Step4. オリジナルのシーンを作る (Pixiv Fanbox)
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英語版はこちら: https://tsumayoji.fanbox.cc/posts/3804978
English version is here : https://tsumayoji.fanbox.cc/posts/3804978
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ヒロインと敵を使ってオリジナルのシーンを作ってみましょう!😆
だいぶ長いので覚悟ください😱
1.どんなシーンにするか考える
使えるヒロイン1人と、使える敵が石男、石女です。
うむむ🤔
...
仰向けに倒れているところで、お腹を踏みつけられるシーンにしてみましょう🥰
私が好きなので、ヒロインの表情は苦しみながらも敵を睨みつける感じにします💖
もし作りたいシーンがあるなら、適宜読み替えながら作ってみてください✨
先に出来上がりを示すとこんな感じです。
それでは作っていきましょう😊
2.必要なアイテムをロードする
まずは使うアイテムをロードします。
地面と山をロードして、
そして、ヒロインをロードします(好きなヒロインを使ってね✨)
3.ヒロインのポーズを組む
まずはヒロインのポーズをリセットしましょう。
[Ultra Wendy] を選択した状態で [My library -> tsumayoji -> FreeHeroin -> Poses -> FullBody] にある [0_Zero] をダブルクリックします。
※ちなみに[FullBody] の下にある[flying]、[laying]、[sitting]、[standing] は過去に私が配布したポーズセットの一部です。イメージに近いポーズがあるならそれを適用して微調整する方が、一から作るよりもはるかに速いのでオススメです。
今回はポーズをつける方法を解説するために一から作っていきます。
さて、ヒロインのポーズを組んでいきましょう。
ポーズをつけるポイントは、
・一番先に「お尻、骨盤」(Hip, Pelvis) の角度を調整する
・次に地面と接している部分を調整する
です。
ポーズをつける際、立っている時は
1.お尻、骨盤 (Hip, Pelvis)
2.足 (Legs)
3.胴体 (Abdomen, Chest)
4.腕、手、頭 (Arms, Hands, Head)
という順番でポーズをつけていくことをオススメします。
寝ころんでいる時は
1.お尻、骨盤 (Hip, Pelvis)
2.胴体 (Abdomen, Chest)
3.足、腕、手、頭 (Legs, Arms, Hands, Head)
という順番がオススメです。
一番最初に「お尻、骨盤」を動かすのは、それを動かすことによって「胴体」も「足」も位置が動いてしまうから、です。
もちろん最初から一発で決まることはないので、後で調整しなおしますが、大雑把なポーズを決めてしまうと作りやすくなります。
では、「1.お尻、骨盤」を調整していきましょう。
目標のポーズでは横になっているので [Ultra Wendy -> Hip] の [X Rotate] を [-110.00]にします。
お腹を踏まれてちょっと「くの字」っぽくなってるイメージなので真横の [-90.00] よりも深く傾けています😉
そのままお尻が地面につくように下に下げてみましょう。
同じく[Ultra Wendy -> Hip] の [Y Translate] を 地面にちょっとめり込むぐらいの [-96.66] にしました。
胴体が地面にめり込んでしまっているので起こします🤣
[Ultra Wendy -> Hip -> Pelvis] を選択して 右下の [Parameters] タブから [Pose Controls -> Torso] にある [Waist Bend] を調整して体を起こします。
腰のラインがある程度まっすぐになるよう [42.3%] に設定しました。
なんだか腰のラインをまっすぐにしたら上体が浮いてしまったので、再度 [Hip] の [X Rotate] と [Y Translate] で地面につくよう調整します。
結果
[X Rotate] = [-115.12]
[Y Translate] = [-98.16]
次は足!
画面上部にある [Universal Tool] を選択して足のかかとのあたりをぐぐ~っとマウスで引っ張って(ドラッグして)みましょう。
カメラを回しながらある程度、足のポーズを決めます。
カメラを回して足を動かす、ということを繰り返します。
ちょっと内股にしてみましょう。
これはマウスだけだと難しいのでダイヤルで調整します。
右足の太ももを選択し、[Side-Side] を少しプラスの方向に、[Twist] も少しプラスの方向に動かします。
また左足の太ももも同じように [Side-Side] と [Twist] を調整、またマウスでぐぐ~っと動かしてイイ具合の内股になるよう調整しました😉
ついでにつま先をピーンとさせてみましょう🥰
左足のかかとを選択して [Bend] をプラス方向に動かします。
ピーンとしました✨
右足のかかとも少し伸ばして今はこんな感じ。
次は顔を作っていきましょう。
表情が入るとグッとやる気ができます🤤
表情はあらかじめ準備してあるやつを使います。
[Ultra Wendy] を選択した状態で [My Library -> tsumayoji -> FreeHeroine -> Poses -> Face] にある好きな表情を適用しましょう。
私は [5_Pain3] を適用してみました。
顔をちょっと傾けます。
顔をクリックして選択し、[Pose Controls -> Neck] にある [Neck-Head Bend]、[Neck-Head Side-Side]、[Neck-Head Twist] をそれぞれ調整していい感じに苦痛を感じているようにポージングします🤣
※顔の [Pose Controls -> Head] のほうで表情を色々微調整できます。探求者の方はチャレンジしてみましょう😉
さて、ヒロインの手は敵の踏みつけている足に触れていたいのでここで敵のポーズにいったん移ります。
いったん [Ctrl + S] キーを押してシーンを保存しておきましょう。
せっかく作ったポーズが消えてしまうと泣けます。
4.敵のポーズを組む
まずは敵となる石男をロードします。
[My Library -> tsumayoji -> FreeHeroine -> Enemies] にある [Stone_Man] をダブルクリックします。
石男を踏みつけやすそうな位置に移動させます。
[Stone Man] を選択して以下のように変更しました。
[XTranslate] = [-16.47]
[Z Translate] = [9.63]
[Y Rotate] = [131.67]
「1.お尻、骨盤」は今回はそのままでよさそうな気がします。
「2.足」のポーズを作っていきましょう。
地面についてるほうの左足から調整します。
バランスを崩して倒れないような位置に左足を置きます。
ヒロインの時と同じようにマウスでかかとをぐぐ~っと動かします。
横からも確認。
かかとが地面と水平ではないので左かかとを選択して、[Bend] で調整します。
足が地面につかない時は [Stone Man] か [Stone Man -> Hip] の [Y Translate] で調整します。
地面にしっかりと足がついたら、今度は右足をヒロインのおなかに乗せましょう😊
マウスでぐぐ~っと移動させて、かかとを選択して[Bend]で調整して、、、
後ろから見ると何だかバランスが悪いですね。
太もも選択して角度等を調整してみましょう。
今度はつま先がめり込んでいたので角度を調整します😥
踏めました😐
上半身を作ります。
まずは胴体。無表情にヒロインを見下ろす感じにします。
[Stone Man] の [Pelvis] を選択して、[Pose Controls -> Torso] から [Waist Bend]、[Waist Side-Side]、[Waist Twist] をイイ具合に調整します。
次はヒロインを見るような感じに頭を動かします。
頭をクリックして選択し、[Pose Controls -> Neck] にある [Neck-Head Bend]、[Neck-Head Side-Side]、[Neck-Head Twist] をそれぞれ調整してヒロインのほうに顔を向けさせます。
腕のポーズを作ります。
特に役割ないのでダラッと垂れ下げておきましょう😊
腕のポーズ作りは少し手順が増えます。
まずは肩をクリックしてピンのマークをクリック。
そして [Pin Translation] をクリックします。
こうすることで足と同じように手もマウスでぐい~っと動かせるようになります。
右肩も同じようにピン止めして、ぐい~っと腕を動かします。
手がピーンとしているので、リラックスした手のポーズにしましょう。
[Stone Man] を選択した状態で [My Library -> tsumayoji -> FreeHeroine -> Poses -> Hand] にある [1_Relax_L] と [1_Relax_R] をダブルクリックしましょう。
ヒロイン用に作った手のポーズですが、だいたいどのフィギュアでも適用できます😉
これで敵側のポーズが完成しました。
最後にピンは外しておきましょう。肩をピン止めした状態で体を動かしたりするとポーズが崩れてしまいます。
敵の石男の適当なパーツを選択して、ピンをクリックし [Unpin All] を選択するとすべてのピンが外れます。
さぁ、長くなりましたが、ヒロインの手を添えれば出来上がりそうです!
[Ctrl + S] でシーンの上書き保存をしておきましょう。
ここまでの作業が無になると泣けます!
※[Ctrl + Shift + S] で別名で保存です。こちらもよく使います。
5.ヒロインの手を添える
ヒロインの手の動かし方は先ほどと同じです。
肩をクリックして、ピン止めし、腕を動かします。
左右の肩をピン止めし、手を動かして敵の足付近まで移動させました。
太いものをつかむ手のポーズも準備してあるのでそれを適用しましょう。
[Ultra Wendy] を選択した状態で [My Library -> tsumayoji -> FreeHeroine -> Poses -> Hand] の中の [6_Grab_Flat_L] と [6_Grab_Flat_R] を適用します。
ここからは気合です😭
敵の足に沿うようにヒロインの手を移動させます。
マウスでの手の移動、前腕の[Twist]、 手の [Bend] [Side-Side] [Twist] などを活用していい感じの位置に移動させましょう。
こういう時は、「手」を選択して右上にある「Frame / Aim」ボタンを押すと、選択したものを中心にしてカメラがぐるぐると回ってくれるので便利です。
手のひらがイイ感じの位置にいったら後は指の微調整です。
指を動かす方法は2種類で一つは手の [Pose Controls] を利用する方法。
もう一つは指の関節一つずつを微調整する方法です。
だいたいは前者で何とかなりますが、こだわりたい場合は後者の操作も必要になります。
気合で沿わせました😭
何とか両手を沿わせました。
こういう面倒な作業の場合、最終的な画像に写らない場所なら適当に位置だけ合わせておくだけというのもアリです。
私の作った画像でも、写ってないところで足が地面にめり込んでたり、角度的には当たったように見えるけど実は当たってないパンチがあったりします。
制作者の葛藤です🤣
気合を入れた作業の後は [Ctrl + S] でシーンを上書き保存することをお忘れなく!
6.ポーズの微調整をする
これまでの作業で大まかなポーズは完成しました。
気になるところを直していきます。
まずはヒロインが敵のほうを見ていないのでヒロインの目の位置を修正します。
ついでに表情も修正しました🤣
ヒロインの顔を選択し、[Pose Controls -> Head -> Eyes] を選択します。
そして以下のようにパラメータを修正しました。
[Eyelids Lower Up-Down] (一番上のやつ) = [100.0%]
[Eyes Closed Left] = [46.5%]
[Eyes Closed Right] = [23.3%]
[Eyes Side-Side] = [100.0%] (あとで80.0%にしました。)
あとは、踏みつけられて少し時間がたってるイメージなので、ヒロインの足がいつまでも浮いてるのはおかしい。
ということで足を地面におろします。
ポーズが完成しました!
祝福を上げると同時に [Ctrl + S] でシーンを上書き保存しましょう!
7.レンダリングの設定をする
さぁシーンの仕上げの作業です。
光の当たり方等を調整してヒロインを可愛く仕上げていきましょう。
まずはオススメのレンダリング設定を適用しておきます。
[My Library -> tsumayoji -> FreeHeroine -> RenderSettings] にある [Normal] をダブルクリックしておきましょう。
その後 [Ctrl + S] で上書き保存をしてから iray プレビューをします。
特にirayプレビューをするとDAZ Studioが落ちる場合があるのでシーンはこまめに保存してください!
irayプレビューができたら [FreeHeroine -> HDRI] から光の具合を選んでみましょう✨
オススメは [00_Default]、[02_Sunny1]、[06_Smooth1]、[07_Sunset7] あたりでしょうか。
今回は日中ということで [02_Sunny1] を選んでみました。
と思ったら、あらら、敵の影がヒロインにかぶってしまいました。
太陽の位置を動かしてヒロインの顔がよく見えるところを探します。
[RenderSettings] タブの [Environment] から [Dome Rotation] を変えてイイ感じの位置を探します。結果的に [20.00] となりました。
これで1つのシーンの完成です。
おめでとうございます!まずは [Ctrl + S] でシーンを上書き保存しましょう!
8.出来上がった後のお楽しみ
カメラをぐるぐる動かしてイイ視点を見つけたらカメラを設置!
お気に入りのシーンならなんぼでもカメラ置けてしまいますね😆
カメラをたくさん置いたら、[Ctrl + S] で上書き保存です!
そんでもってレンダリングしていきましょう!
いいですねぇ🥰
9.差分を作る
うむむ、、、もうちょっと遊びたくなってきた、、、!
カラータイマーを赤にしよう!
Ultra Wendy は石男1人に負けるほど弱くないぞ!敵を増やそう!
ピンチなので踏みつけられて苦しそうな表情で!
と思ったので別名でシーンを保存して差分を作ってみます。
カラータイマーの色を変えるのは Step2 でやりました!
敵を増やすのは、新しく敵をロードしてポーズさせればOK。
苦しそうな表情も準備してあるので適用すればOK。
ということでこんな感じになりました。
1vs5では勝てないのも仕方ないですね🥰
彼女の運命やいかに、、、
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ということで、私は普段このようにして画像を作っています。
いかがだったでしょうか😮
このチュートリアルが何かの助けになれば幸いです。
わからないことがあれば聞いてください😊
それではよきDAZ Studioライフ、ヒロピンライフをお送りください。
長いチュートリアル完走、お疲れさまでした!😆✨