シルエットを線画へ変換するオートアクション (Pixiv Fanbox)
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下の記事でエスキースの作り方を解説しました。
記事の最後に「エスキースに色を付ける」作業に触れながら端折っていたので改めて解説します。
エスキースで作ったシルエットをカラーラフに使う線画へ変換するオートアクションを紹介します。
エスキース制の描き方(2024年1月更新版)
〇テンプレートの準備 以前の記事で配布したテンプレートを使用します。 〇使うブラシ設定について 筆圧感知は人によって異なるため、ブラシサイズやインク濃度の筆圧調整は使いやすくなるように調整してみてください。 ブラシ先端形状もこの形でないといけないわけではないので、好きな形に変えてみてください。 〇エス...
(上の記事ではテンプレートや使用ブラシの紹介もやっているので、未読の方は目を通してからこの記事をご覧になることをお勧めします。)
①エスキース
前回記事で制作したエスキース
全体が灰色で塗りつぶされていて線画部分が濃い灰色になっています。
②色付け用線画
下のオートアクションを使って線画部分を抽出します。
オートアクションの追加方法はこちらをご覧ください。
▼オートアクションの使用
▼オートアクション使用後のイメージ
▼オートアクション使用後の調整
③色付けイメージ
▼色を付けるときのレイヤーについて
オートアクション適用後に生成される白く塗りつぶされたレイヤー(ベースレイヤー)に色を乗せていきます。
色をのせる作業時には過去に配布した色分け用ベクターレイヤー 制作オートアクションを使用すると便利です。
④微調整して完成
線に色を入れたり、形状を調整したら完成です。
あくまでも絵を描く前段階なので、必ずしも微調整を行う必要はありません。全体の色合いが確認できればOKです。
▼色付き大ラフサンプルデータ
■まとめ
今回は大ラフに色を乗せるためのオートアクションを紹介しました。
イラストを描き始める前に色ラフを作るのはかなり有用なのですが、それなりに手間がかかるので、なるべく手間を省略できるオートアクションを考案しました。
このオートアクションによって色ラフ工程が少しでも楽しく感じてもらえると嬉しいです。
この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました!