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勇者が魔王に負け、世界を魔族が征服してから一か月が経った。

寿命が無いに等しい魔族達からすれば一瞬の時間だったが、人間達にとってはこの一か月は地獄のような日々だった。

人間の女は魔族の慰みものとして狂うまで犯され続けるか、魔族の媒体となる子供を生まされる人間を繁殖するためだけの器となっている。

そして人間の男はサキュバスや淫魔達のペットとして魔族に飼われる生活を送っているのだ。

魔王自身がサキュバスのため手下にも淫魔が多く、そんな淫魔達のペットと言うのはほぼ玩具に近い。


『ギャォォオオオオオオッッ!!』

雄叫びを上げながら突進をする獅子。

そしてそれに必死に避ける男達。

「んぉぉおおおおっ♡んぐぐぐぐぐぐっ!!おふぉっ♡」

「くっそっ、おぉおおっ♡きっ!!ああぁああっ♡」

「んぎぃっ!!あひあぁああっ♡んはぁあっ♡」

闘技場では1匹の魔獣と3人の人間が戦っていた。

人間にしては屈強な男達で、魔獣の突進を避けながら剣を構えて必死に魔獣へと向かっていく。

この男達3人になら問題なく倒せるレベル帯の魔獣ではあったが、男達はそれに苦戦していた。

それもそのはず、男達は大きなハンデを背負っていたのだ。

剣以外身に着けることを許されていない男達は全裸で、股間だけは何やら筒のような物に覆われていた。

この筒が男達にとっては大きなハンデなのだ。

「ぐっっ!!おふぉぉおおおおっ♡」

「も、止めっんひあぁああああっ♡」

筒の中にはびっしりと細かい触手が大量に生えており、ネトつく液体を吐きながら男達のチンポへと絡みついていた。

ヌルヌルとチンポ全体を舐めるように動き、終始男達へ快感を与え続けていたのだ。

「あぁあああっ♡イ、イグぅうううっ♡」

男の内の一人が、地面に仰向けに倒れながら絶頂を迎える。

射精したからと言って触手達は止まるはずもなく、直後のチンポをネットリと責め続けていた。

筒を必死に離そうと引っ張るが、ピッタリとチンポに張り付いた筒は微動だにせず、中では触手がうねってチンポに絡みついて離れてはくれない。

そんな男に襲い掛かろうとする魔獣を、他の二人が快感に耐えながら必死に止めていた。

「あ~あ、ほんとすぐイっちゃうんだから。帰ったらお仕置きね」

「あいつあんたのペットなの?情けなぁい。ちゃんと躾ないとダメでしょ」

「私のはまだイってないわよ。お~い!倒す前にイったら一週間くすぐり漬けにしちゃうからね!」

そんな様子を観客席で見ながら野次を飛ばす、人間達の飼い主である魔族の女達。

もう何度も同じ光景が繰り返されている。

ここでは魔族達の自慢のペットを戦わせ、その観戦をするための闘技場。

そんな人間にとっては地獄のような戦いが、この一か月毎日のように行われていた。


そしてそれはこの闘技場でだけではない。

この国のいたるところで、人間達は魔族によって玩具のように扱われていた。


「んぉぉおおおおっ♡も"っ、む"り"ぃいいいいっ!!おぉおおっっ♡」

「あらあら、主人がイく前に何回イく気?ほらっ、ちゃんと腰を振りなさいよ!」

「お"ぉ"ぉお"おお"おお"おお"おっっ♡!!」

ある者は淫魔の分泌する媚薬漬けにされ、吸い付くような性器へと挿入させられて快楽で気が狂うまで犯されていた。


「んあぁぁあ"あ"あっ♡ぐるぅぅううううっ!!イがぜでぐだざいぃいいっ!!おふお"ぉぉおおっ♡」

「ダメダメ。このまま3日は苛め抜いてあげるからねぇ」

「んひぃぃ"ぃいいい"いいいっっ♡」

そしてある者は淫紋によって射精を封じられながら、全身をヌルヌルの触手で快感を与え続けられていた。


人間にとっては地獄のような光景が広がる。

それがこの国での日常になってきた頃、その闘技場であるショーが行われることとなった。


「ほらっ、さっさと歩きなさい!!」

「くっ!!!」

素っ裸のまま闘技場の中央まで魔族に連れられてきた一人の男。

その男こそが魔王に戦いを挑み敗北した勇者であった。

恵まれた体系に若いながらに鍛えられて肉体、そして身体の内に秘めた膨大な魔力。

しかし今はその魔力は魔王によって封じられている上に、鍛えられ恵まれているとは言え所詮は人間。

武器も何もない全裸の状態では、魔王どころか下級の魔族にすら抵抗することができない。

悔しそうに顔を歪めながらも勇者はどうすこともできず、闘技場の中央に設置された簡易的なベッドへと、X字に拘束されながら寝かされてしまった。

「おーい勇者くん!!私のペットになっちゃう?狂うまで気持ち良くしてあげる。キャハハハハ!!!」

「人間にしては良い身体してるじゃない。私のここで搾り取ってあげるわよ!」

「ふふっ、流石勇者ね。魔力が豊富でおいしそう。私のところに来れば、玉がパンパンになるまで焦らしてから吸ってあげる!」

その様子は闘技場の至るところに設置された大きなモニターにも映され、観客として会場にいる女の魔族達から野次が飛んだ。

そんな中勇者を連れてきた魔族は勇者を拘束すると去ってしまい、それと入れ替えに一人の女が勇者へと近づいていく。

「クロエ様!?」

「あらクロエ様じゃない」

身体の線を強調するような色っぽい黒のドレスに身を包んだ、一見普通の人間に見えるこの女は魔王軍の幹部であった。

魔王と違い淫魔ではなく悪魔であるが、趣向としては淫魔に似通った性質も持っているクロエ。

クロエは戦闘員ではなく、魔王軍の中ではそのサディストな性格から拷問官を担っており、そんなクロエがこの場に現れればこれから勇者に行われることを想像するのは容易い。

会場にいた魔族達は、これから起こることへの期待と興奮で歓声を上げていた。



■■■■■■■■■■■■■■■■


「こんにちは勇者さん。貴方を今から拷問させて貰うわね」

魔王軍に負けた俺は闘技場の真ん中に寝かされながら、クロエと言うらしい魔王軍幹部の女にそう言われた。

「くっ…」

拷問をされることに恐怖は無かったが、ただただ悔しかった。

この一か月、俺は魔力を封じられる以外は魔王軍から何かをされたりはしなかった。

しかしその代わり、この国が魔族達にどうされているのかの映像を魔王によって毎日毎日見せられていた。

男女問わず魔族達の玩具となり壊れていく人間達を見せられ、かつての仲間までもが自分が負けたせいでそうなっていると思うと気が狂いそうだった。

魔王への憎しみは日に日に増し、魔族を滅ぼしてやりたいと思っているのに自分にはそんな力が無く、それがただただ悔しくて仕方ない。

「怖いの?」

バカにするようなその言葉が頭にきて、すぐにでもこいつをぶち殺してやりたかった。

「誰がっ…殺すなら殺せ」

しかし今の俺にはそう憎まれ口をきくことぐらいしかできない。

「ふふっ、威勢が良いわね。安心しなさい、殺しはしないわ」

口元で笑ってそう言ったクロエは、俺の身体へと手を伸ばしてくる。

「っっっ!!」

優しく俺の胸部を撫でるように触れるクロエの手。

手に嵌めた白いサラリとした手袋の感触で撫でられ、気色が悪かった。

「人間にしては良い身体ね。これからが楽しみよ」

そう言うとクロエはすぐに手を離し、自身の胸ポケットから白や黒の布のような物をいくつも取り出し、それを俺の身体の上へと落とした。

それはクロエが嵌めているようなサラリとした白手袋や、薄手の黒革の手袋など様々だった

何双かの手袋が身体に撒かれ、何をする気かと身構えていると、突如その手袋達が一人でに動き出したのだ。

「なっ!!」

その手袋達は誰かが嵌めているかのように膨らみ、それぞれが宙に浮き俺の身体を囲み始める。

本物の手のように肉厚になったその手袋達は、生きて意思を持っているかのように指を動かしていた。

「その手袋に見覚えは無いかしら」

「なんだと…」

そう言われ改めてその手袋達を見る。

「っっっ!!!」

そこで気付いた。

これはかつて勇者が関わった者たちが嵌めていた手袋に良く似ていたのだ。

サラリとした生地の手の甲に三本線のある白い手袋は、手首のボタンの装飾が俺に良くしてくれた城のメイド長が嵌めていた物に似ており、黒革の手袋は勇者のパーティにいた盗賊職の女が嵌めていた物に似ていた。

それ以外にもいくつも浮いた手袋達は、それぞれ勇者が好意にしていた女達が身に着けていたのを見たことがあるものばかりだった。

「まさか…!!」

「ふふっ、ちゃんとそいつらの手を再現してあげたのよ。かつての仲間たちの物で苦しむ姿を見るのも一興だと思ってね」

この一週間見せられ続けられていた情景の中に、この手袋の持ち主達が魔族のペットとして凌辱される姿があった。

皆一様に全裸だったため、恐らく本当にこの手袋は本人達の物なのだろう。

「クソがっ…!!!どこまで俺を侮辱する気だ!!」

これから何をする気かは分からないが、この仲間たちの手を再現している手袋達で俺を苦しめて楽しむ気なのだろう。

仲間たちの思いの籠った物を使われることに、俺は今まで以上の怒りにかられた。

「気に入ったようね」

そんな怒る俺の姿を見て、クロエは機嫌良さそうに笑う。

挑発に乗ったら負けだと分かっているのに、俺は自分を抑えることができなかった。

「皆の者!!ここに愚かにも魔王様に逆らった勇者がいる。こいつはかつての仲間をお前らに凌辱され怒りに満ち溢れているようだ!!」

クロエが会場に向かって言うと、魔族達は一斉に声を上げて盛り上がる。

「今ここに浮いているのは、かつてのこいつの仲間達の物だ。今から怒り狂うこいつをこれで楽しませてやろうと思う!!」

その言葉に再び歓声に包まれる会場。

その中で俺だけは、『楽しませる』と言う言葉に嫌な気配を感じていた。

「さぁ勇者さん。お楽しみの時間よ」

クロエがそう言って手を下へ振るように動かす。

すると、宙に浮いていた仲間達の手袋が一斉に俺の身体へと触れてきたのだ。

「んなっ!!!」

突然のことにその手を避けるため身体を捩ろうとするが拘束のせいで上手くいかず、複数の手袋達が身体中に張り付かれてしまう。

触れられて驚いたのはその手袋に無機質さは無く、本当に誰かが嵌めているような弾力と質感で、実際に人の手に触れられているように感じた。

「なっ、何をっ」

そして次に驚いたのは、その手袋達が俺の身体にし始めたことだ。

その手達は俺に危害を加える様子は無く、俺の身体の至るところをその掌で撫で始めたのだ。

さらりとした白い手袋が俺の右胸部を揉むように撫で、もう片方を同じように黒革の手袋が撫でる。

そして腹部にはまた別の手袋が張り付きマッサージでもするように擦り、そして下は太もも、脹ら脛、足裏、上は腕や首まで、各々の手袋達が撫でていった。

「んっ…どういうつもりだ」

仲間の手袋達を使って、ただ身体中を揉み撫でるだけの訳も無いだろうと、俺はクロエを睨み付けた。

「ふふっ」

しかしクロエは俺の質問には答えず、嘲笑するように笑うだけだった。

身体中を優しく、時に圧を掛けて撫で揉まれ、自分の意思とは関係無く身体のコリが解れて力が抜け始める。

そして同時に血流が良くなってきたからか段々と身体が暖かくなってきた。

「んっ…チッ…」

仲間達の手袋にただ撫でられるだけを続けられ、訳が分からなくて苛々する。

いっそ俺を仲間達の思いの籠る品でいたぶると言うなら理解できるが、これだけで終わる訳がないと意図が不明な分不安になっていく。

そんな時だ。

「んぁあっ!!」

突如身体に快感が走り、思わずビクリと震えてしまった。

俺の胸部を撫でていた白手袋が、指先でチョンと乳首の先端を弾いたのだ。

一度弾いたかと思うと、また何事も無かったかのように揉むだけの動きへと戻る。

「んぉおっ!!」

そして再び乳首へと甘い快感が与えられる。

今度はもう片方の乳首を、黒革の手袋が指先で一瞬摘まんだのだ。

なぜ乳首でここまで感じるのかは分からないが、その快感は確かに性的なものだった。

「ふふっ、感じてるようだけど、勇者は乳首をされるのが好きなのかしら」

「誰がんぁあっ!!」

馬鹿にするように言うクロエに言い返そうとしたが、今度は両方の乳首を同時に指の腹で撫でられ、思わず漏れた声で言葉が続かなかった。

そしてそれを皮切りに、乳首だけでなく他の手袋達まで俺の身体へと快楽を与え始めたのだ。

太ももを撫でる茶色の革手袋は付け根の際どい部分を両側から指で撫で、腹を撫でていた乳首を撫でる手袋の対の手袋達は、指を立てながら絶妙な力加減でゆっくりとなぞってくる。

乳首のように明確な快感では無いものの、ゾクゾクするような感覚に身体が震えた。

「んんっ、くっ、やめっ、んぉっ」

身体を揺らしてその手袋達を退けようとするが、拘束のせいでほとんど動かすことはできず、手袋達にされるがままになってしまう。

「んひっ、なっ、くそっ、んんっ」

手袋達の手つきは更にいやらしいものへとなっていき、首を撫でていた王子の白手袋は優しくこちょこちょと動き始め、ゾクゾクするようなくすぐったさが襲ってきた。

「そろそろかしら…」

ビクリビクリと身体を震わせながらその手袋達の責めに耐えていると、横からクロエのそんな声が聞こえた。

クロエはそのまま俺の腹の上に手を翳すと、一瞬光を俺の腹へと放った。

「んぁっ!!」

すると腹には何やら紋章が浮かび上がり、全身に鳥肌が立った。

そしてその瞬間、俺の身体を一気に快感が駆け巡ったのだ。

いや違う。

新たに与えられた訳ではなく、身体を襲う手袋達の刺激が一斉に快感へと変わったのだ。

「んぁあっ、なっにをっした!!んぉおおっ」

白手袋と革手袋、それぞれ違う質感をより敏感に感じるようになり、乳首をそれで弄られるとどうしようもない程に気持ちが良い。

そしてそれだけではなく、首も腕の間接も、腹も太ももや足裏までも、先程とは比べ物にならない程に感じるようになってしまっていた。

「あなたの身体を発情させてあげただけよ。仲間達のもので身体を慰められる気分はどう?」

「くっそっ、んぁあっ!がっ、ひぁあっ」

意地の悪い笑みを浮かべて言うクロエを睨み返すが、与えられる快感のせいでそれも上手くいかない。

魔族の見せ物にさせられながら、仲間達の思いの籠る品でこんなことをされるのは屈辱以外の何物でもなかった。

只でさえ悔しさで狂いそうだと言うのに、こいつらの思い通りになって堪るかと、身体に力を入れて手袋達の責めに耐えようとする。

「くっ、んぁあっ、ちっ、あぁあっ、やめっんぉおおっ」

しかし両方の乳首を白手袋と革手袋に摘ままれ、そのままコリコリと撫でられると、声を抑えられない程に気持ちが良かった。

そしてそれに反応するようにチンポには熱が集まり始め、感情とは裏腹に徐々に勃起し始めてしまう。

「勃起してきたようだけど、勇者は見られながらされるのが好きなのかしら。それとも…仲間の中に好きな女でもいたの?」

「てめぇっ!!んぁああっ、くっそっ、おぉおおっ」

更に侮辱するような言葉に怒りが溢れてくるが、手袋達が与えてくる快感のせいで勃ち上がっていくチンポの勢いは止まらなかった。

「ほら追加よ。可愛がって貰いなさい」

そんな俺を見ながらクロエが新たに2双の手袋を追加してくる。

「んなっ!!」

それは俺のパーティメンバーの中でも俺に忠誠を誓って最後まで一緒に戦ってくれた、神官であるマリアの滑らかなロングの白手袋と、元々暗殺者であるミラが手にピッチリと嵌めていた黒革の手袋だった。

各々の手袋の裾にはメンバーである証の紋章が入っており、本人達のものであることは間違いない。

「この2人は淫魔の男共にすごく人気があるのよ。快感で気が狂う度に治されて、毎日あいつらの相手を頑張ってるみたいね」

「クソっがっ!!んぉおっ、ころっあぁあっすっ!!ひぁああっ」

こんな拘束が無ければ、直ぐにでもこいつをぶん殴って殺してやりたかった。

しかし無情にも2人の手袋も同様に操られ、俺の身体へと近付いてくる。

そしてその手袋達が向かった先は、完全に勃起してしまった俺のチンポだった。

「んぉぉおおおおおおっ♡」

2人の手袋が玉から亀頭の先までを覆うように包み込み、そのあまりの快感に情けない声が溢れてしまう。

これまで女を抱いたことが無い訳ではないが、触れられただけでここまで感じることはなかった。

その手袋達はチンポにしっかりと指を絡ませるように握ると、そのままゆっくりと上下に擦り上げ始める。

「あぁぁああっ♡やめっ、おぉおおっ♡」

白手袋のほんのりザラつく布地の感触と、革手袋のツルりとした滑らかな感触。

それにチンポをスリスリと擦り上げられると、思わず腰を引きたくなる程に気持ちが良かった。

「んぁあああっ♡くっ、おぉおぉぉっ♡」

「情けない姿ね。あんなに意気込んで魔王様に挑んだと言うのに、今ではこうやって快楽に勝てず喘ぐなんて」

「くっそっおぉおおおっ♡んぁあああっ♡」

仲間や国の人間をあんな目に合わせている奴らに、自分も責められ情けなく感じてしまっていることが悔しかった。

その悔しさで少しでも快感を忘れようとするが、チンポだけでなく乳首を指の腹でそれぞれシゴかれ、太ももや足裏までも性感帯のように感じてしまい、誤魔化せるようなレベルの快感ではない。

そんなことをされれば当然身体は射精しようとチンポへ熱を集め始める。

根元に液体が溜まり始め、手袋達がカリ首を擦りながらチンポをシゴき上げる度に、快感と共にその液が少しずつ上ってくるのを感じた。

「んんんんっ♡んぎぎぎっ!!んはぁあああっ♡」

射精して堪るかと必死にそれを耐えようとするが、乳首を白手袋と革手袋で同時にコリコリと指先で転がされながら、チンポを手袋に覆われながら擦られると、どうしようもない程に気持ち良くて射精してしまいたくなる。

しかしこんな悪魔の策略に乗せられ、仲間達の手袋で射精して仲間を貶めるようなことは絶対にする訳にいかない。

「んぎぃいいいいっ!!おふぉおおっ♡くっ、んぁああああっ♡」

力を抜かせようと足裏や腹、膝や肘の間接部分を優しくくすぐられた。

くすぐったさと快感の混ざるその刺激によって、乳首とチンポが更に快感を得るようになっていく。

「んひぃいいっ♡んぐっっ!!おぉぉおおおっ♡」

チンポからは我慢汁が出始め、手袋に僅かなヌルつきも追加されて更に気持ち良くなっていく。

全身を快楽で襲う仲間達の手袋。

その感触を身体が感じる度に優しげに笑う仲間達の顔が浮かぶようになり、このまま射精しても許してくれるのではと甘えそうになった。

しかし仲間がもし許してくれても、俺の勇者としての誇りやプライドが許さない。

「んぁぁああああっ♡んぎぃいいいっ!!」

首を撫で、足指をシゴき、乳首を摘まんで擦り、敏感な身体を撫で回し、そしてチンポを覆いながら擦り上げて快感だけを与えてくる手袋達。

油断したらすぐにでも射精してしまいそうになる程に気持ち良いが、俺はそれに歯を食い縛って耐えた。

「人間にしてはまぁ耐えた方かしら。これで終わりよ」

そんな俺を見て嘲笑うように、クロエは俺のチンポの上に手を翳すと、今度はその手からドロッとした液体がチンポへと降り掛かった。

その液体はネットリとして温かく、チンポを覆う手袋達に絡まっていく。

そして今度はそのヌルヌルになった手袋達によって、俺のチンポはシゴかれ始めたのだ。

「んぉぉおおおっ♡おおおおおおおおおっ♡」

先程よりも何倍も強い快感がチンポを襲う。

白手袋は布地の感触を残しながらなめらかになり、革手袋は更に滑りを増してチンポを擦り上げていく。

「んひぃあああああっ♡おふぉおおおおおこっ♡」

ヌチュヌチュといやらしい水音を経てながら、指をチンポに絡めて根元からカリ首を擦りながら先端までをシゴかれると、液体の温かさも相まってチンポが蕩けそうになる程に気持ち良かった。

「おぉぉおおおおっ♡やめろほぉおおおっ♡んあぁあああっ♡」

「ふふっ、みっとも無い顔で喘いじゃって。さっさと射精しなさい」

もう射精を我慢できるような快感ではなかった。

ヌチュッヌチュッとチンポは搾られるようにシゴかれ、それに合わせて乳首までシコシコと擦り上げられる。

精液は確実にチンポを上って来ており、気持ち良さのあまり自分の意思では止めることなんてできない。

「んふぉおおおおっ♡嫌だぁああっ♡あぁあああああっっ♡」

射精したくないと首を振って抵抗してみるが、玉をくすぐられながらカリ首や裏筋をそのヌルヌルの手袋でシゴき上げられると、あまりの快感の強さにチンポは射精しようと震え始めてしまう。

「んぁああああっ♡おぉおおおおおおっ♡」

無情に全身を襲う手袋達は休むことなく俺へ快感を与え続け、チンポをシゴく手袋達の動きが細かく早くなった。


みんなすまんっ!!!!


気持ち良さに我慢の限界を迎え、心の中で仲間達に謝罪をした瞬間。


「んぁあああああ"あああ"ああ"ああああっっ!!!♡♡」


頭が真っ白になる爆発のような快感と共に、俺はチンポから精液を吹き出した。

「おぉおぉおおおおっ♡お"ぉおお"おお"おおっ♡」

ビュルビュルと精液が吐き出される度に、今まで感じたこのない快感の大波が押し寄せてきた。

「あはははっ!!勇者が情けなく射精したわよ!!」

「すごい魔力の匂いね!!たまんないわぁ!!」

「おい勇者!!これが終わったら私のとこで毎日射精させてやるからな!!」

「ばぁか、あれはどう見てもクロエ様のものでしょ」

射精した俺に魔族達から嘲笑や侮辱の言葉が飛んでくる。

「はぁっ、はぁっ♡はぁっ、はぁっ♡」

しかし今はそんな言葉など耳に入らないくらいに、強すぎる快感の余韻で息を整えるのに精一杯だった。

俺が射精すると手袋達を動きを止め、俺の身体から離れていく。

悔しさや屈辱、怒りで気が狂いそうだったが、ほんの少しだけ終わったことにホッとした。


さっさと殺してくれ…


こんな醜態を晒した今、もうこんなところで生きていたくなかった。


「さて、準備は整ったわね」


しかしそんな俺にクロエが言った言葉は、俺を更に絶望へと陥れるものだった。

「私が貴方を気持ち良くしてあげるだけで終わる訳が無いでしょ」

「はぁっ、はぁっ、なっにをっ、はぁっ」

未だ続く余韻の中クロエの方を見ると、クロエはこれまでに無い程の笑みを浮かべていた。

「ここからが本番よ」

クロエはそう言ってニヤリと歯を見せて笑うと、手をサッと上から下へと振った。

「んぁああっ!!!」

すると再び手袋達が俺の身体へと触れ、射精直後で敏感になっているせいで思わず声が出てしまう。

先程と違うのは、どの手袋達も指を立てながら身体へと触れ、腋下や脇腹にまで手袋が位置取っているということ。

これからされることを察し、頭の中で警鐘が鳴る。

「や、やめっ」

「楽しませてね」

クロエがそう言った瞬間、俺の身体へと触れた手袋達は、一斉に俺の身体をくすぐり始めたのだ。

「んあっはっはっはっはっはっ!!!んひぃっはははははははははははっっ!!!」

首、腋、脇腹、太腿、足裏に指を立てた手袋達が、わしゃわしゃと細かく動いて指の腹で肌を撫でられる。

あまりのくすぐったさに暴れて手袋達から逃れようとするが、僅かに身体が揺れるだけでくすぐられる箇所をズラすことすらできない。

「んひーっはっはっはっはっはっ!!!やめろぉぉおおっひゃはははははははははははっっ!!!」

右腋は白手袋の僅かなザラつきのある指が腋を強すぎない力でほじるように掻かれ、左腋は黒革の手袋のスベスベの指先で溝を滑らせるようにくすぐられる。

それぞれの腋に両手の手袋が張り付いているせいで腋の広い範囲をくすぐられ、あまりのくすぐったさに必死に腋を閉じようとするが当然腕が動くはずもなく、手をグッと閉じるぐらいしかできなかった。

「あひゃひははははははははっ!!んがぁっはっはっはっはっはっはっ!!!」

「ふふっ、良い声で笑うじゃない。屈辱に塗れながら快楽に鳴く姿も悪くないけど、私はこっちの方が好みよ」

笑い狂う俺を見下ろしながらクロエが言うが、そんなことどうでもよくなる程にくすぐったかった。

「あぁああああっ!!んぎぃいいいっひっひひひっ!!んがぁああっっはっはっはっはっはっはっ!!」

脇腹は両側から白手袋がモミモミと揉むようにしてくすぐってきたかと思うと、次の瞬間には人差し指でカリカリとくすぐってくる。

そしてまた別の革の手袋は、左右の腰骨をコチョコチョと素早く擦り上げてきたりと、それぞれが別々の動きをしながら俺を責め立ててきた。

それに合わせて首にも冒険者用の茶色い革手袋の指が立てられ、首筋をなぞるようにして触られたかと思うと、耳の穴までほじるようにくすぐってくる。

全身を襲う耐え難いくすぐったさのせいで、俺の全身から汗が吹き出してきていた。

「んぁあ"あ"っはっはっはっはっはっ!!んぐぅあっっ!!あひゃひははははははははははははっっ!!」

「快感の後のくすぐりどうかしら。魔王様に逆らったことを笑いながら後悔するのね」

くすぐりに笑い苦しむ俺に、無情に言い放つクロエ。

ここまでのくすぐったさを経験したことなんてあるはずもなく、ただ逃れたい一心で上下に身体を揺らして暴れた。

「あぁあっはっはっはっはっ!!んひぃいいっひっひひっ!!も、もうやめぇえへっはひゃひははははははははh!!」

「あらあら、何を言いたいのか全く分からないわね」

しかしそんな動きで手袋達を掃えるはずもなく、気が狂いそうな程の怒涛のくすぐりに耐え続けるしかない。

くすぐられているのは上半身だけではない。

右の足裏には白いスベスベの手袋、そして左には黒革の手袋が陣取り、踵から足の腹、土踏まずまでを指の先で丹念にくすぐられていた。

それだけではなく、足の指の間を無理矢理こじ開けられて股へと一本一本指を差し込まれ、そのままクニクニと指でほじりくすぐられる。

「んあぁあっはっはっはっ!!じぬぅぅううううっ!!ぎゃひはあぁあっはっはっはっはっはっはっ!!」

「勇者のくせにくすぐられるだけで死んじゃうの?情けないわね。ふふっ」

本当に死ぬほどくすぐったいと言うのに、俺の身体は普通の人間より頑丈なせいでそれに耐えられてしまう。

その分長くこのくすぐりが続く自分の身体を呪った。

先程まで快感を得ていた乳首も、射精直後のせいで今ではただただくすぐったい箇所へとなり果てている。

先端をサワサワと五本の指先で優しく触れるようにくすぐられ、そのくすぐったさに乳首が勃起してしまってくすぐりやすくなってしまい、手袋達の恰好の餌食となっていた。

「あがぁあっひゃひゃひゃひゃひゃ!!たすげっんひゃあぁあっはっはっはっはっはっはっ!!」

「助けに来る仲間なんていないでしょ。その手袋の持ち主達は全員玩具になっちゃってるんだから」

そう言って楽しげに笑うクロエの声を聞きながら、俺はひたすら笑い声を上げ続けた。

そして最も辛いのはチンポへのくすぐりだった。

乳首同様射精直後のせいで快感ではなく、猛烈なくすぐったさだけを感じるように成り果てたチンポ。

そこに白と黒の手袋が左右それぞれ張り付き、白手袋は亀頭を包み込むように、黒革は竿全体を擦り上げるようにくすぐっていた。

「んひゃぁあああっ!!あひゃははっはっはっ!!んふぁひははははっ!!」

射精前なら快感を得るはずのそこへのくすぐりも、今では耐えがたい程のくすぐったさだけが襲ってくる。

耳も首も腋も脇腹も乳首も太腿も足裏もチンポも、全身を手袋達によって絶え間なくくすぐられ、地獄のようなくすぐったさで気が狂いそうだった。

「あひゃひははははははっ!!やめでぇええっっんひーっはっはっはっはっはっ!!!」

「あぁ…良い声ね。そうだ良いことを思いついた。あなたの知り合いを全員ここに並べて、闘技場にいる全員でくすぐってあげるっていうのはどうかしら」

「んひひゃははははははっ!!くぞぉおおっほっはひゃはひはははははっっ!!」

悍ましい提案をするクロエの言葉に思わず耳を疑うが、今はただただこのくすぐったさから逃れたい一心で叫び続けた。

「ぎゃひひゃひゃひゃひゃひゃ!!んあぁああぁあっっ!!」


そんな時だ。


ほんの僅かだが乳首とチンポに一瞬気持ち良さを感じた。

それは普通の状態なら感じれるはずのない小さいものだったが、今はクロエに腹に発情の紋章を付けられているせいで、その快感を僅かだが感じることができたのだ。

猛烈なくすぐったさから少しでも状況を変えるために、俺はその小さな快感に集中した。

「あひゃひははははははっ!!んほーっはっはっはっはっ!!んぁっ」

するとどうだろう。

あんなにくすぐったかった乳首へのくすぐりになんだか身体がゾクゾクし始め、チンポが僅かだが快感にヒクりと動いたのだ。


くすぐったいよりも気持ち良くなりたい。


俺は手袋達に与えられた快感を思い出しながら、チンポに力を入れて手袋のくすぐりを自分の良いところになんとか当てようとする。

「んひゃひははははははっ!!おぉっ♡あっはっはっはっはっはっ!!」

一瞬チンポに快感が訪れ、喜びのあまり声が漏れた。


このまま…


しかしそれをクロエが見逃すはずが無かった。

「ちょっと、誰が気持ち良くなって良いなんて言ったかしら」

怒ったような声でクロエは言うと、俺の腹へと手を翳して再び光を放った。

その瞬間俺の腹からは発情の紋章は消え、乳首とチンポはまた快感ではなくくすぐったさだけを感じるだけになってしまったのだ。

「あひゃひははははははははっ!!!!んひーっひゃひははははははははっっ!!」

「お仕置きよ」


バシャッ


そしてクロエは前にチンポに垂らした液体を俺の全身に掛けた。

ヌルヌルの液体で全身が濡れ、それによって滑りを増した手袋達。

それが一斉に身体中を這いくすぐり回り、先ほどよりも辛くキツイくすぐったさとなって襲ってきたのだ。

「あぁあっひゃひゃひゃひゃひゃ!!ゆるじでぇえっひゃっはっはっあぁぁあああ!!んぁあっはっはっはっはっはっ!!」

「ふふっ、快感なんて与えてあげないわよ。あなたはただ笑っていれば良いの」

ヌルつく液体で滑る手袋達は指先の動きを更に激しいものへと変え、全身を動き回りながらくすぐり続けた。


こちょこちょこちょこちょこちょ

「ひゃひはははははははっ!!!んひーはっはっはっはっはっ!!!」

手袋達が首と脇腹で円を描くようにくすぐり回す。



ほじほじクリクリこちょこちょ

「おふぉおおっひゃひはははははははっ!!じぬぅううっははははははははっ!!」

そして腋をほじり掻きながら乳首もシゴきくすぐられる。



コリコリこちょこちょこちょこちょこちょ

「んがぁっはっはっはっはっはっはっ!!ひぎぃいはははははははははっ!!」

足指の股全てに指を突っ込まれてほじられ、足裏にもいくつもの指が立てられそれが駆けずり回る。



くちゅくちゅこちょこちょこちょこちょこちょ

「ひゃひはははははははっ!!んほぉおっはははははははははっ!!」

あんなに気持ち良かったチンポも、いくつもの手袋達の指に囲まれてくすぐられてただただくすぐったさだけを与えられた。



「あはははっ!!無様な姿ね!!5秒でも笑わなかったら止めてあげても良いわよ」

「んひははははははははっ!!むりぃい"いいっんひゃひははははははははっ!!」

休む間もなくくすぐられ続け、俺はただただ笑い悶え苦しむことしかできなかった。


もうどのぐらいくすぐられていたか分からない。

いくら丈夫な身体とは言え、俺の体力はもう限界に達していた。

「あひゃひははははははははっ!!んひーっははははははっ!!」

それなのに手袋達は動きを弱めてはくれず、くすぐったい場所を余すとこなくくすぐり続ける。

笑い過ぎて酸素が足りなくなってきた俺は、地獄のようなくすぐったさの中、段々と意識が遠くなっていくのを感じた。


あぁ…やっと気を失える…


このくすぐったさから解放されると思うと、遠くなる意識の中喜びを感じた。


そして俺はついに意識を失った。




「んあぁあああっっ!!!」

しかしそれは電撃のせいで一瞬で覚醒させられてしまった。

電撃によって一瞬筋肉を痙攣させられ、強制的に意識を戻されたのだ。

「意識を失っても無駄よ」

「あひゃひははははははははっ!!!!だずげでぇえええっんひははははははははっ!!」

再び戻ってきてしまった手袋達によるくすぐりの地獄。

もういっそ痛みを与えられた方がましとすら思えた。

「あなたの体力を継続で回復させる魔法を掛けたわ。あとは…ほら」

クロエはそう言って俺の顔に手のひらを向けると、何かを俺の口へと飛ばしてくる。

それは口から体内へと入りこみ、その瞬間目が覚めたように頭がスッとした。

「直接あなたの体内に空気を送ってあげたわ。これなら気を失えないでしょ」

「あひゃひはははははははははっ!!!んひぃっはっはっはっはっはっ!!!!」

これで俺は覚醒した意識の中、意識も失えずくすぐられ続けるしかなくなってしまったのだ。

「けどあなたの笑い声は気に入ったわ。特別に私自らもくすぐってあげる」

そう言いながら俺の身体へと手を伸ばしてくるクロエ。

そしてその白い手袋の手が俺の身体へと触れた。

「んひーっははははははっ!!ごろじでぇえええっっ!!!ぎゃひははははははははははっ!!」

「ふふっ、魔王様に頼んで私のくすぐりペットにでもしようかしら」

そう言いながら俺をくすぐるクロエの笑顔は、思わず恐怖を感じる程の笑顔だった。


このくすぐり地獄は、誰かが魔王を倒すまで続く。



END

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