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この世界は18禁のエロゲーの中の世界。

現世で死んだ俺は、生前からやり込んでいたこのゲームの中の主人公に転生したのだ。

常日頃からエロに溢れた世界に生きたいと妄想してそのゲームを楽しんでいたので、正直このゲームに転生したことは俺にとってはかなりのご褒美だ。


『平民だった主人公(俺)は、ある日魔力があることが判明する。

その魔力の量が膨大で、平民だった主人公は国の守護者として王家に引き取られ、王国内の陰謀に巻き込まれていく…』


というストーリーのこのゲームの攻略対象は5人。

第一王女、魔法の師匠、公爵令嬢、修道女、幼馴染だが、皆驚く程に美人で性格も良い女達である。

そりゃゲームなのだから当然だけど、初めてこの世界で本物と顔を合わせた時、あまりの美少女っぷりに硬直してしまったほどだ。

その女達は各ルートで窮地に立たされる主人公の味方になり、困難を一緒に乗り越え、最終的には結ばれるのだ。

特に物珍しいストーリーではないものの、18禁要素が想像以上に濃く、ルートごとにこれでもかとエロシーンが存在する。

俺はそこが気に入って何度も繰り返しプレイをしては、好みのエロシーンで自分を慰めたりしていた。

そして、このゲームでの俺の推しは…


「ふふふっ、どう?苦しいでしょう」

俺は今、ラフな格好のまま第二王女の部屋でベッドに寝かされ、上に乗られていた。

媚薬を飲まされている俺は、熱い息と疼く身体のせいで力が入らず、ただされるがままになるしかない。


これは第一王女とのルートのワンシーンだ。

第一王子のリーゼと第二王子フィーネは腹違いの姉妹で仲が悪かった。

リーゼ陣営の汚い戦略により幼い頃に母親を亡くしたフィーネは、主人公と共にリーゼの陰謀を打ち破り女王になる道を切り開いていくのだ。

フィーネと違ってリーゼは幼い頃から周りの大人達から次期女王として手厚く育てられている。

そのせいで我儘な上に、なんでも自分の思い通りになると信じているのだ。

自分勝手なので直ぐに癇癪を起こし、幼い頃から第二王女ながら立場の弱いフィーネを苛めていた。

そしてリーゼにはエロゲーの悪役ならではのある秘密がある。

かなりSっ気が強く、自分が良いと思った男は片っ端から性玩具として弄ぶ癖があるのだ。

つまり女王様属性のドSと言う訳だ。

まぁそれは一部の人間しか知らない秘密で、表向きは普通の王女として振舞っているのだが…

そして今は少しずつ力を付けてきたフィーネを面白くないと思っており、なんとかフィーネを傷つけてやりたいと、フィーネが好意を持っている俺に目をつけた。

そして今、なんとか自分のものにしてやろうと画策した結果、俺を誘拐した上で媚薬を飲ませて無理やり既成事実を作ろうとしていた。


今俺に覆いかぶさっているリーゼは、フィーネのものを奪うことができるという高揚と、主人公補正で漏れなくリーゼ好みである美形の俺が媚薬で疼く姿に興奮し、歪んだ笑顔で俺を見下ろしている。

そんなリーゼを見て、俺は媚薬云々関係なくめちゃくちゃ興奮していた。


そう。俺の推しはこの性悪淫乱王女のリーゼなのだ。

推しと言うか、性癖と言うか…

勿論リーゼは攻略対象ではなく、フィーネや他の攻略対象と結ばれるための当て馬に過ぎない。

だけど俺はこの子がずっと好きで好きで仕方なかったのだ。

攻略対象ではないリーゼだが、さすがエロ要因と言うべきか対象である5人と比べても顔の良さは遜色ない。

少し目が切れ長のため性格の悪そうな顔にはなっているが、俺はそんなSっ気を感じる顔に惹かれてしまっていた。

そして何が良いかって、それはリーゼの人間臭さだ。

攻略対象達は聖人かって程にちゃんとしており、性格が真っすぐな女達ばかりの中、敵役であるリーゼは性格が悪く欲望に素直だった。

初めて主人公である俺を見た時、リーゼは膨大な魔力を持つ上に顔の良い俺に下心ありありの誘うような目線を送ってきたのだ。

それが堪らなくゾクゾクした。

現世では目立つ方ではなかった俺は、女性からそんなギラついた欲望の目で見られることなんて無かった。

だからゲームをしている時、このリーゼのような女に惹かれてしまったのだ。

あのゲームにはフィーネルートではバッドエンドでこのリーゼとのエロシーンが2回存在する。

リーゼは自分になびかない主人公を快楽で支配しようと考え、媚薬を使った上で自分を求めさせようとする今回のシーン。

そして本当にバッドエンドまで行ってしまった場合の、リーゼに飼われ調教されるシーン。

どちらも最高に俺の性癖を突くシーンで、何度お世話になったか分からない程にエロかった。


「はぁっ…はぁっ…」

媚薬は俺の身体を犯し、服が擦れる僅かな刺激すら感じてしまう程に敏感になっている。

画面上で見たあのシーンを、今は俺が体験しているのだ。


最高…!!!


「どう?私としたくなってきたでしょ」

リーゼは肘までの白い手袋を嵌めた手で俺の頬を撫で、その手を徐々に下へと下ろしていく。

滑らかな材質の手袋が興奮したリーゼの手汗でしっとりとし、それが触れているだけで全身がゾクゾクした。

この手袋もまた、リーゼが俺の性癖を抉ってくる理由だった。

ゲームの時代背景上、男女問わず貴族や王族は皆手袋を嵌めるのが身だしなみになっている。

勿論リーゼ以外のキャラクター達も白や黒の手袋を嵌めているのだが、残念ながら皆エロシーンになると外してしまうのだ。

しかしこのリーゼだけは主人公をものとして扱っている節があるため、こうゆう時でも決して手袋は外さなかった。

手袋が好きな俺としては、本当にありがたい存在だったのだ。

そしてここは、ゲームでは選択肢があるシーンだ。


・魔力を発動させる

・なんとか振りほどいて逃げる


『魔力を発動させる』だとリーゼとのエロシーンは無く、第二王女のフィーネと側近達が間一髪で助けに入ってくるため、ベストエンドへ行くには必須の選択となる。

しかし『振りほどいて逃げる』だと、結局リーゼから逃げることはできず、そのままエロシーンへと入れるのだ。

『振りほどいて逃げる』を選んだからと言ってバッドエンドが確定する訳ではなく、後の選択肢次第ではグッドエンドにいくことができる。

魔力を発動させるなんて以ての外だが、振りほどいて逃げるのもゲームと違って万が一本当に逃げられてしまったらいたたまれないので、俺はゲームとは違う選択をすることにした。

「はぁっ、はぁっ…くっ…」

俺は正面を向いていた顔を横に向け、逃げる訳ではないが大人しく従う気は無いと態度で示した。

「ふふっ、強情ね…その強がりがいつまでもつかしら」

そう言うリーゼの声はニヤついていた。


よしっ!!良い感じだ!!


Sっ気のあるリーゼなら、すぐに従うよりも少し抵抗するぐらいの方が喜ぶだろうと思ったら、案の定興奮しているようだ。

その証拠に、顔は上気したように赤くなり僅かに息が荒くなっていた。


なんと言うか、こんなに可愛い子が俺に興奮して迫ってくる様子と言うのは本当に堪んねぇな。


実際媚薬で疼いている上に前世からずっと好きだったリーゼに迫られ、自分でも驚く程程興奮してしまっていた。

リーゼの白い手袋の手は首を這い、そのまま俺の鍛えられた胸へと迫っていく。

身体に羽織っているだけのような薄手の服のため、その手を差し込まれて簡単に開けてしまう。

「んんっ…や、やめろっ…誰かっ」

誰も来ないのを分かった上で取り敢えずその場の雰囲気を盛り上げるため嫌がるふりをしてみる。

「あははっ!無駄よ。誰も助けになんか来ないわ。私がたっぷり良くしてあ・げ・る」

そう言いながら俺の両胸に手を当てて撫で始めるリーゼ。

「あぁぁああっっ!なっ」

既に勃起してしまっている両方の乳首を撫でられながら平部分で擦られ、その滑らかな手袋の感触が快感となって襲ってきた。

リーゼの撫で方が上手いのか媚薬の効果かはわからないが、まだ全体を撫でられているだけだと言うのにゾクゾクする程気持ち良い。

「んぁっ、あぁあっ、やめっ」

ワシワシと平で乳首を転がすように揉まれ、その気持ち良さから自然と声が漏れた。

「ふふ、感じちゃった?こんなにビンビンになってる」

リーゼはそう言って俺の両方の乳首をキュッと摘まんだ。

「あぁぁあああああっっ♡」

強い快感に身体がビクンビクンと跳ねてしまう。

サテンのようなサラリとした感触の手袋の指は、そのままグリグリと乳首を苛めるように指の腹で擦り上げた。

「んんぁあっ♡やめろぉおおっ♡」


き、気持ち良ぃいいいいっっ!!♡


ニヤニヤと興奮したように笑うリーゼを見ながら、媚薬で敏感にされた乳首を弄られ、嘘だと思うかもしれないが興奮と快感で乳首だけでもイきそうになってしまう。

「こんなに気持ち良さそうにしてるのにやめろはないでしょ。もっと気持ち良くしてあげる」

そう言ってリーゼは舌を出しながら口を俺の胸へと近づけてきた。


ぴちゃっ


「はぁぁあああああっ♡」


勃起した俺の乳首はリーゼの口へと含まれ、そのまま舌でねっとりと舐めまわされる。

「こんなに乳首硬くにしちゃって、やらしぃ」

ざらつきを感じるヌルヌルの舌は快感が強く、ゆっくりと乳首全体を舐め上げられながらもう片方の乳首は指先でコリコリと弾かれると、気持ち良さでどうにかなってしまいそうだった。

「んぁあっ♡んんんっ♡はぁあああっ♡」


んちゅぅぅうううっ


「ひあぁぁあああああっ♡」

そして今度は口に含んだ乳首を吸われながら先端をチロチロと舐められた。

一緒にもう片方の乳首もシコシコと白い指でシゴかれ、滑る指先の擦れる快感に背中を仰け反らせながら感じてしまう。

「ふふふっ、どう?チュプッ、んっ、気持ち良いでしょ。フィーネ以外の女にされちゃってるのに、んちゅっ、こんな感じちゃってさ!!」

「んあぁあああっ♡いやっ、だめだっ、はぁああっ♡」

「何がダメよ、ほらっ!!」

乳首を甘噛みされながら、もう片方とキュッと強めに摘ままれる。

「んひぃぃいいいっっ♡」

快感で悲鳴に近い声が漏れた。

何度も画面上で見ていた、リーゼに無理やり荒々しくされる主人公の姿。

実際に体験するのがこんなに興奮して気持ち良いとは思わなかった。


早くリーゼのマンコに食われたい…


俺のチンポは興奮で勃起し、我慢汁がドクドクと溢れるのを感じた。

チンポはヒクヒクと動いて刺激を求め、早く中に入りたいとリーゼを求めている。

俺は無意識に、乳首を吸って弄るリーゼの股間に自らの腰を擦りつけていた。

「あらあら。嫌って言うのは嘘だったのね。もう私の中に入れたくなっちゃった?」

「んぁっ、ちがっ…」

ここで肯定しては盛り上がりに欠けると、わざと腰を引いて恥ずかしそうに俯く。

「何が違うのよ。早く私にここを犯して欲しいんでしょ?」

乳首を弄っていた手が下へと移動していき、俺の下着の隙間から中へと侵入してきた。


くちゅっ


「あぁぁああああ"っっ♡」

手袋越しにも分かるリーゼの柔らかな弾力のある手。

それが俺のチンポをなぞるように指先で撫で上げた瞬間、今まで感じたことのないような快感が全身を駆け巡った。

「ふふっ、やっぱり感じてたんじゃない。液まで垂らしながらガッチガチにしちゃって、手袋が濡れちゃったじゃない」

「んんんっ♡はぁあああああっっ♡」

濡れた手袋分からせるように、指で何度も何度もチンポを撫でられる。

その度に快感が訪れ、それをリーゼにされていると思うと嫌がる演技などできなくなる程興奮してしまっていた。

「ほらっ」

グチュッ

「んひぁああっっっ♡」

リーゼの手が俺のチンポを握り、チンポから溢れた液を含んだヌルつく手袋で弄ぶように緩くシゴかれる。

「んんんんっ♡んんんんっっ♡」

チンポへの明確な快感は変な声が出てしまう程気持ち良かったが、自分で触るのとは違う怖い程の快感に思わず怖くなり、ついリーゼの腕を掴んでしまった。

「やめてあげないわよ」

リーゼはそれを俺が拒否したと感じたのか、そう言って笑うと益々大きくチンポをシゴき始める。

「あぁああっ、あぁああああっっ♡」

上下の動きを繰り返しながら少しずつ少しずつ擦る面積を広げていくヌルヌルの手袋の指。

それが広くなればなる程快感が強くなっていった。


その時だ。


「ここはどうかしら」

「んひゃぁああああああっっ♡」

擦られるジワジワ来る快感と違い、急に貫くような強い快感に身体が痙攣したのだ。

見ると手袋に包まれたリーゼの手に竿をギュッと握られながら、その竿の先端…つまり亀頭をもう片方の手で覆われていた。


なんだこれ…亀頭がすげぇ感じる…!!


「んんんんんっ♡はぁぁああっっ♡」

手で竿を擦り上げられる度に亀頭をヌルつく手袋の手で撫でられ、その度にビリビリと電気の走るような快感が頭の先から爪先までを貫いた。

普段の状態での亀頭への責めなら刺激が強すぎて感じるどころではないが、今は媚薬のせいか感じるのはただただ強い快感だけだった。

「あぁ…大きくて硬くていやらしい。そんなに触られて嬉しい?」

「んはぁぁあああっ♡」

液で濡れた手袋の手で今度は根元から亀頭までを大きくシゴかれ、内腿がビクビクするような快感に襲われる。

そして空いたもう片方の手は俺の胸の方へと移動し、全体を撫でられながら平で乳首を擦られた。


気持ち良いぃいいっ♡


「はぁああああっっ♡」

恥じらいもなく感じて乱れ始めた俺を見て、楽しそうに意地悪な笑みを浮かべるリーゼ。

俺を責めて喜ぶリーゼの姿に、俺は更に興奮して感じてしまう。

本当に幸せだった。

そしてその快楽と幸福感に包まれた瞬間、チンポの根元から精液が湧き上がってくるような感覚に襲われた。

「んんんっ、んんん"んっ♡!?」

ズポズポとリーゼの筒状の白い手が俺のチンポを擦りシゴき、乳首を指先で転がされる度にその射精感がジワジワと大きくなっていく。

身体が後に来る快感に備えるように硬直し、息も段々としにくくなってきた。

「あぁあっ♡あぁああっ♡」

やばい…もうイっちまう!!

「あら、立派なモノの割に早いのね」

リーゼも俺の様子に射精が近いことを察したのか、少し呆れたようにそう言った。


ヤバい…このまま爆発したら…!!


これから来るであろう快感への期待と、まだ楽しみたいと言う欲望が入り乱れるが、目の前のリーゼを見たら早くイかされたいと言う期待が勝った。

チンポはズリズリとカリ首を擦りながら上下し、乳首をグリグリと指の腹で撫でられる。


あっ、来るっ!!!


そう思って身体を硬くした瞬間。


「残念~。イかせてあげないよぉ」

リーゼは俺がイくのを見越して、その前に俺の身体から手を離したのだ。

「あぁぁあ"っっ!!!」

あと少しでイクと言う直前で刺激を止められ、疼きだけが俺の身体には残ったままになってしまう。

爆発寸前だったせいで、その疼きを耐えるのは前よりも格段に辛く、薬の効果も相まって早く刺激して貰わないとおかしくなりそうだった。

「んんんっ…んぁあっ…んんっ…」

自ら触れて慰めたくて仕方ない。

チンポをシゴき上げ、乳首を弄りながら達したい。

もう耐えられないとてを伸ばそうとした時だ。

「ねぇ」

その声にビクッと身体が震えながら、リーゼの方を見る。

「あぁっ…」

そこには、露出されたリーゼのマンコがあった。

スカートが捲られそこから見えるリーゼのマンコは、綺麗なピンク色でトロトロに濡れてヒクついており、チンポを入れたら気持ち良いだろうと言うことが見るだけで分かった。

そしてリーゼは欲情したような顔で俺を見てくる。

「入れたい?」

「んぁぁあっっ♡」

そして俺の身体を跨いで俺に乗ると、チンポを挑発するように自らの穴へと擦り付けてきた。

温かく柔らかなリーゼのマンコにチンポを撫でられ再び訪れる快感。

「んんっ♡んんんっ♡」

リーゼがマンコをチンポ全体に擦りつけるように腰を動かしながら、そのまま何度もマンコで撫でられ焦らされていく。

只でさえもっと刺激が欲しくて堪らない中、擦れているのは俺の大好きなリーゼのマンコだ。

このまま飲み込まれたくない訳がない。

「入れたそうにこんなにヒクヒクさせちゃって、守護者のくせに情けないわね」

「あぁぁああっ♡」

そう言いながら俺の乳首を再び両手でキュッと摘ままれる。

そしてその白い指先でコリコリと乳首をシゴかれ、感じる俺のことを欲情したような顔で見てきた。

「ほら、ここに入れたいんでしょ」

ずっと好きだったのに現実で会える訳がないと思っていた推しに、快楽を与えられながら欲情され、マンコを擦りつけられているのだ。

もう俺の中に理性なんて無かった。

「んあぁああっ♡入れたいぃいっっ♡リーゼのおマンコで飲み込んでぇえっ♡」

原作での主人公は気高く、決してリーゼにそんな言葉を吐くことは無かった。

好きでもないこの女に玩具のように犯され、自分を律することのできない屈辱と自責の念から自我が崩壊していってしまう。

しかし俺は違った。

身体もそうだが、心からリーゼのチンポが欲しくて堪らなかったのだ。

「ふふっ、よく言えました。望み通り食べてあげる。ほらっ!!」

リーゼがそう言ったかと思うと、チンポがリーゼの穴へと飲み込まれていった。

「はぁあっっっっっっっ!!!!!!」

ズプズプと温かくヌルつく内壁を擦り上げながら奥まで入った瞬間、息ができなくなる程の快感が身体に叩きつけられた。

あまりの快感に身体が仰け反り、好きな人と繋がった幸福感で満たされる。

「あはははっ!!フィーネよりも先に犯してやったわ!!あなたはもう私のものよ!!」

心底嬉しそうに『私のもの』と宣言したリーゼに俺は更に嬉しくなった。

そしてリーゼの腰が上下に動き始める。

「んあぁあああっ♡あぁぁぁああああっっ♡」

ヌルヌルで締め付けてくるリーゼのマンコがチンポをずっぽり飲み込み、そう思ったらチンポを締め擦りながらカリ首ギリギリまで抜け、再び勢いよく奥まで飲み込んでチンポへと快楽を与えてきた。

それを何度も何度も繰り返したのだ。

「ほらっ、んんっ、どうっ、好きな女を抱く前にっ、犯される気分はっ、はぁっ」

「んん"んっ♡おぉぉおおっっ♡おぉぉ"おおっ♡」

パンパンと水気を含む音を鳴らしながら、俺とリーゼの股間がぶつかり合う。

本番をするのは初めてだと言うのに俺が感じるのは快感だけで、しかもリーゼの中に入っていることが嬉しくて俺の中でリーゼを好きな感情が爆発した。

「嬉しいぃっ♡あぁああっ♡リーゼぇえっ好きだぁああっ♡んぁあああっ♡」

俺はリーゼに腰に手で触れながら、思わず主人公では死んでも言わないであろう言葉を発していた。

「!?!?!?!?」

瞬間、あんなに激しく動いていたはずのリーゼの腰が、亀頭だけを咥え込んだままピタッと止まったのだ。

「や、止めないでくれ!!!」

そんな驚いた様子のリーゼの腰に触れた手に力を入れると、自らチンポをリーゼのマンコの深くまで差し込んだ。

「あぁぁあああっっ♡お、お願いっ…も、もっと欲しいっあぁああっ♡リーゼの全部欲しいっから♡」

そして俺は起き上がって状況を理解していなそうなリーゼに顔を近づけると、そのまま自ら進んでキスをした。

「んんっ!?!?」

再び驚くように呻くリーゼだが、俺が舌を入れて絡ませると、それに答えるように同じように舌を絡めて来てくれた。

そしてそれに流されるように腰の動きも再開してくれる。

「んんんん"んっ♡んふぁんんん"んんっっ♡」

リーゼとキスをしながら腰を打ち付けられると、脳が蕩けそうな程幸せで気持ち良かった。

「んっ…じゅるっ…んんんっ」

「んんんっ♡んはぁあっ♡んんんん"っ♡」

リーゼも気持ち良いのから、キスしている口から荒い息づかいが伝わってくる。

それが嬉しくて身体は更に発情し、リーゼのマン襞にカリ首が擦れる度に凄まじい快感が何度も押し寄せた。


ズチュッ、パンッ、グチュっ、ズチュッ


激しく腰がぶつかり合い、いやらしい水音が部屋に響き渡る。


あっ…出るっ…


それは突然訪れた。

先程寸止めされた時にきたチンポの根元の精液が、再びジワジワと先まで上ってきたのだ。

その勢いは先程よりも早く、俺のチンポがリーゼの中を出入りする度に射精感がこみ上げてきた。

「んんっ…んはぁっ」

リーゼはそんな俺のことを察してかわからないが再び俺の上半身を押し倒しすと、俺の乳首を摘まみながら腰の律動を早めた。

「んはぁああああっ♡気持ちぃいいっ♡だ、だめっ♡あぁあああっ♡」

体勢を変えたせいでチンポの当たる場所が変わって快感を増加させ、そして追い討ちを掛けるように指先で乳首を摘ままれた。

「んひぃいいいいいっ♡」

白い手袋の指先でシゴかれる、久しぶりの乳首への刺激。

リーゼにチンポを犯されながらのその刺激はあまりに快感が強かった。

「んはぁああああっ♡り、リーゼぇえッ♡い、イくぅうっっ♡」

「んんっ、あぁっ、私っもっ、んんんっ」

堪らずリーゼに訴えると、リーゼが余裕無さそうに答える。

そしてラストスパートと言わんばかりに腰の動きを細かく早くした。

「んぁああああああっっ♡イクイクイクイクぅうううっ♡」

赤くした顔から汗を流しながらイくのを耐えるようなリーゼの顔が見え、その口が再び俺のに重なった瞬間。

「んんんっ、イくぅうっっ!!」

「んはぁあああああああ"ぁああっっ♡!!!」

リーゼの中へと熱い液体を吐き出すと同時に、今まで味わったことのない爆発のような快感に頭が真っ白になった。

「あ"ぁああああ"ああっっ♡」

ビュルビュルと何度かに分けて吐かれる精液と、長く続く絶頂の快感に身体がビクビク痙攣するように震える。


あぁ…気持ち良い…!!!!


夢見たプレイでの絶頂は、俺が想像していた何倍も気持ちが良かった。

それは相手が推しのリーゼだったからと言うのも大きいかもしれないが、それにしても絶頂後も萎えることなく快感がじんわりと続くのは初めてだった。

「んんんんっ」

「あぁあっ♡」

ヌルりと穴からチンポが抜けていき、イって敏感になっているせいでゾクゾクした。


終わってしまった…


本当なら獣のように俺の身体を求めるリーゼとの監禁調教エンドを迎えたかった。

しかしそれはもう難しい。

その監禁調教エンドは、俺が好きな相手がフィーネだとリーゼが思っているから行けるエンド。

お互いに好きあっている俺とフィーネの仲を、俺を誘拐し汚し続けることで壊すことを目的としているからだ。

しかし俺はプレイ中に調子に乗ってリーゼを好きと連呼してしまっている。

こんな行動はゲームで選択することなどできるはずもなく、この後どうなってしまうのかはわからないが、壊す仲の無い俺を監禁する理由は無いのだ。

だからこれが最初で最後のリーゼとの行為かもしれない…

そう思うと、満たされていたはずなのに段々と悲しくなっていった。

「ねぇ」」

ぼーっとそんなことを考えていると、リーゼが服を羽織ながら声を掛けてくる。

「はい」

「えっと、あなたは……なんて言うか、フィーネじゃなくて、ほんとに私が…その、好き、なの?」

目線を俺から反らしながら、少し顔を赤くして照れたように言うリーゼ。

そんなゲームで見たことの無いリーゼの姿に、俺は信じられない程キュンとしていた。

「す、好きです!!フィーネ様より圧倒的にリーゼ様のことが!!」

このままリーゼに監禁調教されても良いと思える程。

思わず勢いをつけて言ってしまった俺に、リーゼは更に顔を赤くしていた。

「っっ!!いつまでもそんな格好してないでそれで身体を拭きなさい!!」

そう言って俺にタオルを渡してくれ、それを受け取り汚れた下半身を主に拭いて行く。

チンポを纏う液が俺の精液だけでなく、リーゼから出たものも混ざっていると思うと拭くのが勿体なく感じた。

「ゴホンッ……えぇっと、その、悪かったわね。無理やりして」

「!?!?!?!?!?」


リーゼが謝った!?


どのルートでもド屑の王女のリーゼが、なんと俺に対しての行為を謝ったのだ。

「あ、いや、その、むしろ嬉しかったんで大丈夫です!最高です!」

驚き過ぎて素の自分の気持ちを言ってしまった。

この主人公が無理やりされるのを望むとかまずあり得ないのに…

「そ、それなら良いんだけど……」

良いのか?

どうやら俺だけでなく、リーゼ自身もこの状況にテンパッているようだ。

そりゃそうだろう。

この世界の誰もが欲する膨大な魔力の所持者である俺を、フィーネに取られたと思い嫉妬のあまり誘拐して無理やり行為に及んだと言うのに、実は自分のことが好きだったなんて予想できなかっただろうから。

「ね、ねぇ」

「はい!!」

「その、えっと…あれよ。あなたがどうしてもと望むなら、す、好きになってあげても…良いわよ」

「!?!?!?!?!?」

照れながらも俺の顔を真っすぐ見ながら言うリーゼ。

その破壊力は凄まじかった。

「きゃっ!!」

俺は思わずリーゼに飛びつくように抱き着く。

「是非お願いします!!!」

そう言った俺を、リーゼは驚きながらも抱き締め返してくれた。



リーゼはこの後性悪第一王女ではなく、俺に激甘になってキャラ崩壊していくのだが、それはまた別のお話…



END



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