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 こんにちは、Act先輩です。


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今回の目次


 ・落書きに時間かけすぎた。ごめん。春花さまと日影さん描いた。


 ・イラストに関して色々気がついたことがあるのでメモ感覚で描いていく。


 ・今まで描いてきた日影さんを並べながら「Act先輩のこれまで」を振り返る。


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落書きに時間かけすぎました。猛省。



 閃乱カグラから春花さま日影さんを描きました。


 以前、「閃乱カグラはもう描かん」とか言いましたが、やっぱり好きなキャラだから描いちゃいました。この2人の組み合わせが好きです。


 春花さまの後ろにいるロボは、春花さまが使役する傀儡の

天邪くん(あまのじゃくん)」です。

この名前、公式サイトにも記載されてないレア情報です。

このロボに戦わせるのが春花さま。自分の代わりにこのロボが武器を使ったりパンチのラッシュをかましたり...


 もう完全にジョジョに影響されてるだろこのキャラ。

(ちなみに閃乱カグラには大道寺という学ラン学帽のムキムキ女もいます)

(さらに未来ちゃんというキャラのTシャツに「STAR PLATINUM」と書いてあります)




 本当はもうちょっと手早く描くはずだったのですが、描いているうちに色々と気がついたことがあったので、「もっと時間をかけよう!他にもなにか気がつくかも!」と思ってしまったのです。




 今回はその色々気がついたことをメモ感覚で記述していこうと思います。


今回の落書きはその気が付いたことを色々実践しながら描いたので、実践したことを1つずつ振り返るために今回描いた落書きを何度も貼ります

しつこいかもですが許して。


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まず1つ目。

 ・自分の絵はハイライトがうるさすぎた

です。


こちらを御覧ください。以前描いたアカネちゃんです。↓


 今までは、おっぱいのハイライトや、太もものハイライトなどを目立たせるため、ハイライトの下に赤みを塗り込んでいました。僕が今までお手本にしていたイラストレーターがこんな塗り方をしていたためです。


 ですが、改めて自分の絵を見てみると、「肌の質感がうるさいな」と感じています。または「ハイライトの主張が強すぎる」でしょうか。



 今回はハイライトの主張を抑えつつ、なおかつ存在感を無くさないようにいい塩梅を探しました。いかがでしょうか?




気が付いたこと2つ目

 ・「線幅修正」ツールで線画が崩れていた


この話をする前に、ベクターレイヤーについて説明します。


 ざっくり説明しますが、「線画専用のレイヤーで、引いた線を後から色々編集することができる」レイヤーです。


詳しくはこちら↓



 で、このベクターレイヤーに、「線幅修正」というツールがあります。


これは、引いた線の「太さ」を自由に編集できるツールです。↓


 これめっちゃ便利で、僕はこのツールをガンガン使っていました


輪郭線は太く、それより内側の線や、薄い生地の服とかの線は細くするために使っていました。




 ですが...このツールにはある弱点がありました。





それは、線幅修正をしまくると線がガタガタになる、というものです。


これはまん丸の円で実際にやってみるとすごくわかりやすいと思います。


こちらを御覧ください。↓

 左上の円は円形ツールを使って描いたものです。

で、右下にある円は、その円に線幅修正ツールを使った後のものです。


 拡大しました。



 ...わかりますか?


 ちょっと線がガタガタしてるというか、気持ち悪い線になっています

線画が崩れて微妙になめらかな円になっていませんよね。


 これは普通の円ですが、例えばおっぱいの輪郭線でこんなに線画が崩れていたら?

美しくない悲惨なおっぱいが出来上がってしまいますね。


 円で実践してみるとわかりやすいという話でしたが、この線がガタガタになる現象普通の線でも起こっていたみたいです。原因は不明です。


 厄介なのが、線が崩れているのがその場では分かりづらいこと

先程の円の例が「わかりやすい例」ですから、実際はもっと分かりづらいレベルで線画が崩れています

 そして完成したあとも、線画が崩れていることに気づかなかったり。


 1、2回ほど線幅修正したぐらいではほぼ崩れませんが、何十回も線幅修正をしていると線画がガタガタになるようです。





 僕は今までどうしても「自分の線画が好きになれなかった」のです。

以前、線をぼやかしていい気になっていましたが、やっぱり僕自身の「好きな絵柄」になっていませんでした。

 

 なぜなんだ...とぼんやり思っていましたが、原因はこの

線幅修正の乱用」ではないかなと思いました。



 今回は「線幅修正ツール」を使いすぎないように、少ない手数で線幅修正をしました。いかがでしょうか?


また、いつも線画をぼかしているのですが、今回はぼかしませんでした

これについては気がついたこと3つ目にてお話します。





気がついたこと3つ目。

・Act先輩の好きな絵柄は

    「とにかくシンプルに描く絵柄」


 これは以前の投稿でも言いましたが、「シンプルな塗り」のほうが僕は興奮するみたいです。

 そして、そのシンプルな塗りには「太めの線画で、太さが途中から急に変わったりしないシンプルな線画」でないとマッチしないことに気が付きました。


これも以前言いましたが、シンプルな塗りとは、影をぼかさないとか、ハイライトもちょこっと置くだけ、みたいな感じ。変にリアルにする必要が全くない塗り方です。

いわゆるアニメ塗りというやつです。

 ぼかさないのでぱきっとした感じのイラストになります。



 で、シンプルな線画とは?という話ですが。


説明が難しいのですが、今まで僕は1本の線画を細くしたり太くしたりしていました。しかし、そのような線画は「シンプルな塗りのぱきっとした感じのイラスト」には不向きなようでした。


 そこで、今回の落書きではなるべく「1本の線画を同じ太さでキープ」することを意識しました。




 今までは場所によって線を急に細くしていたりしていました。

先程の「線幅修正すると線画が崩れる」話もそうなんですが、単純にバランスがよくなくなってしまっていたのです。↓



 今回の落書きは、↓


 分かりづらいですが、例えば太めの線はほぼずっと同じ太さでキープされていると思います。 急に細くなったりとかしていないですよね?。

 さっきのスイレンママの線画と比べるとなんとなく統一感がありませんか?





気がついたこと4つ目

・顔を描く手順が間違っていた


 これはこの動画で気が付きました。



 いつも頭部のシルエットを描いてからいきなり頬の輪郭を描いていました。


今回の落書きでは、この動画の通りに描いてみました。

特に緑髪の日影さんの顔のパーツの位置が完璧じゃないかと思っています。




 気が付いたことは以上です。


現在進めているCG集の絵柄を変えるわけにはいかないのでこのまま行きますが、CG集が終わったら軌道修正していきたいですね。早く終わらせたい...



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振り返り。


 さて、また久しぶりに日影さんを描きました。

今回の日影さんはかなり自信があります。


 そこで、今まで描いてきた日影さんを並べながら

Act先輩のイラスト練習の様子を

振り返ってみようと思います。




まず、残っている中で一番古い日影さん。

投稿日は2020年3月20日です。



本屋さんでバイトする日影さん。


 ...いやもう下手すぎて恥ずかしいです。

でも背景の本棚よく頑張ったなあ―と思います。


この頃はまだクリップスタジオではなく、メディバンペイントというフリーソフトでイラストを描いていました。ベクターレイヤーの存在すら知らなかったですね。





次。投稿日は2020年5月1日



 懐かしいですね。初めて描いた漫画のデータはなくしてしまいましたが...

この頃から漫画にチャレンジしていたようです。

線画がヨレヨレで汚いですね。塗りも適当にべちゃべちゃ塗ってます。





次。投稿日は2020年7月19日

 

 ちょっとだけポージングがうまくなりました。このおっぱい良い感じ。

ただ顔のパーツの位置がまだダメですね。目と目が近い。


 ちなみにこの表情、原作のゲームで日影さんのおっぱいをお触りするとこんな表情になるんですよ。ストーリーでは一切見せない表情なので割とレアだったり。





次。投稿日は2020年8月11日



 やはり線画がまだ稚拙です。線画の太さに関する知識も

人体構造のの知識もまだ無い頃です。

あと顔のパーツの位置もまだまだ。でも逆光表現は頑張ってますね。

手術室っぽい感じはちゃんと出ていると思います。





次。投稿日は2020年9月9日



 9月9日は日影さんの誕生日ということでその記念イラストです。

これは今見てもよく描けたイラストだなと思います。

背景をよく描き込んだ結果かなりまとまりがあります。

 ちなみにこの頃の影の塗り方が、今回の落書きと近いです

やはりこの描き方が僕好みなんだなあと思いました。




次。ちょっと日にちが飛びます。

投稿日は2021年2月12日です。



 金髪の子(葛城さん)の足部分の装飾がちょっと適当ですね。難しかった記憶があります。

 あと確か、この頃はクリップスタジオのパース定規というツールを覚えて使い始めた時期だと思います。背景がいい感じに描けていると思います。





次。投稿日は2021年5月12日です。



 この頃から人体構造の勉強を本格的に始めた気がします。

...今見てみたら少し胴が長いかなと思いましたが許容範囲。

そこそこ良い体型を描けていると思います。

が、まだ筋肉の勉強が足りていませんね。

あと線画がかなり細い。この頃から線画の太さについて迷走し始めます。




次。また日にちが飛びます。

投稿日は2022年1月22日です。



 いよいよLive2Dに手を出した時期です。今見てもおっぱいの揺れ方が素晴らしい。自慢ポイントです。


 それはさておき、イラストの方は...

影がくっきり塗られています。比較的シンプルな塗り。

やはりこの塗りの方がいい感じ。なんですが...


線画が細すぎる

このように、くっきりした塗りに細い線画を使ってしまうと

バランスが悪くなってしまうようです。




次。投稿日は2022年2月10日



 線画を太くして、さらにぼかしてみました

この頃は「いいじゃん!」と思いましたが、今見てみると「うるせえな」と思ってしまいました。線画の主張が強すぎてもダメみたいです。


 またハイライトの主張も強い。なんというか「こうしたほうがエロいでしょ⁉」と言いながらグイグイ来る感じがしました。鬱陶しい感じ。




そして...今日の落書きです。



 今までの失敗をもとに何度も何度も何度も何度も試行錯誤し、右往左往しまくった結果、今のところこんな感じに落ち着きました。


 個人的に今回の日影さんが最高傑作だと思います。


なんというか...今まで「素人の落書き」だったのが、ようやく「イラスト」と呼べるような完成度になってきたんじゃないかなと思っています。


 ここまで2年かかりました...



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 今までも、イラストの練習のために「仮説を立てて検証し、分析して反省」というPDCAサイクルをずっと続けてきました。


 今後もずっと分析と検証の繰り返しです。今回の落書きから「いい感じの答え」がまた見えてきましたが、今後の分析でまた意見が変わる可能性があります。


今後もイラストの成長のため、色々試していきたいと思います。




 さて、CG集作業に戻ります。ありがとうございました。



以上、Act先輩でした。

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