頂いたご支援でコーヒー豆を買わせて頂きました +α (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-11-28 21:13:44
Imported:
2021-05
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少し遠出をした先でコーヒー豆を買ってきました。
初めてのコーヒー屋さんは年甲斐も無くわくわくいたします。
初めてのコーヒー屋では必ずその店のブレンドを頼むのですが
こちらのコーヒーはとてもとても好みでした!
苦みとコクはとてもしっかりしているのに
後味はすっきりしていて口内に甘さがほのかに残る。
久しぶりの当たりという大当たりです!!!
近場にこのお店があれば……と思わずにはいられません。
また時間を見つけて買いに行きたいコーヒーでした。
これを飲んで今日も原稿に勤しみます。
ごちそうさまです。
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この先は先日(https://kurikara.fanbox.cc/posts/1606393)の続き。
遺産相続のタイミングの話。
親戚のA夫さん、A子さん夫妻の話です。
A夫妻には子供がいませんでした。
そんなA夫さんは自身の甥の子供
大甥にあたるBくんを小さい頃から可愛がっていました。
豪放なA夫さんと活発なBくんはとても気が合ったのか
Bくんが成人してからも仲はとても良く
端から見ていても長年の友人のように見える程でした。
親戚同士の集まりでお酒が入ると
気を良くしたA夫さんは
「俺が死んだら俺の家はBに全部やる」
なんて事をよく口にしていました。
A夫妻は都内のそれなりの場所に一軒家を構えており
築数十年の上物代はともかく
その土地代は当時の価格でもかなりのものでした。
そんな折、急な病でA夫さんは亡くなります。
突然の訃報に親戚一同悲しみに暮れ、故人を偲びました。
故人は偲べどそれとは別に
必ず発生してしまうのが遺産相続です。
子供がいない夫婦の法定相続人は
配偶者に2/3、その両親に1/3の相続割合です。
両親が亡くなっていると、兄弟、果てはその子供にも
慰留分として1/4の相続権が発生します。
A夫さんの場合
自身の両親、Bくんから見れば曾祖父母にあたる方は
すでに亡くなっております。
ですので奥さんのA子さんに3/4、
A夫さんの兄弟姉妹達に1/4の想像割合が発生しました。
そしてA夫さんの家系は昔からの農家で親戚がとても多く
A夫さんにも兄弟姉妹が8人ほど居ました。
このうちの1人がBくんの祖父です。
残念ながらすでに何人か亡くなられているのですが
その子供がまた何人もいます。
A夫さんの遺産はそれなりにありましたが
殆どは自宅の土地代です。
1/4の遺産を更に1/8、そこから子供世代で更に分割となると
これはまぁ、そこそこにはなってしまいます。
それよりも問題だったのが
A子さんにもかなりの相続税が発生してしまうことです。
一人残されたA子さんのためにも
A夫さんの兄弟姉妹、その子供達は相続放棄することにしました。
かくしてA夫さんの遺産は全てA子さんへ。
しかし残されたA子さんもA夫さんの後を追うように
一年後に亡くなりました。
そしてその遺産は全てA子さん側の親戚へ。
BくんはA夫さんの家を貰うことはできなくなりました。
A夫さんとA子さん、亡くなる順番がもしも逆だったら
Bくんは家……とまではいかなくとも
それなりに相続できただろうし
きちんとした遺言書があれば
A夫さんの家を本当に相続できたかもしれません。
「Bに家をやる」と言い続けてきたA夫さんの口約束も
自身が亡くなってしまっては何も効果がありません。
Bくんの両親もA夫さんの口約束もあって
昔からA夫さんを歓待し続けていた事もあり
Bくん共々その胸中は計り知れません。
そんなタイミングのお話でした。
蛇足的な豆知識。
遺言書で相続先を指定しておけば
兄弟以降への遺留分は発生せずに済みます。
何某かのときのために覚えておくと良いかもしれません。
お金って恐い。