【R-18】エデルガルト/メイキング (Pixiv Fanbox)
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さて、まずはラフ……と行きたいところですが、実は今回ボツラフがあります。
まずはこちらからご覧下さい。
いいですねぇ。ぷくっとふくれた頬が可愛らしいです。
構図自体はそこまで大きく変化していませんが、完成版のほうが躍動感がある上に最も重要なクリ&亀頭の接合部分が強調できるかな、という思惑のためにボツとなりました。
さて、ではいよいよ本番です。
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ラフです。
相変わらず目はこの時点でしっかり描いています。
実はこの時点では差分のことを考えておらず、「今回はFANBOX差分なしで済ませちゃおうかな……」などと考えていました。良いアイデアが浮かばなかったんですよね。
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今回は色ラフを描いてみました。
というのも、逆光構図にしてみようかと思ったんですよね。それで知り合いの方に相談してみたところ、色ラフを描いてみたらいいとのことだったのでやってみました。
それに伴い、今回いつもと少し異なる塗り方にチャレンジしています。
あ、今回クリちゃんが少々大きいので修正入れてます。一応。
いるのかなぁ、これ。
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背景や男も描いていきます。
進捗記事の方にちょっとした経緯を書いてますのでそちらもどうぞです。
fanbox post: creator/2173332/post/1200307
……背景、なんで夕方の森なんでしょうね。
エデルガルトに室内が似合わないなー、とか考えてたらこうなりました。あと褐色肌には夕映えが似合う。そんな気がしました。つまり心の声に従ったのです。
背景に合わせて透明度高めの赤を人物にかぶせています。
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線画ります。
色ラフを元に線を取っていきます。語ることは特にないといいますか、強いて言うなら乳首をやや小さくしたくらいですかね。
……え、どうして小さくしたのか、ですって? デカ乳首党のE-Noteが?
ふふふ……舐めてもらっては困りますね。
私は好きなのはデッカい乳首ではない! つまめそうなぷっくり乳首なのだ!
ハハハハハハハハ! ハーッハッハッハッハッハゲホッ、ゴホッ、ゲホンッ!
…………ふう。
まあ、そういうことですね、はい。
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線画完成ですよ、旦那。
今回全然変更点がありませんね。いいことです。
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下塗りをしていきます。
とはいえ、今回いつもと塗り方を変えているため、ここは結構適当な色で塗っています。
パーツを塗り分けることだけを考えています。
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色塗り開始です。
めっちゃ変わってるやん! はしょりすぎ!
……と思った方は慌てないでください。実はこれ、統合した色ラフをコピーし、各パーツにクリッピング(貼り付け)しているだけです。
そしてそのあと、お肌部分だけ整えました。
ちなみに今回、色塗りのベースを一枚のレイヤーで完結させています。
そうなんです。私は基本的にギャルゲ塗りの民でして、普段はレイヤーを大量に重ねながら描いていくのですが、今回は厚塗り風に挑戦してみました。
あくまで厚塗り「風」なので、ギャルゲ塗りの方法も使いながらのハイブリッド戦術ですけどね。
ひたすら混色や色のび控えめのブラシで塗り重ねていきます。そして塗った後はぼかす。その繰り返しです。
初めての試みなので試行錯誤が大変でしたが、新たなスキルが身についたので良しとしましょう。
……ええ、はい。
進捗報告から随分と時間がかかったのはこれのせいですね。誰ですか、今回はここから早いとか言ったおバカさんは。
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さらに肌を整えていきます。
肌の色合い調整ですね。あと背景邪魔なので一旦消しました。
それからおなかがなんかぽっこりして見えたので締まった感じに塗り直しています。エデルガルトは魔族一の槍遣いなので、あんまりだらしない身体というのもよくないですし。
こういう変更が利きやすいのが厚塗り風の利点ですね。
……ところですじって修正しなくて大丈夫ですよね?
キョウカちゃんのメイキング消されてませんし……たぶん大丈夫、な、はず……?
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さて、今度は髪を整えていきます。
同じく厚塗り風で塗り重ね、ついでに天使の輪も描き込みます。
ムラが出て情報量が増えるのが厚塗りのいいところですね。
「あんまり整えないように、けれども境界はしっかりと」
これが厚塗り風のポイントです。
ちなみに、特に暗い場所なんかは別レイヤーで影入れたりしています。
その辺りはやりやすい方式で、という感じですね。
あとは肌に若干青みを加えて血管の存在感を出していきます。これをやるのとやらないのとでは結構肌の質感が変わってきたり。
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まず、目を塗りました。
今回タイミング遅いですね。これは色ラフのおかげで最初から大まかに可愛かったからというのが大きいです。私が目を最初に塗っていたのは可愛くするためですから。
その後は、髪に色を加えたり、肌にハイライトを加えたりして全体的な質感調整をしていきます。
あとは髪にグランジ系のテクスチャをオーバーレイでうっすら加えて情報量をかさ増ししたりもしています。
髪にいろんな色を加えているように見えますが、基本的には「暗い部分は紫っぽく、あとは色彩遠近法に従って手前を赤系、奥を青系」という法則で焼き込みレイヤーに色を乗せていきます。空気感がいいですね。
ですが残念ながら、今回は背景が夕方なので、次のステップでいくつかの水色を削除したりしています。水色を入れるのは晴れの時だけですよ。次から気をつけろ、俺。
あと、さりげないワンポイントとして乳首の周辺にうっすら白を入れることで乳首を浮き立たせています。えっちです。
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背景を表示した上で、全体的な色味を調整していきます。
なんか色々やりましたが……スクリーンレイヤーやオーバーレイなどで全体の色の統一感を出したり、あとは人物の色をコピーして陰影レイヤーで重ねる、といったようなこともしましたね。今回は逆光絵なので、陰影を強調する方向性でアレンジしています。
そして髪に発光レイヤーで赤を強めに入れ、夕方の赤光を表現していきます。
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ちんこを描いていきます。
描きました。三分クッキングめいた手法で。
……ええ、お気づきになりましたか?
実はこのちんこ、色ラフのそのまま持ってきて貼り付けただけです。
いえ、手抜きとかではなくてその、思いのほか色ラフのヤツが出来よかったので。
どうやらちんこを描く時は厚塗り風がいいのかもしれませんね。新発見。
あとは、髪を透けさせたりと若干の手が加わっています。
ここまでくれば、後は一息です。
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背景描きました。
なかなか良い背景ですね。
実はこれ、割と一瞬で完成しました。フォトショの葉っぱブラシさんのおかげです。
これが背景はフォトショと言われるゆえんですね。こういう簡単な背景なら、無料のブラシを拾っておけば本当に一瞬で描けます。
葉っぱと枝を描けば、あとはテクスチャを重ねて情報量を増やし、木漏れ日を描き加え、最後にスクリーンレイヤーなどを重ねて夕方色に染めてやれば終了です。
ちなみに、実はここでおなかをかなり塗り替えています。
おへそ周りも肉の主張を強くして、締まった身体を目指しています。
腹筋も描こうかと思ったのですが、エデルガルトは別に腹筋キャラでもないのでそこまでする必要はないかな~、という感じですね。
おなかの塗りも奥が深いです。今度mignon先生のおなかの塗り方講座本(Amazonリンク)が出るので、買ってみようかなとか思っています。
そんな感じで、概ね完成! です。
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最後の仕上げです。
光の粒や輪を描き、なんか画面全体をキラキラした感じにします。映えます。
さらに汗を描き加え、湿度を増していきます。
えっちい絵には湿度が重要なので。
あとはギリギリ触れていない感じにちんこを移動させ、影も消します。
一枚目で焦らし、二枚目でタッチというストーリーですね。こういうストーリーって結構重要なんですよね。
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ここからは差分を描いていこうのコーナーです。
口とか目とか描いていきます。ちゃちゃっとやっていきますよ。
息やよだれも加えてえっち度アップ!
ちんこの先っちょをクリちゃんと接触させ、エデルガルトを感じさせていきます。
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最後の差分ですね。
口を開かせ、絶頂の表情。そして射精をクリちゃんに直撃させ、イカせちゃいます。
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さて、こんな感じで全ての絵を描き終えました。
とはいえ、これと完成品を比べると、「あれ、少し違うな……?」となると思います。
完成品はこちらですね。
実はここから先は、フォトショさんに大いにお世話になっています。
グロー効果をかけて光を強め、さらにゆがみツールで体型を少しいじっています。
具体的にはやや胸を大きくして頭を小さくし、さらに腰周りを少し細くしました。
フォトショのゆがみツールは本当にチートですね……。あれを使い出すと、写真なんて一切信じられなくなりますよ。
こういうインスタント(?)なツールって嫌う方もいらっしゃるかもですが、そういうツールの駆使も含めた上での絵心だと思っているので、私はバンバン使います。プロの方々のイラストでフォトショにお世話になってないのなんてほとんどないでしょうしね……。
最後に周辺へぼかしを入れて、完成です。
お疲れさまでした。また次作にて。