよね……っ♡


 身体がちっちゃくて、弱っちくて、頭だって大して良くないのに……っ♡


 性欲の強さだけでぇ……地球上で最も繁栄している種族なんですから……っ♡」


 あなたの肉棒は――


”びきびき……っ♡”と、硬く隆起をしてしまうのだ。


 トールはそのまま、ベッドの上に仰向けになり――


”くぱぁ……っ♡”


 大股を開きながら、今度は本物の膣肉でおまんこクパァをするのだ。


 メイド服を脱いでも、頭にヘッドレストがあれば、それはメイドに他ならない。偽物のメイドならコスプレえっちの際に、そのメイド服は絶対に外せないが――本物のメイドであれば、結局、裸になったところでメイドなのだ。あなたは、そのままトールに覆い被さる。どれほどに性行為を繰り返しても――、トールという極上美少女の媚肉に”慣れる”ということはないのだ。亀頭を膣肉に擦り合わせながら、あなたは腰をヘコヘコと振るばかり。


「もう、ご主人様……っ♡


 おちんちんは……ここに入れるんですよ♡」


 トールは、あなたの肉棒を優しく掴んで――

 それを、自らの膣口に押し当ててくれるのだ。

「後は腰を前に突き出せば挿入完了」という状態まで、おもてなしをしてくれるメイド美少女。いい年の大人になれば、「性知識のないショタに、年上お姉さんメイドが女を教えてくれる」というそれを味わうことは不可能に思えたが――、トールは、男の子の一生の憧れのそれを実現させてくれるのだ。

 彼女に促されるままに、あなたは腰を突き出して、そのまま――


”にゅぷぷぷぷぷ~~~っ♡”


「ふふっ♪どうですかぁ、熱々ほかほかのドラゴンまんこ……っ♡


 こんなの味わったらぁ……っ♡もう、人間のおまんこじゃ満足できませんよね~っ♡」


 トールの膣肉は――

 火傷しそうなほどの熱を帯びているのだ。

 マグマや溶岩を彷彿とさせる熱であるが――当然、本当の意味での話ではない。肉棒というのは亀頭を剥き出しにした、人体の最も敏感な箇所であるのだ。爪で引っ掻いたり、針で軽く刺すだけでも、そこには途方もない痛みが広がり――更に、一度負った傷は、長引いて尾を引いてしまうのだ。手や足よりも遥かに敏感であるそこは、体温の一度や二度の違いすらも容易く感じ分けることが出来て――

 トールのまん肉は、まさしくその状態であるのだ。

 勿論、あなたは他の女性と交尾をしたことはないのだが――それでも、あなたの前立腺が本能的に「うっわ……このまんこ、多分、いや、絶対、世界一気持ちいいやつだ……っ♡」と、否応なく理解をしてしまうのだ。


「そうですよぉ♪ご主人様が今、味わっているおまんこはぁ……っ♡世界で一番気持ちいいおまんこ……っ♡


 ぬめぬめの膣ひだが、おちんちんに絡みついて……っ♡一番奥はぁ♡ぞりぞりの数の子天井……っ♡えっちが下手くそなご主人様でもぉ、腰を振るだけで♡簡単に射精できちゃう……っ♡


 ご主人様専用の搾精おまんこですからね~……っ♡


 あはっ♡ご主人様♡イっちゃいそうなんですか?……入れただけで?……ふふっ♡


 おーいっ♡そーろーご主人様~……っ♡


 いつでもイっていいぞ~っ♡」


 トールは、あなたの耳元で囁いてきて――

 あなたに、先ほどの意趣返しを行ってくるのだ。

 あなたのことが大好きなトールが、あなたのことを嫌いながら睨んで「下等生物」と言うそれには――強いダメージが残るらしい。あなただって、仮に嘘でも「トールなんて可愛くない、トールなんて嫌いだ」と言えば、身が引き裂かれるような痛みに襲われるのだ。

 だからこそ、トールは好き好きアピールをしてくるのだろう。

「好きだから、意地悪にからかってしまうのだ」と彼女は、甘い声色だけであなたに訴えかけてくる。肉棒は挿入しているだけで、射精してしまいそうなほどの気持ちよさなのだ。そのまま長期戦を貫いて「トールによる耳元囁き甘マゾいじめ生ASMRで、ドラゴンおまんこオムツにお漏らし射精」というのも魅力的ではあったが――


”どちゅんっ♡ぐちゅっ♡ばちゅんっ♡にゅぷぷぷぷ~っ♡ぶちゅっ♡ぬぷっ♡”


 あなたは、必死に腰を振りながら――

 トールの膣肉に、肉棒を抽送していくのだ。


「あはっ♪そうですよねぇ♡おまんこに入れてぇ、腰振らないでお射精したら情けなくても……っ♡腰を振ってびゅっくん♡する分にはぁ、普通の射精ですから♡……あ~……でもでもぉ♡ぜ~んぜん腰に力入ってないですよぉ?


 おまんこの浅いところで♡ヘコヘコ♡ヘコヘコ♡腰をゆさゆさしてぇ♡女の子がぜ~んぜん気持ち良くない♡独りよがりのなっさけない童貞ピストン……っ♡やんや~んっ♡幻滅しちゃいますよぉ、ご主人様~っ♡」


 トールはあなたの耳元で、蕩けるような音色で囁いてくる。

 女の子がどれだけ罵倒してきても「でも、避妊具なしの生おちんぽを、おまんこで受け入れてくれる」という時点で――全ての毒は反転して、薬となるのだ。

 歯を食いしばり、肛門を引き締めて、額からはだらだらと脂汗を流している。

 死ぬほど気持ちいいという快楽に耐えるためには、激しい苦痛に身を委ねねばならないのだ。苦痛から逃れるために、脳味噌は大量の快楽物質を生み出す。静脈から投与される違法薬物の、何万倍もの強さを持った合法セックスドラッグに身を委ねていると――


”んべぇ~~~っ♡”


 トールは――

 

 真っ赤で、なっが~い舌をあなたに突き出してくるのだ。

 テレビや動画サイトで見る、びっくり人間とはまるで桁違いの――上位種である彼女の、長い龍の舌であるのだ。トールが、あなたにラブラブベロチューセックスを懇願している光景。ピストンを少しでも長引かせる為には、それが悪手だとわかっていても――


 トールに”ラブラブベロチュー中出し交尾したいよ~っ♡”とアピールをされて、抗がうことが出来るはずもなく――


”じゅるるるる~っ♡ぶっちゅ~っ♡れろれろれろ♡ぶじゅるるるっ♡ぐぶぶぶっ♡”


 あなたはトールに覆い被さって、唇を重ね合わせるのだ。

 両手は彼女のMカップを揉みしだきながら、あなたは腰を振っていく。先ほどまでの正常位の体位ならば、多少は余裕もあったのだが――正面から彼女を押し倒して、密着ナメクジ交尾をしていれば、腰なんてまともに触れるはずもない。本格的に、「ただ、おまんこの浅いところで、おちんちんをゆさゆさしているだけの童貞ピストン」であるのだが――それでもトールは、あなたの背中に両足を回しただいしゅきホールドで受け止めてくれるのだ。

 キスが下手くそなあなたをリードするように、トールの真っ赤で長い舌があなたの口腔を這いずり回る。舌がどこかザラザラしている感触も、今のあなたの興奮を膨らませるばかりだ。彼女の長い舌は見かけ倒しではなく、あなたの喉奥にまで挿入されて――”ぬるんっ♡”と、そこを舐め回してくるのだ。自分自身の舌でも、触れたことがない――届かない場所へと、彼女の舌が這いずり回ってくる感触。我慢をするなと言う方が、無理な話だ。最後にあなたは、亀頭をトールの子宮口に押しつける。ドラゴンが人の子を孕めるのかどうか――ということを、あなたは知らない。それでもあなたの本能は、”目の前の雌を絶対に孕ませる”と強い決意を抱いているのだ。”孕め””絶対に孕め””俺の子を産め……っ♡”と、強い感情の赴くままにあなたは――


”びゅるるるるる~っ♡ぶびゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるびゅるっ♡”


”びゅっくんっ♡ぶびゅ~っ♡びゅるるるっ♡ぶぴゅっ♡びゅくんっ♡ぶびゅるっ♡”


”どぷどぷ♡とぷとぷ……っ♡びゅ~……っ♡ぶびゅるるる……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「あはぁ……っ♡


 も~、ご主人様ったら……♡


 こんなに濃い精液いっぱい出されたらぁ……っ♡


 私、孕んじゃいますよぉ~……っ♡」


 トールの膣内へと、精液を放っていくのだ。

 先ほどパイズリで射精をさせられたにも関わらず――むしろ、一発目よりも濃厚ではないかと思わされる放精だ。目の前の雌を絶対に孕ませるのだと、強い意識を持った種付け射精。心臓がバクバクと弾み、肩で息をせざるを得ないが――性欲が薄れる、ということは少しもない。後になって、「実はトールが作ったお昼のお弁当には、マンドラゴラから調合された媚薬が注がれていた」と知るのだが――今のあなたは、もう、そんなことを考えている余裕はないのだ。「いいんですよ、ご主人様……っ♡金玉空っぽになるまでぇ♡ドラゴンまんこでびゅっびゅ~しましょうね~っ♡」とトールが甘やかしながら、あなたの身体を抱きしめて、頭を撫でてくるのだ。本能に身を任せて、彼女の媚肉を貪り――やがて二桁回数の射精を終えた頃には、朝日が昇っていた。



Comments

谷澤晴夫

甘い雰囲気だけじゃなく、煽りのおかげでよりエロくて最高でした。

wws2jsh7

ありがとうございます!愛ゆえに意地悪言ってくるヒロイン、強い

朝区洋邦

あなたの作品はどれもエロ可愛いですね。最高でした。