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<瞳あり版>



<瞳なし版>

レジストコード:雪男星人(ALIEN VARDUCK)

身長3メートル/体重70キロ(推定)


絶対温度零度の凍れる惑星から地球に侵入していたとおぼしき異星人。

1972年、N県SZ0107地区の深山に伝わる雪男伝説を調べていた男女が遭難。奇跡的に帰還するも、男性の体温および全身の温度は異常に低く、その影は人間のものとは異なっていた。その後男性は雪男伝説に関する資料とともに失踪。

当時の地球防衛チームの隊員の報告によれば件の男性より異星人が分離。異星人本来の姿で冷凍ガスを撒き散らしT都SJ区一帯を凍結させ、首都機能に大打撃をあたえた。防衛チームはナパーム火炎輪攻撃によりこれを撃退。憑依されていた男性も凍結状態から回復した。

同時期に240年ぶりに地球に接近している絶対温度零度の惑星がT都上空接近時に突然消滅しているが、雪男星人との関係性は不明。


20XX年にT都KT地区にて2度目の出現が確認される。アイドルバンドのコンサートを襲撃し、口から吐き出す冷凍ガスでバンドメンバー5名とその観客7,500人をすべて凍結させるという甚大な被害を出す。会場に設置された防犯カメラには観客のひとりが星人の姿に変異する様子が記録されており、前回の出現時と同様に異星人が人間に憑依して地球に潜伏していたと思われる。


雪男星人が口から吐き出す「凍結噴射煙」は高濃度炭素圧縮瓦斯であり、マイナス234度の超低温を発生させ周囲の物を一瞬で凍らせる。

このガスは引張応力による延性破壊を超低温により引き起こし、音速並の速度で亀裂を伝播させ物質を破壊する。

しかし、人間などの炭素生命体に噴霧した場合には細胞表面で弾性変形を起こし気体から液体へ変化、一瞬で細胞の隅々にまでナノレベルで行き渡る不凍保存液となり、高分子が高い粘性を持つ会合体を形成することで細胞外からの氷核の流入を阻止し生命体の水分・塩分をマトリクス内に捕縛することにより、細胞内の氷晶形成を抑制する。

これにより身に着けている衣服や装身具などの固体物質は破壊されるが、生命体は細胞内氷晶の成長抑制作用が起き、生命活動の時間が凍結した状態で固定される。

つまり、生命体は−196度に近い温度で凍結を維持、融解・加温することで健康体として復帰する状態で保存される。

これは高分子化合物による細胞の凍結保護、細胞の長期保存技術の革命的な技術であるが細胞内氷晶の形成については凍結時におこる現象を正確に捉えることが難しいため、現在の地球の理化学では凍結保護効果が確認されることしか分からない。


地球に240年もの長期間潜伏していた理由、そしてその後半世紀近く経ってからの2度目の活動再開には謎が多い。同時期に複数の異星人が一斉に活動を開始している事から、異星人の間で何らかの示し合わせがあり、それに則って行動しているいう推測もされている。また、レジストコード:プラスチック怪人および発泡怪獣・冷凍星人、黒花星人がスクールアイドル活動をしている女学生を、石化魔獣が私立の音楽学校を襲撃した事件、ねこ舌星人が練習中のガールズバンドを襲った事件が短期間に集中して起こっている事から、異星人は地球の音楽、特に若い女性の歌声を標的にしているという言説もある。異星人は制限時間と目標人数の設定に基づき、特定条件にあてはまる地球人をハンティングして収集する遊猟、ゲームをしているのではないか、という警視庁未確認生命体関連事件特別合同捜査本部による仮説もあるが、現状異星人との対話によるコンタクトは取れていないため不明な部分も多い。

20230206歌姫全滅EP-PP


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Comments

Anonymous

paは、これで完成ですがねこれがEP5の部分に繋がるのですね日曜日に投稿珍しいですね。 普段は、月曜の深夜と木曜日の夕方だからがんばったなと感じました戦姫全滅を優先にしていいですから余裕があったらμ'sをお願いします。

stkyawn

コメントありがとうございます。PPは一応これで完成です。日曜の朝6時ぐらいまで描いていたのですが、月曜まで投稿を伸ばすとまたちょいちょい手を加えてしまうのでwそのまま日曜に投稿しました。 とまっている原稿をドンドコ仕上げられるよう頑張ります!