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今俺は盛大に悩んでいる。

大学がもうすぐテスト期間になるから悩んでいる訳ではない。


「なぁ拓馬、山川が片手でブラ外せるって自慢してたけど、あいつブラしてんのか?」

「……」

恐らく女の子との行為の途中での話を山川は言っていたんだと思うが、大和にとってはその解釈になってしまうのだ。

「うん。してんじゃね?」

「まじかぁ!!どこで買ってんだろうな!」

「え、そこ!?」

そう。大和は天然だった。

いや、天然と言えば聞こえは良いが、ただのバカだ。

勉強ができない訳ではないが、やることなすこと全てがバカなのだ。

この前だってそうだ。

「なぁなぁ、割の良いバイトを見つけた」

「ん?」

「ママ活って知ってるか?」

「……」

もうこの時点で嫌な予感はしていたが、至って真面目に言う大和の話を一応聞いてみる。

「なんか今、男を探してるママが多くて男が足りないらしい」

「で?」

「ほら見ろよ。めっちゃ綺麗な人じゃね?」

見せてきたスマホの画面には、まるで女優のように綺麗な40代前後の女性が写っていた。

「金貰える上に、こんな人とやれるなんてすげぇ良いと思って、話聞きに行ったんだよ」

「え、行ったのかよ」

「そしたら、月に3、4人ママを紹介してくれて、それに応じる応じないってのも選べるらしい」

「仕事なのに相手選べるのかよ」

「そうなんだよ!」

ママ活と言うのは、普通ママ側が男を選ぶのではないだろうか。

「だけどやっぱ金持ってる女の人って結構礼儀?とか厳しいらしくて、紹介を受けるには有料の研修を受けないといけないらしい」

「……いくらだよ」

「20万」

「バカか!!そりゃ詐欺だろ!!」

この後も「20万は高いけど、紹介されたらすぐ元は取れるから」と言って粘る大和を説得するのに苦労した。

大学に入ってから知り合い、まだそんな時間は経っていないが、ポジティブで明るくて、いつも発言がバカで、なんだか憎めない大和が俺は好きだった。

そして冒頭に戻るのだが…

「あぁ!!やっぱ勉強嫌いだわぁ!!しかも2年になってからすげぇ提出物も増えたし。テストなくなんねぇかな…」

俺の部屋で一緒に勉強している大和は、足をこちらに向けて寝転がった。

黒に赤いラインが入ったスニーカーソックス、所謂スニソを履き、その大きな足裏を惜しみなく見せつけてきている。

癖なのかスニソ越しに足指をグニグニと動かしている様を見て、俺は悩んでいた。

『どうやったらこの足をゲイだとバレずに堪能できるか』

靴下フェチの俺は、勉強などそっちのけでそのことで先ほどから悩んでいたのだ。

「テストってマークシートだよな?もう一か八かで受けるか…」

「いやそれは止めとけ。単位に関わることなんだから」

「あぁぁぁっ!!勉強嫌だぁぁ!!」

子供のように足をバタバタとさせ駄々を捏ねるバカな大和を見て、『あぁ、この足にチンポ擦り付けてぇな』と考えている俺も十分バカなんだと思った。

「どうすっかなぁ…」

「ん?何がだ?」

やべ、声に出てた。

「あ、いや、どうやったら良い点取れるかと思ってよ」

「なんか裏技とかねぇのかなぁ…」

「裏技……」

どうせ嗅ぐなら臭い方が良いよなぁ…

何日も連履きした大和のくっせぇ靴下嗅ぎたいし、やっぱそっからの靴下足コキがベスト…

そんなことを考えながら話していると、ふと大和から出た『裏技』という言葉。

バカな大和相手ならいけるか…?

「なぁ、裏技じゃねぇけど、俺の高校で流行った願掛けやるか?」

「願掛け?」

「ん~…おまじないって言ったら分かりやすいか?」

「おまじない??そんなん効果あんのかよ…」

「めっちゃあるぞ。高校の時、全く勉強しねぇくせにいつも平均点ぐらいを取ってる奴がいたんだけど、そいつに教わったんだよ。俺も試しにやったら、見事勉強せずに、平均点のほう取らせて頂きました」

まぁ嘘だけど。

「おいおいほんとかよ~」

疑った台詞の割には俄然声が乗り気になり、目が輝いていた。

「で、何すりゃ良いんだよ」

チョロっ!!しかもわかりやすっ!!

あぁ…でかい図体のくせに犬みたいにしっぽ振ってるのが丸分かりな感じが可愛いよなぁ…

「簡単簡単。今日からテストが終わるまで、同じ靴下を履き続ければ良いんだよ」

「はぁ?臭くならねぇ?」

そこ?自分で言っといてなんだが、まず胡散臭さを疑えよ。

「その匂いが良いらしい。勉強するときはなるべく人間の五感を使いながらした方が頭に入るんだよ。よく勉強は読むだけじゃなくて、声に出して聴覚も使った方が良いって言うだろ?それと同じだよ」

「あぁ、なるほど。分かってきた」

分かってきた!?

「ぶふっ……んん"っ」

一瞬吹き出しそうになるのを堪えて続ける。

「日に日に靴下が臭くなってくだろ?そのまま勉強することによって、テストの時に『あぁ、あの匂いの時にやったやつだ』って思い出しやすくなんだよ」

嘘だけど。

「へぇ~…」

「まぁやるだけタダだし、やってみるか?」

今考えたにしては中々上手くまとまったと思うが、どうだ…?

「いやぁ…テストは3日後だし、俺足臭ぇし同じ靴下履くのはキツいわ。やめとく」

クソ!!

いくらバカでも流石にダメか…

それにしても足が臭ぇってまじかよ!!

あ"ぁもうっ!!そんな美味しい情報だけ渡してきて焦らしやがって!!

そのくっせぇ足に顔埋めさせろや!!

「あ!これやりたかったゲームじゃん!!やろうぜ!!」

俺が心の中で悔しがっていると、俺の部屋のゲームを見て嬉しそうに言う大和。

あぁもう可愛いから許す!

「いや勉強しろ勉強」

「ちょっとぐらい大丈夫だって!やろうぜ!」

「…仕方ねぇな…」

そんなキラキラした目で言われると、断ることなんて俺にはできない。

結局そのあと全く勉強せずにゲームをやってしまった。


そして次の日、大学で会った大和の靴からは黒いスニソが僅かに見えていた。

まさかな…

「なぁ今日映画行かね?見たい映画あんだよな」

大和が講義が終わった後に声を掛けて来る。

「はぁ?お前昨日だって勉強しなかったくせに大丈夫かよ」

「大丈夫だいじょーぶ」

「昨日家帰った後勉強したのか?」

「ん?してねぇよ?普通に寝たけど」

「……」

まさかな。

「なぁ行こうぜ映画!」

俺の肩を抱きながら誘ってくる大和に、俺は思わず頷いてしまっていた。


映画は今話題のアニメ映画で、熱いバトルシーンが多い作品だ。

大和は見ていて自分まで熱くなってきたのか、途中で靴を脱ぎ、潰すように足を靴の上に乗せている。

その靴を脱いで現れた大和の足に履いたスニソは、昨日俺の家に履いてきたスニソと同じものだった。


こいつやってやがる!!!


いやいや待て待て。

たまたまかもしれない。

今日大和は講義が始まるギリギリに来たし、もしかしたら朝急いでて同じ靴下を意図せず履いてしまったのかもしれないじゃないか。

そうだ。そうに違いない。

自分にそう言い聞かせて映画に集中する。

しかし、僅かに漂ってくる大和の足の匂いに気付いてからは、全く映画の内容が入って来なくなってしまった。

それなりに顔まで距離があると言うのに、ここまで匂ってくると言うことは、足が臭いと言うのは本当らしい。

あぁ…くせぇ…

この匂いにまみれたい…もっと近くで嗅ぎたい…

そう思った俺は、靴紐を結ぶフリをして、椅子に座りながらグッと頭を下げた。

おぉっ♡くっせぇぇ♡

一気に強くなる大和の臭い足の匂いに、俺は思わず勃起してしまう。

この臭い足が俺の鼻に押し当てられたらどんなに幸せだろうか。

もっと…もっと嗅ぎたい…

しかしいつまでも頭を下げたままでいる訳にはいかない俺は、その気持ちを堪えて再び頭を上げて画面に顔を戻す。

その後も集中できず、結局映画の内容は全く覚えてないが、本当に来て良かった。

心からそう思った。

映画終わり、大和は泣いていた。

余程映画に感動したらしい。

「そんな良かったのか?」

「すげぇ良かったよ。なんか知らねぇけどあいつ最後に死んだじゃん?音楽も悲しい感じだったし、みんな泣いてたから思わずな」

「………」

なんか知らねぇけど…?

こいつは本当に映画を理解したのか不安になった。


■■■■■■■■■■■■■■■■■


そして次の日もまた大和に講義終わりに声を掛けられる。

「なぁ、ちょっと服買いたいんだけど付き合ってくんね?」

「おいおい、流石に勉強しないとまずいだろ。明日テストだぞ?」

「大丈夫だって!」

「いつ勉強してんだよお前」

「家帰ったらするって。なぁ行こうぜ!」

「いや流石に今日は勉強しないと…」

「えぇ…拓馬いねぇとつまんねぇじゃん!俺服よくわかんねぇし、選んでくれよ」

「……ったく、仕方ねぇな!!」

天然でこういうことを言ってくる大和は本当にずるい。

それに簡単に引っかかる俺も俺だが…

いつも俺が行くショップではなく、大和に似合いそうな服が売っている店へと向かった。


「パンツは細目でスウェットっぽいので、シャツはシンプルに白。んでジャケットはスカジャンも悪くないけど、やっぱゆったりめでさらっと着れるようなのが良いか。色は無難にベージュとか黒とか…いやブラウンも良いな」

大和はアメフトをやっているため筋肉質でガタイが良い。

身長もあるから服の着せがいがあると言うか、俺が着て欲しい服をきっちり着こなしてくれるってのは最高だ。

「色々あり過ぎてよくわかんねぇな」

「まぁお前に選ばせるととんでもない服持ってきそうだからな」

「はははっ!なんか未玖みたいなこと言うな」

未玖と言うのは大和の彼女だ。

アメフト部のマネージャーで、歳は1つ上の3年生だが、華奢で小動物みたいな可愛らしい子。

俺の嫉妬の対象である。

つまり敵。

邪魔する訳ではないが、早く別れることをずっと願っているのだが…

未玖先輩にベタ惚れの大和は、今のところそんな予兆はない。

「てか先輩に服選んでもらえば良いじゃんか。俺なんか誘わないでさ」

「お前との方が一緒にいるの楽なんだよ!未玖といるとやっぱ気ぃ遣うからさ。それにあいつすげぇ怒るし」

じゃあ別れちまえ!!んで俺と付き合え!!

そう言ってしまいたいのを堪えた。

「ふ~ん…まぁ良いけどよ」

やべ、なんか嬉しくて声が震えちまった。

「ん?なんで声にビブラートかけてんだ?」

「ビブ…いや、歌が上手くなるには日頃から声の震えに意識した方が良いって聞いてな」

「はぁ~、歌が上手い奴は意識が高ぇんだな」

あぁ、ほんとバカで良かった。

ちなみに大和は音痴だ。


俺の選んだ服を持ち、試着室へと入って行く大和。

靴を脱いで入る瞬間を俺は見逃さなかった。

黒に赤いラインのスニソを履いた足を。


こ、こいつ!!やっぱやってやがる!!!


そこでふと気が付いた。

この前まで勉強しねぇとって必死だった大和が、急に映画やら買い物やら余裕ができた訳に。


俺の願掛けを信じてやがるな…


いや願掛けしても最低限勉強しねぇと意味ねぇから!!

あれは匂いで勉強した時のことを思い出すっていう…

いやそもそもそんな願掛けねぇわ!!

流石に言おう。

全く勉強しねぇのはまずい。

このままじゃ本気で単位落とすぞ。

「お、おい大和…」

試着室のカーテン越しに声を掛けると、タイミングよくカーテンが開き、中から服を着た大和が出て来た。

「どうだ?」

………

「めっちゃ似合ってる。最高。ヤバイ」

「え、そんなか?」

カーテンから現れた大和は、まさに俺の理想の姿になっていた。

「すげぇ良いよ。もういっそ抱いてくれ」

ヤベ。本音出た。

「拓馬にそんだけ言われると自信付くわ。全部買うよ」

冗談と受け取ったらしい大和は、照れたような顔で喜んでいた。

あぁ、クソ。可愛いな。

俺に金があれば買ってやりたいぐらいだよ。

「いやさ、未玖にも言われたんだよ。『あんたはセンスないから拓馬君に服選んで貰いな』って」

「先輩が?」

「そうだよ。なんかあいつ、俺が他の男友達と遊ぶと風俗行きそうって言って怒んだよ。拓馬のことは信用できるって言って遊んでも何も言わねぇの」

「へ、へぇ~」

ま、まぁ、未玖先輩も悪い人ではないし?

大和が先輩を好きだって言うなら、もう少し付き合ってても許してやっても良いかな。

やっぱり俺もバカらしい。

俺は大和に願掛けのことの忠告をすっかり忘れ、その日一日なんだかんだで夕飯まで一緒に食って、帰ったのは夜遅くになってしまった。


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そしてテスト当日。

昨日買った服をそのまま全部着て来た大和に、内心キュンとしたのは内緒だ。

余程俺に褒められて嬉しかったらしい。

よし、頑張ろう。

そんな姿の大和を見て、少しだけ気合が入った。


テストが終わった。

色々な意味で。

大和に付き合って遊んでたんだから当然だ。

マークシートとは言え、ほぼ勘で答えを入れたせいで、結果が来るのが怖くて仕方ない。

「おーい拓馬、今日俺んち来てくんね?」

「ん?」

机で茫然としていると、呑気な声で大和が声を掛けて来る。

「いやさ、俺んちのPCちょっと調子悪くてさ、拓馬詳しいだろ?」

「お前、明日もテストだろ…俺今日散々だったぞ」

「大丈夫大丈夫。明日のは資料とか書籍見て良いやつだし、よゆー」

「あ、そうだっけな」

言われて思い出したが、今日のテスト以外は基本論文や参考書を見ても良いテストだった。

まぁそれなら良いか…

「PCが調子悪いってなんだよ」

「なんか動きが良くないって言うか、なんか付いてるランプが変なんだよ」

「どんな感じに光ってんだよ」

「?結構綺麗な色で光ってたぞ」

「……もう良い。行くぞ」

「お、おう」

聞いた俺がバカだった。

話をここで聞くよりも直接行った方が早い。


「あぁ、これもうハードディスクが寿命だわ。中古で買ったか?」

「良く分かったな。安かったから」

「やっぱな。 ノートPCを中古で買うのはやめとけよ、ノートの場合パーツ交換できねぇから壊れたら終わるし。騙し騙し使うか、買い替えだな」

「まじかよ。修理とか出してもダメか?」

「これを修理に出すぐらいなら買った方が安いよ。どうせレポート書くかエロ動画見るかしか使う予定ないだろ?3万ぐらいの買っときゃ良いだろ」

「別にエロ動画ばっか見てるわけじゃ…」

焦って言う大和のPCのデスクトップには、エロ動画サイトの動画のショートカットが大量に貼ってあった。

「なになに、『巨乳人妻、オナニー中に隣人に見つかり生ハメ…』」

「うぉぉ!!やめろ!!」

ショートカットのタイトルには『巨乳』というタイトルが多い。

あぁ、そういや未玖先輩も胸がでけぇな…

「ははははっ」

呆れながら大和を見ると、照れを隠すように笑っていた。

ったく…

ふと癖で大和の足元を見ると、やはりあの黒に赤ラインの入ったスニソを履いていた。

そりゃ今日も履いてるよな…

靴脱いだ時も匂ったが、今は大和との距離が近い分匂いが濃い。

あぁくせぇ…このスニソ4日は連履きしてんだよな…

この大足に顔押し付けて嗅ぎまくりてぇ…

今日大和の部屋に来たのは偶然だが、ふと今がチャンスなんかないかと思い出す。

「なぁ大和、お前俺が言った願掛けやっただろ」

「え!?なんでわかった!?」

気付いてないと思ってたのか、大和は驚いた顔で俺を見る。

「お前の足が臭ぇからもしかしてと思ってカマ掛けたら、やっぱやってたのかよ」

「いやぁ…ははははっ」

顔を赤くしながらまた笑って誤魔化す大和。

「で、効果はあったのかよ」

「いやそれがよ!まじで効果あったんだよ!」

いや嘘だろ…

「ほんとかよ…」

「ほんとほんと。流石に何日も同じ靴下履いてると、席に座ってるだけでも自分のくっせぇ足の匂いがして来るんだよ。で、テスト中もぷ~んと俺の足の匂いが香ってきて、その瞬間答えが降りてきたっつーか、ひらめくっつーか…」

何を言っているんだこいつは。

何か怪しい宗教やマルチに騙されそうで俺は心配だよ。

「そ、そうか。効果があったなら良かったよ」

あ、そうだ。

俺は大和のその臭い足の匂いを堪能できるかもしれない作戦を考えた。

「なぁ、効果があったってなら、その効力分けてくんねぇ?」

「ん?どういうことだ?」

「その何日も同じ靴下を履いた奴の足を嗅ぐことによって、そいつにも願掛けの効果が少しあるんだよ」

「え?ほんとか?」

少し微妙そうな顔で言う大和。

流石に臭い足を嗅がれるのは嫌なのか…?

「あぁ。ほんとだ。俺は今回願掛けしてねぇんだ。明日のテストのために、少し分けてくれよ」

「うぅん……」

「嗅がれんの嫌なのか?」

「いや、それってさ、俺の願掛けの効果弱くなんねぇ?」

心配してたのそこ!?

「だ、大丈夫だ!寧ろ誰かに嗅がせることによって、効果は倍になる」

「まじかよ!!すげぇじゃん!!」

余程今日のテストでの効果を実感したのか、素直に俺の言うことを信じているようだ。

あぁ…俺バカな奴が好きで良かった…

「あ、でも俺の足、かなりくせぇけど大丈夫か?俺は自分の足だし慣れてるから平気だけど、拓馬にとってはキツいかもしんねぇぞ」

あぁ…そんな煽るなよ…

俺はそのくっせぇ足が好きなんだよ。

「大丈夫だ。俺とお前のテストの為だ。目一杯嗅いでやる」

「拓馬…ありがとな」

「頑張って一緒に単位取ろうぜ!」

「おう!!じゃあ早速嗅いでくれよ」

上手くいったぁぁ!!!

え、嘘、こんな上手くいくもんか?

しかもこいつ俺が嗅ぐことで感謝までしてんぞ?

「ほらよ」

テーブルの上にドンと大きな足を乗せる大和。

続きは3月21日公開予定

現在タバコプランにて先行公開中

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