Home Artists Posts Import Register

Content

※自分用に書いたため、誤字脱字や読みづらい箇所があると思います。

あらかじめご了承下さい。


とある相撲部屋を模した特異点。

直径10m程度ある土俵を中心に、一辺が20mある正方形に作られた木造の稽古場。

室内には数人の超肥満の力士…ではなく、力士型のからくり人形がおり、土俵上で待ち構える自分たちと同じくらい肥えた女力士に向かい、次から次へと相撲を取っていた。


「ふぅ〜、次ぃ!じゃんじゃん来ーい!」


女力士こと、玉藻の前は目が覚めるとこの相撲部屋にいた。

当初は脱出の術を探していたが、一向に解決の糸口が見つからなかったことから、土俵に置かれていた「相撲をとれ」と書かれた置き手紙に従い、からくり人形たちとひたすら相撲を取り合った。

休憩の合間を使い、からくり人形たちは半ば強制的に玉藻の髪を髷に束ね、衣類を没収し彼女のイメージカラーである青いふんどしを穿かせた。

最初こそご立腹気味だった玉藻だが、やむなしといった様子で慣れていくことにした。

食事も提供されるのだが、内容も量も力士向けである上謎の魔術が施されていたため、みるみるうちに体は脂肪を蓄えていった。


相撲、食事、睡眠…これを繰り返していった結果…


「んぶぅ〜…、さすがにここまで太っちゃうと、褌は掴みづらくなっちゃいますよね〜」


最後の1人を投げ飛ばし、汗を拭きながら土俵に立ち尽くす玉藻。

ぶっくり膨らんだ頬と一体化した首は、二重顎を形成。丸顔…というより餅のような顔となっていた。

腕は指先までぷくぷくと太くなり、細かな作業は困難であるのが伺える。

胸はより豊満になったものの、あまりの大きさと重さで、膝を隠すほどにせり出た二段腹の上で左右に垂れ広がっていた。

脚周りにもみっちり脂肪が付き、特に尻は胸と同等に実り、谷間に褌を食い込ませていた。

動くたびドプン…ドプン…と揺れ動く脂肪まみれの体はおおよそ700kgを超えていた。

そんな体となったにも関わらず、鈍重ながらも玉藻は難なく体を動かしているのだから、サーヴァントとは凄いものである。


そんな彼女をさらに追い詰めるのか、はたまた健闘を讃えに来たのか、大量の料理担いだからくり人形たちが稽古場に入ってきた。


「うわぉっ!?ちょっとちょっと、まだお食事の時間には早すぎますよ〜」


制止する玉藻を無視して、からくり人形たちはどんどん料理を運び込んできた。

玄米ご飯、唐揚げ、ロースカツにグリルチキン…などなど大皿いっぱいに盛られ、スライスされた野菜も鍋いっぱいに詰まっていた。

高カロリー料理の大群を玉藻の前に陳列し終え、からくり人形たちは「さあ食べろ」と言わんばかりに立ち尽くした。


「んもぅ、食べます。食べますよ!」


膨らんだ頬をぷっくりさせながら、テディベアのように座り込む玉藻。

数体のからくり人形が近づき、丼茶碗いっぱいに盛ったご飯と箸を手渡し、唐揚げと牛肉が盛られた大皿を抱え、玉藻が取りやすい位置に近づけて来た。


「いつもご親切にどうも。ではでは…いっただきまーす!」


元気よく、食事を始めた玉藻は次から次へと休むことなく、出された食事を頬張り食べていった。

最初はご飯、おかず、ご飯、おかず…この繰り返しで食べていっていたが、やがて即席の丼を作ってまとめて食べ始めた。

詰め込まれた胃で腹はみるみるうちに膨れ上がり、玉藻は苦しげな表情を浮かべながらも、箸を止めずに食べ続けた。


「あもっ、んむっ、んぶっ、がふっ、んもぐもぐもぐ…うぶぅ、面倒なのでこの大皿にご飯とかまとめて盛ってくださいな」


なんと、先ほどまでトンカツが盛られていた大皿にご飯とおかずを注いで欲しいと言い出した玉藻。からくり人形たちは驚きもせずにテキパキと指示に従って、注いだご飯の上に唐揚げなどを乗せた巨大丼を作り上げ、玉藻に手渡した。

受け取るなり、玉藻は顔を埋める勢いで丼を掻き込んでいった。


「んぶぅ…おがわり!」


「ぐっぷぅ…ん、おが…わり!」


「ゲェェェェッブ!ん…んぶっ、おがわり!」


翌朝…


ズシン…ズシン…ズシン…


「んぶぅ…んふぅ…はふぅ…重だいです〜」


鈍重な足音を鳴り響かせながら、稽古場へと続く、廊下を歩く玉藻。

その体はより脂肪を蓄え、肉塊と言うに相応しいほどに肥え太っていた。

餅のような顔は頬が膨れ、三重顎を形成したことからさらに大きくなり、振り袖のように太くなった二の腕で腕は降ろしきれなくなっていたが、まだしっかり動かせる範囲で動かせていた。

より実った胸は、床にべったり着き引こずられながら進む3段腹の上でより左右に垂れ広がり乗っかっていた。

当然、脚周りも肉付いており、尻はお腹同様に床に着き引こずられていた。


そんな体を遅いながらも自力で歩ませる玉藻。


「んむぅ〜!ぶふぅあ!づいだ〜!」


野太くなってきた声で叫ぶ玉藻。

そんな彼女を待ち構えていたと言わんばかりに、彼女と同等に肥大化したからくり人形たちが一斉に彼女の方を向く。

手早く痩せていたからくり人形たちが玉藻に褌を穿かせていく。

穿かせ終わると同時に土俵に上がった玉藻は、続くように上がってきたからくり人形と腹を押し合わせる。


「んふふっ、さでさで…今日からは腹相撲と洒落込みましょうかねぇ?」



Comments

ガレイン

立派に太り過ぎな良妻狐の稽古や食事風景など良いですね〜 帰還する頃には………

Akatuki696

ありがとうございます〜😄 立派な肉塊力士になっていそう…