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「王子~……っ♡


 こっちおいで~……っ♡」


 いろはは今、お布団の中に入っています。

 いろはの使っているベッドは、ダブルサイズの大きな代物です。そこそこ裕福な家庭ですので、家は大きいですし――何より、犬塚家は元々子供を一人だけという、計画的な人生設計をしていたのです。注文住宅を建てる際に、子供部屋のサイズを大きく取っていたので、だからダブルベッドを置いても部屋はまだまだ余裕たっぷり。趣味が少ないいろはは、なんなら、持て余してしまう広さであったのですが――


「……んふふ~っ♡


 王子~、だめだよ~っ♡


 いろはのベッドはぁ……っ♡衣服着用厳禁……っ♡


 裸にならない王子はぁ、入れてあげませ~んっ♡」


 王子はどうやら、そうしたお部屋の広さにたまらない興奮をする様子です。

 いろはにも、その気持ちはわかります。えっちをするときに、目の前の存在がどんな人間なのか――というのは、とても大事なことなのです。勿論、いろはには王子しかいないのですが――時折、いろはが絡まれてるときに王子があっさりと助けてくれたり――いろはの苦手なプチトマトが出されたときに、さらっと食べてくれたり――後ろから自転車が来ているときに、いろはの腰を掴んでグッと抱き寄せてくれた後などは――

 愚かないろはの子宮は、どうしようもなく熱を帯びてしまうのです。

 王子にとっても、それと同じなのでしょう。今、王子の目の前にいるえっち大好きな女の子は――裕福な家庭に育って、両親からの大量の愛情を受けて育った女の子なのです。まあ、その、いろは的には色々と誤解もあると思いますが――いろはがどう思うかよりも、王子がどう思っているかの方が大事なのです。「親御さんから沢山の愛情を受けて育った、裕福な家庭の女の子のぬるぬるおまんこに――バッキバキに勃起したおちんぽをぶち込んで、腰を叩きつけて、子宮にびゅるびゅると中出しをする」というそれに、王子が興奮してくれるなら、そこに勝るものは何もありません。


 ですので、いろはは王子がストリップをしながら全裸になるのを眺めて――


「……王子


 おいでっ♡」


 いろはは、お布団を開いて王子を招き入れるのです。

 いろはは寂しがり屋なので、小学六年生まではママと一緒じゃないと寝れないほどでした。勿論、流石に高校生ですので、一人で寝ることは容易なのですが――


「えへへ……っ♡


 王子……ぎゅ~っ♡」


 やっぱり、大好きな人と添い寝をするのはたまらない安心感があるのです。

 いろはは王子に脚を絡めて、ぎゅ~っと力強く抱きしめます。

 王子の身体は、お毛毛がたっぷりと生えているのです。

 それは――ほとんど、いろはの性癖のようなもの。女の子がむだ毛処理をして、パイパンであると男性が喜ぶのと同様に――いろはにとっては、王子の腕毛や指毛や、おへその上にうっすらと生えた産毛の感触がたまらないものなのです。

 王子の脚は、すね毛がじょりじょりとしています。そこに脚を絡めていくと――背筋が”ぞわぞわ~っ♡”となる、くすぐったさがあるのです。これが例えば、いろはの嫌いな男性であれば嫌悪感がたっぷり。いろはのお胸を見ながら、鼻の下を伸ばして、下心丸出しで告白してくる彼らならば――いろはは、おえってなっちゃうかもですが――

 

 それが大好きな王子であると、いろはは嬉しくてたまらないのです。


 密着してポカポカと熱を感じるのは、目の前の王子に生命活動があるから。王子のむだ毛が生えて伸びるのは、王子が生きている証拠なのです。王子はいろはの恋人ではありますが、それ以上に”推し”でもあるのです。「推しが生きているから、今日も生きていける」という言葉は、アイドルファンの方々にとっては誇張した表現であっても――いろはにとっては、実感を伴った「理由」であるのです。

 なのでいろはは、王子に密着をしながら幸せを感じていたのですが――


「……ん~?王子、どうしたの……っ♡


 ……そうだよぉ♡


 いろは……ちゃんと”パジャマ”着てるよ……っ♡


 ……夏にさ?海に行くかも~ってなったとき……っ♡いろは、大変なんだよねぇ……っ♡


 おっぱい……大きすぎるんだもん……っ♡


 日本の水着ってさ?当然だけど、平均的な体型用に作られてるよねぇ……っ♡例えばさ?身長が2メートルあったり、体重が200キロある人はぁ、専門店で、専門の服を買わなきゃでしょ?


 ……いろはのおっぱいも……おんなじ……っ♡


 97センチのKカップ……っ♡普通の水着じゃ収まりきらないもん……っ♡


 太った人が着るやつ買えばいいけどさぁ?……あんまり可愛くないし……っ♡いろは、チビだからさぁ、ぶかぶかになっちゃうし……っ♡


 ……だ、か、らぁ……っ♡


 紐で結べる水着買っちゃうの……っ♡仕方ないことだと思わない……?」


 いろはは――

 今、黒のビキニを着用しているのです。

 自分の身体のシルエットを晒すことに際して、いろはよりも臆病な女性はきっと少ないのでしょう。97センチKカップの肉果実は、男の子達の視線を惹き付けてしまうのです。ぶかぶかの服を着て、猫背で、太っているように見せかけても――どうしたところで、いろはのおっぱいは男の子を欲情させてしまうもの。

 ですので、このえっちなビキニをお外で着る勇気なんてなくて――


 同時に、お部屋のベッドの中で、王子にだけは見せることができるのです。


 素っ裸で添い寝をしても、王子はきっと興奮をしたのでしょう。ですが――ビキニを着用することで、どうやら王子はたまらなく興奮をしている様子。布地が少ない水着は、いろはのおっぱいの乳輪を少し見せちゃっていて――下半身も、いろははお尻が大きいので、簡単に食い込んじゃうのです。この格好でビーチに繰り出せば、おまわりさんがやってくるに違いありません。そして、「そりゃそうだよな」「日本の警察がちゃんと働いている証拠だ」といろはも納得をしてしまうのです。

 それはつまり――


「……王子~……っ♡


 安心していいよ……っ♡


 王子以外には……絶対に見せてあげないから……っ♡」


 この水着は――


 王子との、イチャラブえっち専用コスプレということになるのです。


「専用」という言葉が、王子は大好きなのです。

 王子は優しいので、きっと、いろはに好きな人が別にできれば――それを簡単に受け入れて、この関係を断ち切ってくれるに違いありません。ですが――それは、優しい王子の理性のお話。王子の本能は、いろはを独占して、自分だけのものにして――いろはに重たい体重をかけながら、子宮にガンガンピストンを打ち付けるのが大好きなのです。

 王子も、最初は紳士を気取るつもりだったのでしょう。いろはといちゃいちゃ添い寝をしながら、ゆっくりと身体を触りっこして、流れのままにえっちをする気だったのでしょうが――


”へこへこ……っ♡かくかく……っ♡”


「えへへ~……っ♡


 王子、お猿さんになっちゃった……っ♡」


 王子は、本能のままにいろはに腰を打ち付けてくるのです。


「王子~……っ♡おちんちんおっきくなっちゃってるよ~……っ♡


 ……王子専用ビキニ、興奮した……っ?


 ねっ♡……ちょっとだけ見ていいよ♡」


”ふぁさ……っ♡”


「えへへ~……っ♡チラリズムってやつ?なの?


 ……彼女のお部屋のベッドでぇ……っ♡えっちなビキニ着せながらぁ……っ♡


 これから……えっちするんだぞ~……っ♡


 ……ゴム、なしだよ♡さっき約束したもんね~っ♡優しくて誠実な王子はぁ、いろはに嘘、つかないもんね~……っ♡


 ……ねっ、王子……?


 ゴム、どうしても着けたいなら……


 着けても、いいよ……?


 今日のいろは……完全に安全日だけど……っ♡生えっち誘惑するためにぃ、ピルも飲んできてるからね……っ♡万が一にも……ぜ~ったい、王子の赤ちゃん孕まない準備できててぇ……っ♡


 ……今、いろはのおまんこ……っ♡


 王子のことしゅきすぎて……っ♡ほっかほかのとろとろ……っ♡ぬめぬめのどろどろ……っ♡


 おちんちん入れたらぁ……いっちばん気持ちいい穴になってるけどぉ……っ♡


 ゴム、着けたいなら……どうぞっ♪」


 いろははビキニを着用しているので、当然、王子のおちんちんが挿入されることはありません。

 王子がいろはにヘコヘコと腰を振ってくるのも、いろはの股間や、太腿をお目当てとした行為なのです。いろはは、素股も実は大好きなのです。王子のおちんちんが膣に擦れて、じわじわと気持ち良くなる感触は、なんだか、スキンシップの最上級のような感じがしてしまうのです。

 それでも、今の目当ては王子のおちんちんを挿入することであり――

 いろはは、熟考を重ねた末に、王子にたっぷりの淫語を囁いて誘惑してから――


”くい……っ♡”


 と、人差し指だけで水着をずらして、生膣を見せつけちゃうのです。

 王子はコスプレえっちの際に、乳首や秘部の部分をハサミでジョキジョキと切るのが許せないタイプの男の子。ですので、いろはも無粋な真似をすることはありません。乳房の部分は、水着の布地や紐が乳肉に食い込んでいるのがえっちなので、ぎゅ~っとキツく締め付けましたが――下半身の部分は、えっち用にゆるゆるにしているのです。

 なので、いとも容易くいろはの生膣は露わになり――


”にゅぷぷぷぷぷ~……っ♡”


「あ……っ♡


 王子のおちんちん……入っちゃった……っ♡」


 王子は、いとも容易くおちんちんを挿入するのです。

 王子の名誉の為に説明させていただきますが――彼は基本的に、ムードや雰囲気をとても大事にする男の子。いろはの身体がぐちゃぐちゃになるまで、丁寧に、たっぷりと愛撫を施した後でも――いろはのほっぺをすりすりと撫でて、視線をじっとりと絡め合わせて「入れてもいい?」といろはに優しく聞いてくる男の子なのです。いろは的には、自分の口から「はい、入れてください♡」と言わせられるそれも、まあ、結構好きなので、構わないのですが――


 今の王子は、そんな余裕がまるでないのです。


「ちんちんがムラムラする」「目の前には気持ちよさそうな蜜壷がある」「だから、挿入する」という――お猿さんでも、もうちょっと理性がありそうな行動を取ってくれるのは、溜まらなく嬉しいもの。王子のおちんちんは、いろはのおまんこの中に簡単に侵入してくるのです。測位によるえっちというのは、あまり経験がないものであり――普段、おまんこのお肉の擦れない部分が刺激されて「んっ♡あっ♡」といろはは、甘く蕩けた嬌声を響かせてしまいます。

 王子が、いろはのアピールを我慢できないように――

 いろはだって、王子にムラムラしちゃっていたのです。

 王子がいろはの身体を、ちょっと強めに愛撫してくる感触。普段の王子は優しくて、いろはを一人の人間として扱ってくれますが――えっちモードがMAXのときの王子は、いろはのことをダッチワイフ扱いしてくるのです。「お尻がもちもちで気持ちいい」「太腿もむちむちで揉むの楽しい」「おっぱいって、男の子に揉まれるために存在してるんでしょ?」とでも言わんばかりの、王子の乱暴な揉み揉みの手付き。お布団の中で、互いの身体が見えないのも、王子をえっちな痴漢さんに変身させるには十分すぎる条件なのでしょう。


”ぬちゅぬちゅ……っ♡にっちゅ~……っ♡ぬぷんっ♡じゅぷ……っ♡ぬちぬちぬち……っ♡”


「あっ♡んん……っ♡王子……っ♡王子……っ♡気持ちいいねぇ……いろはのおまんこ……っ♡王子しか食べちゃいけない……っ♡王子しか味わっちゃいけない……っ♡いろはの大事なおまんこ……っ♡


 ゴムがないとさぁ……っ♡粘膜ぬちぬちで……っ♡密着し合って……っ♡ぎゅ~って吸い付いて……っ♡すっごく気持ちいいよねぇ……っ♡


 王子……ゴム、着けなくていいの……?


 いろはの子宮にぃ……びゅっびゅ~って精子注ぎ込んじゃって……いいの……?


 安全日だけどぉ……っ♡でもでも……っ♡


 中出しの気持ちよさ知っちゃったら……逆らえないかもよ?


 いろはのおまんこに……びゅっびゅ~ってする快楽……っ♡」


 王子は――


 おちんちんを”ヘコヘコ……っ♡”といろはのおまんこに擦りつけてきます。

 いつもの王子はかっこよくて、力強くて、逞しいピストンでいろはを虜にしちゃうのですが――今、いろはと王子は「添い寝」をしているのです。この先にあるのはぐっすりと眠ること。いろはのおまんこに激しく腰を叩きつけるのは、えっち的にはありなのですが、添い寝的には不可なのです。

 なので王子は、弱っちいピストンをいろはのおまんこの中で、ぬちぬちとするばかり。

 膣の浅いところを、短く往復するだけのピストンは、快楽が薄いものです。いろはは、いつもの王子の本気ピストンを四つん這いで受ければ「うぐぐぐぐ~っ♡おおおお゛っ♡あぎゅっ♡ああっ♡ぢぬ……♡死んじゃう゛……っ♡」とケダモノのような声をあげてしまうのですが――


「あっ♡んん……っ♡


 や~ん……っ♡


 王子のおちんちん……気持ちいいよぉ~……ちゅっ♡」


 今のいろはは――

 王子を舐め腐った声で、喘ぐことができるのです。

 勿論、気持ちいいのは本当です。激しい腰使いがなくても――目の前にいるのは、いろはが、全世界と引き換えにしても大好きでありたい王子様なのです。王子がいろはのおまんこに、おちんちんをにゅっぷんして、大して動かなくても気持ちいいのと同様に――いろはのおまんこも、しゅきしゅきな王子に媚びるように”ぎゅ~っ♡”と締め付けちゃうのです……っ♪

 ですが、それはそれです。

 いろはの頭の中で電流がバチバチと弾んで、おかしくなっちゃうような、激しい快楽ではないのです。

 身体の中の熱がじんわりと、全身を伝って、指先にまで届いて――脳味噌がとろとろになっちゃう、多幸感に包まれる快楽なのです。だからいろはは、普段は出さないような、嘘喘ぎに近い甘え声を響かせちゃうのです。

 

”ぬちぬち……っ♡ぬっちゅ~……っ♡にゅるにゅる♡ぬちぬち……っ♡ぬちゅ……っ♡”


「えへへ~……っ♡おまんこの浅いところで……ヘコヘコするの、気持ちいい……?


 女の子がぁ……ぜ~んぜん気持ち良くない……っ♡


 男の子のおちんちん甘やかすだけの……よわよわピストン……っ♡


 王子、いいこと教えてあげる……っ♡


 腰はね……ゆさゆさするんじゃなくて、振らなきゃだめなんだよ……っ♡


 ゆさゆさ♡ゆさゆさ♡おまんこの浅いところでぇ♡ゆさゆさしてるだけの……オナニーへこへこ……っ♡


 女の子……全然気持ち良くないんだぞ~……おーい……っ♡」


 勿論、全然嘘です。めちゃくちゃ気持ちいいです。普段はかっこよくて、いろはを守ってくれる王子が――いろはのおまんこが気持ち良すぎて、弱っちいヘコヘコしかできなくなってるのです。キュン死しそうなのを必死に堪えて、我慢して、王子のために一生懸命淫語を口にしているのですが――


 素直な王子は、いろはの言葉に甘えて――ぎゅ~っと力強く抱きしめてくるのです。


 いろは、王子とのセックスは大好きです。セックスというのはコミュニーケーションやスキンシップとして、最上級のものです。互いに見つめ合って、互いに気持ちいいことを考えて、互いに実践するのは、好きと好きがぶつかり合ってないとだめなのです。

 でも、でも――

 王子がいろはのことを、オナホール扱いしてくれるそれは――

 王子の好きが、いろはのそれを圧倒的に上回っているという証拠なのです。

 人間同士であれば、好きがピークを迎えてもハグが限界です。ですが、例えば大型犬のわんちゃんなどは、飼い主様と久々の再会をすれば尻尾を振りながら、無邪気に抱きついて、べろんべろんと顔中を舐め回すのです。理性を取っ払って、本能だけになってしまえば、人間もそうなってしまうのです。いろはも王子も、互いに互いが大好きなので、相手に気遣ってしまいますが――ピークの”大好き”は、相手の都合なんて考えずに、自分の愛で一方的に埋め尽くしてしまうことなのです。

 勿論、いろはも王子も、人間ですから、理性は基本的にあります。十六年間、一応、「ご飯を食べるときは箸を使いなさい」「電車に乗るときは鞄を前に掛けなさい」「人前に出るときは服を着なさい」という教育を受けているのです。その気になれば、人間は服を着たままリビングで小便を漏らすことは出来ますが――理性がある限り、それをやることはできないので――


「やんやん……っ♡


 王子~……っ♡いろはのこと好きすぎるよぉ……っ♡」


 王子の身勝手な、ゆさゆさピストンは――

 いろはが、王子の理性を蒸発させたという証拠にもなるのです。

 いろはの全身は、今、途方もない多幸感に包まれています。やったことはありませんが、人生を終わらせてしまう危険薬物を静脈に注射すれば、それと同じ快感を味わえるのかもしれません。本来ならば、廃人になる未来と引き換えに得られる快楽を――ノーリスクで味わえるという幸せ。いろははお猿さんではなく、人間なのです。だから――「王子がお猿さんになってくれた」というそれだけで、もう、どうしようもなく幸せになっちゃって――


「……王子~……っ♡」


 だから、でしょうね。


 後から考えたら、ここが分水嶺でした。


 王子とのいちゃいちゃぬるぬるえっちで満足していれば、いろははそれで十分だったのです。

 王子のおちんちんは、今、最高潮に気持ちいいはずなのです。いろはのおまんこの中に、びゅるびゅる~っと精子を吐き出してもらって――後は、ぐっすりと眠ってもらうだけ。男の子は、射精をした後は倦怠感に襲われて、眠気が沸き上がってくる生き物なのです。いろはのおまんこにおちんちんを入れたまま、王子にぐっすりと眠ってもらう。


 それで、満足していれば良かったのですが――


「今日のいろはぁ……っ♡


 やっぱり……危険日だったかも……っ♡」


 いろはは――


 王子に”にやぁ♡”と笑みを浮かべて挑発をするのです。


 いろはと王子は、互いに、生理周期を把握しております。

 やはり王子は男の子ですので、体験を伴った実感までは理解できませんが――それでも、いろはにちゃんと気を配ってくれて、生理のときはいろはのことをサポートしてくれるのです。いろはは生理が結構重めなので、外出が億劫になりがちなのですが――そういうときは、予定をキャンセルしてでもお家デートにしてくれるのです。ヤリモクの男の子というのは、「今日、急に生理来ちゃって」とメッセージを送れば「え?俺は全然大丈夫だけど?」と言うそうですが――王子は「そっか、じゃあ今日はお家でゆっくりしようか」と言ってくれるのです。正直、いろはは生理中でも結構ムラムラしがちなので、「生理のときはえっちは出来ない」という王子の常識をどうやって覆させるべきか――血を見たら、多分引いちゃうんだろうな――というのを考えながら、王子に身を委ねて、お腹をすりすりと撫でられまくっているのですが――


 めちゃくちゃ話が逸れましたね。


 とにかく、王子はいろはが安全日なことを理解しているのです。


 それなのに、いろはが口にした挑発に――


”ぷっち~んっ♪”と、王子は堪忍袋の緒が切れてしまうのです。


 王子は、いろはとのプレイの中で怒ったフリをしたときは意地悪をしてきますが――本気の、ガチの、怒ったやつは――それはそれは”静か”なのです。いろはも、気が付くのがちょっと遅れたほど。王子はおちんちんを”にゅぽんっ♡”と、いろはのおまんこから引き抜いちゃいます。

 そのままヘコヘコ、ゆさゆさ、弱っちいピストンで腰を押しつけていれば、びゅるびゅるとお射精が出来たのです。男の子としてのプライドはともかく、肉体的な快楽は十分すぎるほどなのです。それなのに――王子は敢えて、おちんちんを引き抜くわけで、いろはには全く理解不能なのです。

 そうして、王子に”こてんっ”とひっくりかえされて、うつ伏せになった辺りで――


「…………あっ♡」


 いろはは――


”あっ、これヤベえやつだ”と気が付いちゃうのです。


 それは――いろはへのお仕置きのプレイでもあるのです。

 基本的に王子は、いろはにはダダ甘です。いろはは豆腐メンタルであるので、お説教をされるのが苦手ですし――そもそも、怒られるようなことを滅多にしないのです。基本的にいろははインドアで、お家でじーっとしているのが好きなのです。怒られるほどにアクティブではないのですが――それはそうと、やっぱりラブラブカップルなので、時折喧嘩もすることはあります。ああ、確か前回は「いろはの方が王子のこと好きだよ!」「いや、俺の方がいろはのことが好きだ!」という理由で言い争いになって――最終的に、その”お仕置き”でいろはは泣きじゃくりながら「ごめんなじゃい♡ごめんなじゃい♡王子が、正しいでづ……っ♡んぉ♡あぐぅ♡ごめんなじゃい♡ゆるしでぐだぢゃい……゛っ♡」と謝罪をするしか出来なかったのですが――


 それが――


 今、いろはの眼前に迫ってきているのです。


「お、王子……っ♡いろは、それ……ふぅ♡ふぅ♡やばい、かも……っ♡


 ちょ、ちょっと……んんっ♡今、余裕、なくてね……っ♡お仕置き、されて、耐えるの無理かもで……あっ、あっ、おもた……っ♡王子……マジのやつ……っ♡これ、ガチのやつじゃん……っ♡


 いろはのこと……


 本気で……お仕置きする気のやつ……っ♡」


 いろはは、必死になって逃げだそうとするのですが――

 チビ巨乳の貧弱いろはと、かっこよくてつよつよな王子では圧倒的な体格差があるのです。

 普段の王子は、いろはに優しいので、いろはが本気で嫌がれば許してくれるのですが――今回はいろはが挑発を繰り返して、王子の理性を全部溶かしてしまったのです。王子が許してくださるはずが、あるわけもありません。いろはの後ろから全体重をかけて、のし掛かってきて――いろはは「ひぃ♡ひぐ……っ♡」と脅えながら、それを受け入れるばかり。

 いろはの大きくて、お肉のたっぷりと詰まったお尻が”むにゅっ♡”と形を歪めて――

”ぐちゅり……っ”と、王子の亀頭がいろはの膣口に触れてきます。

 この辺りで、いろはは本気で逃げだそうと必死に身体を弾ませるのですが――やはりチビなので、無理にもほどがあるのです。王子はいろはの首に、優しく手を回してきます。「首を絞める」とはまるで異なり――そうですね、表現するならば「首が冷たいから、お手手の温度で温めてくれる」程度の”覆い”なのですが――

”ぞくぞくぞく~っ♡”と、背骨がぴーんっと伸びるような感触が、いろはの身体の中に広がっていくのです。

”無理、無理、やめて、壊れる♡”といろはの絶望は膨らんでも――その種を撒いたのは、他ならぬいろはであるのです。「王子よわよわ~っ♡」と煽った以上は、その責任の所在は全部いろはの下にあるのです。いろはは手榴弾に覆い被さって、被害を周囲に飛び散らせることなく、いろは一人の身で全てを収めるという義務が存在するのです。

 なので――


”にゅぶぶぶぶぶ~……っ♡”


「あああああああ゛~……っ♡」


 王子におちんちんを、にゅっぷんと挿入されても――


 いろはは、獣のような咆哮をあげて耐える他にないのです。

 

 階下にパパとママがいれば「どうした!?暴力か!?」と慌てて駆け上がってくるような――いろはの悲鳴。ある意味では、これ以上ないほどに暴力なのですが――

 当然、両親は不在であるのです。


”どちゅんっ♡ぐぶっ♡ぶじゅじゅじゅ~っ♡じゅぷっ♡にゅぷんっ♡ばちゅんっ♡”


「おっ♡おぐ……っ♡ああああ゛……っ♡ふぅ♡ふっぎゅ……っ♡ん、おお゛……っ♡やば、やば……っ♡ああああ゛~……っ♡


 ごれぇ゛……っ♡マジで、ふぅ♡んご……っ♡やばい、やつぅ……っ♡」


 だから王子は――


”寝バック”で、いろはを虐めてくるのです。


 寝バックという体位の気持ちよさを、いろはには説明することが出来ません。

 えっちなサイトを見れば「ポルチオに亀頭がぐりぐりとこすれて、互いの密着感が高まり、体重をかける体勢なので自然に膣の奥深くに~」と理屈は書いてあるのでしょうが、いろはの実感的にはよくわからないのです。いつもの、正常位や後背位の「気持ちいいのが、お腹の奥から全身に広がっていく」とは少し異なって――「気持ち良すぎて、もう、痛い」という表現をしたくなっちゃうのです。いろはの身体には快感を許容する器が合って――寝バックは、その器からボタボタ、びちゃびちゃ、簡単に漏れちゃうほどの快楽を提供してくるのです。いろはは基本的に運動不足の貧弱ですので、王子の寝バックに全身が痙攣してしまい――ああっ、間違いなく明日は、全身が筋肉痛になってしまうのでしょう。

 お腹の奥にズンズンとおちんちんを突きつけられて、おまんこのお肉をゴリゴリと擦られて――王子の体重がかかっているので、逃げ出すことも出来ないのです。一突き、一突き、王子のおちんちんが、いろはのおまんこをぞりぞりする度に――いろはは激しく身体を震わせることしか出来ないのです。

「気持ち良すぎるからやだ」「気持ちいいのも、度を過ぎるとおかしくなっちゃう」「男子で例えると、ローションガーゼ亀頭責めコキだよ?」と王子には散々説明してきたのですが――まあ、本当にもう、いろはが悪いんですけどね。いろはが喧嘩を売って、王子が買ってるわけですから。「王子にもまあ反省するところはあるよ?」という落としどころに誘導するのが精一杯であり、いろはの罪が消えることは絶対にないのです。

 振り返った今でこそ、冷静に考えることも出来ていますが――寝バックで犯されているときのいろはの頭の中は”やだやだやだやだ♡やばいやばいやばいやばい♡頭、おかしくなる♡いろは、壊れちゃう♡やだ、やだ♡王子、やだ♡嫌い、王子なんか嫌い♡意地悪する王子嫌い♡やだ♡やだ♡これ、レイプだもん♡和姦えっちじゃないもん♡王子最低、王子のばか♡王子死んじゃえ♡”なのです。「あっ、やばい♡」と思ったのも束の間であり――


”びぐびぐびぐびぐ~~~っ♡♡♡”


「あぐぐぐ……っ♡あ……んぎゅ~~~っ♡♡♡♡」


 いろはは、激しい絶頂を迎えてしまうのです。

 お腹の奥から、深めにイくやつなのです。ああ、これは翌日、いろははお腹の奥が筋肉痛で痛くなるのでしょう。肩や首とは違い、お腹の奥には湿布も、塗り薬も効かないのです。痛みに悶えながら、激しい動きが出来なくなり、ちょこちょこと過ごさなければならないのですが――

 寝バックの恐ろしさはここからであり――


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぶじゅじゅじゅじゅ~っ♡ぐぶぶっ♡にゅぷんっ♡ぶちゅんっ♡”


「あ゛っ♡んぐっ♡ああああ゛~っ♡王子、王子♡いろは、もう……っ♡イっだ、がらぁ゛……っ♡ふぅ♡ふっぎゅ~……っ♡あああああ゛~っ♡やめでぇ♡やだっ♡イっだ♡イっだ、のにぃ……っ♡やめ、やめろ……っ♡マジで、やめろぉ゛……っ♡」


 王子は――


 いろはのことを少しも考えずに、腰を叩きつけてくるのです。

 そもそもが、ラブラブカップルのコミュニケーションとして行う為のセックスならば、”寝バック”という体位には行き着かないのです。正面から見つめ合う正常位か、密着し合って抱きつく対面座位か、「たまには、マンネリ回避のためにこういうのもいいよね♡」な後背位が限界なのです。王子はいろはのことを、性処理オナホ扱いして、寝バックで腰を振っている以上は――

 いろはが絶頂を迎えて、おまんこの締め付けが”ぎゅ~っ♡”となるそれは、積極的に味わいたいものであるのです。

 一方でいろはとしては、気持ちよさのピークが超えてしまうと、後はもう辛いだけなのです。女の子だって、絶頂を迎えてすぐに強い刺激を受けるのは、とてもキツいものなのです。ですが、ですが――ああ、もう本当に、この頃のいろはは昔の、おバカないろはを殺してやりたいと思っていました。王子のことを弱々だと煽って、王子を挑発して、情けないびゅっくんを注ぎ込まれながらラブラブで添い寝する気満々だったお馬鹿いろはが、この現況を生み出した諸悪の根源なのですから。

”びぐびぐびぐっ♡””ぐぐぐぐ……っ♡””びぐんっ♡びぐびぐっ♡”といろはは、何度も何度も絶頂を強制的に迎えさせられちゃうのです。感度が昂ぶっているので、絶頂の感覚は短くなっていくばかり。涙と鼻水と涎と、顔中が体液まみれになっている姿に、王子が正気を取り戻してくれるのを願うのですが――寝バックですので、いろはのお顔は王子には見えないのです。”もうやだっ♡気持ち良すぎるのやだっ♡”と口に出して言う余裕すらなく、ベッドのシーツにお顔を埋めながら「おおおおおお゛~っ♡」とくぐもった悲鳴をあげる他になく――


”ぐぐぐぐぐ……っ♡”


 そこでようやく、王子も射精の準備を始めるのです。

 いろはの腰は、王子に媚びるように”くいっ♡”と浮いてしまい――王子はそこに、少しの容赦もなくピストンをぶつけてくるのです。いろはの子宮口に、王子は亀頭をぐりぐりぐり~っ♡と押しつけてきます。寝バックである分、普段よりも奥深いところに亀頭の感触があり――いろはは、今日、何度目かわからない”深イキ”をしてしまいます。その辺りで「あっ、そっか、ゴムつけてないんだ」といろはは理解をしてしまいます。中出しの感触だけで、絶頂を迎える女の子のことをいろはは”淫乱”だと思いますが――それでは「あっ、これから中出しされるんだ」「王子の金玉でグツグツ煮込まれた精子が、一滴残らずいろはの子宮に注ぎ込まれるんだ♡」と感じるだけで、イってしまういろはは、どのような表現で表せばいいのでしょうか。王子はそのまま、いろはの腰をグッと掴み――全体重をかけてきて――狙いを定めるように、そのまま――


”びゅぐびゅぐびゅぐ~っ♡びゅるるるる~っ♡どびゅどびゅどびゅ♡びゅるるるる~っ♡”


”びゅっくんっ♡ぶびゅっ♡びゅるるるるっ♡びゅ~っ♡びゅぐんっ♡どぴゅっ♡びゅるるる~っ♡”


”びゅ~っ♡びゅくんっ♡びゅるびゅる♡どぴゅどぴゅ♡びゅるるる~っ♡びゅ~っ♡びゅぐん……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「あぐ……っ♡うううう゛~っ♡ふぅ♡ふぎゅ……んおおお゛……っ♡」


 王子は、いろはの子宮にびゅるびゅる~っと精子を注ぎ込んでくるのです。

 いつものゴム越しえっちも、いろはの大好物ではあります。いろはのお腹の中で、王子のおちんちんが脈動して、びゅるびゅると射精するのに――それが一滴たりとも、いろはの膣を汚すことは無いのです。そうして、王子がいろはのおまんこから、おちんちんを引き抜くと――”ぷっくりっ♡”と先端が膨らんだ避妊具が、姿を露わにするのです。

 その光景に、いつもいろははゾクゾクと、痺れるような背徳感を抱いてしまうのですが――


”にゅ~……っぷんっ♡”


”こぽぽ……っ♡”


「あ……っ♡


 王子に注いでもらったのに……っ♡垂れてきちゃった……っ♡」


 今のいろはのおまんこからは――


 王子の白濁精液が、どろどろと溢れてくるのです。


 元々背が低くて、身体が小さい分、膣も浅いのが犬塚いろはという存在なのです。その上で――王子はたっぷりと煽られて、金玉を酷使して、寝バック本気えっちを味わったのです。王子の精子はいろはの膣の容積を、いとも容易く凌駕してしまい――


「……いひひっ♡


 王子にレイプされちゃった……っ♡」


 よせばいいのに、いろはは挑発を繰り返してしまうのです。

 おまんこから、種付け済みの白濁精液をとぷとぷと漏らして――腰を”くいっ♡”と浮かせて、お尻を”ふりふりっ♡”と振っている女の子。裁判になればきっと、いろはの敗北は免れないのでしょう。「どう考えても、女の子側が誘っているに決まっている」と裁判員達は判決を下すのでしょう。王子はそのまま――いろはに、背後から覆い被さります。「あっ、やばい」と思った頃には、もう間に合いません。事後に冷静になって考えれば、「なんで挑発くりかえしたの?馬鹿なの?死ぬの?」という感じですが――そのときのいろはに、そこまで先を見据えた理屈などわかるはずもありません。コミュニケーションを取るのが苦手で、交友関係を広げる能力に欠けて、だからいじめられていたのが犬塚いろはであり――そんないろはを、救ってくれたのが王子なのです。生意気な態度も、意地悪なそれらも、全部、全部、王子を喜ばせるのであれば――いろはは、自分の身がどうなっても構わないのです。お尻をふりふりとしているだけで、王子のおちんちんは容易く勃起をしてしまうので――だからいろはは、王子にその身を捧げて、ひたすらに王子を喜ばせるためのオナホールになり――そのことに、途方もない幸福を感じたのでした。えっへん

Comments

谷澤晴夫

寝バックでのお仕置きが最高にエロかったです。

カツ

エロい"駄犬"をしつけるのは番の彼氏の役目で最高

wws2jsh7

ありがとうございます!屈服させるのいいですよね、お仕置きえっち!