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■自分なりの話の考え方■

※主に中編ストーリーの考え方です

①設定から考える(例.人それぞれに総合点がついててランキング化されてる世界があったら面白いかなー)

②キャラから考える(例.こんな女教師がいたら可愛いかなー)

③ストーリーから考える(例.こんなクライマックスのシーンやりたいなー)

④題材から考える(例.竜騎士が題材の作品少ない気がするなー)

⑤テーマから考える(例.物事は視点によって全然印象変わるということを表現したいなー)

⑥冒頭から考える(例.こんな冒頭シーンだったら引き強いかなー)

だいたいこの6パターンが多いかなと思います。

どこから話を考え始めるかはそのときで変わりますが可能なら①~⑥全てを良い物にできることが理想です。

基本的に①~⑥のアイデアを微妙なものでもいいので思いついたときにメモしておいて書き溜めています。

単体では微妙なアイデアでも他のアイデアとくっつくことで僕の中のOKラインに到達することがままあります。

(むしろ単体のアイデアでOKラインに到達することのほうが少ない・・)

たとえばこんな設定の世界があったら面白いだろうなーと思っても良いオチが思いつかなければ描かなかったり。

(最初の引きだけ強くて後半尻すぼみになってしまうお話だとあまり描く気がしない)

なので一旦保留しておいて、別のアイデアとくっついてオチが思いつくのを待ちます。

そういう保留状態のものをなるべくたくさん用意しておくのがいいのかなと思ってます。

-以下6パターンについての詳細-

①設定から考える

最近はこれが一番多い気がします。理由としてはキャラやストーリーなどの他部分は後付けでも良くできる可能性がありますが、

設定などの発想部分は後付けでどうこうできるものではないからです。

斬新な設定を考えてそれをテーマに乗せてちゃんとしたオチまでもっていければだいたい自分なりに納得できるものになります。

(自分の中の王道パターン)

②キャラから考える

キャラから考えたものはだいたいあまり完結とかテーマなどにこだわらず気楽に描いてるものが多いです。

ただひたすらどういう風にすればそのキャラを魅力的に見せれるかを考えるだけなので、楽と言えば楽。

(でもこれもキャッチーな作品が作れるのでもう一つの王道パターン)

③ストーリーから考える

こんなクライマックスシーンがあったら見ている人の心を揺さぶれそうだなーという所から逆算的に話を作っていきます。

例えばPVなどはこのパターン多いと思います。

PVはかなり曲の盛り上がりとストーリーの盛り上がりを一致させることが重要になってくるので自然とこの手法が多くなりますね。

セリフが使えないのでキャラや世界観が深堀りしずらく、ストーリーで見せるしかないというのも大きな要因としてあると思います。

④題材から考える

基本的に他の人があまりやっていない題材は隙あらばやりたいです。目新しい題材というだけでとても強い引きになるので。

逆によくある題材を使うならここから考える必要は全くないと思います。

ただ、引きが強いだけで中身が伴うわけではないのであくまで別のアイデアとくっつくのを待つ材料でしかないです。

⑤テーマから考える

僕はなるべく作品のテーマをしっかり設定するように意識していますが別にテーマから先に考えているわけではなく

他の部分を考えている過程でテーマがはっきりしてくるという感じが多いです。(なので実際はここから考えることは少ない

テーマは僕の中で作品全体に一本筋を通してくれる焼き鳥の串のようなイメージですね(謎

ただ、こういうテーマを伝えたい!という方向から話を考えてみることもなくはないです。

⑥冒頭から考える

冒頭はかなり重要だと思います。冒頭が面白ければそれだけ入り口が広がるのでここから考える価値は充分にあると思います。

冒頭と設定はほとんどイコールかもしれませんが、

冒頭から考えるパターンはとにかく行き当たりばったりでその場その場の面白さを重視して話を作っていくライブ感の強い考え方です。

中盤あたりから終わりを意識し始めれば案外作品全体もまとまったものになってくれたりしますし意外とこの手法は使っています。

(あくまでちゃんとした終わりを迎えれそうなイメージのある作品のときだけですが)

あとはこういうジャンルの作品まだ描いたことないなーという自分の作品群からの消去法的な感じで話を考えたりすることもありますね。

色んな角度からアプローチすることで色んな種類の作品を作れたらいいなと思いますしそこがとても楽しかったりします。

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