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※リクエスト作品


「ほらっ、まだまだイけるでしょ?もっと出しなさいよ!」

「今度はくすぐられながらイく?こちょこちょこちょ~」

「んはぁぁぁっ♡あひゃひはははっ!あぁぁぁぁぁっ♡」

空間に浮かんだ一人の男に、大量のサキュバス達が群がり、身体中を舐められながら、サテンの手袋を嵌めた手でまさぐられている。

快楽に鳴き叫びながらも男は嬉しそうに精液を吐き続けていた。


■■■■■■■■■■■


淫魔ノート。

人間に性の欲望を書かせると、それが実現するノート。

低級淫魔はそのノートを人間に渡し、淫魔からサキュバスになるための修行をする。

ノートの所有者はノートに自分の性の願望を書き、自分の性を満たし、そして次第に普通の生活を送るのが困難な程に性に溺れ、身を滅ぼしていく。

サキュバスへと成長した私達はその性に溺れた人間を、永久に性を吐き出し続ける人形として飼うことがある。

これから全ての人生を捧げる代わりに、永遠の快楽を与えてやる契約を持ちかけるのだ。

人間を眠らせて永遠にそのままの状態で生かしておくことができる淫魔の水槽で飼い、文字の通りなんでも実現する淫夢を見せる。

淫夢で快楽を与え続け、水槽の中で私達のエネルギーになる精液を吐き出し続ける。

死ぬことも許されず、永遠に…

私のノートの所有者であった博樹も、私とその契約をすることになったのだが、こいつの場合は少し変わっていた。

ノートを渡した時からそうだ。

普通なら気味悪がってなかなか書かない為、書くように上手く誘導させてノートにハマらせていくのだが、博樹の場合は渡した瞬間に自身の欲望を書いた。

初めて書いた内容は、各路線が集中する都心の大きい駅で『女の全駅員達が集まり、俺に快楽を与え搾取する』だった。

初めての場合は軽いものを書く奴らが多いのに、博樹は初めから自分の性に忠実なことを書いたのだ。

書いたことは実現し、博樹は書く路線から集まってきた何百と言う駅員達に囲まれた。

駅員達は白い手袋を嵌めた手で博樹を襲い、身体中を覆い尽くすように身体に手を伸ばし、至るところを快楽で責め続けた。

口に女達の指を咥え、感じる部分を全てその滑るナイロンの白手袋で撫で擦られ、チンポは女達のいくつもの手で作られたオナホでシゴかれ、何度も何度もイき狂っていた。

「んほぉぉぉぉぉぉおおおっ♡ぎもぢぃぃぃぃいいいっ♡」

大量の男達に群がられ、その中心で快感に溺れる様は既に堕ちた人間のそれだった。

驚いたのは、博樹は渡した日から1日に最低でも2回はノートを使ったのだ。

ある時は女子校に行き『生徒全員から徹底的に快楽で搾取されたい』と書き、

またある時はオフィス街に行き『ここにいるOL全員から快楽責めで鳴かされたい』と書いて、大量の人数に襲われて精を吐き出し続けていた。

寝る前に『朝7時にマンションいっぱいに俺の精を目的にした可愛い子達が集まり、寝起きで何度も射精させられる』と書いて、ノートを目覚まし代わりにしたり、寝る時も『快楽で気を失うまで搾取される』と書き、書いた通り快楽で眠りにつく。

一日の始まりから終わりまで性の快楽で満たされた生活を送っていた。

結果、そんな生活を送っていた博樹は、私の集めなければいけない精子の目標の量など、1週間程で集めてしまったのだ。

低級淫魔からサキュバスへと成長した私は、例の契約を博樹に持ち帰ると、全く躊躇することなくあっさり了承した。

そして淫魔の水槽の中で博樹は淫夢の中で眠り続けることになったのだが…

現在淫夢の水槽には、私がサキュバスになってから他にも何人か連れて来た男達もいる。

その中でも、博樹から取れる精の量が他の奴らの倍程の量があったのだ。

気になった私は、博樹がどんな夢を望んで見ているのかを見に行くことにした。

サキュバスは夢魔とも言われ、人の夢の中に自由に行き来することができ、私と契約した男達の夢の中ならば、本人よりも私の方の命令が優先される。

眠り続ける博樹に手を触れ、意識をゆっくりと同調させる。

目を閉じ、再び開けると、そこは既に博樹の夢の中だった。

「ふぅん…」

目の前には思った以上の光景が広がっていた。

だだっ広い空間に、人が通れる程の空間の穴がいくつも開き、そこから雪崩れ込んでくるのは、私達サキュバスの姿。

背中に蝙蝠の羽を生やし、手には様々な色サテンの手袋を嵌め、ラフな格好をした者から悪魔の正装をした者まで、様々なサキュバス達がこの空間に集められていた。

勿論本物のサキュバスではなく、博樹が作り出したものなのだが、その量が異常だ。

この広すぎる空間を埋め尽くす程に、サキュバスの群れが飛び交っている。

「こいつらを相手にしてるの?」

取り敢えずその群れが向かう先へと私も向かうことにする。

すると、空中で一際多くのサキュバス達が集まり、大きな球体のようになっている場所があった。

「ちょっと!早く私にも責めさせなさいよ!!」

「あぁ…どう責めてあげましょうか…」

「我慢できないぃ…死ぬほど射精させてあげるから覚悟しなさいよ!!」

荒っぽい声を上げながら、何十、いや何百という発情したサキュバス達が球体の奥へ奥へと手を伸ばし、何かに触れようとしているのだ。

「あそこか…」

恐らくその球体のように集まるサキュバス達の中心に博樹はいる。

中でされていることは大体予想が付くが…

私は一旦目を閉じ、目に魔力を溜め、再び目を開く。

すると、群がる大量のサキュバス達の一部が徐々に透け始める。

実際に透けている訳では無いが、透けて群れの中に何がいるかを見えるようにしたのだ。

「なるほどね」

見えた光景はそれは凄まじいものだった。

空中に浮き、X字に身体を広げて動けなくなっているらしい博樹は、周りを取り囲むサキュバスから手や長く伸びた舌で責め続けられていたのだ。

口には変わるがわるサキュバス達が口づけをし、催淫効果のある唾液を飲ませ、その唾液を身体にも塗られ、ヌルつく身体を何十というサキュバス達のサテンの手袋の手で、余すとこなく快楽を与え続けられていた。

手の届かない者は口から長い舌を伸ばし、僅かな隙間を舐め、博樹の身体はサキュバス達を透かさなければ、舌や手のせいで見えない程だ。

「まさかここまでとは…」

ノートに書いた願望といい、性に貪欲で異常な程に責められたい欲が強く、しかも多人数からの快楽責めを好む。

それは把握していたが、まさかここまでの人数で、しかも性欲の上限が無いようなサキュバスを選ぶとは…

「ふふふ…」

良い。良いわよ。

これなら他の奴らの倍は精を吐き出す訳だ。

どんなに性に貪欲な奴でも、ここまでのことを好む奴もなかなかいないだろう。

少し話を聞いてみるか…

私は前に腕を伸ばし、グッと手を握る。

すると、一瞬で博樹を覆い尽くしていたサキュバス達は消え去った。

残されたのは空中にX字になって浮いている博樹だけだ。

博樹の近くまで飛んで行くと、全裸で液体に濡れ、だらしなく開けた口から舌をダラリと出し、上気した顔ではぁはぁと熱い息を吐いていた。

「博樹」

名前を呼ぶと、私の方に目を向け一瞬驚いた顔をしたが、すぐにまた元のだらしない顔に戻って言った。

「はぁ…はぁ…ベルフェ…んんっ…久しぶり…はぁ…だね」

「えぇ。楽しんでるようね」

「んんっ…はぁ…そう…だね…はぁ…はぁ…」

「そんなに息が上がってると会話がしにくいわね…」

指をパチンと鳴らすと、博樹の身体から粘液が消え、上がっていた息も整い、体力と共に唾液による発情状態も回復させてやる。

「これで良いでしょ」

「すごいなベルフェ…」

「ここは私があなたに見せている夢の空間だからね。あなた以上に私の方がここではなんでもできるの」

「あぁ…なるほど。だからあのサキュバス達もいなくなったのか…いやぁ、助かったよ」

「助かったって、あなたでも望めばサキュバス達は消えるでしょ?」

この空間は基本は博樹の思い通りに動くはず。

どんなにキツい責めでも、一定の精を出せば消すこともできるはずだ。

「いやぁ…それじゃすぐギブアップしちゃうし、楽しくないだろ?せっかくこんな空間にいるんだもん、泣こうが喚こうが徹底的に快楽地獄を味わいたくてさ。俺が望んでも、サキュバス達が満足するまで消えないように願ったんだよ」

「あなたはサキュバスを舐めすぎよ」

ここまで来ると呆れるわね。

まぁ私の水槽が潤うのは良いことだけど。

「いやぁ、凄かったよ…最高だねこの空間。次から次へと顔面凶器みたいな美形のサキュバス達が、俺に際限なく快感を与えて来るんだよ。どこまでも続いてるんじゃないかってぐらい大量のサキュバスだらけでさ…何回だってイけるし、体力だって無くならないし、死ぬことも狂うこともできずに、発情させられてただただ快感を与えられる…しかも散々焦らされた上でだよ?次から次にもう…」

うっとりとした顔で今までもことを語る博樹のチンポは、発情状態は解除したというのに、既に硬くなり始めていた。

「流石に10回ぐらいイったあたりで数えることができなくなって、多分100回ぐらいはイったのかなぁ…もう逃げたくなってたんだよ。だからベルフェが来てくれて助かったよ」

「際限なくサキュバスが増えたら終わりなんかないでしょ。けどあなたの場合は、逃げたいのに逃げられないのが良いんじゃないの?」

「あぁ…そうだね…いざこうやってサキュバス達がいなくなると、あの絶望的な状況がやっぱり恋しくなってきた…サキュバス達ってほんと凄いんだよ」

「それを私に言う?」

「まぁベルフェもサキュバスだし分かってると思うけど、キスも気持ち良いし、指一本一本が全部気持ち良いんだよ。やっぱサテン手袋がやらしくて良いよね。あのスベスベの感触が粘液と混ざってほんと最高で…口と舌と指で穴という穴犯されて、手足の指一本一本まで撫でしゃぶられて、脳みそ溶けるぐらい気持ち良いんだよ。あぁ…考えたらまたされたくなってきちゃったよ…」

そう話す博樹の顔は完全に情欲にまみれていた。

こいつのここまで性に貪欲な姿は悪くない。

「けどさっきみたいに満足するまでって願ったら、時間は永久って言っても、それだけしか楽しめなくなっちゃうよなぁ…」

「イく回数で制限すれば良いんじゃない?」

「あぁ…それ良いねぇ…何回イくまでは絶対に開放されないって願えば良いのか…うん、良い。そうしよう」

欲にまみれたいやらしい顔で笑う博樹。

暫く様子を見ていくか。

「何回が良いかなぁ…千回?それじゃ少ない?あぁ…想像したら興奮してきた…1万回にしよう。1万回イくまで絶対にサキュバス達は俺から離れてくれない…俺がどんなに願っても…そうしよう…あぁけどそれでも足りなかったらどうしよう…」

「ここでの時は永遠よ。好きにしなさい」

「あぁ…幸せだよ…こんな快楽を永遠に味わうことができるなんて…サキュバスの次は何にしよう…人間の全部の職業を制覇しようかな…うん悪くない…」

「私は少し離れて見させてもらうわよ」

「あ、ちょっと待って」

私が離れそうとすると、私に手を伸ばして呼び止める博樹。

「なによ」

「せっかく来たんだから、ベルフェの唾液頂戴。俺を唾液で完全に発情させてよ」




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