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※リクエスト小説



「今日はありがとうございました!」

「お疲れ~。今日も良かったよ紫音君。次もよろしくね~」

「勿論です!」

プロデューサーに向かって全力の笑顔で平野は答え、それに対してプロデューサーも満足そうな顔をしていた。

「平野君、そろそろ…」

「あ、相澤さん!了解!今行くよ!」

マネージャーである相澤が声を掛けても、平野は笑顔で変じるをする。

「君が平野君のマネージャーかぁ。平野君みたいに売れっ子な上に良い子のマネージャーなんて、みんなに羨ましがられるだろ」

そんな二人を見てプロデューサーは相澤に声を掛けると、相澤は一瞬驚いた顔をしたあと作られた笑顔で答えた。

「えっ、あ、はい。お陰様で…」

「大事にしなよ~」

そう機嫌良さそうに言うと、プロデューサーは去っていく。

「ありがとうございます」

その後ろ姿に向かって相澤は頭を下げて言った。


平野紫音(ひらのしおん)

若い子達なら知らない人はいない程の人気のアイドルであり、まさに王子と呼ぶのがふさわしい程に整った顔立ちと、天然なキャラクターが受けて大ブレイクをしていた。


しかし実情は…


「おい、お前さっきプロデューサーのデブに聞かれた時言葉詰まらせたよな」

「も、申し訳ありません」

控室に戻った平野と相澤。

二人きりになった瞬間さっきまでの平野の笑顔はなくなり、冷たい目と荒い口調で相澤に詰め寄っていた。

「昨日の散々お仕置きしてやったのに、まだ躾が必要か?」

「い、いえ!!申し訳ありませんでした!!もうそんなことはしませんので!!」

歪んだ笑顔で言う平野の言葉に、相澤はゾッとして必死に答える。


お仕置き。

それは平野がマネージャーをくすぐりや焦らし、行き過ぎた快楽で責め、辛く苦しむ様子を平野が見て楽しむ行為だ。

『平野は歪んでいる』

平野の事務所のマネージャーの間では有名な話であり、事務所が揉み消しているせいで大きな問題にはなっていないが、今まで何人ものマネージャーが辞職していた。

そこで白羽の矢が立ったのが相澤だった。

相澤は私生活の上でかなり崖っぷちに立たされていたため、どんなに辛くても金銭の良い平野のマネージャーを辞める訳にも辞めさせられる訳にもいかないのだ。

それを平野は知っているため、相澤に対しての平野の当たりは特に強かった。

昨日も相澤は平野からお仕置きを受けていたが、散々くすぐった後にクリ責めをし、潮を吹いて鳴き喚く相澤を満面の笑みで責め続けていた。

「きょ、今日は平野様はこの後滝山さんとの食事の予定が入ってます。すぐに出ないと時間に間に合わないかと…」

そんなお仕置きをまた受けるのはごめんだと、相澤は必死に時間がないことを伝える。

「チッ…命拾いしたな…着替えたら行くぞ」

「は、はい!」

滝山は平野の事務所の先輩であり、平野が逆らうことのできない相手。

食事に誘われているのに遅れる訳には行かず、平野は渋々出る準備をし始めた。

「平野様。頼まれていたお茶です。コップに注いでおいたので良かったら…」

そんな平野のいつ横のテーブルにお茶を差し出す相澤。

「いちいち注ぐなよ」

悪態をつきながらもその注がれたお茶を一気に飲み干す平野を見て、相澤は内心ほくそ笑んだ。


ーー飲んだわね…


平野の準備が終わり、局からマネージャーの車で指定の場所まで移動する。

「んっ…」

その車内で平野はウトウトし始めた。

「お疲れなようでしたら、着いたら起こすので休んでてください」

「あぁ…」

相当な眠気なのか、短く返事をして平野は深い眠りへとついたのだった。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「……」

「んんっ…」

女達の話し声で平野は目が覚める。


ーーあれ…俺…


「はっ!!」

滝山との食事を思い出し平野は身体を起こそうとするが、手足に何かが引っかかり動くことができない。

「目が覚めたわね」

そんな中声を掛けられ、平野がそちらを見ると相澤がベッドの横に立っていた。

平野が周りを見渡してもここがどこか分からないようだったが、ここは都内のホテルの一室。

寝ている間にここに連れて来られてしまったのだ。

「なんだよこれっ!!」

改めて自身の見て平野は驚きの声を上げる。

それも当然。いつの間にか全裸に剥かれており、訳の分からない器具で四つん這いの犬のような体勢で拘束されていたのだから。

「おい相澤!!」

平野は苛立った顔で隣に立つ相澤を睨みつけるが、いつもなら怯える相澤が今日は余裕の笑みで見下ろしていた。

「いくら睨んでも無駄よ。バァカ」

「っ!!てめぇ!!!!」

怒りのあまり殴りかかろうと手足を動かすが、拘束はビクともしなかった。

「はぁ…あんたの力でそこから抜け出せる訳ないでしょ。まったく、やっとこの日が来たわ」

平野はそれがなんのことか分からず相澤を睨むが、やはり怯む様子はなかった。


ーークソッ…なんだよこの状況は…


少しでも情報を得ようと周りを見渡していると、ガチャリとドアが開く音がした。

中に入って来たのは…


「中根…それに高嶋まで…」

入ってきた二人は、以前平野のマネージャーをしていた二人だった。

相澤がマネージャーになる前に平野によって散々仕置きをされ、それに耐えられず退社したのだ。


ーーなんでここに…


「やっほー平野くーん。元気そうで何よりー」

「相変わらず憎たらしい顔してるわねぇ」

入ってきた二人は平野の寝るベッドを囲むように立ち、高嶋が平野の頬をグッと手で掴みながら言う。

「顔だけは良いからみんな騙されちゃってさ…このドクズが。今日は私達からたっぷりお仕置きしてあげるからねぇ」

ニヤリと含んだような笑顔で言うと、フンと鼻息を荒くした。

「おい、滝山さんはどうした」

今日は滝山との食事の約束があったはず。

こんな奴らに構っている暇はないと平野は苛々しながら問う。

「あははっ!あんたバカね。あんなのに決まってるでしょ。あんたを連れ出すためのね」

「はぁ!?てめぇらこんなことして後でどうなるか分かってんだろうな!?」

「そんな格好で言われてもなんも怖くないわよ。少しは自分の身体を心配したらどう?」

こんなことをされている怒りで今の自分の状況を冷静に見れていなかった平野だが、確かに今はかなりまずい状態だった。

全裸で四つん這いに拘束され、周りには平野に恨みを持つ女が三人。

逃げることもできず、極端に言えば生きるも死ぬも三人次第なのだ。

「俺をどうするつもりだよ」

「やっと理解できたのね。さっきも言ったでしょ。あんたはお仕置きされるの」

「はぁ?」

「ふふっ、察しが悪いわねぇ。じゃあこれを見れば何をするか分かる?」

相澤はそう言うと、テーブルの上から平野の見知った物を手に取った。

そして他の二人も…

「散々苛めてくれたからねぇ」

「歪んだ性癖しちゃってさ」

そして三人はその手に持ったナイロンの白手袋を、それぞれ手に嵌め始めた。

「お前等…まさか…」

そこで平野は察した。

こいつらは、今までされたことを逆に平野にしようとしてるのだと。

「ざけんなよっ!!おい相澤!!てめぇクビになりてぇのか!?」

手袋を嵌め終え、手の甲の三本線を平野の方に向けて指をワキワキと動かしながら、相澤は余裕の笑みを浮かべて言った。

「あぁ、言ってなかったけど、私もうあんたのマネージャーじゃないから」

「はぁ!?」

「私の腕と性格を見込んで、滝山さんが自分のマネージャーにって言ってくれたの」

「!?」

まさかの相澤の発言に言葉が出ない平野。


ーーなんで滝山さんがこんな奴を…


「いくらあんたでも滝山さんには逆らえないでしょ。まぁあれよ。これはあんたへの復讐と、次にマネージャーになる子のことを考えてあんたを更生させてあげるのを兼ねてるの」

「ざけんなよ!!」


ーークソがっ!!


確かに相澤が滝山直々に言われたことなら、平野も邪魔することはできない。

それ以上に納得できないのは、平野を更生させると言う言葉だった。

平野としてはダメなマネージャーを躾てやってただけのこと。

自分の性癖を満足させる行為だったとは言え、反省なんてさせられる筋合いはなかったのだ。

「さぁて準備できたわよ」

「あとは…」

高嶋がその手袋を嵌めた白い手で何かを持ち、それを平野の顔へと近付けていく。

「なっ!やめろ!!」

平野が顔を振って抵抗するがそれも虚しく、器具のせいで顔もほとんど動かすことができず、目には黒い布が巻き付けられて視界が塞がれてしまった。

元々薄暗い部屋だったため、本当の闇が平野を包みこむ。

身動きも取れず視界も失い、平野は一気に不安に襲われた。

「おい!!外せ!!」

「言って外すなら最初からやらないわよ」

「きっちり反省させてあげる」

相澤と高嶋がそう言った瞬間、中根の両手の平が平野の背中に触れた。

「んあっ!!」

突然の刺激への驚きで声を上げてしまい、平野は急いで口を閉じる。

「ふふっ、敏感な身体してるじゃない」

中根の声と共に手の平が平野の背中でゆっくりと動き出す。

手の温度も感じる程にピッチリと手袋を嵌めた中根の両手の平が、触れるか触れないかのフェザータッチでゆっくりと背中を動き回ったのだ。

そして時たま指の腹を少し触れさせ、ゆるくくすぐるように背中を這っていた。

「っ……ふっ……」

ゾワゾワするようなその感覚に平野は声が漏れそうになるが、こんなことで声なんか出して堪るかと我慢をしているようだった。

「背中震えてるわよ」

「じゃあ私も…」

半笑いの声で中根と高嶋が言うと、首筋に新たに高嶋の手が追加された。

「!!くっ……!」

中根の手と同じように、指先までギッチリと嵌められた高嶋の指先が平野の首筋に触れ、指の先端が軽く触れるくらいの場所でこちょこちょと指を動かしたのだ。

滑らかなナイロンの指先が首筋を撫でるようにくすぐり、中根と同じようにフェザータッチで焦らすようにサワサワと責める。

「ちっ…!!んっ…」

全身がゾワゾワするようなくすぐったさに快楽の混じる感覚に、平野は反射で身体が震え、口からは僅かだが乱れた息が漏れ始める。

視界を塞がれているせいで、どこを触れられるか分からないこの責めが思ったよりも平野に効いていたのだ。

「くすぐったいの?それとも…感じてるの?ふふっ」

「はっ…こんなんで感じるかよ下手クソがっ!…っ…」

しかしそんなことを悟らせまいと、平野は口調を荒げて言った。

「ほんと口だけは減らないなぁ…」

「まだ手は増えるわよ」

最後に残った相澤がそう言うと、平野の尻へと手を伸ばして触れた。

「ひっ…てめぇどこ触ってんだよ!!」

尻の双方の山で指を立て、ワキワキとゆっくり動かしてくすぐるように撫で回す。

「毛の生えてない綺麗なお尻してるじゃん」

尻全体をこちょこちょとくすぐり、太腿の方へと下りていき、再び尻の山へと手を戻す。

「あらあら、お尻振って誘ってるのかしら?」

「くっ…ちっ…ざけんなよっ!!」

くすぐったさの強い尻への責めに、ふるふると尻を動かしてしまい、平野はその恥ずかしさを誤魔化すように苛立った声を上げた。

身体を這いくすぐる6本の手はそれぞれ別の場所を這い回り、背中をくすぐっていた中根の手は脇腹の方へと下りていき、腹から背中をゆっくりじっくりと緩やかな力で焦らしくすぐる。

「…ぐっ…!!」

そして首筋をサワサワと触れる高嶋の白い手は、そのまま腋下の方へとゆっくりと移動し、腋の溝を弱く指先でほじるようにくすぐり焦らす。

「んっ……やめろ!!」

そして相澤の尻を撫でくすぐる手は、下へと移動し、太腿、膝の裏、足裏と順々に撫でながら指先をこちょこちょと動かし、平野の敏感な場所とフェザータッチで責めていった。

「ちっ…っっ!!」

手袋を嵌めたサラサラとした3人の指先は、素手とは違う滑らかさを肌に与えながら着実に平野の身体へとくすぐったさと快楽を蓄積していき、平野の意思とは別に身体が勝手に反応してしまっていた。

「ちょっと、嫌そうな声出しながら勃起してきてるじゃない」

中根の言う通り、平野の萎えていたチンポはムクムクと大きくなっていき、まだ完勃ちとはいかないものの、大きく太くなっていた。

「ははっ、なかなか立派なモノ持ってるじゃーん」

平野のチンポは、これまで女優やアイドルとセックスをしてきて、必ず『大きい』と言われる程には立派なモノであった。

「はっ…てめぇらのくそマンコとはっ…んっ…不釣り合いだろうよっ」

「……そこまで言うなら完全に勃起させてあげる」

その言葉に苛立ったように、腋を緩くほじっていた高嶋がその手を平野の乳首へと移動させた。

そしてナイロンの指の腹で、ぷっくりと膨れた乳首の先端を優しく優しく擦り始める。

「ふぁっ…んぐっ…やめ、ろっ!!」

滑るナイロンの指先が乳首へ擦れる度に、微量の電気が走ったように全身がピリピリと震え、確かな快感が平野を包んでいく。

そしてそれに刺激されたように、チンポも更に大きく太く膨張していった。

乳首への責めが始まった途端、他の二人の手も平野の感じる場所へと移動していく。

「っ!!!!…お、おいっ!!んっ…」

首筋、耳、内腿、そして玉から尻穴にかけての門渡り部分。

そこへと滑る手袋の指がサワサワと触れ、全身がゾワゾワするような快感を着実に与えられていく。

何も見えない平野からしたら突然始まったその快感の強い責めに、構えることができず感じるような大きな声が出そうになってしまった。

それでもグッと口を閉じ、絶対にそんな声は出さないと全身に力を入れて耐えている。

「無駄よ。ほら、もう完全に勃起しちゃってる」

そう言われて平野は自身のチンポに意識を向けると、実際には見えないが、股間に血液が集まり、硬く大きくなって腹に付きそうになっているのを感じた。

「ちっ…てめぇら!!後で見てろよ!!くっ…」

「まだ言ってる。まぁ素直になるまでこのまま責め続けてあげる」

「じっくり味わいなさいよ~」

3人の手は相変わらず緩くくすぐるような動きを続け、平野の感じる場所、くすぐったい場所をサワサワと軽く触れるように撫で回していた。

全身を手は這うように移動し、決して強くはないが、焦らすような快感とくすぐったさを平野に与え続ける。

「あっ、玉も立派~」

中根のその声と共に、平野は玉を10本の滑らかな指先で囲むように軽くこちょこちょとくすぐられた。

「ふぁっ…!!ぐっ…」

玉への刺激は、くすぐったさとチンポの根元からせり上がってくるような快感を含み、更に平野の身体を疼かせていく。

玉をくすぐる手はそのまま太腿の付け根へと移動し、再び玉へと戻りを繰り返しながら緩く優しくくすぐり上げる。

「ちっ…んっ…触んなっ!!」

そしてそれに合わせて乳首や首筋もナイロンの指が優しく撫で上げ、更に疼く快感を強めた。


ーーなんだよこれっ…


決して亀頭や竿へは触れない3人の責め。

くすぐったさと快感が混ざるその刺激は、平野の身体を強制的に発情させ、チンポへの刺激欲を高めていった。

しかし3人は快楽やくすぐったさは与えるものの、決して満足するようなチンポへの直接的な快感は与えず、発情して更に感じる平野の身体を緩く優しく責めるだけだ。

「ほんとは触って欲しいんでしょ?」

「チンポが泣いてるわよ~」

僅かではあるが、ヒクヒクと震える平野のチンポからは我慢汁がうっすらと漏れ始めている。

「誰っ、がっ!!俺に触るんじゃっ、ねぇっ!!」

それでも自身のプライドから、いくらチンポが刺激を欲しようと平野は3人の責めを拒絶し続けた。

「まぁ良いわ。時間はたっぷりあるの。このまま焦らしてあげる」

相澤はそう言って顔を平野の耳へと近付けると、それを見ていた高嶋もまた同じように平野の耳へ顔を寄せた。

そして…

「いぁっ!や、やめろ!!ひっ」

二人は両側から平野の耳へと舌を伸ばし、そのまま耳の穴をほじるように舌でチロチロと舐め始めたのだ。

チュプチュプと音を立てながら舐められる度に、平野の全身がビクンと震える。

「気色悪ぃんだよっ!!…ぁぁっ」

「ほらっ、奥まで入ってくわよぉ」

「こっちもね」

耳に入ってくる熱くヌルつく舌を気色悪いと思いながらも、身体はそれに感じるようにヒクヒクと震え、チンポからは更に我慢汁が涌いてきていた。

二人は身体を這わす手も止めてはおらず、耳を舌で舐めながらその手は平野の乳首と腋、そして首をこちょこちょと緩くくすぐって快楽を与え、そして中根は精液の溜まった玉をサラサラの指先で包みながら撫で回している。

「んっ…くそがっ…んぁっ…」

視界を塞がれて他の感覚が鋭くなっている平野は、三人の責めから逃げることもできず、ただただ与えられる焦らしに耐え続けるしかなかった。

「ほら、触ってくださいって頼めばチンポ擦ってあげても良いわよ」

相澤が耳を舐めながら息を吹きかけながら言うと、その刺激に歯を食いしばりながら喘ぐのを我慢し、そして言った。

「誰がっ、言うかよっ!!」

「残念。じゃあずっとこのままね」

今度は高嶋が逆の耳を舐めながら言う。

「っ!!!くそっ!!」

耳舐めも、全身への焦らすようなくすぐりも、身体を疼かせる一方で、身体が欲する快感へとはならない。


ーーシゴかれてぇ…


硬く勃起したチンポは我慢汁を垂らし、刺激を欲するように震えている。

今この竿を扱かれたらどんなに気持ち良いだろう。

いくらされても足りない刺激を延々とされ、平野はチンポへの刺激が欲しくて欲しくてたまらなくなっていた。

しかしこんな奴らの好きにされてたまるかと、平野は言わないどころか喘ぎすらしないと強く心に誓った。

「良いわよ。そのまま我慢し続けなさい」

「私達が長く楽しめるだけだしねぇ」

そんな平野を見て、3人はニヤニヤと笑みを浮かべながら手をこちょこちょと動かし、平野の身体へと快楽を溜め続ける。


そしてそんな時間が30分程続いた。


「すごいじゃない。よく耐えてるわね」

身体はフルフルと震えが止まらず、チンポからは我慢汁が溢れてベッドへと水滴を垂らしながらも、平野はまだその快感に耐えていた。

「はぁっ…はぁっ…んっ、ばぁか…」

顔を赤くして息は荒くなり、明らかに余裕の無さそうな様子で悪態をつく平野。

「ふふっ、流石ね。じゃあそろそろ本気で苛めてあげる」

平野は中根のその言葉に嫌な予感がしながらも、何が来ても耐えてやると改めて自分に言い聞かせる。

しかし身体はもう限界で、快楽のくすぐりで焦らされ続けた身体は異常な程に疼き、すぐにでも射精してしまいたいという欲望で溢れていた。

「喜びなさい。今度はチンポに触ってあげる。嫌って程ね」

相澤はそう言うと洗面所へと向かい、そこから温められたボトルを持って再び平野の元へと戻る。

そしてそのボトルの中身を自身の手へと注ぐと、その液体を両手の手袋に染み込ませるように手を組んで塗り広げていく。

そのグチュグチュと言う水音だけが平野には聞こえただけで、今から自身が何をされるのかを察した。

「や、やめろっ!! 」

平野は身体を動かして逃げようとするが、当然のことながら拘束によって逃げることはできない。

その間も相澤はその温められたローションを大量に手袋へと染み込ませ、その平野の様子をニヤニヤとしながら見ていた。

「安心しなさい。焦らした分たっぷり気持ち良くしてあげる」

相澤はそう言うと、再び平野へとそのローション塗れの手袋の手を伸ばした。

「ぎっっ!!!!!!!」

相澤の手が平野のチンポの根元を掴み、そしてもう片方の手で勃起して大きくなった亀頭を覆われる。

温かくヌルつく手袋の感触がチンポに触れた瞬間、平野は喘ぎが出そうになるのを歯を食いしばって耐える。

「ふふっ、いつまで耐えられるかしら」

相澤はそう言うと、亀頭を覆った手をグリグリと平の部分で撫でるように動かし始めた。

「っっっ!!!!シーーッ、シーーーッ!!」

ナイロンのざらつきをほんの少しだけ残し、亀頭だけを滑るように動く感触があまりにくすぐったく、亀頭責め独特のゾワゾワするような耐えがたい感覚が平野を襲う。

歯を食いしばったまま隙間から息を吐き、声を出さずにその刺激に耐えている平野だが、すぐにくじけそうになる程、その亀頭への責めは辛いものだった。

「ほらっ、やっとチンポに触って貰えてるんだからもっと喜びなさいよ。まぁ亀頭だけだけど」

「じゃあ私達も気持ち良くなるの手伝ってあげる」

「どこが良いかなぁ」

中根と高嶋も楽しそうにそう言うと、相澤とは違う乾いたままの手袋の手で、平野の背中と首筋へと触れた。

「ひぎっっっ!!!」

その手の見えていない平野は突然の刺激に、ビクリと大きく身体を震わせてしまう。

中根は首筋を先ほどとは違い、こちょこちょと指先がしっかり触れるようにくすぐり、高嶋も中根と同じように、その開けた平野の背中に指先を立ててたまま当て、背中をくすぐりながら這い回った。

「んぎっっ!!!しぃぃいいいっ!!」

亀頭への異常なまでのくすぐったさに加え、背中と首筋への二人の責めが更に身体のゾクゾクする感覚を強めていく。

「ははっ!!すごいチンポビンビンじゃない!亀頭グチュグチュにされるのがそんなに好きなの?」

相澤は今までの恨みを晴らすように、平野の強制的に勃起させられた亀頭をそのヌルつくローション手袋で撫で回した。

「くそがぁああああっ!!しぃぃいっ!!」


ーーなんで亀頭がこんな辛ぇんだよ!!


平野は耐えがたい亀頭へのくすぐったさに喘ぎそうになり、短い悪態をつくのが精一杯だった。

首筋に触れるサラサラとした指先も、背中をくすぐり責める手袋の手も、どれもが平野を追い詰めていく。

「あらあら、ちょっと撫でてあげただけでこれ?」

「背中が汗かいてきてるわよ」

「ははっ!首がすごい波打ってるー」

3人は苦しむ平野を見て嬉しそうに、更に動きを激しくしていった。

相澤は手の平の凹凸を亀頭に当たるようにグルリグルリと撫で回し、中根は首の耳に近い部分を中心にくすぐり上げ、そして高嶋は背中から脇腹までをまんべんなく指を這わせる。

「ぎぎぎぎっ!!!しぃぃいいいっ!!しぃぃいいいいっ!!」

強いくすぐったさを与えてくる亀頭への責めと、くすぐったさと快感の混じる中根と高嶋の責めに、奥歯をグッと噛みしめ、アイドルらしからぬ険しい顔で唸るように息を吐く平野。


ーー負けねぇ!!!


必死に自分に言い聞かせながら、その刺激に耐え続ける平野に、相澤は次の責めへと移っていく。

「こここからよ」

相澤は平野の亀頭を今度は手で握るように覆うと、そのまま乳でも搾るかのように、グチュグチュと亀頭だけを上下にシゴき始めた。

「んぎっっっ!!!!」

先ほどまでのくすぐったさだけの責めとは違い、くすぐったさの遠くに快感が混じるような、なんとも言えないもどかしい刺激が平野を襲う。

「いぎぃぃいいいっ!!しぃぃぃいいいっっ!!」

更に顔を歪めながらも、その刺激にもなんとか喘がずに耐える平野だが、チンポはドクドクと更に大きく熱くなっていた。

「気持ち良くなれるように手伝ってあげるね」

そう言って中根は平野の首から手を離すと、今度は勃起した乳首へと手を伸ばす。

そしてその乳首の先端を白い手袋の指先でチョンと摘まみ、そのままクリクリと指を擦り合わせるように乳首を擦った。

「ひぎっっ!!しぃぃぃいいっ!!しぃいいいいいっ!!」

突然訪れた乳首の快感に大きく身体を震わせ、再び荒い息を歯を食いしばったまま吐く平野。

口元からは唾液が零れ、顔は真っ赤になっていた。

グチュグチュと滑らかな手袋で亀頭を搾られ、スベスベの指先で乳首をこねられ、そして背中を撫でくすぐられ、平野は段々と身体の奥から何かが込み上げてくる感覚に陥る。

強烈なくすぐったさだった亀頭への責めが、乳首への明確な快感によってそれがほんの少し薄れ、ジワジワとチンポの奥から快感が上ってくるような、今まで感じたことのない感覚だった。


ーーなんだこれっ…!!


これ以上されたらまずいと平野は本能で感じ、身体をくねらせて手から逃れようとするが、ほんの少し腰が動くだけで、四つん這いの体勢を変えることはできない。

「そろそろかしら」

「たっぷり気持ち良くなってね~」

「ははははっ」

3人の声が聞こえた瞬間、平野のチンポから上ってくる熱が、ついに亀頭へと辿りついた。


その瞬間。


「んぎぎぃぃぃぃいいいいっっ!!!しぃぃぃぃぃいいいいいいっっ!!」


ーーき、気持ち良いっっ!!!!


さっきまでのくすぐったさが嘘のように、亀頭で感じるのは強烈な快感だった。

「いぃぃぃいいいっ!!しぃいいいいいっ!!んぎぃぃぃいいいっっ!!」

ただチンポをシゴかれるだけの気持ち良さとは違い、亀頭を中心に内側から強い快感が込み上げてくるような、亀頭責めでないと味わえない強い快感。

口を開けた瞬間大きな喘ぎが漏れてしまうため、平野は必死に歯を食いしばるが、それも虚しく声が漏れ始めていた。

「気持ち良いでしょ。けど辛いわよねぇ」

「これがずっと続くのよ。幸せね」

「こうなっちゃうともう何されても気持ち良いのよ」

高嶋は背中をくすぐっていた手を平野の尻の方へと移動させ、双方の山へと5本の指を立て、閉じて開いてを繰り返し始める。

「いぃい"っ!!しぃぃいいいいいいっ!!!しぃぃぃいいいいいっっ!!」

高嶋の言う通り、ただ尻をくすぐられているだけだと言うのに、そこから内側に刺激が伝わると、それが強い快感となって亀頭へと向かっていった。


ーー気持ち良いぃぃいっ!!気持ち良いぃぃいいっっ!!


あまりの快感にそのことしか考えられなくなってくる平野だが、それと同時にイくことのできない亀頭への快感の辛さにも襲われていた。

今まで味わったこともない程の快感なのに、決してイくことはできない。

気持ち良くて気持ち良くて仕方ないのに、先ほどよりも焦らされている感覚を強く感じていたのだ。

一生してて欲しいと思う程の快感なのに、今すぐ止めて欲しいと思ってしまう程に辛い。


ーーく、狂う!!!!


チンポに力を入れ、必死にその刺激だけでイこうと試みる平野だが、いざイきそうになると、なぜかその快感は違う方向へと行ってしまう。

まさに寸止めを何度もされているような、おかしくなる快楽での責めだった。

グチュグチュと相澤のヌルヌルの手は亀頭を搾り続け、中根の指先は乳首をコリコリとナイロンの指先で擦り、そして高嶋の手は更に移動して太腿を撫でまわしていた。

「しぃぃぃいいいっ!!ひぎっ、しぃぃいいいいいっ!!」


ーーイ、イクっっ!!!!


グッとチンポに力を入れると訪れる射精感。

あと少しでイけると思った瞬間、やはりイけずに終わってしまう。


ーーなんでっ!!なんでだよっ!!


「イくならイっても良いのよ?」

「私達は止めないわ」

「優しいでしょ」

そう言う3人は、実は亀頭での責めでもイくことはできることを知っていた。

相澤がもう少しカリ首を擦り、乳首への快感に意識を向けながらチンポに力を入れ続けると、射精はできるのだ。

しかしそれを相澤がさせるはずがない。

決してイかせず、ただ快感だけを与え続ける。

字面だけで言うと大したことないように見えるが、実際にされている平野にとっては地獄の快感だった。


ーーあぁぁああああっ!!イきてぇえええっ!!イきてぇええっ!!


「しぃぃぃいいいっ!!んぎぃいっ!しぃぃいいいいいっ!!」

それでも必死に平野は耐え続けていた。

『イかせてください』と頼めば、もしかしたら3人はイかせてくれるかもしれない。

しかしそれは平野のプライドが許さなかったのだ。

その意地とプライドだけで平野は喘がず、3人に媚びずにいた。

「じゃあ私達もそろそろ…」

中根が平野から手を離しながらそう言うと、高嶋も何かを察するように手を離す。

そして中根は相澤の近くに転がっていたボトルに手を伸ばし、その中身を自らの手と高嶋の手に注いだ。

相澤の手と同じようにたっぷりとローションを自らの手袋に染み込ませ、グチュリグチュリと動かして塗り広げていく。

そして出来上がったヌルヌルの手袋の手で、中根は平野の玉へ、そして高嶋は平野の肛門と玉の間の会陰部へと手を伸ばした。

「ひぃっ!!!んぎぎぎぎっっ!!!!」

ヌルりとした温かい手袋が玉を覆い、そしてその下の陰茎部から肛門までも包み込む。

そして竿の根元を押さえながら、亀頭を搾り込む相澤のグチュグチュの手袋。

それは手足の指をギュッと握り込まないと口を閉じることも難しい程に快感で、険しい顔をしていた平野の表情に僅かに笑みが混じった。


ーーこれ、ヤベぇっ…!!


「ヌルヌルグチュグチュの手袋は気持ち良いでしょ」

「声出すともっと気持ち良くなれるわよ」

そして二人の手がいやらしい音を立てながら玉を撫で、会陰部をなぞり始める。

「ひぎぃいっ!!んっ、しぃぃぃいいいいっっ!!」

腰が抜けそうな程の快感がチンポを包み込み、そして亀頭をズリズリと擦り搾られる平野。

竿は一切シゴかれていないものの、亀頭への耐えがたい辛い快感と玉と会陰部への溶けるような甘い快感が合わさり、足がガクガクしてしまう程感じていた。


ーーイ、イクッ!!!


強制的に射精させられるような、尻の穴の奥から上ってくるような射精感に、今度こそイけると責められ続けるチンポへと力を入れる。


しかし…


「い"ぃっ!!しぃぃいいいいっ!!!」


やはり寸でのところで下がってしまい、射精できずに終わってしまったのだ。

寸止めが続けば続く程身体の疼きは強くなり、もどかしさで狂いそうになっていく平野。

「これならどう?」

相澤は搾るような亀頭責めから、今度は最初と同じように手の平で亀頭を撫で擦るような動きへと変えた。

「っ!!!!!!!!!!」

先ほどまではくすぐったが強かったはずの撫で責めが、昂った身体へのその責めは快感を強く感じるようになっていた。

「亀頭撫でられるのが良くなってきちゃったんでしょ」

それを察するように相澤が言うと、更にグリグリと手の平で亀頭を撫で回す。

「いぃぃいっ!!んっ、しぃぃいいいいいいっっ!!」

歯をむき出しにし、全身に汗をかいて震えながらその快感に耐える平野だが、既に身体はおかしくなっていた。

温かくグチュグチュにヌルつく手袋に亀頭を包まれ、玉を撫でくすぐられ、会陰部をさすられ、まるで手袋に咥え込まれているような感覚に陥り、その全てがどうしようもなく気持ち良くて仕方なかったのだ。


ーー気持ち良いっ、気持ち良いっ、気持ち良いっっ!!


平野は頭がバカになってしまったかのように、快感のことしか考えられなくなっている。

しかし異常なまでにプライドが高い平野は、それでも喘ぐことをしなかった。

「ほらっ、玉がパンパンになってるわよ。早く出したいんでしょ」

「お尻の穴がヒクヒクしてる。ほら、ここもくすぐってあげる。こちょこちょ~」

会陰部の延長で尻穴まで撫でられ、更に平野の身体が快感で熱くなっていく。

「んぃぃい"い"いっ!!しぃいいいっ!!」

それでもぎっちりと歯を食いしばり、決して無様に喘いだり媚びたりすることはなかった。


ーーイクイクイクイクッッ!!!


再び訪れる射精感に平野の口元が緩む。

しかし、決してイくことはできず、快感は不発で身体へと溜まっていくばかりだった。


ーーあぁぁぁっ!!なんでっ!!


何度も何度も寸止めをされ、その度に身体の疼きが増し続ける。


ーーイきたいっ、イきたいっ、イきたいっっ!!


そのまま亀頭だけでなく、竿までシゴかれたい。

チンポをグチュグチュにシゴかれたい。

平野がそう思う度に、身体が興奮してイきそうになるが、それでもイくことはできなかった。


そんな寸止め亀頭責めが30分程続いた。



「ここまで耐えるのはすごいわね。素直に褒めてあげる」

「あ"ぁぁ"あっ…はぁあああっ…」

重い息を吐き、全身に汗をかいて震え、顔を涙と唾液で濡らしながらも、平野は耐えていた。

ここまで耐えれば諦めるかと思っていた平野だが、その考えは甘く、3人はここまで耐えた平野を意地でも鳴かせてやりたいと逆に燃えていた。

「ここまで耐えた平野君にはご褒美をあげないとねぇ」

相澤がそう言うと、他の2人も何かを察したようにニヤリと笑った。

「えぇそうね」

「ご褒美…ね」

不穏な空気を感じながらも、平野にそんなことを気にする余裕は既になくなっていた。


ーーイきてぇ…


ただただそれだけだった。

そして再び3人の手が平野のチンポを覆った。

「っっっ!!!!」

再び歯を食いしばって耐える平野だが、先ほどと明らかに違うところがあった。

亀頭しか握っていなかったはずの相澤の手が、平野のチンポの竿まで握っていたのだ。

平野の大きくなったチンポを、3つのヌルヌルの手で覆うように掴み、玉から尻の穴までを手袋で埋め尽くすように手が触れていた。

そして、その手が一斉に動き始める。

「んん"ん"っっっ!!」

手はオナホのようにチンポを咥え込むと、グチュリグチュリと上下にシゴき上げ、玉や会陰部、尻穴に張り付く手はヌルヌルと平野に快楽を与えるように撫で上げていた。

あまりの快感に喘ぎそうになった口を平野はグッと閉じるが、その辛さのない純粋な快感に口元が喜びで緩んでいた。

「ほら、気持ち良いでしょ?」

「これはご褒美だから、イっても良いのよ」

「やっと竿までシゴかれて嬉しいでしょ~」

そう言いながら3人は止めることなく平野のチンポをシゴき続ける。


ーーあぁ…気持ち良いっ…あぁっ、あぁああっ…


今までのセックスなんかとは比べ物にならない程に気持ち良く、幸福感に包まれる責め。

それは何度も寸止めを食らった平野にとってまさにご褒美と言えるものだった。

「ふふっ、チンポピクピクして太くなってきた」

「あら、イっちゃうの?」

「しぃぃいいいいいっ!!はぎっ、んん"っ、しぃいいいいっ!!」

中根の言う通り、既に平野はイきかけていた。

責められているのはチンポだけなのに、全身を快感で包み込まれているように感じ、熱い精液がチンポを上ってくる。

それを促すようにローション塗れの手袋達は、チンポから尻穴までをシゴき撫で上げた。

食いしばる歯の隙間から漏れる平野の荒い息。


ーーあぁっ…イくっ、イくっ、イくっ!!!!!!!!


平野の背中が大きくうねった瞬間…

「いぎぎぎぎいぃぃぃいいいっっ!!!!!!!」

平野のチンポから精液が勢いよく噴出し、相澤の手袋へとドロドロの精液が掛かった。

爆発のような悍ましい程の快感。

焦らしに焦らされ、何度も寸止めをされた後の射精。

平野の人生で一番気持ち良いと思える瞬間だった。


ーー気持ちぃぃいいいっっ!!!!


「んぎぃいいいっ!!しぃいいいいいっっ!!」

信じられない程の快感に全身を包まれながらも、平野は喘がなかった。

これには素直に驚いた3人だったが、すぐに冷静になって平野がイったのを確認した後、その精液まみれの手袋を脱ぎ捨て、テーブルから何かを持ち出して平野の腰の部分へと置く。

平野の腰の下へ置かれたのは、先端にオナホが付いている掃除機のような機器だった。

オナホにはたっぷりとローションが入れられ、スイッチを入れるとオナホが吸い込みながら上下に動く、オナニー用の電動の機器。

それがイッた直後の、平野のまだ大きいチンポへと取り付けられたのだ。

「ひぃぃいいっ!!」

射精直後の敏感なチンポをオナホに挿入され、腰を引きながら怯えるような声を出す平野だが、拘束のせいでそのオナホはチンポから離れることはない。

そして平野のチンポを咥え込んだオナホは、ローションの絡む襞で締め付け、根元から亀頭の先までをズポズポと吸い込みながら上下に動いてシゴき上げた。


「あ"ぁぁ"ぁぁあ"ああ"あああっっ!!!!」


あんなに頑なに大声を上げなかった平野が、ついに口を開いて叫んだ瞬間だった。

「んぎぃいっ!!あぁぁあああああっ!!やめろぉぉおおおおおっっ!!!!」


ーーチンポくすぐってぇええっ!!!


「はははっ!!良い声で鳴くじゃない」

身体を震わせながら鳴き続ける平野を見て、嬉しそうに言う相澤。

敏感なチンポをグチュグチュとオナホでシゴかれ吸われるのは、平野にとって亀頭責めよりも辛くくすぐぐったいものだったのだ。

「んひぃぃいいいいいっっ!!!」

腰が抜けそうな程の耐えがたいくすぐったさに、我慢などできるはずもなく、平野は情けない声を上げ続ける。

萎えさせようとしてもオナホのせいで勃起が治まらず、ただただ敏感なチンポを吸われシゴかれ続けるしかない。

そんな平野を3人はニヤニヤと見ながら、両手に筆を持って再び平野を囲んだ。

「もぉっと良くしてあげる」

中根がいやらしい声で言うと、その筆を平野の耳と首筋へと這わせ、細かくこちょこちょと動かし始めた。

「んひゃぁああっ!!やめっ!!んおぉぉおおおおおおっっ!!」

直後責めを受けながらの耳と首筋への筆責めは、鋭くなった感覚によってくすぐったさを増している。

「ほらっ、ここはどう?」

次に平野へ手を伸ばしたのは高嶋だった。

その両手に持った毛の細かい筆で、四つん這いの平野の乳首をサワサワと掃き、乳輪ごと筆で包み込んでくすぐるように動かし始める。

「んふぉぉおおおおっ!!いやだぁぁああああっっ!!ひぃぃぃいいいいいっっ!!」

乳首への筆責めはくすぐったさよりも快感が強いが、それでもチンポへの刺激と耳や首筋をくすぐる筆のせいで、身体がゾワゾワするような感覚が強い。


ーー嫌だっ!!嫌だっ!!


「やめろぉおおおお!!!んひぃぃいいいいっっ!!」

今までにない程に暴れ、その機器と筆から逃げたいと身体を捩らせる平野だが、そんなことで拘束が解けるはずもなく、チンポからオナホが抜けることも無かった。

「仕上げはっと」

そう言って相澤が筆で触れた先は、平野の玉と会陰部だった。

玉をサワサワと筆の先で撫で、玉の付け根から尻穴までを擦りながらなぞっていく。

「んひゃひあぁぁあああああっっ!!やめでぇええええっっ!!」

快感とくすぐったさの混ざる耐えがたい感覚に、平野は3人に懇願するように叫んだ。

「なんで止めなきゃいけないのよ。折角鳴き始めて面白くなってきたってのにさぁ」

「それにあんたは私達が止めてって言って止めたことないでしょ」

「喉枯れるまで鳴かせてあげるからねぇ」

3人は益々激しく筆を動かし、くすぐったさと快楽で平野を追い詰めていく。

「んひひぃいっ!!おぉぉおおお"おお"おおっっ!!」

勃起したままの敏感チンポをオナホは無慈悲にズポズポと吸いシゴき、筆たちは感度の増した平野の身体を撫でくすぐり続けた。

「ひぎぃぃいいいいっ!!だずげえぇぇえええっっ!!」

「誰も助けに来ないわよ」

「ほら、こちょこちょこちょ~」

「はぎあぁぁあああっ!!んひぃぃぃいいいいっっ!!」

「謝ったらもしかしたら止めてあげるかもよ?」

謝る。

それは普段の平野なら絶対にしない行為。

何があっても今までマネージャーに謝ったことのない平野だが、今の状態があまりに辛すぎたせいで、自分のプライドなどと言っている場合ではなくなっていた。

「あぐあぁあああっっ!!ごべんなざいぃぃいいいっ!!ひぃぃいいいっっ!!」

「あはははっ!!そんな情けない格好で謝ってるとか面白過ぎ」

「よぉし、謝ったご褒美に機械の動きを早くしてあげる」

そう言って相澤は機器のスイッチを『強』へと変えた。

「ひぎぃぃいいいいいっっ!!だめぇええええええっっ!!」

更に吸い付きピストンを早めるオナホに、平野は普段の面影もない程に甲高い声で鳴く。


ーーも、漏れるっっ!!!!


あまりに激しく射精直後のチンポに刺激を与えられ、筆で身体中を撫で回されているせいで、平野に普段の尿意とは違う何かが出そうな感覚が襲っていた。

「とめでぇええええっっ!!もれぢゃうぅうううっ!!どめでぇえええっっ!!」

「あらあら、その年になっておもらし?」

「安心しなさいって、出るのはおしっこじゃないわよ」

「思い切り出しちゃいなさい。気持ち良いわよぉ」

平野の叫びを気にする様子もなく、相澤は両方の筆で玉をクリクリと回すように撫で、中根は耳穴に筆を入れてグリグリと回し、高嶋は乳首の先端をこちょこちょと筆先でくすぐる。

「あぁぁぁああ"ああ"ああ"っっ!!出ぢゃうぅぅううううっっ!!ひぎぃぃいいいいっっ!!」

平野は猛烈なくすぐったさと僅かな快感に犯され、チンポの根元から液が上がって来る感覚を我慢できなくなってきていた。

「あぁぁあああっ!!出るぅぅっ!!出るぅぅううっ!!!おぉぉぉぉおおおおおお"おお"お"っっ!!!」

口をタコのように尖らせて雄叫びを上げながら、平野のチンポから勢いよく液が吹き出た。

「あぁぁぁあぁあああああああっっ!!」

チンポから吹き出たのは尿でも精液でもなく、潮だった。

今まで感じたこのない、頭が爆発したような快感。

「なにごれえぇええっっ!!おぉぉぉおおおっっ!!ぎもぢぃぃいいいいいっっ!!」

発狂しそうな程の強い快感を得ながら、平野は涙を流して喘ぎ続ける。

「潮噴きはどう?」

「いくらでも噴いていいわよ」

「ひぎぃぃいいいいいいっっ!!」

オナホはチューブで容器に繋がっており、平野の吐いた潮をそこへと吸い取っていた。

快感の大波が過ぎた後は残るのは、オナホによる異常な程のくすぐったさ。

「あぁぁぁああああっ!!も、もうやめでえぇええええっっ!!」

潮を噴いた後も容赦なく動き続けるオナホは、更にチンポから液を吸い出そうと吸引を続けながら激しくシゴき続ける。

敏感過ぎるチンポへの更なる責めに、意識がぶっ飛びそうになりながら叫び続ける平野。

「じゃああと3回イったら止めてあげる」

「気を失っても起こしてあげるから安心してイって良いわよ~」

「ほら、今度は電マでも遊んであげるからねぇ」

「あぁぁぁああああっっ!!じぬぅぅうううううううっっ!!!」

「ははっ!気持ち良くしてあげてるだけで死ぬ訳ないでしょ」

「たっぷり反省させてあげる」

「ごべんなざいぃぃいいいいっ!!!ごべんなざいぃぃいいいっっ!!」

「だから許さないって」

そう言って3人は、筆の代わりに持った電マを握り、そのスイッチを入れた。


「ひぎあぁぁぁあああああああああああっっっ♡!!!!!!」


快感とくすぐったさの地獄。

その日平野は2度を気を失い、4度射精をし、2回目の潮噴きをした時、いくら揺さぶっても目を覚まさなくなった。



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「新しく平野君のマネージャーになった近藤です。よろしくお願いします」

平野の楽屋でそう挨拶をしたのは、今年24になったばかりの若手のマネージャーだった。

「……よろしく」

以前なら洗礼とばかりにその場で苛め倒すところだが、平野は大人しくそう答えるだけだった。

「平野君ってやっぱり生だと凄くかっこ良いですね!天然ってことなんで、私がフォローできるところはするので、遠慮なく頼ってくださいね!」

「……分かった」

内心偉そうに言う近藤に腹を立てながらも、平野は静かに了承する。


あの日目が覚めた平野は、今度はホテルのベッドでX字に拘束されていた。

そこで3人に言われたのだ。

『心を入れ替えるなら解放してあげる』と。

もしそれを拒否すれば、また同じことを今から繰り返すという言葉も添えて。

もう二度とされてたまるかと、平野は泣きながら謝り、ようやく解放されたのだった。

平野への調教は全て録画されており、もし約束を破ればネットに上げられることになっている。


「近藤ちゃ~ん」

「相澤さん!」

平野の楽屋に入って来たのは相澤だった。

「挨拶は済んだ?」

「あ、はい。今終わったところです!」

「平野君は売れっ子だから大変だと思うけど頑張りなさいよ~。何かあったらすぐに私に相談すること」

「はい!…って、なんで手袋嵌めてるんですか?」

近藤と話す相澤の手には、あの日嵌めていた白いナイロン手袋が嵌められていた。

「少し手が荒れちゃってて、薬塗ってるのよ」

「あ、なるほど」

そう言うと相澤は平野の隣へと行き、近藤には見えないようにその手を平野の服の裾から滑りこませ、背中をサワサワと撫で始めた。

「!!!!」

「平野君、近藤ちゃんは新人だから迷惑かけるかもしれないけど、よろしく頼むわね」

平野は背中を撫でられてフルフルと細かく震えながら、無理矢理作った笑顔で答えた。

「勿論ですよ!」



END


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