【女→男小説】『幼馴染３』【女からの足（靴下、素足）の匂い、靴下被せコキ】 (Pixiv Fanbox)

『明日あたり飲める？』 千秋から連絡が来たのは、薫ちゃんとあんなことがあった２週間後のことだった。 俺は迷っていた。 寝てる千秋に対して自分の性欲をぶつけてしまったこと、その娘の薫ちゃんと卑猥なことをしてしまった罪悪感。 それがどうしても引っかかり、普通の顔をして飲める自信が無かったのだ。 飲みの誘いがあるあたり、薫ちゃんは千秋にあの日のことは言ってないらしいが。 『私、諦めないですから』 あの日薫ちゃんからメッセージが届いてから、宣言通り薫ちゃんは俺に毎日メッセージを送ってくるようになっていた。 『今日は野球頑張ってきました！』 文章だけを見れば可愛い内容だが、その言葉と一緒に送ってくるメッセージには写真がいつも添付されている。 野球でドロドロに汚れた薫ちゃんのアンダーストッキングの足裏の写真だ。 そして続けてメッセージが来るのだ。 『すごい臭いですよ。大介さんに嗅がせたい』 それが毎日届くのだ。 ある日は学校で履いていたという薄汚れたスニソ。 ある日はちょっと借りてみたと言って、千秋が履く仕事用の五本指のソックス。 そしてある日は素足履きで学校行っちゃいましたと素足の写真。 どの足も共通して、もの凄く臭そうな足だった。 『私の足拭きマットになってくださいよ』 『指の間が特に臭いです』 『日に日に足が臭くなってる気がします』 俺を煽るような文章と共に毎日届くメッセージに対し、俺は『そうか』や『ちゃんと洗えよ』など、興味の無いような内容で返事をしていた。 だけど内心はいけないとは分かっているのに、興奮してしまっている自分もいる。 薫ちゃんの臭い足を嗅がされ、足でイかされてから、どうしてもそれを忘れられないのだ。 あの臭すぎる足の匂い、そしてあのチンポを擦るソックスの感触。 今でもリアルに思い出すことができてしまう。 そんな状態の中で送られてくる写真。 ダメだと思いながらも、それでチンポを慰めてしまっていた。 薫ちゃんの臭い足の匂いを思い出し、薫ちゃんの臭い足の感触を思い出し、薫ちゃんの臭い足の写真を見て抜くのだ。 それなのに。 最後に浮かぶのは千秋の顔だった。 結局俺は、似ている薫ちゃんに千秋を重ねているだけ。 薫ちゃんの気持ちに答えることはできない。 かと言って千秋に思いを告げることもできない。 思い切って千秋達から離れることもできない。 結局俺は返事をした。 『オッケー』 あぁ…俺ってほんと中途半端だな… ■■■■■■■■■■■ 昼の１２時。 「「乾杯！」」 いつも通り、千秋との飲みが始まる。 当たり前だが普段と変わらない千秋を見て、少しだけ落ち着いた俺は、違和感なく接することができていると思う。 ここに薫ちゃんがいないことも大きい。 土曜は基本部活で日が落ちるまでは家にいない。 だから俺は薫ちゃんが来る前に帰るつもりで、いつもより早い時間から飲みを始めようと提案したのだ。 深夜に仕事から帰宅した千秋は、そのままソファーで寝てたらしく、俺がインターホンを鳴らす音で起きたらしい。 相変わらずの仕事用の作業着に、ドロドロになっている五本指のソックス。 上半身はタンクトップのため、千秋の女らしいスタイルの良い身体が強調されている。 近くに寄っただけでツンとする千秋の汗の匂いがした。 そして僅かに匂ってくる足独特のあの匂い… 顔を寄せた訳ではないのに匂うと言うことは、今日も千秋の足は凄まじく臭いのだろう。 思わず唾を飲みながらも、そこから敢えて意識を反らすようにする。 いつも通りの俺で、いつも通り千秋と飲んで、これからも何も変わらず、この距離のままでいる。 それで良い。このまま千秋と一緒にいれればそれで。 「この前はごめんね。寝ちゃってさ」 「…あぁ、大丈夫だよ。気にすんな」 「起こしてくれれば良かったのに」 「いや、余りにも気持ち良さそうに寝てたから、また起こすのも可哀相だと思ってよ」 「悪いわね」 へへっと悪戯をした子供のように笑う千秋。 その顔が大好きだった。 あの日起こったことを知る必要なんてない。 このまま千秋の近くで、こうやって千秋の変わらない笑顔が見れればそれで… この前起こったことを飲み込むように、俺はビールを煽った。 「そういやこの前飲んだばっかなのに、誘うペース早くないか？」 思えば月１回は飲んでいるが、今日はまだ２週間しか経っていない。 「あ、いや…」 「ん？」 「まぁこの前が中途半端に終わったからね！飲みなおそうと思ってさ」 「？そうなのか？」 なんとなく煮え切らないような答えだった。 何か千秋にあったのだろうか。 「まぁまぁ飲もう！」 「おい、なんか言いたいことがあるんじゃねぇのか？」 「…あ～…別にそう言う訳じゃ…」 明らかに目線を泳がせて同様する千秋。 分かりやすい奴だ。 「なんだよ。言えよ」 「ん～…」 千秋は悩むように腕を組み、俯いてボソボソと何かを呟き、また俺の方へと向き直る。 「なんだよ」 「大介さ、私前にも言ったけど…」 「あぁ」 「私はあんたがいてくれて良かったって思ってる」 「なんだよいきなり…」 前飲んだ時に、過去のことを話しながら言った千秋の言葉。 俺にとって嬉しくも悲しい言葉。 「あんたがいなかったら今の私はいないと思うし、ほんと感謝してるわ」 「お、おい！恥ずかしいこと言うなって！」 「ほんとのことよ。感謝してるし、これからもいて欲しいと思ってる」 なんだか熱く語る千秋に顔が熱くなってきた。 それは千秋の言葉に照れたからだけではない。 このプロポーズ染みた言葉が嬉しくて仕方なかったのだ。 千秋の言葉にそんな意味がないことは分かっている。 あくまで一人の友人、幼馴染として言っているだけの言葉。 それでも千秋の言葉は嬉しかった。 「いきなりなんなんだよ！て、照れるだろ…止めろよ」 俺は自分に落ち着けと言い聞かせながら、必死に言葉を返す。 「だからさ、薫のことなんだけど…」 その言葉で自分でも驚く程ドキっとしてしまった。 なんでここで薫ちゃんの名前が… 「薫ちゃんがなんなんだよ…」 「薫は私の宝よ。茂治が残してくれた、何よりも大切な娘。薫のためなら、私は命だって…」 「お前が親バカなのは知ってるって」 茂治が亡くなった今、千秋に残されたのは一人娘の薫だけ。 昔から、目に入れても痛くない程には可愛がっていたのをずっと見て来た。 「だからさ…「ただいまー」 千秋が何か言おうとした時、玄関から声が聞こえた。 そう。薫ちゃんの声が… ドタドタを廊下を歩く音が聞こえ、ジャージ姿の薫ちゃんが現れる。 「あら、おかえり」 千秋は何事も無かったように言うが、俺は気が気ではなかった。 「大介さん…来てたんですね…」 不機嫌そうな薫ちゃんの声。 「あ、あぁ。千秋に誘われて…」 「へぇ…そうなんですか」 冷たく返事をする薫ちゃんが怖かった。 薫ちゃんには俺が今日来ることを言っていなかった。 敢えて俺が言わなくても千秋が言うから良いだろうと思ったからだが、言うと早めに帰って来てしまうかもと言う気持ちがあったのは否定できない。 恐らく薫ちゃんは、俺が後者の理由で言わなかったと思っているのだろう。 「千秋、薫ちゃんに俺が来ること言ってなかったのか？」 「ん？だって昨日仕事中にあんたに連絡したんだから、朝から学校の薫に言うタイミングなんかないでしょ」 「そ、そうか…」 フォローしたつもりが完全に墓穴を掘ってしまった。 先ほど千秋が何を言おうとしていたかも気になるが、今は薫ちゃんをどうしようという焦りしか沸いてこない。 「あぁ、お腹減った」 「そういえば薫、あんた今日部活じゃなかったの？やけに早いけど」 「今週の土日は校庭が使えないから、部活はトレーニングと基礎練習だけで、午前中で終わるって言ったでしょ」 「あ、そうだっけ」 薫ちゃんがユニフォームじゃなくてジャージ姿なのはそれが理由だろう。 「ちゃんと話聞いといてよ。私お昼食べてないし、混じっても良い？」 「勿論。おつまみならいくらでもあるし、食べて食べて」 「大介さん、良いですか？」 そう聞いてくる薫ちゃんの目が見れなかった。 「う、うん。勿論」 テーブル越しに向かい合って俺と千秋は座っていたが、薫ちゃんは俺の隣へと腰を下ろした。 近くに来たことによって匂う薫ちゃんの汗の匂い。 試合はできなかったとは言え、部活で汗は十分にかいているらしい。 胡坐をかいているせいで、薫ちゃんの汚れた白いスニソを履いた足裏が、嫌でも目に入った。 恐らくわざとだろう。 「好きに食べなさい」 「言われなくても食べてるよ」 テーブルに乗っている、総菜屋で買った唐揚げを口に入れながら薫ちゃんが言う。 唐揚げは千秋の好物で、飲みの席には必ずあった。 好きな物は先に食べたい派の千秋は、いつも最初に口に入れるのは唐揚げだった。 娘の薫ちゃんも同じように唐揚げを一番最初に食べる姿を見て、微笑ましさに少しだけ気持ちが落ち着いた。 無言でテーブルにある物を次々に口に入れ、割るために買ってあったコーラをついで飲む薫ちゃん。 流石育ちざかりと言うだけあって、凄い勢いで食べていた。 「凄い食欲だね」 思わず薫ちゃんに言ってしまう。 すると、俺を睨むように見て「早く大きくなりたいんですよ」と返された。 薫ちゃんは年齢の割には大きいと思う。 身長だって低くはないし、体型だって年齢にしてはしっかりしている。 「十分大きいと思うけど…」 「…お母さん超します」 なるほど。確かに千秋を超すのが目標なら、まだまだ食べないといけないな。 「あははっ！私みたいになるなら、好き嫌いしないで野菜も食べないとね！」 「確かに千秋って好き嫌いないよな。薫ちゃんはあるのか？」 「ないですよ」 「嘘つくなぁ。あんたホウレン草いつも食べないでしょ」 「食べれるし」 千秋と会話をする薫ちゃんは、やっぱりまだ子供の部分もあるんだなと少し安心した。 「何見栄張ってんだか…っと、ちょっとトイレ行ってくるわね」 そう言って立ち上がり、千秋が行ってしまう。 思ったよりは薫ちゃんと普通に話せてるが、流石に二人きりになると気まずい… 「なんで…言ってくれなかったんですか」 「え？」 「大介さん来るって、なんで言ってくれなかったんですか。毎日メッセージしてるのに」 やはりそれを気にしているようだった。 「いや、ほんとに千秋が言ってると思ったから…俺から言う必要ないかなって…」 「ふーん…」 不機嫌そうに言う薫ちゃん。 でもそもそも毎日メッセージしてるって言っても、薫ちゃんが足の写真送って来てるだけだし… 「私の足、嗅ぎたくなりましたか？」 「え！？」 一瞬理解が遅れる。 「私の足を嗅ぎたくなったか聞いたんですよ」 「それは…」 何て答えれば良いんだよ。 嗅ぎたくないって言ったら嘘になるけど、そんなの言える訳がない。 「いつも、自分の臭い足見る度に、大介さんのこと考えるんですよ。今日の足、大介さんが嗅いだら喜ぶかなとか、また私にあんな顔見せてくれるかなとか…」 少し顔を赤らめながら、俺を見て真剣な顔で言う薫ちゃん。 その顔がやけに大人びて見えて、ほんの少しだけドキっとした。 「今日だって、大介さんが来るって分かってたら、部活もっと頑張って、足、もっと臭くしてきたのに…」 薫ちゃんは汚れた自分の足を見ながら言う。 その姿に俺は苦しくなった。 薫ちゃんはこんなにも真剣に俺のことを思ってくれている。 だけど俺はそれに答えることはできない。 それは俺が千秋を好きだからということだけではない。 薫ちゃんには俺なんかじゃなく、もっと幸せになれる人を好きになって欲しいからだ。 そう。千秋にとって茂治みたいな、もっとお似合いの… 幼い頃から見て来た千秋の娘には、心から幸せになって欲しい。 その幸せに俺はいない方が良い。 「薫ちゃん…ごめん、俺…」 「大介さん。バカな考えは止めてくださいね」 俺が言う前に薫ちゃんは遮るように言葉を発する。 「大介さんは優しいから。なんとなく考えてること分かります」 「……」 「けど、それは私にとっては全然優しくないですよ」 「薫ちゃん…」 「大介さん。私は諦めないって言いました。私に堕としてみせます」 薫ちゃんの顔つきが、少し意地の悪いものに変わった。 「お母さんの猛アピールで、お父さんがなし崩しで付き合った時みたいに…。まずは、今日のことのお仕置き、ですね」 ニヤっと笑うその顔は、千秋なら絶対にしない表情だった。 「お待たせ」 丁度良いタイミングで千秋がトイレから戻って来た。 「ねぇお母さん、今大介さんから聞いたんだけど、大介さんって凄い特技があるらしいよ」 「特技？」 薫ちゃんは一体何を言ってるんだ… 「そう特技。なんか人の足の匂いで、その人の健康状態が分かるんだって」 「はぁ！？」 俺は思わず声を上げて薫ちゃんを見る。 すると、テーブルの下であの時の動画を見せながら、笑顔で「そうですよね？」と同意を求めて来た。 「そ、そうなの？」 「あ、あぁ…」 純粋に驚いているような千秋に、俺は仕方なく返事をする。 足の匂いで健康状態が分かるって、もしかしたらそんなこともあるのかもしれないが、俺にそんな特技も能力もねぇ。 一体何をさせる気なんだよ… 「凄いんだよ。さっき私のを嗅いで、私がお腹の調子が良くないこと当てたからね」 「！？」 した覚えもないことを言い出す薫ちゃんに、俺はどうしたら良いかがわからないでいる。 「すごいじゃん大介！いつの間にそんな特技身につけたの？」 千秋のことだ。俺がほんとにそんな特技があると信じているのだろう。 「え、えっと…仕事柄…かな」 「あ、あんた製薬会社だもんね。人の健康状態とかに詳しいのか」 いやいやいや、全然関係ないだろそれ。 「ま、まぁそんな感じだ」 「へぇ～」 「ねぇ、お母さんも嗅いで貰いなよ」 「え！？」 驚いて再び薫ちゃんを見ると、面白い物を見るような目で俺を見ていた。 ここで薫ちゃんに見られながら、千秋の足を嗅げっていうのか。 お仕置きってこういうことかと気付いた時にはもう遅かった。 「うん、じゃあ頼むわね、大介」 机の上に、豪快に足を差し出す千秋。 あの日嗅いだ、臭くて大きい千秋の形の良い足が目の前に出された。 仕事終わりのままのため、白の五本指ソックスを履いたその足は、信じられない程に土と汗でグチャグチャになっていた。 部屋の暑さと湿気も相まって、見るからにじっとりと湿った靴下を履いた足裏。 見るからに臭そうなその足のせいで、前に嗅いだ千秋の足の匂いがフラッシュバックする。 「はぁ…はぁ…」 息が上がってきたのは焦りのせいだけではない。 この臭そうな千秋の足裏に、徐々に興奮してきてしまっているのだ。 「大介さん。ほら、嗅いでくださいよ」 もう嗅ぐしかない。 俺はその千秋の足裏に顔を近づける。 前の時みたいに鼻を押し付けては嗅げないので、触れるか触れないかの距離まで近づき、ほんの少しだけ鼻から息を吸った。 「んんっ！！！！！！！！！！！」 くっせぇぇぇぇええええええっ！！ 思わず叫びそうになるのをグッと我慢する。 素足と靴の間で、足汗によって蒸された千秋の靴下。 前嗅いだ時よりも臭く感じるのは気のせいではないはずだ。 「あれ？さっきと全然違いますね。さっきはこうやって鼻押し付けて嗅いでたじゃないですか」 「うわっ！」 薫ちゃんが俺の顔と千秋の足を掴み、グッと俺の鼻を足裏にくっつくように押し付けたのだ。 「んお"ぉ"っ！！！！！」 驚きでまともに千秋の臭い足の匂いを嗅いでしまい、思わず息が止まる。 臭い臭い臭い臭い臭い臭いっ！！！！ なんでこんな臭ぇ足のまま寝てられたんだよ！！ んあ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"っくっせぇぇぇっ！！ 余りの臭さにテーブルの下で床を叩いてしまう。 「え、どうしたのよ」 それに驚いて千秋が足指をくねらせながら聞いてきた。 あぁぁぁっ…そのせいで足の臭さが更に拡散され、鼻の奥深くにまで入ってくる。 「なんでもっ…ねぇっ…んんっ！！」 「あぁ…もしかして、匂う…？私仕事終わりのまま寝てたの忘れてたわ。少し臭いかもしれない」 少しだぁ！？死ぬほど臭ぇ足しときながら自覚ないのかよ！！ なんだよこのくっせぇ足は！納豆に足でも突っ込んだのか！？ 「大介さんは臭いの結構平気らしいから安心してよお母さん。私の足でも臭くないって言ってたし」 「薫の足を！？あんな臭い足が平気なんてすごいわ大介…」 お前の足の方が臭いっつーのに！！いや確かに薫ちゃんのも凄ぇ臭いけど、年期が入ってる分千秋の方が濃度が濃い。 「平気ですよね、大介さん」 「あ、あぁ…んぉぉっ♡」 あぁ…ヤバイ… こんな臭ぇ足嗅いだせいでスイッチ入ってきちゃったよ。 ダメだ。落ち着け俺。 「はぁ…んあ"っ♡はぁ…はぁ…」 千秋の臭い足の匂いのせいで興奮し、段々と息が上がってきてしまった。 なんでこんな臭ぇんだよ…全然鼻が慣れねぇし、むしろ今かいてる汗で匂いが強くなってる気すらする。 「ほら、大介さん。ここ、嗅がないと」 「ちょ、ちょっと、薫、くすぐったいわよ」 薫ちゃんは千秋の足指を摘まみ、指の股をグッと開いた。 しかも足親指の一番臭い場所を… 「さっき言ってたじゃないですか。ここに一番身体の異常が出るって。私お母さんの身体が心配なんで、しっかり見てあげてください」 「薫あんた…頼むわね、大介」 完全に薫ちゃんを信じている千秋は、早く嗅げよと言わんばかりに足を突き出す。 靴下を履いているとは言え、千秋の五本指は匂い対策に何の意味を成してないのは、前回嗅いだ時から分かっている。 土がたっぷりと足汗を吸い込んでできた臭い泥。 その汗泥が靴下の指の股部分にたっぷりと染み込んでいた。 「はぁ…はぁ…はぁ♡はぁ…」 あぁ…なんでだよ…なんでこんな状況なのに、興奮してんだよ… 嗅ぎたい…千秋のその臭い足の股に鼻を突っ込んで思い切り吸ってやりたい… いやそんなことしたら俺… ダメだ。千秋にバレる訳にはいかない… 俺が葛藤していると、僅かにカチャカチャと音が聞こえた。 下半身に違和感を感じてみると、薫ちゃんの手が、俺の股間のチャックを下ろそうとしていた。 「か、薫ちゃん！？」 「なんですか？ほら、早くお母さんの足嗅いでくださいよ」 そう言って、耳元で俺にだけ聞こえる声で、「動画」と言って俺を脅す。 足を伸ばして机に乗せているせいで、千秋から俺の股間の部分は見えないだろう。 だけどこんな… 器用にズボンのボタンを外し、チャックを下ろすと、パンツの隙間から引き出すように俺のチンポを外へと出す。 千秋の臭い足の匂いのせいで、悲しいぐらいに勃起した俺のチンポを… 「結局楽しんでるし」 ボソっと薫ちゃんがつぶやいたのが聞こえた。 違う。楽しんでる訳じゃない。 否定したかったが今のこの状況では無理だし、したところでこの勃起したチンポを見たら信用なんてされないだろう。 「どうしたの？」 「あっ！いや、嗅ぐぞ！」 「？う、うん」 何か不審に思ったのか、千秋が足を引いて覗き込もうとしたのをなんとか阻止する。 これは不可抗力だ… ズボンから勃起したチンポを晒しながら、俺は千秋の五本指ソックスの股へと鼻を寄せ、そのまま匂いを吸い込んだ。 「ん"あ"っ……！！！ん"ん"ん"っ！！！」 臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええっ♡♡！！！！ ほんとは絶叫したい程の凄まじい匂いだった。 ドカンと酸っぱい刺激臭のあとに、温かく湿り気を含んだ濃厚でねっとりとした臭さが波のように押し寄せてくる。 あぁぁぁっ♡千秋の匂い…んぉぉぉぉおおっ♡ こんな臭すぎる足の匂いを嗅がされ、俺はもう我慢ができなかった。 「…んんんっ♡……ん"お"ぉ"っ♡」 何度も何度もその千秋の臭い足の匂いを堪能するように吸い込む。 あぁ…なんでこんな、こんな臭ぇのに興奮するんだよ… 更にチンポに熱が集まり、硬くなっていくのが分かった。 その時。 「！？！？！？！？！？」 そのチンポに、何か温かい布が被せられたのだ。 一旦足から鼻を離し、チンポを覗いてみると、何やら薄汚れた布の袋のような物が被せられている。 被せた張本人である薫ちゃんの方と見ると、ニヤニヤしながら下を指さしていた。 その指の先には、薫ちゃんの素足が… それで察する。 この温かくじっとりと湿った薄汚れた布は、薫ちゃんの履いていた靴下だ。 よくみれば確かに履いていたスニソだと分かる。 それが根元まですっぽりと覆うようにチンポに被せられていたのだ。 「そう言えば大介さん。靴下履いたまま嗅ぐより、脱いで嗅いだ方がよくないですか？」 「あ、確かにね。ごめんごめん。五本指だから素足でいる気でいたわ」 俺の返事を待つ前に、うっかりしていたという風に千秋は言い、一旦足を引いて靴下を脱ぎ始める。 「大介さん、私の靴下気持ち良い？」 「か、薫ちゃん！」 千秋に聞こえないように小声で話す。 「もしイくの我慢できたら、大介さんのこと諦めるよ、私」 「！？」 イくのを我慢できたら… 脱ぎたてでホカホカの薫ちゃんの靴下を被せられ、今からされることは予想がついている。 我慢できるのか俺は…いや、しなくてはいけない。 それが薫ちゃんのためであり、自分のためでもあるから。 「よし、これなら良いでしょ」 千秋は汗で靴下のカスが張り付いた、ぐっちょりを汗で蒸れて臭そうな素足をテーブルへと再び乗せる。 湯気でも出てるのではと錯覚する程にじっとりと湿った足裏は、先ほどの靴下が可愛く見える程に臭そうだった。 「ここ嗅ぐんでしょ？」 千秋は先ほど言った薫ちゃんの言葉を真に受けているらしく、足指を器用に開き、指の股を晒すように突き出す。 「お、おぉ」 俺は意を決してその足指の股へ、自分の鼻を挟むように挿し入れた。 挟んだ瞬間、ネバつく液がべったりと鼻につき、いかに蒸れているかを触覚で感じる。 その時だ。 「んはぅっ！んんん"ん"ん"ん"っっっっ！！！！！！！！！！！！！！！！」 チンポを靴下越しに薫ちゃんが握ったせいで、自分のタイミングではなく千秋の足の匂いを吸い込んでしまったのだ。 一瞬あまりの臭さに意識が吹っ飛びそうになる。 入り口から弾丸のように凄まじい足の激臭が鼻から入り込み、中で爆発してその匂いを頭の中まで突き抜けていく。 前に嗅いだ時も思ったが、まさに兵器という言葉がふさわしい程に臭い。 それなのに、俺はチンポを更に硬くさせ、足の股から鼻を抜かずにいた。 そしてあろうことかまたその激臭を嗅いでしまう。 「んん"っ♡…んぉっ…！！！！んあ"あ"ぁ"っ♡」 あぁぁぁっ♡ぐぜぇぇぇええええ♡♡ 臭くて臭くて堪らないのに、その匂いがもっと欲しくて仕方ない。 「んぁっっ♡」 「ど、どうしたの大介！」 薫ちゃんが俺のチンポを靴下越しにシゴき始め、あまりの快感に変な声が漏れてしまった。 「なっ！なんでもっ…ないっ♡から…んっ♡そのままっ、いてくれっ、あっ♡」 元々薫ちゃんの足汗で湿っていたスニソが、興奮で漏れ出た俺の我慢汁を吸い込み、その湿って温かい感触に包まれながらシコシコと上下に擦られ、千秋の臭い足の匂いを嗅いでいる。 それが気持ち良くないはずがないのだ。 どうしようもなく興奮し、チンポへの快感に腰が引けてしまう。 だけど逃すまいと薫ちゃんは、グッと背中に片方の手を回し、腰が引けないようにしてくる。 「んんんっ♡あ"あ"ぁ"っ♡」 「そ、そう？なんか苦しそうだけど…もしかしてそんな臭かったとか？」 「んほぉっ♡だ、大丈夫っ♡だからぁっ♡」 臭さと快感の応酬に声が上ずりながらもなんとか答える。 「大介さん、私の履いてた靴下でシコシコ気持ちぃ？」 薫ちゃんの熱の籠った声でいやらしいことを言われ、聴覚まで刺激される。 ヌルつくスニソの中で、チンポの傘を優しく擦るように上下に動かされ続け、段々とチンポの奥がじんわりとくすぐったくなっていく。 やばい…これはイけるシゴき方だ… どこで覚えたのか、俺のチンポの気持ち良いところを的確に靴下で擦る薫ちゃん。 「なんだかそんなスースー吸われると、少し涼しくて気持ち良いわね」 はははっと笑いながら言う千秋の顔を見て、一気に射精感が強くなる。 あぁぁぁっ♡千秋のその顔ずりぃ…んおぉぉっ♡千秋の臭ぇ足やべぇぇえっ♡♡ 「ねぇ、私の健康状態ってどうなの？」 言われてそういう設定になっていることを思い出す。 「お母さん、もっと嗅いで分析しないと分かんないって」 「あ、そうか」 嗅ぐのを終わらせまいと薫ちゃんは千秋に適当なことを言う。 クチュクチュと小さくいやらしい水音を立てながら、薫ちゃんの履いていたスニソの中で俺のチンポが追い詰められていった。 「んんんっ…♡お"お"ぉ"ぉ"っ♡」 「ねぇ、ほんとに大丈夫？」 「んんっ♡だいじょうあっ♡大丈夫っだからぁ♡あっ♡やべっ♡」 答えながら足の匂いの強い部分を嗅いでしまい、更に快感が増してしまう。 我慢しなきゃいけない。イっちゃダメだ。だけどイきそう。イきたい。千秋の臭い足嗅ぎながら薫ちゃんの靴下に出したい。このまま靴下に射精したい。 もう我慢できないところまできていた。 「大介さん、イってもお母さんにバレないようにしますから、安心してください」 悪魔のように射精の誘惑をする薫ちゃん。 「なんかモゾモゾしてきた」 更に追い打ちを掛けるように千秋が足指を動かし、俺の鼻の穴に足指が入って来た。 「んほぉぉぉっっっ♡」 一際臭い匂いが鋭く鼻孔を付き、スニソの上から亀頭を包み込みながらグチュグチュと擦られ、それが決定打となった。 「んんっっっっ！！！！！！！！！！！！」 イクっ、イクっ♡イっちゃうっ♡臭い足嗅いで靴下でコかれてイっちゃうぅぅっ♡ 「私の靴下に、いっぱい出してくださいね」 薫ちゃんの囁くその言葉と共に、俺は射精した。 「んっ♡！！！！！！！！！！！！！！！！」 凄まじい快感に声を上げそうになった瞬間、薫ちゃんは俺の口を塞いだ。 もう片方のスニソを持った手で… 何度かに分けて訪れる快感に、ビクビクと身体を震わせながら、千秋の素足程ではないが臭い薫ちゃんのスニソを嗅がされる。 「んぉっ♡んんんっ♡♡」 被せられた方のスニソにビュルビュルと俺の精液が吐き出された。 「ね、ねぇ、どうしたのよ」 俺の口を突然塞いだ薫ちゃんに、千秋は不思議そうな顔で聞く。 「大介さんが、お母さんの足の臭さにやられそうになってたから助けたんだよ」 「え！？大介大丈夫！？」 顔から薫ちゃんの手とスニソが離れ、心配そうに俺を見る千秋の顔が見えた。 「だ、大丈夫だ…」 「そんな無理に嗅いでないで、臭かったら臭いって言いなさいよ」 「はははっ、そうだな…お前、足臭いよ」 「あんだけ嗅いどいて今更…で、私の健康状態はどうだったの？」 「あっ♡！！」 グチュッという音と共に俺のチンポについた精液を拭きとりながら、薫ちゃんが俺のチンポからスニソを外す。 「ん？なにか悪いとこがあったの？」 「あ、いやっ、お前は健康だよ。全然悪いとこなんかねぇから…安心しろ」 平然を装いながら言うが、テーブルの下では薫ちゃんが俺のチンポを下着にしまい、ズボンのチャックを締めていた。 「良かった。今病気になったりしたら大変だからね」 俺と薫ちゃんのしたことを、何も疑わずにいる千秋。 俺はまたしても裏切るようなことをしてしまった。 テーブルから足をどかすと、千秋は缶ビールを新しく開けて煽っていた。 「んじゃ、私そろそろ部屋いくね。大介さん、またね」 スニソを持ちながら薫ちゃんは立ち上がり、俺に含みのある笑顔を向け、さっさと二階へと行ってしまった。 俺は薫ちゃんを諦めさせることができなかったのだ。 それどころか、千秋を騙して足を嗅いで、そのまま薫ちゃんにイかされてしまうなんて… 射精後の倦怠感と共に自分への嫌悪感が沸いてきた。 「ほら」 千秋が俺にビールを渡してくる。 「あ、ありがと」 「まぁ飲みなさいよ」 「あぁ」 缶を開け、全て流し込むようにビールを掻っ込んだ。 喉を通るビールがとてもヌルかった。 「あのさ、さっきの話の続きなんだけど…」 「さっき…？」 あぁ、薫ちゃんが大切だって話か。 色々あったせいで完全に忘れていた。 「薫ちゃんのことだよな？」 「えぇ、そうよ」 「薫ちゃんが大切なのは分かったけど、それがどうしたんだ？」 「……」 「おい」 「……薫はあんたのことが好きなんでしょ？」 「……え？」 なんで千秋がそのことを… 何かで気付いたのか？それとも薫ちゃんが言った…？ 「ま、まぁ良い兄貴分として？そういう意味では好きかもな」 必死に紡いだ言葉のなんと陳腐なこと。 あぁ、いきなり過ぎて頭が回らない。 「誤魔化さなくて良いわよ。薫はあんたを恋愛の意味で好きになってるんでしょ」 「なっ…！！」 「この前飲んだ時、私寝ちゃったでしょ。その後トイレ行くのに一回起きたのよ」 「……」 まさか…俺が千秋にしてた時も起きてたとかないよな… 「起きたら大介がいなくてさ、帰ったのかと思ったら、二階で話し声が聞こえてさ」 俺が千秋の足を使って色々してた時はほんとに寝てたのか… 良かっ…って全然良くねぇよ！その後も見られてたらやべぇ… 蒸し暑い室内だと言うのに、背中に冷たい汗が流れた。 「薫の部屋からあんた達の話が聞こえてさ。声掛けようと思ったんだけど、なんか真剣な話してたから…いけないと思いながらも少し聞いちゃってさ…」 今更ながら思い出した。 あの日、俺は千秋の靴下を片方しか脱がせていない。 だけど俺が帰る時は両足素足になっていたことを。 つまりあの時千秋は一度起きていたということだ。 「何を、聞いたんだ…？」 「大介、あんたが私を中学の頃から好きだったってことと、薫があんたを好きだってことを…」 「……」 最悪だ。 最悪過ぎる。 長年の片思い。 ずっと言わないでおくつもりだったのに、こんな形で本人にバレるなんて… 「…他には何か聞いたか？」 「いや、そこだけ聞いて、これ以上は聞いちゃいけないと思って一階に行ったから…」 「そうか」 そうだ。千秋はそう言う女だ。 「私は薫が大切。親なら当然子供の幸せを願うものよ」 あぁ…聞きたくない。 聞きたくない。 千秋、お前の言いたいことは分かるよ。 俺だって同じ気持ちだ。 薫ちゃんは俺を好きになっても幸せになれない。 だから俺に薫ちゃんの前から消えて欲しいんだろ。 分かってる。俺だって分かってる。 だけど、お前から消えて欲しいなんて聞きたくない。 「年齢差とか、そう言うのに私は偏見とかあるつもりはないの。人の恋愛は自由だし。だけど、薫はまだ若い。若すぎる…だからその感情は、思春期の一時的な物だと思うの。だけどあの子の性格だと、絶対にそんなこと言っても聞いてくれないわ」 「……」 「今なら一時の気の迷いだったで終わる。だけど長く続くとそれだけじゃ済まなくなる」 「……分かってるよ。俺がいなくなれば良いんだろ…」 「……」 あぁ…馬鹿らしい。 悪いのは全部俺なのに、何傷ついてんだろ。 千秋を好きになった俺が悪い。 好きになってなければ、薫ちゃんともこんな親密にならなかったのに。 俺が寝ている千秋に手を出さなければ、薫ちゃんは俺に思いを告げることはなかったかもしれないのに。 悪いのは全部俺。 「……大介、さっきも言ったけど、私はあんたも大切なんだ。あんたとは違う好きだけど、私も大介が好きだし、これからもいて欲しいと思ってる。我儘なのは分かってるけど…」 「じゃあどうしろって言うんだよ…」 「…薫をフって欲しいの…もう会いたくないって…」 「もう何回も付き合えないって言ったよ…会わないってのは…色々事情があって難しいんだ…」 薫ちゃんは俺の弱みを握っている。 それがある以上強くは断れない… 「その事情ってのは何か分からないけど、フる理由ができれば良いんじゃないの…？」 「なんだよ、フる理由って…」 「私は茂治を今でも愛してる。そして子供の薫は私自身よりも大切な存在よ…薫の為なら私はどうなったって良いの」 「だから何なんだよ」 「大介のことをそう言う意味で好きになることは難しいかもしれない。それでも良ければ、私と付き合いましょ」 「はぁ！？」 こいつ何言って… 「大介が私のこと好きだってことは薫も知ってるんでしょ。それなら、私と大介が付き合えばフる理由になるわ」 「バカらしい…結局付き合ったと嘘をついて薫ちゃんを騙すってことだろ」 「違う。本当に付き合うの」 「お前は俺のことを好きになることはないと言ったのに、そんな形だけの関係に何の意味があるんだよ…俺をバカにしてるのか？」 何が俺が大切だだよ。 何がずっといて欲しいだだよ。 俺が千秋を好きな気持ちを利用して、俺を縛るだけじゃねぇか… 「バカになんてしてない」 「じゃあ付き合うってなんだよ！俺が抱かせろって言ったらお前は俺に抱かれるのか！？」 俺、何言ってんだろ… 「えぇ…」 「…！？」 「付き合うって言ったでしょ。私は大介にもそばにいて欲しいの。あんたが望むなら、私は大介に抱かれる」 そう言った千秋の目は、驚く程に真剣だった。 あぁ…この目、見たことある。 確かあれは千秋が、これから子供を一人で育てていくと言った時の… その時の目だ… 「分かったよ……千秋、今すぐ俺にキスしろよ」 「…分かった」 千秋は立ち上がり、俺の方へと近付いてくる。 隣に来た千秋は俺の首に手を回し、そのまま顔を近づけてきた。 そして唇が重なる。 あぁ… ほんと何やってんだろ俺… ほんと… 最低だ。