【SCPをざっくり紹介】SCP-073+制作裏話 (Pixiv Fanbox)
Content
本家
http://www.scp-wiki.net/scp-073
著者:Kain Pathos Crow
この作品はクリエイティブコモンズ 表示-継承3.0ライセンスの下に提供されています。
・おまけ
はい。今回はSCP-076”アベル”と何か関係のありそうな人でした。
ぼく的には完全にサイボーグじゃないかとにらんでいます。
で、日本人的には馴染みが薄いと思いますが、このカイン、おそらく
聖書「創世記」に登場したカインとアベルのカインではないかと言われてますね。
聖書のお話では、
アダムとイブの息子である兄貴のカイン(農家)と弟のアベル(羊飼い)が
神へのお供えをした時、神様は
カインの収穫物(たぶん野菜)に見向きもせずアベルのお供えした羊のみを貰いました。
カインご立腹。
アベルを殺してしまいます。(人類初の殺人)
最終的にその罪を問われ、カインは東の地へと追放されます。
その際神に
「お前はもう農耕のできない身体になるぜ!」
と言われました。
また、罪人として逆に暴力を振るわれたり
殺されたりするんじゃないかと恐れたカインに対し、
神は
「お前を殺した奴は7倍の報復を受けるようにするぜ!」
と言い、その証にカインの刻印を刻みました。
SCP-073の性質の
半径20m以内にいる植物は死滅する
↓
神の「お前はもう農耕のできない身体になるぜ!」宣言
額に刻まれたシンボル
↓
カインの刻印
SCP-076”アベル”を「知っている」と言った件
↓
聖書ではアベルは弟
共通点が多いですね。
SCP-076が死人として棺に入っているのも
聖書由来なのかもしれませんね。
ちなみにカインはヘブライ語で「鍛冶屋、鋳造者」という意味で
SCP-073の体の一部が金属でできているのもこれ由来っぽいですね。
・おまけのおまけ
小さいころの二人。
急ごしらえすぎて設定がいろいろ滅茶苦茶ですが、
漫画として成立しそうなくらい濃いですね。
はい。じゃあまた来週。