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※リクエスト作品


「おらっ、まだまだイけんだろ?もっと出せよ!」

「今度はくすぐられながらイくか?ほら、こちょこちょこちょ~」

「んはぁぁぁっ♡あひゃひはははっ!あぁぁぁぁぁっ♡」

空間に浮かんだ一人の男に、大量のインキュバス達が群がり、身体中を舐められながら、革の手袋を嵌めた手でまさぐられている。

快楽に鳴き叫びながらも男は嬉しそうに精液を吐き続けていた。


■■■■■■■■■■■


淫魔ノート。

人間に性の欲望を書かせると、それが実現するノート。

低級淫魔はそのノートを人間に渡し、淫魔からインキュバスになるための修行をする。

ノートの所有者はノートに自分の性の願望を書き、自分の性を満たし、そして次第に普通の生活を送るのが困難な程に性に溺れ、身を滅ぼしていく。

インキュバスへと成長した俺達はその性に溺れた人間を、永久に性を吐き出し続ける人形として飼うことがある。

これから全ての人生を捧げる代わりに、永遠の快楽を与えてやる契約を持ちかけるのだ。

人間を眠らせて永遠にそのままの状態で生かしておくことができる淫魔の水槽で飼い、文字の通りなんでも実現する淫夢を見せる。

淫夢で快楽を与え続け、水槽の中で俺達のエネルギーになる精液を吐き出し続ける。

死ぬことも許されず、永遠に…

俺のノートの所有者であった博樹も、俺とその契約をすることになったのだが、こいつの場合は少し変わっていた。

ノートを渡した時からそうだ。

普通なら気味悪がってなかなか書かない為、書くように上手く誘導させてノートにハマらせていくのだが、博樹の場合は渡した瞬間に自身の欲望を書いた。

初めて書いた内容は、各路線が集中する都心の大きい駅で『男の全駅員達が集まり、俺に快楽を与え搾取する』だった。

初めての場合は軽いものを書く奴らが多いのに、博樹は初めから自分の性に忠実なことを書いたのだ。

書いたことは実現し、博樹は書く路線から集まってきた何百と言う駅員達に囲まれた。

駅員達は白い手袋を嵌めた手で博樹を襲い、身体中を覆い尽くすように身体に手を伸ばし、至るところを快楽で責め続けた。

口に男達の指を咥え、感じる部分を全てその滑るナイロンの白手袋で撫で擦られ、チンポは男達のいくつもの手で作られたオナホでシゴかれ、何度も何度もイき狂っていた。

「んほぉぉぉぉぉぉおおおっ♡ぎもぢぃぃぃぃいいいっ♡」

大量の男達に群がられ、その中心で快感に溺れる様は既に堕ちた人間のそれだった。

驚いたのは、博樹は渡した日から1日に最低でも2回はノートを使ったのだ。

ある時は男子校に行き『生徒全員から徹底的に快楽で搾取されたい』と書き、

またある時はオフィス街に行き『ここにいるリーマン全員から快楽責めで鳴かされたい』と書いて、大量の人数に襲われて精を吐き出し続けていた。

寝る前に『朝7時にマンションいっぱいに俺の精を目的にしたイケメン達が集まり、寝起きで何度も射精させられる』と書いて、ノートを目覚まし代わりにしたり、

寝る時も『快楽で気を失うまで搾取される』と書き、書いた通り快楽で眠りにつく。

一日の始まりから終わりまで性の快楽で満たされた生活を送っていた。

結果、そんな生活を送っていた博樹は、俺の集めなければいけない精子の目標の量など、1週間程で集めてしまったのだ。

低級淫魔からインキュバスへと成長した俺は、例の契約を博樹に持ち帰ると、全く躊躇することなくあっさり了承した。

そして淫魔の水槽の中で博樹は淫夢の中で眠り続けることになったのだが…

現在淫夢の水槽には、俺がインキュバスになってから他にも何人か連れて来た男達もいる。

その中でも、博樹から取れる精の量が他の奴らの倍程の量があったのだ。

気になった俺は、博樹がどんな夢を望んで見ているのかを見に行くことにした。

インキュバスは夢魔とも言われ、人の夢の中に自由に行き来することができ、俺と契約した男達の夢の中ならば、本人よりも俺の方の命令が優先される。

眠り続ける博樹に手を触れ、意識をゆっくりと同調させる。

目を閉じ、再び開けると、そこは既に博樹の夢の中だった。

「ほう…」

目の前には思った以上の光景が広がっていた。

だだっ広い空間に、人が通れる程の空間の穴がいくつも開き、そこから雪崩れ込んでくるのは、俺達インキュバスの姿。

背中に蝙蝠の羽を生やし、手には黒い革の手袋を嵌め、ラフな格好をした者から悪魔の正装をした者まで、様々なインキュバス達がこの空間に集められていた。

勿論本物のインキュバスではなく、博樹が作り出したものなのだが、その量が異常だ。

この広すぎる空間を埋め尽くす程に、インキュバスの群れが飛び交っている。

「こいつらを相手にしてるのか?」

取り敢えずその群れが向かう先へと俺も向かうことにする。

すると、空中で一際多くのインキュバス達が集まり、大きな球体のようになっている場所があった。

「おら!早く俺にも責めさせろよ!!」

「あぁ…どう責めてあげましょうか…」

「我慢できねぇ…死ぬほど射精させてやるから覚悟しろよ!!」

荒っぽい声を上げながら、何十、いや何百という発情したインキュバス達が球体の奥へ奥へと手を伸ばし、何かに触れようとしているのだ。

「あそこか…」

恐らくその球体のように集まるインキュバス達の中心に博樹はいる。

中でされていることは大体予想が付くが…

俺は一旦目を閉じ、目に魔力を溜め、再び目を開く。

すると、群がる大量のインキュバス達の一部が徐々に透け始める。

実際に透けている訳では無いが、透けて群れの中に何がいるかを見えるようにしたのだ。

「なるほどな」

見えた光景はそれは凄まじいものだった。

空中に浮き、X字に身体を広げて動けなくなっているらしい博樹は、周りを取り囲むインキュバスから手や長く伸びた舌で責め続けられていたのだ。

口には変わるがわるインキュバス達が口づけをし、催淫効果のある唾液を飲ませ、その唾液を身体にも塗られ、ヌルつく身体を何十というインキュバス達の革の手袋の手で、余すとこなく快楽を与え続けられていた。

手の届かない者は口から長い舌を伸ばし、僅かな隙間を舐め、博樹の身体はインキュバス達を透かさなければ、舌や手のせいで見えない程だ。

「まさかここまでとは…」

ノートに書いた願望といい、性に貪欲で異常な程に責められたい欲が強く、しかも多人数からの快楽責めを好む。

それは把握していたが、まさかここまでの人数で、しかも性欲の上限が無いようなインキュバスを選ぶとは…

「ふふふ…」

良い。良いぞ。

これなら他の奴らの倍は精を吐き出す訳だ。

どんなに性に貪欲な奴でも、ここまでのことを好む奴もなかなかいないだろう。

少し話を聞いてみるか…

俺は前に腕を伸ばし、グッと手を握る。

すると、一瞬で博樹を覆い尽くしていたインキュバス達は消え去った。

残されたのは空中にX字になって浮いている博樹だけだ。

博樹の近くまで飛んで行くと、全裸で液体に濡れ、だらしなく開けた口から舌をダラリと出し、上気した顔ではぁはぁと熱い息を吐いていた。

「おい、博樹」

名前を呼ぶと、俺の方に目を向け一瞬驚いた顔をしたが、すぐにまた元のだらしない顔に戻って言った。

「はぁ…はぁ…ベルフェ…んんっ…久しぶり…はぁ…だね」

「おう。楽しんでるようだな」

「んんっ…はぁ…そう…だね…はぁ…はぁ…」

「そんな息が上がってると会話がしにくいな…」

指をパチンと鳴らすと、博樹の身体から粘液が消え、上がっていた息も整い、体力と共に唾液による発情状態も回復させてやる。

「これで良いだろ」

「すごいなベルフェ…」

「ここは俺がお前に見せている夢の空間だからな。お前以上に俺の方がここではなんでもできる」

「あぁ…なるほど。だからあのインキュバス達もいなくなったのか…いやぁ、助かったよ」

「助かったって、お前でも望めばインキュバス達は消えるだろ?」

この空間は基本は博樹の思い通りに動くはず。

どんなにキツい責めでも、一定の精を出せば消すこともできるはずだ。

「いやぁ…それじゃすぐギブアップしちゃうし、楽しくないだろ?せっかくこんな空間にいるんだもん、泣こうが喚こうが徹底的に快楽地獄を味わいたくてさ。俺が望んでも、インキュバス達が満足するまで消えないように願ったんだよ」

「お前はインキュバスを舐めすぎだ」

ここまで来ると呆れるな。

まぁ俺の水槽が潤うのは良いことだが。

「いやぁ、凄かったよ…最高だねこの空間。次から次へと顔面凶器みたいな美形のインキュバス達が、俺に際限なく快感を与えて来るんだよ。何回だってイけるし、体力だって無くならないし、死ぬことも狂うこともできずに、発情させられてただただ快感を与えられる…しかも散々焦らされた上でだよ?もう…」

うっとりとした顔で今までもことを語る博樹のチンポは、発情状態は解除したというのに、既に硬くなり始めていた。

「流石に10回ぐらいイったあたりで数えることができなくなって、多分100回ぐらいはイったのかなぁ…もう逃げたくなってたんだよ。だからベルフェが来てくれて助かったよ」

「際限なくインキュバスが増えたら終わりなんかないだろ。けどお前の場合は、逃げたいのに逃げられないのが良いんじゃないのか?」

「あぁ…そうだね…いざこうやってインキュバス達がいなくなると、あの絶望的な状況がやっぱり恋しくなってきた…インキュバス達ってほんと凄いんだよ」

「それを俺に言うか?」

「まぁベルフェもインキュバスだし分かってると思うけど、キスも気持ち良いし、指一本一本が全部気持ち良いんだよ。やっぱ革手袋がやらしくて良いよね。あのスベスベの感触が粘液と混ざってほんと最高で…口と舌と指で穴という穴犯されて、手足の指一本一本まで撫でしゃぶられて、脳みそ溶けるぐらい気持ち良いんだよ。あぁ…考えたらまたされたくなってきちゃったよ…」

そう話す博樹の顔は完全に情欲にまみれていた。

こいつのここまで性に貪欲な姿は悪くない。

「けどさっきみたいに満足するまでって願ったら、時間は永久って言っても、それだけしか楽しめなくなっちゃうよなぁ…」

「イく回数で制限すれば良いんじゃないか?」

「あぁ…それ良いねぇ…何回イくまでは絶対に開放されないって願えば良いのか…うん、良い。そうしよう」

欲にまみれたいやらしい顔で笑う博樹。

暫く様子を見ていくかな。

「何回が良いかなぁ…千回?それじゃ少ない?あぁ…想像したら興奮してきた…1万回にしよう。1万回イくまで絶対にインキュバス達は俺から離れてくれない…俺がどんなに願っても…そうしよう…あぁけどそれでも足りなかったらどうしよう…」

「ここでの時は永遠だ。好きにしろ」

「あぁ…幸せだよ…こんな快楽を永遠に味わうことができるなんて…インキュバスの次は何にしよう…人間の全部の職業を制覇しようかな…うん悪くない…」

「俺は少し離れて見させてもらうぞ」

「あ、ちょっと待って」

俺が離れそうとすると、俺に手を伸ばして呼び止める博樹。

「なんだ?」

「せっかく来たんだから、ベルフェの唾液頂戴。俺を唾液で完全に発情させてよ」

「ほう」

半開きにして俺に口を差し出す博樹に、俺は近付いて唇を合わせてやった。

「んんっ…♡んちゅぅっ♡」

舌を差し込み、口内を堪能したあと、たっぷりと唾液を飲ませてやる。

「ちゅっ…♡んぐっ…んぐっ…んんっ♡」

舌を絡ませ、口内を犯すようにたっぷりじっくりと…

「んぁっ♡ちゅっ…んちゅっ♡ジュルッ♡」

角度を変え何度も口づけをする。

そして暫くして解放してやると、既に発情しきった博樹の姿がそこにあった。

完全に勃起したチンポからは我慢汁が流れ落ち、触れた瞬間イきそうな程ビクンビクンと震えていた。

「あぁ…ベルフェぇ…はぁはぁ…やばい、俺…んんっ…もう我慢できない…」

再び博樹の身体が手足を広げたX字になり、動けないようになったようだ。

恐らく博樹自身がそう願ったのだろう。

この広い空間に再びいくつもの穴が出現し、そこからインキュバス達が流れ込み始めた。

「あぁ…凄い…こんなに沢山…」

興奮しきった目で集まって来る大量のインキュバス達を見る博樹。

いくらインキュバス達が群がろうが、博樹の様子は分かるようにし、俺は少し離れた場所へと移動する。

「最初は俺がイかせてやるよ!!」

「いえ私がまずは」

「早いもん勝ちだろ!!」

性に飢えた状態のインキュバス達が、目をギラつかせながら博樹へと一目散と向かってくる。

「いっちばーん!!チンポ貰い!!」

最初に着いた一匹が、真っ先に博樹のチンポを口に咥え込んだ。

「んほぉぉぉぉぉおおおっ♡」

「ジュルルッ、んちゅっ…んんっ…ちゅぷっ」

喉奥まで咥えながら口内で長い舌をチンポを絡め、そのまま吸いながら前後に顔を振るインキュバス。

精をしゅぶり尽くす為の、人間には決して真似できない極上のフェラだ。

「じゅぷっ、んんっ、ちゅるっ、じゅぽっ」

「あぁぁぁぁああああっ♡イグっ、イグゥゥゥゥウウっ♡♡」

俺の唾液で発情しきった身体でそれを受け、博樹は瞬殺で校内に射精をしたようだった。

「んあぁぁっ!!うめぇぇぇっ♡!!やっぱ一発目は格別だな!」

「くっそ!狙ってたのに!てめぇちょっとされたぐらいでイきやがって!」

「まぁまぁ、これからいくらでも搾れば良い話だろ」

精を飲んだインキュバスが狂ったように叫び、それに呼応する出遅れたインキュバス達。

既に通常なら博樹の姿も確認できなくなる程の人数のインキュバス達に囲まれていた。

あの射精があと9999回繰り返すまでこのインキュバス達は博樹を襲い続けるだろう。

博樹の身体には次々とインキュバス達の革手袋を嵌めた手と長い舌が伸ばされ、身体へもたっぷりと滑り気のある唾液を塗り広げられていく。

何十、いや百単位の手と舌が、あっという間に博樹の身体の全ての部位を覆ってしまった。

「んはぁぁぁぁぁああっ♡おぉぉぉぉっ、おぉぉぉぉおおおおおっ♡」

「あぁ…旨そうな乳首してんじゃん…勃起してコリコリしてやがる」

「男のくせに吸ったらなんか出そうな乳首だな」

「たっぷり吸って差し上げますね」

「あぁぁぁぁっ、あぁぁぁああああっ♡んひゃぁぁぁあああっ♡」

片方の乳首を吸われながら舌で転がされ、もう片方は指先でクリクリと摘まみ擦られる。

元々敏感な乳首は、俺の唾液によって感度が何倍にもなっており、インキュバスであれば乳首だけでも脳イキさせれるぐらいにはなっているはずだ。

その証拠に、博樹は感じ過ぎる乳首に昇天したような顔をしている。

「耳も犯してやんねぇとな」

「腋も汗かいててうまそぉぉっ」

「感じないとこが無いぐらいにしてやらねぇとな」

「んひぃぃぃいいいっ♡あぁぁっ♡おぉぉぉおおおおっ♡」

耳にも指と舌が差し込まれ、両腋はそれぞれ長く伸びた舌がいくつも舐めるように這い、手足の指はジュポジュポといやらしい音を立てながら一本一本をしゃぶり舐められ、脹脛から太腿にかけてびっちりとインキュバス達の手袋の手で覆われ撫でられている。

まるで真っ黒な服でも着ているのかと思う程に。

そして肝心のチンポはどうなっているかと言うと…

「あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"っ♡亀頭だめぇぇぇええっ♡おぉぉぉぉおおおっ♡」

一度射精はしたものの、全くおさまらない性欲に硬く力強く勃起した博樹のチンポには、ヌルヌルの革手袋の手で亀頭だけを掴み、グチュグチュと乳でも搾るかのように上下にシゴかれているだけだった。

正確には玉やその近辺は舌と手で責められているものの、竿は一切シゴかれていないのだ。

「いぎぃぃぃぃいっ♡んぐぎあぁぁぁぁぁあっ♡あぁぁぁっ、あぁぁああああっ♡」

「ヌルヌルな手袋でカリ首ゴリゴリされんの好きだろ?」

「たーっぷり焦らして可愛がってやるからなぁ」

「竿以外は死ぬほど気持ち良くしてやるから安心しろよ」

「んほぉぉぉぉおおおおおおおっ♡」

亀頭はこれでもかという程に敏感に硬く膨れ上がり、それをヌルつく手袋擦られたら、イけない狂いそうなまでの快感が博樹を襲っているはずだ。

直ぐに精を欲しがる低級の淫魔とは違い、インキュバスは弄ぶ性質も強い。

快楽で苦しみ、狂っていく様や、上げる叫びが大好物なのだ。

故にすぐにイかせたりはしない。

それは俺がやったとしてもそうだ。

身体中に快感を与え、寸でのところで止め、亀頭だけをたっぷりと擦ってやり、散々弄んだあとに、今度はイかせ続けて遊ぶ。

「乳首こちょこちょしてやれば脳イキできんだろ?亀頭だけでイってみろよ!」

「ケツもたっぷり舐めほじってやるからなぁ」

「ほら、チンポに唾液追加してやるよ」

「んぎぃぃぃいいっ♡あひあぁぁぁぁぁああっ♡じぬぅぅぅううっ♡♡」

「はははっ!俺らが殺す程甘い訳ねぇだろ!」

「今度は亀頭撫で回してやるからなぁ」

「玉も口ん中でこちょこちょ転がしてっと」

「あひあぁぁぁああああっ♡おぉぉぉぉっ♡亀頭っ♡亀頭ぎもぢぃぃぃいいいっ♡」

くすぐったさのある亀頭への刺激は一定時間やると、一気に快感が増し、辛く気持ち良いものへと変わる。

どうやら博樹もそうなったようだ。

「もっどぉぉぉぉっ♡亀頭グチュグチュじでぇぇぇええっ♡あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あっ!!ぎもぢぃぃぃぃぃいいいいっ♡♡」

「そうか気持ち良いか。じゃあずっとこれだけしててやるからな」

「このままイけたらご褒美やるぞ」

「んひぃいぃぃぃいっ♡あっ、イグッ♡あれ、んんあぁぁっ♡イグッ♡えっ…だめっ♡イげないぃぃぃいいっ♡」

絶頂感は何度もあるのに、決して射精へ到着できない亀頭への刺激。

乳首で脳イキできたはずが、亀頭への刺激が強すぎてそれも叶わないようだった。

既に散々責められているというのに、今博樹を襲っているインキュバスは多く数えても30匹程だ。

しかし今博樹を囲んでいるインキュバス達は既に来た時と同じように、大きな球体のように見える程に集まり、博樹を襲うタイミングを今か今かと待っている。

ざっと見渡すだけで数百匹はいる。

穴からはまだまだインキュバス達が流れ込んできていた。

回数制限してて良かったな。これじゃ1万回じゃ済まんぞ。

そもそもこの調子で次々インキュバスが増えたんじゃ永遠に続くぞ。

「あぁ~、腋汗うっめぇ…」

「おい!今度は俺に乳首しゃぶらせろよ!!」

「次は俺が耳犯す番だろ!」

「ほら、今度は俺とキスしようぜ」

「はぁ?まずは俺とだろ」

「んんんんっ!?♡んちゅっ、んはっ♡んぐぉぉぉぉぉおおっ♡」

俺の飲ませた唾液だけでは飽き足らず、次々とインキュバス達が博樹の唇を奪い合うように唾液を飲ませようと唇を合わせる。

その間も勿論亀頭をグチュグチュと擦る手は止まらず、全身への快楽責めは続いていた。

唾液を飲む度に感度が上がっている身体には、通常の世界なら狂っている程の快感が与えられているはずだ。

この世界はそもそもが精神世界のため、良くも悪くも狂うことも死ぬこともできない。

「んおぉぉぉぉおおっ♡んんっ♡出ぞぉぉぉっ♡なんが出ぞぉぉぉぉおっ♡じゅぷっ♡」

「おぉ良いぞ!出せ出せ!!」

「出やすいように…ほら、乳首こちょこちょしてやるよ」

「乳首は吸った方がこいつは喜ぶんだよ!ジュルッ」

「早く!!早く出せよ!!精をよこせ!!」

待ちわびたインキュバス達が荒っぽい言葉を吐き、益々博樹への責めを激しくしていく。

亀頭を擦っている手も、手袋の上から唾液を垂らされ、再び搾り取るようなシゴきへと変わる。

「んんあ"っ♡おぉぉうっ♡んおぉぉっ♡あぁぁあっ♡」

手足の指を限界まで広げられ、その指の股にまでインキュバス達の舌は差し込まれ、感じるところを全て責められている博樹は、ピクピクと身体を細かく震えさえ、亀頭だけで出そうと息も絶え絶えになりながら必死にチンポに集中しているようだった。

「んぐっ…あぁっ♡イグっ♡出るっ♡出ぢゃうぅぅっ♡なんが出ぢゃうぅぅっ!!♡」

博樹が一層大きな声で鳴き、チンポを擦るインキュバスの手がカリ首を擦った瞬間…

「あぁっ!!んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ!!!♡♡」

博樹のチンポから精液ではなく、潮が勢いよく吹き出た。

「おぉ!!潮吹いたぞ!!」

「おい俺にもよこせよ!!」

「あぁぁぁっ!!うめぇぇ!!」

「んおぉぉぉっ♡んおぉぉぉおおっ♡」

チンポからドボドボと液体を流しながら、それを吸おうとするインキュバス達の舌が更に増え、吹いた後も責めは止むどころか激しくなる。

「やっぱ潮じゃ足りねぇ!精液出させろ!」

「俺がチンポシゴいてやるよ!」

「はぁ?シゴくのは俺だっての。たっぷり擦ってやるからな」

「ざけんな!俺だってチンポしゃぶりてぇぞ!!」

「んぁぁぁあああっ♡だめぇぇええっ♡今はだめぇぇええええっ♡んひぃぃぃぃいいいっ♡」

潮を吹いたばかりのチンポを奪い合うようにインキュバス達が握り、舌を絡ませ、今度は竿も一緒に上下に舐め擦られ始めた。

「あぁぁぁぁぁああっ♡んおぉぉぉおおっ♡」

敏感なチンポはあっという間にインキュバス達の手袋の手を舌で覆われ、博樹を休む暇なくまた快楽の地獄へと導いていく。

インキュバスの唾液を大量に摂取している博樹のチンポは、萎えることを許されず、ズチュズチュと淫猥な音を立てながら快感を与え続けられるしかない。

そしてそれは全身が同じ状態だ。

唾液を塗りたくられている乳首は段々と肥大し、風ですら感じる程の感度になっているところを、手袋の指と舌先でシコシコと擦られていた。

「あぁぁぁっ♡あぁぁぁぁああああああっ♡」

潮噴きをしたのに今度は乳首で脳イキを繰り返し、チンポの射精感も強まっているのだろう。

「早く精液出しちまえよ!!」

「おら!チンポグッチュグチュにされて気持ちぃんだろ?」

「脳イキキメながらチンポでも射精しろや!」

「んおぉぉぉっ♡んほぉぉぉおおおおおっ♡」

発情した身体にインキュバス達の責めを受け、射精をしない者などいない。

「イグぅぅぅぅうっ♡また出ぢゃうぅぅぅううっ♡あぁぁっ♡イグぅぅぅううううううううううっ♡♡!!!」

博樹も例外なく、今度は勢いよくチンポから精液を吐き出した。

この空間では精液は枯れることはない。

何度でもイけるし、それがこの空間の目的でもある。

「あぁぁっ!!やっぱ精液は濃くて良いな!」

「おい、俺にも渡せ!!」

「精液をくれ!」

奪い合うように吐き出した精液へと口を寄せ、チンポからかすり取ろうと皆が一斉に手を伸ばす。

「次は俺が出させてやる!」

「待ってください。我々はまだ一度もそいつに触れてすらいないんですよ」

「交代だ交代!」

博樹に群がる数百にも上るインキュバス達は、博樹を責めようと隙間と言う隙間から手や舌を伸ばし、なんとか触れようとしていた。

インキュバスの集まる球体は更に大きくなるばかりだ。

「あぁぁぁぁぁぁっ♡だずげでぇぇぇええええっ!!♡♡んふぉぉぉぉおおおおっ♡」

博樹の絶叫が虚しく空間に響いていた。

「ふふっ…楽しませて貰ったぞ」

俺はそのインキュバスの集団でできた球体に背を向け、そっと目を閉じる。

再び目を開くと、水槽に浸る博樹の姿が目の前にあった。

「終わった頃にまた見に行ってみるか…」

ドクンという音と共に、水槽の中でまた精が溜まる音がした。



■■■■■■■■■■■■


博樹の夢へと入った日から1か月以上が経った。

「そろそろか…」

1万回イくまで快楽漬けにあっている博樹がどうなったのか、少しだけ気になった俺は、再び夢の中へと入ってみることにした。

同じように水槽の中の博樹に触れて目を閉じる。

そして目を開けた時、広がっていた光景は…

「んん?」

真っ先に飛び込んできたのは、まえ来た時と同じで、恐ろしい数のインキュバス達が飛び回り1か所に群がる姿だった。

「インキュバス相手なら1か月もあれば達成できると思ったが…読み違えたか?」

大量に集まるインキュバス達を透かし、中の様子を見る。

「おらっ、まだまだイけんだろ?もっと出せよ!」

「今度はくすぐられながらイくか?ほら、こちょこちょこちょ~」

「んはぁぁぁっ♡あひゃひはははっ!あぁぁぁぁぁっ♡」

空間に浮かんだ博樹に、大量のインキュバス達が群がり、身体中を舐められながら、革の手袋を嵌めた手でまさぐられている。

快楽に鳴き叫びながらも博樹は嬉しそうに精液を吐き続けていた。

あのペースならいくら焦らしていたとしても、この空間と、発情させ続けるインキュバスの唾液があれば1万回の射精などもう終わっているはずだ。

俺は飛んでいるインキュバスを1匹捕まえ、そいつの命令された内容を確認することにした。

「おい、お前は博樹からなんと命令されている?言え」

この世界で生み出された生物は、俺の言葉には逆らえない。

「はい。我々は対象である博樹を10万回射精させるまで快楽を与え続けます」

「10万だと?」

そこで博樹の言葉を思い出す。

『足りなかったらどうしよう』

博樹は確かそう言っていた。

「なるほどな」

1万回だと少ないかもと不安になった欲望にまみれた博樹は、願いを10倍の数に変更していたのか。

「ははははっ…面白い。気に入ったぞ」

捕まえていたインキュバスを解放し、俺はこの世界の命令を上書きした。

『1億回射精するまでこの責めは終わらない』と。

そしてこの空間を倍の広さにしてやり、インキュバスが流れ込む穴の数も倍にしてやった。

そこからまた夥しい量のインキュバス達が流れ込み始める。

「さて、快楽の地獄は何年かかるかな…」

「んひあぁぁぁぁぁぁああっ♡ぎもぢぃぃぃいいいいっ♡もういやだぁぁぁあああっ♡んほぉぉぉぉおおおおおっ♡♡」

「あははっ!良い声で鳴くじゃねぇか!!」

「まだまだ搾り取ってやるからな!」

「もっともっと精を出せよ!!」

響き渡る博樹の叫びに、インキュバス達は更に興奮したようだった。

安心しろ博樹。

この空間の時間は永遠。

何年かかろうがお前は死なないし永遠に狂いもしない。

ただただ快楽に溺れていればいずれ過ぎるさ。

「もしこれが終わったら、あいつを淫魔として育てるってのもありかもな…」

そんなことを考えながら、俺は博樹の夢の中を後にした。


END

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