キャラクター設定画・西行寺幽々子 (Pixiv Fanbox)
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るなむーさんによる西行寺幽々子の設定画です。
幽々子は、一番最初のOP(色は匂へど)の時にきちんと設定画が起こされた7体のうち1体です。
基本的に原作ゲームの服装に忠実に描かれています。
原作ゲームではキャラクターは登場するたびに衣装が変わっていて、幽々子も妖々夢と永夜抄、萃夢想シリーズで全部着物の模様が違うのですが、幻想万華鏡では妖々夢準拠で桜の花の模様になっています。
アニメは全部手書きなので、服が風でなびいたりすると模様を動かすのが結構たいへんだったりします。
実は原作では帯の結び目は中央ではなく横にずれた位置にあるようなのですが、
アニメでは左右非対称のデザインはミスの元なので、幻想万華鏡では中央にあります。
原作ゲームのイラストにある人魂も描かれてますが、左下に「基本的には無しです」と後から書き足されている通り、本編でも描かれませんでした。
人魂キャラは妖夢がいますしね。
前々回に載せた1話の幽々子とは全然表情が違うところも見どころですね。
これは手描きアニメの良いところで、シーンの必要に応じてまるで別人のような表情に描くことができるのです。
また、中断右側に落書きとして描かれたる幽々子のSDキャラの絵、この後ずっと満福神社のロゴといっしょに使われることになりました。
私トミー朕はこの設定画を初めて見たとき、常軌を逸した胸の巨大さと、これを当たり前のように描いてくるるなむーさんの常識感覚にびびりましたが、黙っておきました。
黙っててよかったと思います。
あとこの設定画、なんとなく頭身が低いように見えまるかもしれませんが、実はその通りなのです。
それについての補足が下の画像です。
これ、幽閉サテライトさんの方で出したクリアポスター用にるなむーさんが描き下ろした原画なのですが、このように「プロポーション、こちらを参考にしてください」と、頭身の参考として使われています。
設定画は一番最初に描かれるものなので、実際に描き始めてみてやっぱりちょっと違うな、ということがあるわけで、頭身についてはこれのほうがしっくりくるな、ということでこのようになりました。
魔理沙は逆に縮みました。
そして幽々子の色見本です。
色がつくと、目の光(ハイライトと呼ばれます)が無いのがよくわかりますね。
亡霊なのでそうしたそうです。
色味としては妖々夢の淡い色よりも、永夜抄にやや近い色味になってます。
落書き幽々子にもちゃんと色が塗られてますね。
では次回もお楽しみに。