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謎の水晶玉により、集団入れ替わりが発生してしまった2年C組。


担任の先生・田代を交えて、何とか解決しようと考えるも

結局、何もできないまま2時間目の授業は終わってしまう。


そんな中ー、次の3時間目の授業は”体育”だったー。

入れ替わってしまった2年C組の運命は…?


☆前回はこちら↓☆

<入れ替わり>入れ替わりクラス②~2時間目~

ある日ー 2年C組の面々は教室に置かれていた 謎の水晶玉のようなものから噴き出した ”煙”によって、クラス全体で”入れ替わり”が発生してしまったー。 入れ替わった状態に困惑する生徒たちー。 何が起きたのかもハッキリわからない状況のまま、 2時間目の授業の時間に突入してしまい…? ★前回はこちら↓★ ★クラス名簿・入...

★クラス名簿・入れ替わり組み合わせ一覧はこちら↓★

<人物紹介>入れ替わりクラス~入れ替わり組み合わせ一覧~

集団入れ替わりモノ「入れ替わりクラス」の 2年C組の生徒たちと入れ替わった組み合わせの一覧デス~!☆ 第1話を読む前に読むと、若干ネタバレするので、 できれば①を読んだ後にご覧ください~!☆ (※先に読んでも組み合わせ以外のネタバレはないので、  見ても大丈夫と言えば大丈夫ですが…★) ★本編はこちら↓★ ※入れ替...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2時間目が終わりー、

3時間目の授業”体育”の時間が近づく中ー

2年C組は混乱していたー。


何故ならー

体育の授業を受けるためには、体操着に着替えないといけないからだー。


「ーいいじゃねぇかーいつものように普通に着替えればー」

お調子者男子二人組・三郎と昭雄が笑いながら言うー。


「ーい、いやー二人は男同士で入れ替わったからいいとしてー 

 俺とか、男女で入れ替わったやつは、そうはいかないだろー?」


幼馴染の彼女・文香と入れ替わった翔太は

困惑の表情で、顔を赤らめながら呟くー。


隣にいる翔太(文香)も顔を赤らめているー。


「ーーと、とりあえずー…」

不良・基樹の身体になった生徒会長の詩織は困惑した様子で

「男子同士の組み合わせと、女子同士の組み合わせの子はー…

 着替え始めていいんじゃないかなー…?」と、提案するー。


基樹(詩織)の提案に、

「その身体でまともな提案されると、違和感がすげぇよなー」

と、男の娘・薫になった達平が呟くー。


「ーそんなことよりー、副会長の身体でトイレに行ったそいつー

 まだ戻ってきてねぇけど、大丈夫なのかー?」


「ーーそ…それはー…わ、分からないけどー…」

不安そうな基樹(詩織)ー。


2時間目の終盤、詩織の身体で”トイレに行く”と言い放った

不良男子の基樹はそのまま現在も教室に戻って来ていないー。


そんな、混沌とした状況の中、

「ーまぁ、同性同士で入れ替わった組み合わせはさっさと

 着替えちゃった方がいいかもね」と、女子同士で入れ替わった

生徒の一人がそう呟くー。


体育の授業までそれほど時間はないー


いつものように、男子と女子で別室に分かれて

着替えを始めるー。


お調子者の三郎と昭雄ー、

影の薄い男子の三沢と、名前が長いことを悩んでいる神林 純一郎ー、

Hな女子・円香と、大人しいけど身体つきがHな加奈子ー、

愛想を振りまくのが苦手な女子・梓(あずさ)と、

弟大好きお姉ちゃん・萌奈(もな)らー、

同性同士で入れ替わった組み合わせは、それぞれ着替えを始めるー


残りのー

”異性同士”で入れ替わってしまった組み合わせは一時的に廊下に

避難しながら、困惑の表情を浮かべるー


「俺たちは…どうする?」

文香(翔太)が翔太(文香)に対して言うと、

オタク男子・清志の身体になったギャルの加恋が

「あんたたちは別にそういう関係なんだし、幼馴染でしょ?

 別に着替えちゃえばいいんじゃない?」とうんざりした様子で呟くー


そしてー、廊下に出てもスマホを手に、

水晶玉を凝視し続けている加恋(清志)のほうを見て

「あたしは死んでも着替えさせないし、着替えたくないけど」と、

ため息をつくー


「ーーー悪いが、僕も君の身体になんか微塵も興味はないー

 そういう意味では安心してもらっていいー」


スマホと水晶玉を交互に見つめながら

加恋(清志)がそう呟くー


「ーはぁ?そういう言い方されると、なんかムカつくんですけどぉ?」

清志(加恋)がそう言いながら、

眼鏡をかけていないのにいつもの癖で眼鏡の位置を直す仕草をしている

加恋(清志)の方に詰め寄るー。


「ー僕の邪魔をしたら、元に戻れるのも遅くなるかもしれないぞ?

 君は大人しくしていてくれ」

加恋(清志)は早口で全く清志(加恋)のほうを見ずにそう言い放つー


”あ、あたしの身体なのに、むかつくぅ~…!

 あたしがムカつく…!!!!”


清志(加恋)は心の中でそう思いながら

拳をぶるぶると震わせるー


そんな様子を見ながら、

清志(加恋)から、”あんたたちは別にいいんじゃない”と言われた

文香(翔太)は、少し戸惑いながらー、


「ーーー…そ、そうだなー…じ、じゃあーー…目をつぶってー?」

と、呟くー。

翔太(文香)も、”うんー”と頷くー


着替えに使える教室は限られているー


まずは、同性同士入れ替わった生徒たちが着替え終わるまで待ちー、

その後”異性同士で入れ替わった”生徒たちの中から

二人が同意する組み合わせのみ着替えてー、

残りは”やむを得ず見学する”ー


と、いうことで2年C組の生徒たちは結論を出したー。


しかしー…

”同性同士の入れ替わり”でも、

なかなかそう簡単に着替えは終わらなかったー。


女子が着替えているC組の教室ー。


「ーーあ~~~もうエロすぎでしょ!!!」

大人しいけど、身体つきだけはとても色っぽい加奈子の身体になった

Hな女子・円香は、下着姿のまま胸を揉んで笑みを浮かべているー


「ちょ、ちょっと~!やめてよ~…!」

円香(加奈子)は顔を真っ赤にしながらそう言い放つも、

加奈子(円香)は「女の子同士なんだしいいじゃん!っていうか

このおっぱい、どうやったらこんなになるの?えへへへへ♡」と

嬉しそうに胸を下着の上から見つめているー。


女子同士で入れ替わった組み合わせは他に二組ー。


感情表現が苦手なショートヘアーの少女・梓と

弟を溺愛している天然お姉ちゃん・萌奈ー。


梓になった萌奈は着替えながら

「このまま元に戻れなかったら…達也、

 わたしのこと、お姉ちゃんって分かってくれるかなぁ…」と、

不安そうに呟くー。


一方の萌奈(梓)は、愛想のなさそうな表情で淡々と着替えているー。


もう一組は、受験一筋の美桜(みお)と、

食べることが大好きな恵美(めぐみ)ー

恵美の太った身体を動かすのに、美桜は戸惑いー、

一方の恵美は、やせ気味な美桜の身体を動かすのに戸惑いー

何よりー

”お腹すきすぎて死にそう!!”と、心の中で叫んでいたー。



男子が着替えている視聴覚室もドタバタしているー


お調子者の三郎と昭雄は

「お前のこれの方が短くね?」だとか

「お前の腕貧弱すぎるだろ!?」だとか

二人でお互いの身体のことを言い合っているー。


影が薄いとクラスでよく言われている三沢と、

名前の長さに悩んでいる神林純一郎は、

お互いの悩みのことを相談しながら、

三沢になった純一郎が「お互い、苦労してるんだなー」と、

感慨深そうに頷いているー。


残りの一組ー

”男の娘”である薫と入れ替わったすぐに騒ぐ男子・達平が

薫の身体で「うぉぉぉ!本当についてる!」と一人で叫んでいるー。


達平(薫)は困った様子であたふたしているが、それもお構いなしで

「こんなに可愛いのについてるなんて、お得すぎるぜ!!!」と、

訳の分からないことを薫(達平)は叫ぶー


「ーつーか、マジでお前、水無月のこと女子だと思ってたのか?」

三沢(純一郎)が叫ぶと、薫(達平)は「う、うるせー!」と

恥ずかしそうにしながら「つーかお前誰だっけ?」と、

首を傾げながら笑うー。


そんなこんなでー

男子同士の入れ替わり3組と、女子同士の入れ替わり3組が

着替えを終えるー。


残りの”男女で入れ替わった”メンバーのうち

”お互いが着替えることを同意した二組”が、

着替え始めるー


幼馴染カップルの翔太と文香は、恥ずかしそうにしながらも

お互いをサポートしながらー

そして無口な静雄と静香の二人は、別に恥ずかしそうにする様子もなく

淡々とお互いを見つめ合いながら堂々と着替えていたー


「ーーー…そういえばー…」

着替え終わった翔太(文香)が教室の背後を見つめながら戸惑うー。


そこには、まだピチピチしている

金魚と入れ替わった女子生徒・美穂の姿があるー。


「ーーーーー…ま、まぁ…今はどうすることもできないよなー」

文香(翔太)が困惑しながら、

美穂(金魚)を見つめると、

教室の床に横たわってバタバタしすぎているせいか、手の甲に

打撲ができているのが見えたー。


「ーーー…早く元に戻れるといいなー」

文香(翔太)はそんな風に言いながら、体育の授業に向かうー。


そしてー

ようやく3時間目・体育の授業が始まったー


男子側の体育教師・峯里(みねさと)と、

女子側の体育教師・菊池(きくち)がやってきて

二人で目をぱちぱちとさせるー


「き、今日、見学多くないー?」


オタク男子の清志、

ギャルの加恋、

不良男子の基樹、

エロ男爵こと良一、

見学中なのにエロ男爵と入れ替わったせいで胸を揉んでる麻紀、

スポーツ刈りの喜朗ー、

自分をお姫様だと思っている莉々ー、


その7人が”見学”なことに二人の教師は驚きを隠せなかったー


しかもー

生徒会副会長の詩織の姿はないー


「か、川澄さんはー?」

先生の言葉に、基樹(詩織)が

「わ、わたしはー…わたしはた、体調不良で保健室にー」と、

意味不明な返事をしてしまい、

先生が首を傾げるー


「ーわ…ち、違うー、川澄は、体調不良で、保健室にー」

基樹(詩織)が”自分のことを他人のように言う”ことに

強い違和感を感じながら、そう先生に伝えるー。


先生は、いつもはそんなことを言うガラではない基樹を見て

違和感を感じながらも「そ、そうー」と答えたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーえへへへっ すっごい!揺れる揺れるぅ♡」

加奈子の身体になった変態女子・円香が

走るだけで感じる加奈子の胸の揺れに嬉しそうに

ニヤニヤとしながら、校庭を走っているー


「ーーーはぁ…はぁ…はぁ…」

文香(翔太)は、文香の身体で走ると、

いつも以上にすぐに疲れてしまうことに気付きー

”こんなに…違うのか”と、他人の身体で持久走に

挑んでいるこの状況に驚きを覚えているー。


逆に翔太(文香)は「だ、大丈夫ー?

わたしの身体、すぐ疲れちゃうでしょ?」と、

運動が苦手なのを自覚しているのか、

そんな言葉を口にするー


文香(翔太)は「だ、大丈夫さー」と、呟きながらも、

翔太(文香)のほうを見て

「まさか他人の身体で走ることになるなんて、

 夢にも思わなかったなぁ…」と、少しだけ笑うー。


”参加者がいつもより大幅に少ない体育の授業”ー


これが終われば4時間目の英語の授業が始まるー


”また”着替え問題が勃発することにため息をつきながらもー

3時間目の体育をなんとか突破するのだったー。



「ーーーで…?何か分かったの?」

3時間目が終わりー、再び先ほどと同じように着替えが進む中ー、

オタク男子・清志の身体でギャルの加恋が

不機嫌そうに呟くー


「ーあぁー。この水晶玉はいわば”箱舟”の役割を果たしていてー

 問題は”中身”のほうだなー

 あの時、安藤さんが水晶玉を投げたことで、この水晶玉に亀裂が

 入って、中に入れられていたものが噴き出したって

 ことだと思うー


 でー、その中身が問題なんだがー

 複数の化学薬品が合成されていてー」


加恋(清志)が早口で淡々と説明を続けるとー、

清志(加恋)はやがて、その言葉を遮ったー


「あ~~わかったわかった!

 その話し方、あたしの身体でこれ以上しないでー」


そう言いながら不機嫌そうにする清志(加恋)ー。


加恋(清志)は「まぁ、君が知っても無駄なことだからなー」と、

嫌味を言うと、再び水晶玉の中をじっと見つめながら

ブツブツと独り言をつぶやき始めたー



なんとか着替えが終わりー

4時間目の英語の授業が始まるー


不良男子の基樹が、ペラペラと英語を話している様子に、

英語教師の西田(にしだ)先生は呆然としているー。


基樹は全然、成績はダメダメだがー

今は中身が生徒会副会長の詩織であるがゆえにー

英語もペラペラだー。


「ーーーーーあ」

基樹(詩織)が、教科書の指定された個所を読み終えると

呆然としているクラスメイトと先生のほうを見てー、

そう声を上げたー


「ーー…す、す、す、すごいー…

 あ、明日ー、空からパンダでも降ってくるのかしらー…」


西田先生は、不良の基樹がペラペラに英語を読んだことにー

困惑した表情で、首を傾げたー


さらにー


4時間目が始まる頃に”トイレ”から帰ってきた不良の基樹ー

詩織の身体の基樹が、詩織の身体でガムをくちゃくちゃ噛みながら

雑誌を読んでいる姿を見て、

西田先生は「わたし…頭おかしくなっちゃったのかしら…」と、

不安そうに小声で呟いたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4時間目が終わりー、昼休みに突入した2年C組ー


そんな中ー

元気いっぱいの女子生徒・麻紀と入れ替わっている

エロ男爵こと良一は、一人、ニヤニヤと笑みを浮かべていたー


麻紀(良一)は、時間割表を見つめながら

とてもうれしそうに呟くー


5時間目ー

そこには”音楽”と書かれていたー


「ー厚谷さんの身体でリコーダー…


 ってことはー

 俺が厚谷さんの身体でー厚谷さんのリコーダーをー…


 ふひっ…」


麻紀(良一)は、麻紀の身体で麻紀のリコーダーを使う妄想をしながら

大声で「間接キス!!!!!!!!!!!!!」と、叫んで

机をバンと叩いたー


「ー!?!?」

周囲の生徒がビクッとして麻紀(良一)のほうを見るー。


だがー

昼休みが始まった今から、もはや5時間目の妄想が止まらない

麻紀(良一)は、お構いなしでもう一度叫んだー


「間接キス!!!!」

とー。



④へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


混沌とした集団入れ替わり…第3話でした~★

ようやく昼休みまで到着ですネ~!


次回は昼休みと5時間目の音楽の授業を

描く予定デス~★


今日もありがとうございました~!

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