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https://www.fanbox.cc/@rei2-rei2/posts/5737585

一応上の話と世界線は一緒ですが、読まなくても楽しめます。




勇者が魔王に負け、世界を魔族が征服してから2か月が経った。

約1か月前、闘技場に国民全員が集められ、そこで勇者とその関わりのあった人物達が見せしめとして公開処刑された。

国民皆に見られる中、何十何百という淫魔に群がられ、勇者達はくすぐり犯されたのだ。

くすぐられて狂ったように笑う勇者、強制的に発情させられ延々と射精し続ける王子、淫魔の極上の性器に包まれ快感が強すぎる余り殺してくれと叫ぶ戦士長。

まさに地獄絵図だった。

最終的には生きてるか死んでいるのか分からない状態で、勇者達はそれぞれの淫魔に連れていかれてしまったが、蘇生魔法も使える悪魔達が相手ではどちらにしてもロクな目には合わないだろう。

あれを見せられた国民達は強制的に心が折られ、これから待つ自分の運命をただ受け入れることしかできなかった。


生き残った国民達は基本的に3つの道に分かれた。


1つ目は淫魔のペットとして飼われる道。

人間収容所で淫魔達が好みの人間を選び、住処に連れ帰ってその淫魔の好みに調教するのだ。

これは飼われる淫魔の性格にもよるが、悲惨な目に合うことがほとんどだ。

媚薬で強制的に発情させられた上で一日中性の相手をさせられたり、性拷問の実験台にされたり、中には与えられる快感の強さに耐えきれず自ら死を選ぶ人間もいると言う。

死んだところで生き返らされてまた弄ばれ、飽きたら3つ目の道へと向かうことになるのだが…


2つ目は淫魔の子を作る道。

淫魔は淫魔同士で子が作れないため、他種族を孕ませるか子種を貰わないといけない。

そのための苗床と種馬にされるのだ。

男はサキュバスを、女はインキュバスを相手に子作りをするのだが、ここは男女で明暗が分かれる。

あくまで子作りが目的のため、女は弄ばれることなくただインキュバスに快楽の中抱かれ、子を宿せば生まれるまでは安静に過ごすことができた。

人間の子が生まれるよりも淫魔の子が生まれる方が期間が短く、孕んでから約1か月で出産となり、出産するとその子が成人するまでのまた1か月程は子育てへと専念する。

インキュバスとの子は必ずインキュバスとなり、子供が成人すれば今度はそのインキュバスと再び子作りを行うことになるのだ。

種馬として選ばれた男は最悪だ。

人間とは違いサキュバスが妊娠するには想像を絶する程の精液が必要だった。

一人の人間からその量を搾取するには3日程掛かり、その間サキュバスと休むことなく性交をし続けるしかない。

3日間水分や栄養は全てサキュバスの唾液で過ごし、それによって常人では耐えられないサキュバスとの性交にも耐えることができる身体へとなるのだ。

一人のサキュバスが孕めばまた次のサキュバスの種馬となり、延々とサキュバスと繋がり続けるしかない。

淫魔は基本的に人間を誘惑する悪魔のため、男女共に人間から見ても容姿が美しい。

人間の方は稀にそんなインキュバスやサキュバス相手に本当に好意を寄せてしまう者もいるが、淫魔側には全くそう言った感情などはなく、まさに苗床と種馬としての扱いだった。


そして3つ目は淫魔の食事を作る道。

ここの道へは男しか来ることはない。

ペット、種馬として選ばれた男も最終的にはここへと来ることになることが多い。

魔王が淫魔である魔王軍には、他の悪魔もいるものの圧倒的に淫魔の数が多かった。

淫魔の食事は人間の男の精液だ。

その供給をするために、人間の男達は延々と精液を搾取されるためだけの場所へと送られるのだ。

搾取の方法は2つあり、1つはただただ魔具を使って搾り続けられる方法。

これは質より量を搾取するための方法で、一般的な淫魔に普及しているのはこちらの搾取方法で絞られた下級精液だ。

そしてもう1つは1日~1週間射精を禁じられた上で搾取され、その後淫魔に直接搾られる搾取方法。

これは魔王軍の幹部の淫魔達のために提供されるもので、特に濃厚な上級精液を搾ることができた。

どちらに振り分けられても男達を待つのは快楽の地獄だった。


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【門番ドミトリの場合】

in 下級精液搾取用収容所


「イ、イグぅうううっ♡おぉぉおおおおおっ♡」

「あぁぁあああっ♡だずげでぇえええっ♡」

「じぬぅぅううううっ♡ひぎぃいいいいいっ♡」


連れて来られて最初に驚いたのが、この部屋に響き続ける男達の叫び声だった。

まるで牛小屋のように全裸で一人一人柵に入れられ、四つん這いのまま皆狂ったように泣き叫んでいたのだ。

男達の股間には淫魔の筒が装着され、中では無数の触手がうねうねと蠢き絡まり、吸い付きながら延々と振動と律動を性器へと与えてくる。

そして胸部にも同じような魔具が装着され、舌のように滑る触手でねっとりと乳首を舐められて射精を煽られる。

筒や魔具から分泌される液は潤滑と催淫の効果を合わせ持ち、嫌でも強制的に勃起させられて射精をさせられてしまうのだった。

出された精液は筒の繋がった先にあるタンクに溜まっていき、定期的に淫魔達によって回収されていく。

そして部屋の天井からは定期的に光が放たれ、巻き戻しの魔法によって男達の身体をリセットした。

そのせいで男達は一切休みなく射精することが可能になり、一日中延々と快感を与えられながら射精を繰り返すしかない。


まさに地獄だった。


ここに収容されて3日が経った。

俺の股間や乳首にも例に漏れず筒と魔具を装着され、俺は射精を繰り返していた。

「んぁあああっ♡おぉおおおぉおっ♡」

乳首は魔具の中でヌルりとした舌で本当に舐められているかのように責められ、変則的な動きでゾクゾクするような快感を与えられる。

そして筒から出る淫魔の媚薬によって強制的に疼かされて勃起したチンポに、ヌルヌルと細かい触手が余すとこなく絡み付き、ブルブルと震えながらチンポ全体を擦り上げられた。

只でさえ疼く身体に敏感になったチンポに与えられる快感は、チンポが蕩けるのでは無いかと錯覚する程に気持ち良い。

「おぉぉおおおっ♡イぐぅううううっ♡」

そんな風に責められれば当然1分と持たずに射精してしまう。

しかし身体の疼きは治まらず、それどころか普通ならばあるはずの射精直後の気だるさもなく、その後も休むことなく快楽を与えられ続けた。

そんな快感漬けの状態でまともでいられるはずもなく、俺は最初の2時間で発狂した。

しかし天井の光によってそれも戻されてしまい、気が付くと快感の地獄へと戻っているのだった。

もう殺してくれと何度思ったか分からない。

中には与えられる快感の地獄に耐えられず、舌を噛んで自害を試みようとした者もいた。

しかしその度天井の光が照射され、また元の快楽の地獄へと戻されるだけだった。

「んぐぁあああっ♡だずげっ、おぉおおっ♡」

ヌチュヌチュブルブルとチンポは無数の触手に撫で上げられ、乳首への刺激も合わさって数分と置かずに再び射精してしまう。

ここに来たら最後、文字の通り一生ここで快感漬けにされて生かされ続けるしかなかった。


そんな中、2人の女の淫魔が俺の元へとやってきた。


「この子?」

「そぉそぉ。図体の割に出が悪くてさ。この子の身体ならもうちょっと出せると思うんだよねぇ」

「なるほどね」

流石淫魔なだけあって、ドキッとする程に整った顔立ちの2人。

黒革の長い手袋を嵌めていると言うことは、2人とも低級の淫魔だろう。

「ちょっと見てみましょう」

その内の1人がそう言って俺の後ろへと回り、俺の股間に付けられた筒を引き抜いた。

「おふぉおおおおっ♡」

その擦られる勢いでまた射精してしまいながら、久しぶりにチンポへの快感が無くなって外気に触れた。

「ん~、触手の動きに問題は無さそうだし、性器の大きさも問題なさそうね」

「んぁあああっ♡」

後ろの淫魔がそう言って俺のチンポの具合を確かめるように握る。

淫魔の手にピッチリと嵌まった革の手袋の滑らかな感触が、チンポについた液体と絡まり、ユルユルとシゴかれるだけで快感が押し寄せてきた。

「感度も悪くないし…乳首の方はどう?」

「ちょっと見てみる~」

今度は乳首の魔具を外され、俺の肥大した乳首が露出する。

「形も大きさも悪くないなぁ。あとは感度チェックを…」

そう言いながら前から俺の両方の乳首を、黒革の指先でキュッと摘まんだ。

「あひぁああああっ♡」

魔具での舐めるような刺激とは違い、クリクリと指先でシゴかれる強めの刺激に、思わず身体が喜ぶようにビクリと震えた。

「ん~、ちょい強めの方が良いのかな?ならこれは…」

そして今度は革の指の腹で、勃起した乳首の先端をヌルヌルと撫でられる。

「おふぉおおおおっ♡」

先程とも魔具とも違う、革の滑る感触にゾクゾクする快感が走る。

「これも反応悪くないなぁ。暫くこの動きも組み込もうかな…」

「んぉおおおおっ♡」

俺の感じる動きを探るように、乳首をその黒い指先で弄り回された。

そしてその間、チンポも感度を計られるように根元から先端までを革の手がゆっくりストロークを繰り返している。

淫魔直々の手淫は、流石人間の快楽を知り尽くしているだけあって、筒の快感にも勝る程に気持ちが良かった。

「んぁあああっ♡イグぅううううっ♡」

「おっと、射精止めるの忘れてた。ほいっと」

乳首への刺激と手淫によって射精しようとした瞬間、淫魔の1人が俺の額に指で触れた。

すると、もう射精する直前だったと言うのに、なぜかその状態のまま出すことが出来なくなってしまったのだ。

「なっっ!!おぉおおおおっ♡」

チンポをシゴく手が止まった訳ではないのに、寸止めされているように射精直前でそれが治まってしまうのだ。

何度も射精し続けるのも地獄だが、快感の中射精ができないのもまた辛かった。

「ちょっとの間射精は我慢ねぇ」

俺の顔を見て淫魔がそう言うと、再び俺の乳首へと触れて弄び始める。

「んぁあああああっ♡」

「よし、なんとなく分かったわ。乳首はちょっと刺激調節してみて様子見ってことで」

「性器もこの子亀頭周辺が好きみたいだから、そこを強めにしてって感じで良いかなぁ」

そう言いながら、チンポをシゴく手が今度は俺の亀頭からカリ首を握って擦り上げた。

「ふぉぉおおおおおっ♡」

ゴリゴリとヌルつく手袋の指でカリ首の溝をほじるように這わせながら、亀頭の先までを搾るように擦られる。

触手の蕩けそうな感触とは違った、痒いところを掻かれるような強い快感。

ほんの数回チンポを握って擦っただけで、俺の特に感じる気持ち良いところをこいつは見つけたのだ。

「ふふっ、そんなにここが好きなの?ちゃんとここをたっぷり擦るように調節してあげるからねぇ」

グチュリグチュリと淫魔の指がチンポを擦り、乳首もそれに合わせるようにコリコリと革の指先で弾かれる。

「あぁぁあああっ♡イグぅぅううううっっ♡」

快感の中再び訪れる射精感。

しかし…

「んぎぃいいいいいっっ♡あぁあああああっっ♡」

射精に備えて身体が構えた瞬間、その精液はチンポから放たれることなく戻っていってしまうのだ。

「射精は我慢って言ったでしょ。まだやることがあるのよ」

「そぉそぉ。あんたは弄ればもっと出そうだからね。特別にここも弄ってあげる」

俺のチンポを擦る淫魔はそう言うと、もう片方の手を俺の尻の穴へと這わせてきた。

「んひぃいいいっ♡」

表面を撫でられると、くすぐったさの混ざるゾクゾクが全身を襲う。

「ほぉら」

その声と共に、俺の穴へと淫魔の指がヌプリと入ってきた。

「あぁぁああああああっっ♡」

そんなところに指を入れられたと言うのに、何故か俺の身体はそれを違和感なく受け入れていた。

違和感どころか、革のヌルっとした長い指が入れられると、身体の内側から快感が湧きあがるような、味わったことのない不思議な感覚に襲われる。

「気持ち良いでしょ?これだけ淫魔の液に浸されてれば、お尻だってこんなに感じるようになっちゃうのよ」

そう言いながら俺の中へと指をグチュグチュと出し入れし、少しずつ少しずつ奥へと進めていく。

「おぉぉおおおっ♡おぉぉおおおおおおっ♡」

この淫魔の言う通り、尻穴なんて今まで誰かに弄られたことなんて無かったが、まるで女にでもなったかのように感じる穴に成り下がっていた。

尻穴をほじられながらチンポをシゴかれ、そして乳首まキュッと摘ままれながら擦られると、暴れたくなるほどの快感が押し寄せてくる。

「もっと気持ち良い場所擦ってあげよっかなぁ」

手袋の指が奥へ奥へと進み、そして奥の窪みでクイっと指が曲がった。

「んひぃぃいいいいいいいいっっっ♡!!!」

瞬間、絶頂のような身体が飛び上がる程の快感が全身を貫いたのだ。

「あっ、やっぱりね。この子はお尻で感じるタイプみたい。このままイけば…」

「ひぃぃいいいいいっ♡あぁああああああっっ♡」

グリグリと同じ個所を指で擦りながら指を出し入れしてほじり、チンポも今度は全体を掴んでヌルヌルと擦り上げられる。

筒や魔具でされていた時も凄まじい快感だったが、今の快感は気持ち良すぎて恐怖を感じるものだった。

「あぁ、だから出が悪かったのね。じゃあもう射精解除して良いわよね」

前にいる淫魔も納得したように言い、俺の乳首の側面から先端を指の腹で器用に撫で上げながら俺のおでこに息をフッと吹きかけた。

「このまま一回イかせるわよ」

「はいはい…って、早く筒装着しなさいよ」

「折角来たんだから、少し味見~」

そんな声が聞こえたかと思うと、後ろの淫魔が俺の尻を弄り、チンポの根元をシゴきながら、俺の足の間へと顔を滑り込ませてくる。

「いただきま~す」

そしてそのまま、俺のチンポを口に咥えこんだのだ。

「んぁぁぁああああああああああっっ♡」

「あっ、ずるいっ!!」

革の感触とは違う、温かくネットリとした柔らかなものにチンポが包まれる。

筒とも手淫とも違う、淫魔の生々しい口内の感触は、咥えられただけで腰が抜ける程に気持ちが良かった。

「んんっ…ちゅっ、じゅるっ」

「おぉおおっ♡おぉぉおおおっ♡」

根元を手でシゴかれながら、半分から上を舌に絡めながら吸い付き唇で擦り上げられていく。

その動きに合わせるように尻に入れられた指はグチュグチュと出入りを繰り返し、乳首もクリクリと革の指先で捏ねられた。

「じゅぷっ、んんっ、ちゅるっ」

「あぁぁああっ♡イ、イグぅうううううっ♡」

そんな快感を与えられ続ければ、散々焦らされていた身体はすぐに頂点に達してしまう。

「んあぁああああああああっっ♡!!」

凄まじい快感と共にドクンドクンとチンポから精液が吐き出された。

「んんっ、んぐっ、んんっ」

「おぉおっ♡おぉおおおっ♡」

それを飲み込みながら、喉でチンポを締めて最後まで搾り取ってくる淫魔の口。

筒で搾り取られる時とは違い、丁寧に最後の一滴まで吸って取られる。

「んんっ…あぁ、おいしぃっ!!」

「ほんとずるいなぁ。上に報告してやる」

「まぁまぁ、次の検査の時は譲ってあげるって」

「絶対だからね!!」

ヌプッと尻から指を抜かれ、前の淫魔の指も乳首から離れる。

ここに来て初めて快感から解放された瞬間だった。

「まぁ取り敢えずこの子はお尻にも刺激を追加してあげよっか」

そう言いながら淫魔は、自ら嵌めていた手袋を脱ぐとそれにキスをする。

すると不思議なことに、その手袋は意思を持ったように宙に浮いて動き始めた。

そしてそれは俺の尻の方へと行き、先程の淫魔と同じようにその指を俺の穴へと入れたのだ。

「んひぃいいいいいいっ♡」

再び尻に与えられる、内側から無理やり感じさせられるような快感。

「あんたは今日からそれも追加だから」

そう言いながらチンポにも筒を装着し、乳首も元通り魔具が取り付けられた。

「ひぎぃいいいいいっ♡嫌だぁああああっ♡」

只でさえ快感だったと言うのに、尻まで追加され、これ以上気持ち良くなり続けるのは嫌だった。

「大丈夫大丈夫。ちゃんと性器と乳首の刺激も調節してあげてるからさ」

「さいっこうに気持ち良くなれるわよぉ」

チンポの筒は確かに前とは違い、俺のカリ首から亀頭を少し強めに刺激し、乳首も摘ままれるような動きが加わっていた。

「あぁぁあああああっ♡だずげでぇええええっ♡」

「んじゃ、頑張って出してね~」

「おいしかったし、気が向いたらまた飲みに来てあげる」

俺に更なる快感を与えるようにし、2人はニヤニヤと笑いながら行ってしまった。

「ひぎぃいいいいいいっ♡誰がぁあああっ♡」

狂いそうな程の快感の中、俺は救世主が現れることを心の底から祈った。


しかしそんな人物が現れることはない。




【第二王子ルークの場合】

in上級精液搾取用収容所


ここに来てからもうどれ程の時間が経ったのだろうか。

「あぁぁあああああっっ♡ぐるぅううううううっっ!!」

「ごろじでぇえええっ!!おぉぉおおおおっ♡だずげでぇええええっ」

「イがぜでぐれぇえええっ!!あぁぁああああっ♡」

周りでは上位貴族の令息達が磔の魔法で動けない状態にされたまま仰向けに寝かされ、チンポと乳首には魔具を取り付けられていた。

魔具の中では無数の触手が蠢き、チンポと乳首に絶え間なく快感を与え続ける。

しかしどんなに快感を与えられても、額に刻まれた紋章のお陰で決してイくことはできず、延々と焦らされ続けるのだ。

定期的に天井から照らされる光を浴びると、体力や状態異常が回復してしまい、そのせいで不眠不休でこの快楽を耐え続けるしかない。

そして俺もここに連れてこられた時に、同じように額に紋章とチンポと乳首には魔具を取り付けられた。

魔具は想像を絶する程の快感を与えてくる上に、分泌する液によって身体が発情させられた。

「おぉぉおおおおおっ♡おぉおおおおおおっ♡」

決して満たされることのない快感と疼きで、数時間で俺は発狂した。

しかし光が照射されればそれすらも正常に戻され、焦らしの地獄へ戻ってきてしまうのだ。

イけない状態でおぞましい程の快楽を与えられるのは、ただの拷問でしかなかった。

どれ程の時間我慢したのだろうか。

あまりの辛さに何ヵ月もされているように感じるが、まだ3日程しか経っていないだろう。

こんな辱しめを受け、俺はもういっそ殺して欲しかった。

自ら射精を乞うような恥を晒す前に、王族として誇りを持って自害しよう。

そう決して舌を噛むも、瞬時に照らされる光によって痛みを感じる間も無く回復させられてしまい、死を選ぶことすらできない。

「んぉぁああああっ♡おぉおおおおおおっ♡」

与えられ続ける快感に耐え、ただ少しでも快感を逃がすために叫び続けることしかできなかった。


ガチッ


そんな中、部屋のドアが開く音がした。


「淫魔様ぁあああああっ!!お、俺をイがぜでぐれぇええええっ!!」

「俺を!!俺をイがぜでぐだざぃいいいっ!!」

「もう十分溜まりまじだがらぁあああっ!!」

瞬間、一斉に男達は入ってきた人物に対して叫び始めた。

入ってきたのは2人の淫魔。

嵌めているのが白い手袋と言うことは、サキュバスと呼ばれる上級の淫魔だろう。

男を挑発するような色っぽい格好に身を包んだ2人は、堂々と中へ入って来ると男達を見回しながら歩みを進める。

この淫魔達は1日1回俺達の様子を見に来る。

そして良い頃合いの男を見定め、射精させてその精液を回収して行くのだ。

射精したいが為に、淫魔達が訪れると皆一斉に乞い始める。

情けなく射精を乞う貴族達を見て無様な姿だとも思うが、俺自身もそれで射精させてくれるのなら叫びたい気持ちは山々だった。

それでもそう言わないのは、俺の王族としての最後のプライドだった。

その時、俺の隣の男の前に淫魔達が止まった。

「イ、イがぜでぐだざぃいいぃっ!!」

「これはそろそろ3日になるかしら?」

「えぇ、どうだったっけ。見てみれば良いじゃん」

男は早速泣きながら射精をねだるが、淫魔にはそんな言葉など届いていないかのように、淡々と男達の精液の貯まり具合だけをチェックしていく。

「ふぐぁああっ♡」

淫魔が男のチンポから魔具を外すと、散々快楽で焦らされ続け、鉄のように硬くなった男のチンポが勢いよく現れた。

「イギっ、イギだぃいいいいいっっ!!」

イかせて貰えるかもしれない淡い期待の中、男は必死に淫魔にすがる。

「ん~、まだダメだねぇ。全然足りないわ。この様子だとあと2日は我慢が必要かなぁ」

「そうね。全然匂いが薄いわ」

しかし淫魔は無情にもそう言い放つと、再び魔具を男のチンポへと取り付けてしまった。

「あぁぁあああっ♡なんっでっおぉおおおおおおっ♡」

再びチンポへと終わりの無い快感を与えられ、男は絶望に涙を流しながらただただ快楽に鳴いていた。

そして今度は俺の前で立ち止まる2人の淫魔。

「ふっ、ふぐぉおおっ♡んっ♡んんん"っ♡」

せめてこいつらの前でだけは、隣の男のように惨めな姿を晒すまいと必死に声を我慢する。

しかし、乳首に吸い付き、チンポの竿を這って擦り、カリ首の溝をほじり、亀頭を舐め上げてくる魔具の触手に、口を閉じても快感のあまり情けない声が漏れてしまった。

「これは…そろそろ頃合いね」

「うん、い~い匂いがしてきてる」

俺を見てそう言う淫魔達の言葉を聞き、イけることへの喜びに思わず笑顔になりそうなのを必死に我慢した。


王族として、こんな性の試練に負けて敵に尻尾を振って堪るか。


俺はその気持ちだけで媚びることを耐えた。

「なんかこいつだけ大人しいね」

「バカなプライドを守ろうとして必死なんでしょ」

「人間のくせに?意味わかんな~い」

ゾッとする程整った顔立ちの2人は、俺をバカにするように言うと、俺のチンポに取り付けられた魔具を外した。

「んんんんんんっっ♡」

抜かれる勢いでヌプッと触手がチンポを大きく擦り、強い快感が瞬間的に襲ってくる。

そしてなぜか隣の男とは違い、俺は胸に取り付けられた魔具まで外された。

「どうしてそれを外すの?」

「いや、こいつ確か人間の王子だった気がしてさぁ」

「へぇ…」

「だからちょっと苛めてあげようかなって」

「人間のくせに王子なんて…王と名乗れるのは魔王様だけだと言うのに生意気ね」

「でしょ。ちゃんと私達に泣きながら乞うことを教えとかないとさ」

「それは良いわね。躾てあげましょうか」

一時快感が止まり、見たことも無い程に硬く大きく勃起した自身のチンポが疼きに震える中、2人の淫魔は不穏な会話を繰り広げていた。

そして2人は俺を挟むように両脇へと来ると、片方の淫魔にサラリとした手袋の指先で顎を捕まれてそちらを向かされる。

どこと無く隣国の王女にも似た色気のある整った顔が目の前に現れたかと思うと、その唇が俺の唇へと触れた。

「んんんんっっ♡」

いくら整った顔とは言え、淫魔と口付けをするなど冗談じゃないと思っているのに、柔らかな唇が触れて、口内で舌をネットリと絡ませられると、疼く身体のせいか拒否ができない。

それどころか淫魔の上手すぎるキスに、背筋がゾクゾクする程感じてしまい、俺の舌はもっととせがむように自ら淫魔の長い舌を絡め取ってしまう。

そんな、思わずずっとしていたいと思ってしまう程に気持ち良いキスが暫く続いた。

「ちょっと!そろそろ代わってよね!」

その蕩けるような甘く気持ち良いキスに夢中になっていると、今度は逆の淫魔がそう言って俺の頬を白い手袋の手で触れると、無理やりそちらを向かされた。

若々を感じる活発さのある、先程とは雰囲気の違う整った顔が目の前に現れ、同じように口付けをされる。

「んぁっ、んんんんんんっっ♡」

先程とは違う、舌で口内を犯すような激しいキス。

ジュルジュルと水音を経てながら舌を吸われたり口内を舐め回されると、ただキスをしているだけなのに、こいつと性行為をしているような錯覚に陥る程いやらしく感じ、脳で直接感じてるように気持ちが良かった。

暫く口付けたあと、舌と舌が糸を引きながら口が離れていく。

その糸を舐めとるように舌で唇を舐め、俺を見下ろしてニヤリと笑う2人の淫魔と目が合うと、自分でも驚く程にその淫魔に魅入ってしまった。


なんて美しくいやらしいんだ…


俺はこの2人を、性的な対象として魅力的に感じてしまっていたのだ。

それは本能からそう感じているように、抗うことのできない衝動だった。

2人といやらしいことがしたい。

この2人に早く触れられたい。

その気持ちを抑えることができなくなったのだ。

「私達と気持ちぃことしたいでしょ?」

若く見える方の淫魔にニヤニヤと笑いながら言われ、俺は瞬時に何度も頷いてしまっていた。

「これで王子なんて情けないわね」

もう1人の淫魔に冷たく言われるが、今はそんなプライドを気にするよりも、早く2人と行為がしたいという気持ちが勝ってしまっていた。

「王子だったことなんて忘れさせてあげる」

そんな声が聞こえると、2人の顔が両側から俺の耳へと近付いてくる。

そして、片方の耳は甘噛みされながら縁を舐められ、もう片方の耳へは穴にその長い舌が入り込んで来た。

「んぉぉおおおおおおおっ♡」

耳だけだと言うのに、あまりの気持ち良さに身体がビクビク震える。

ジュルッ、ジュプッと言ういやらしい音が耳に直接響き、淫魔達の色っぽい吐息と共に脳にまで届いていく。

「あああぁあああっ♡あぁぁぁぁああっ♡」

耳をしゃぶられ、穴を舌でねっとりとほじられると、身体がゾクゾクして逃げたくなる程気持ち良かった。

そして同時に淫魔達は俺の身体にも手を這わせ始める。

「んはぁっ♡おぉぉおおっ♡んぁああっ♡」

手に張り付くようにピッチリと白い手袋を嵌めた淫魔の手が、首の両側からスルスルと身体を撫でながら下へとおりていく。

散々魔具で焦らされ発情し疼く身体を、性の対象としてあまりに魅力的な2人に触れられ、その快楽に身体が震える程感じてしまった。

そして2人の手が身体を這いながら辿り着いた先は、先程まで魔具で責められていたせいで、ピンと勃起してしまっている俺の乳首だった。

魔具に吸い責められ大きく肥大し勃起した乳首に、2人の指の腹の手袋の滑らかな生地の感触が触れた。

「んふぉおぉおおおおっっっ♡!!」

瞬間、まるで絶頂でも迎えたかのような強烈な快感が乳首から全身を駆け巡ったのだ。

「気持ちぃでしょ。んちゅっ、ほれほれ~」

「んんっ、感度は悪くないようね、じゅるっ」

「おぉぉおおおっ♡おぉぉぉおおおっっ♡」

2人は俺の耳を責めながらそう耳元で囁き、それに合わせるように乳首を指の腹でクリクリと撫で、追い打ちを掛けるように快感を与えてくる。

その度に身体が大きくビクンビクンと震え、イったかのような強烈な快感が何度も訪れた。

しかし実際には射精はしておらず、そんなに強い快感を得ていると言うのに、身体の疼きは治まるどころか増す一方だった。

そして2人はもう片方の手でも俺の身体へと触れ始める。

「んひぃぃいいっ♡」

最初に触れられたのは脇腹。

まだ手を置かれただけだと言うのに、そこからゾクゾクするような快感が流れてくる。

その手はゆっくりと身体を撫でながら下へと進み、我慢汁をダラダラと流して硬く大きく勃起した俺のチンポへと向かった。

「ほぉら、チンポ触わっちゃうぞぉ」

「魔具なんかよりも気持ち良くしてあげる」

そんな2人の言葉が耳に響くと同時に、その白い手が包むように俺のチンポを握られた。

「んはぁあっっっっっっっっっっ!!!」

魔具のせいでヌルヌルに濡れているチンポを、竿と亀頭に分けてそれぞれの手に包まれた瞬間、快感のあまり声にならない声が出た。

額の紋章で射精を禁じられていなければこれだけで射精をしていただろう。

そしてその手はゆっくりと動き始めた。


ヌチュリッ、グチュッ、ジュポッ


「おぉぉぉぉおおお"おお"っ♡おぉぉおおおお"おお"っっ♡」

ヌルヌルになった手袋の手で竿を根元から擦られ、もう一つの手でカリ首を擦りながら亀頭を搾られる。

ただ手でシゴかれているだけのはずなのに、それが異常なまでに気持ち良かった。

その上乳首も2人の手でコリコリと弾かれ、耳も舌が穴をほじり舐めてきているのだ。

「あぁ"ぁあ"ああああ"あ"あっっ♡無理ぃぃいいいいいい"いい"い"っっ♡」

人間の身体がこんなに気持ち良くなれるのかと驚くと同時に、あまりに強烈な快感に身体も精神も悲鳴を上げ始めた。

「情けない声ね。玉も撫でてもう少し快感を強くしてあげる」

「ひぎぃいっ♡ひぃぃいいいいいいいいいいっっ♡」

竿をシゴく手が玉まで延び、指先で玉の裏までくすぐるように撫でられながら、そのまま竿を擦り上げられる。

チンポの根元から快感が身体を駆け巡り、チンポだけでなく乳首や耳への快感までさらに強く感じた。

「気持ちぃでしょ。ほら、ここをグリグリしてあげると」

「んぎぃぃあああ"あ"あああっっ♡やめでぇえええええええっっ♡」

耳元でそう聞こえた瞬間、亀頭を擦っていた方の手の平を使って亀頭全体を撫で回すように動かされる。

ヌルヌルの液が手袋に染み込んでいるせいで亀頭を滑り、恐ろしい程の快感が無理やりチンポにぶつけられた。

「じぬぅぅうううううううっっ♡あぁぁああ"ああ"ああ"ああああっっ♡」

いくら叫ぼうと、2人のチンポや乳首を責める手も、耳を舐める舌も動きを緩めてはくれない。

「快感で死にかけてもすぐ回復してあげる」

「そぉそぉ。安心して気持ち良くなって良いよぉ」

「お"ぉぉおお"おおお"おおっ♡だずげでぇえええええっっ♡」

普段の射精を何倍にも強くした快感が、延々とチンポを襲い続ける。

身体を動かして快感を逃がすこともできず、ただただその信じられない程の快感を受け続けるしかない。

射精と言う終わりが無いせいで、それは信じられない程に辛い拷問となっていた。

「イギだっっいぃぃいいっ♡チンポ壊れるぅううう"う"ううっ♡イギだぃいいいいいいっっ♡」

そして俺は、ついに射精を乞う情けない声を上げてしまった。

それ程までにこの快感は辛かったのだ。

「この程度で音を上げるのね」

「まぁ人間の王子なんてこんなもんでしょ。ほぉら」

俺を嘲るような声が聞こえ、今度は亀頭を撫でていた手で俺のカリ首に指を回し、そのままカリの溝と亀頭の出っ張りを細かく擦った。

「あぁぁあああ"あ"ああっっ♡無理無理無理無理ぃぃいいい"い"いっっ♡」

クチュクチュと音を立てながら擦られ、更に暴れたくなるような辛い快感が襲ってくる。

それに合わせるように乳首を摘まんでコリコリと指の腹で扱かれ、まるで乳首が性器のように感じるようになってしまっていた。

「あなたは王子でもなんでもない、ただの家畜よ。それを認めるなら射精させてあげても良いわ」

「ほらほら、自分は家畜ですって言ってみ。そしたら死ぬほど気持ち良くイかせてあ٠げ٠る」

「おぉぉおおおおっ♡お"ぉぉおおお"おお"おっっ♡」

人間としてのプライドはある。

ここに連れて来られた時も、王族としてその誇りだけは決して捨てないと誓った。

だけど。

だけど今はもうそんなことどうでも良い。

一刻も早くこの快感の地獄から抜け出したかった。

魔具によって散々焦らされた上で耳は柔らかい舌でネットリと舐め回され、乳首は先端をクリクリ責め撫でられ、硬くいきり勃ったチンポは手袋でグチュグチュに擦られ、もう俺の身体も精神もとっくに限界を超えていた。


「俺はぁああああっ♡家畜でずぅぅううううおふぉおおっっ♡イがぜでぐだざいぃいいいいいっ♡あ"ぁぁあ"ああ"あっっ♡」


魔具で責められる無数の男達がいる中、俺は叫ぶように言った。

「良いよぉ。可愛いからごうか~く」

すると、淫魔の一人がそう言って俺の額にキスをした。

瞬間、身体は呪縛から解き放たれたようにフッと軽くなり、同時にチンポに物凄い勢いで液が上ってくる。

「あ"ぁぁあ"ああ"ああああっ♡イグイグイグイグぅぅぅううううううっっ!!」

「さっさとイきなさい」

「ほら、せーえきいっぱい出せ出せ~」

淫魔達に耳を甘噛みされながら舌を差し込まれ、乳首をキュッと摘ままれ、チンポをグチュグチュとシゴかれ、ついに俺のチンポは爆発した。

「あ"ぁぁ"ぁあ"ああ"ぁあ"あああ"あぁ"ああ"ああぁ"あああ"ああ"ああ"あっっっっ♡♡!!!!!」

異常なまでの快感に次ぐ快感の中、チンポからは濃い大量の精液が噴出した。

ビュルビュルと長く出続ける精液と、いつまでも続く強烈な快感。

「おぉぉぉおおおおおっ♡お"ぉぉおお"おお"おおおおっっ♡♡!!」

最後の言一滴まで搾り出すように、2人の手は俺のチンポをシゴき続けていた。

「ちゃんと回収しなさいよ」

「わかってるよぉ」

そんな2人の声も、続く快感の中意識の中に消えていく。


そして俺は、ここで正気を失った。


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「あぁああっ♡へへへっ、あはははっ、きもちぃいっ♡あはははっ」

「あ~あ、狂っちゃった。あんたが苛め過ぎたからでしょ」

「この程度で狂う方が悪いのよ」

吐き出した精液を一滴残らず回収された後、ルークは再び魔具を取り付けられ快楽の中泣きながら笑っていた。

「このままの方が幸せかもね」

「無理無理。正気で射精させないと精液の味落ちるし。まぁどうせすぐ回復するでしょ」

2人は鼻で笑いながら、おかしくなったルークを見ていた。

その時、天井に付けられた回復の光がルークに当たった。

「あぁぁああああっ♡もう嫌だぁああああああっっ♡」

正気に戻ってしまったルークは、地獄の中再び叫び続ける。

この快楽の地獄に終わりは無い。



END

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