キャラクター設定画・お空 (Pixiv Fanbox)
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今回は霊烏路空の設定画です。
地霊殿組はなかなか出番が増えませんが、お空は7話で出たりしてます。
翼のディテールが細かく描かれていますね。
胸の八咫烏の瞳、右手の制御棒、右足の象の足、左足の原子構造的なエフェクトなど、ディテールが多くて大変です。
さすが地霊殿(場合によっては非想天則も)ラスボスといったところでしょうか。
制御棒の展開ギミックは原作にはないのですが、二次創作ではよくあるやつです。
そもそも核分裂を抑える棒なのにそこから弾撃つのかよという疑問もありますが、こんなものがあって弾が出ないのはおかしいですし、出たらかっこいいので。
右手の制御棒の模様や、マントと羽根が干渉するところはいったいどうなっているのかの設定もあります。
ちゃんと決めておかないとアニメにできないんですよね。
八咫烏の力を得る前の姿の設定もあります。
月に叢雲PVでちらっと出てくる、胸に八咫烏の瞳がない姿がそうなんです。
画面写真がこれ。
もともとただの地底鴉であったお空が、守矢神社の八坂神奈子によって八咫烏の力を与えられた…というのが地霊殿の異変の大元の原因となってます。
宴会でもマントがなく翼が小さい姿で描かれてますね。(八咫烏の瞳はあります)
色彩設定はこちら。
黒い翼は影付けが特殊で、周囲に明るいハイライトが入ります。
左下の赤い線がそうで、わかりやすく色がついてます。
文の翼も同じ処理になってます。
実は魔理沙の服の黒い部分もこの処理になっていて、るなむーさんが常々「やめときゃよかった」と後悔してます。
特に明るさが変わった時に、影付けを変える必要があったりしていちいち面倒なんですよね。
最初のOPを作った時は、誰もこんなに長く作ると思ってませんでしたからね。
マントは撮影で宇宙を貼り込んでいます。
この7話の画面写真がわかりやすいですね。
お空は、原作者のZUNさんが故意かうっかりか、核融合と核分裂を混同してデザインしていて、
太陽の力ということでであれば核融合のはずなんですが、
制御棒や、チェルノブイリ原発事故で核物質が溶けて固まった「象の足」と呼ばれる物体など、核分裂炉である原子炉のモチーフが使われています。
核分裂炉と核融合炉は原理からして全然別物なんですけどね。
(最近日本でも核融合の実験炉が完成したところのようなので、期待したいですね!)
では次回もお楽しみに。